おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め 日本出稼ぎ日記

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しなを作る
2007年10月03日 (水)
今日のスペイン語は「しなを作る」にしようと思って和西辞典を調べたら・・・coquetearという単語がでてきた。

知ってる単語だ・・・しかも、かつて流行った単語であった。

日記に書いたので調べてみたらやっぱりあった。

2004年7月31日の日記

二代目トモキート画のおいらの顔・・・久しぶりにみたわ。懐かしすぎる。

それにしても、「しなを作る」がcoquetearとは・・・うむ〜そうなのか・・・。

coquetearを西和辞典で調べると・・・

【coquetear】(動)(自)
1.(〜がお互いに)いちゃつく、ふざける(〜と:con)
2.(女性が)こびを売る(見せる)
3.恋をもてあそぶ
4.(一般に)もてあそぶ(〜をcon)、手を出す(〜に:con)

つまり、「しなを作る」=こびを売る行為ということになってしまうということなのか?スペインでは。

って、スペインでしな作る人みたことないんだけど。

前々からずっと気になっていたのだが、しなを作る女性と、しなを作らない女性というのはどこが分岐点なのだろう?生き抜く知恵として身につくものなのだろうか?それとも、ある日突然「あ、あたししな作る!」と思い定めて作るものなのだろうか?はたまた、先天的なものなのだろうか?

出石積み場の途中でも、しなを作って歩く人とそうじゃない人がいる。どちらかというと大柄な人はしなは作らず、細すぎるくらいの人がしなを作る。えくぼの有無のように、細いと勝手にしなができてしまうのかと思いきや、細くてもしなができない、または作らない人もいる。

「女性らしさ」=しなを作る・・・みたいな線から考えたけど、スペイン語の辞書で調べた感じだとそうとも思えなくなってきた。

IKKO(だっけか?)とかおすぎとかピーコとか、男が女になる場合はたいていしなを作る。そのしなで「あ〜なるほど・・・そういうことか・・・」とわかるくらいだ。だから、女性らしさ=しなを作るともいえなくもない気がするが、ベタと言えばベタだ。

って、推論もできてないうちから書くと大変だわ。うん。どこに行くのだこの日記。

身近な例で考えてみたが、おいらの周りでしなを作るのはお嬢しかいない。あとは、どちらかというと「しななんか作るか、ぼけ〜!」というタイプが多い。お嬢にしても、あれは「しな」というよりも、タコがクネクネしているようにも見えるし・・・。

結局のところ、「しな」ってなんなんだ?なんのためにあるんだ?実際、しなで男に媚びを売ることができるのか?ひっかかるタイプがいるのか?

バビロニアの地下街を歩きながら、ふとそんなことを考えた。正直、あの歩き方やしぐさ・・・ちょっとうざい。

あ、でも滝川クリステルのしなは好きだ。大好きだ。

あ・・・おいらもしやひっかかってるのか?そうやん。

うぬ〜。

石積み。

水面下で行われていたと思われた、ローマとコンスタンティノープルの内乱が、イエローサブマリンのごとく、浮上した。

誰とも接点がないのに、中間管理職のようなストレスがたまる。ちょっと洒落にならなくなってきた。あまりに続くようだったら、本当にどちらかの石積みだけにして欲しいと言ってしまいそうだ。

今日はローマで定例のミーティングをしたが、その際、ローマの将軍が、初めてコンスタンティノープルを「敵」といった。確かに聞いた。「敵は何をやろうとしてるんだ?」と。enemigoだ、enemigo。

そして、その場の勢いで、コンスタンティノープルの将軍・・・つまり、おいらの上司に電話をかけ、穏やかな口調で、要求を並び立てていた。

それこそ、しなを作りながらの電話ではあったが、要求の内容としては「こちらがもともと許可を得て雇った。状況的にそちらに渡したが、権利はこっちにある。だから、(おいらの)石積み時間の半分はせめてよこせ。」というもの。

「まぁ、ヨモツシコメ君がいわれても困るわよね〜」とかいいながら、ローマの将軍の目は笑っていなかった。すぐ側に、おじゃる丸とハニャ子がおいらの同盟国のような、永世中立国のような曖昧なポジションで侍っており、一応助けてはくれたが、もう、おいらとしてはなんといっていいものやら・・・。

ローマの将軍は、今回は話が通しやすいおいらの上司(コンスタンティノープルの将軍)に電話をしたが、戦う相手はコンスタンティノープルの大将軍・・・つまり社長なので、上司は何も言えない。決められない。だから、結局、水面をざわつかせて、さらにはおいらにムーチョ エストレスを感じさせるだけ感じさせて、宙ぶらりんのまま、また水面下に潜っていった。

今日の一時間のミーティングは始めから終わりまで、ず〜っとそんな感じで、まったくミーティングの様相を呈していなかった。

日頃から口数が多すぎて、自分の首を絞めているおいらだが、しばらくローマの石は積ませないというコンスタンティノープルからの指令書があったにもかかわらず、「あそこをこ〜したほうがいい、そこはあ〜したほうがいい」などと、火に油を注ぐようなことをしてしまったのもあり、多少後悔している。

ということで、今日からおいらはロボットになる。石積みロボット。Yo,Robotだ。

もう余計なことは言わない。口も開かん。椅子に座って、届けられた指令書だけの石を積む。自分からメールで提案とかもしない。電話が来てもはぐらかす。感情は押し殺す。会話が無くて寂しいとかも思わん。

そう心に決めた。

「有給100%消化できる石積み場をそう簡単にやめてなるものか!」をスローガンに粘ってやる。

一度でいいから、石積み場やめないでスペイン行くというのをやってみたいから・・・。


終わろうと思ったけど、いま気づいた。

スペイン語に固執しすぎだ。そもそも、日本でも「しなを作る」=媚びを売るという意味なんだろう。だから、あの動きを「しなを作る」という表現を使った時点で、おいらがそう見てるということなのだろう。ただ、あの動きを、他にどう日本語でいっていいのかわからない。「くねくねする」とか言えばいいのか?って、呼び方なんかどうでもいい。あの動きが、いったいいつ頃から、どういう発想で産まれるものなのか、おいらは知りたい。予想では25才前後から芽生えると思うのだが・・・今日日では、小学生とかもしなを作りそうで怖い。あ〜本当に怖い。

追記
テレビでやっていたNG大賞みたいな番組で、「歌姫」というドラマが紹介されていて、それにはあの風吹ジュンがでていた。彼女の話す方言があまりにかわいかったので、調べたら、舞台は土佐であった・・・。語尾が「ちゅ〜」とか、途中に「ちょ」みたいなのが入る。う〜ん・・・いい響きだ。恍惚としてしまう。ただ、これをいうと、どこぞのハワイアンが雄叫びを上げそうだ。「なにをいまさらっ!」と。

諸々
2007年10月02日 (火)
あったよ。「謎の人」が一語で。辞書にでてるだけで、実際に使うかしらないけど、新聞とか小説とかだったら使われそうだ。

esfinge(名):1.(昆)スズメガ 2.謎の人

Esfingeと頭を大文字にすると、なんと固有名詞でスフィンクスになる。

なんか、自分の日記が役立ち始めているじゃないでぃすか。悪くない。

特に書くことがないので、諸々。

部屋を掃除していたら、かりんとうが机の上に置いてあった。しばらく悩んだが、怖いのでなかったことにした。滋賀前にはなかった気がするのだが・・・。

昨日の日記で書き忘れたが、10月からクールビズが終わり、完全武装になった。スーツとネクタイ。スーツはTraje。ネクタイはcorbata。縁遠い単語なはずなのに、まだ覚えてる・・・ふふふ。

石積み場の雰囲気的に致し方ない気もするのだが、やはりネクタイしたまま石を積むのはつらい。息苦しい。だもんで、思い切り山岡さん(1巻の時代の)状態で石を積む。いつか「ヨモツシコメ君・・・ネクタイちゃんとして・・・」とかいわれそうだ。

ホント書くことないな・・・。

昨日は、本当に早く寝てやった。10時にはお布団に入って、おそらく2分後にはよだれ垂らして寝ていたような気がする。おかげで今日は気分爽快であった。

突然、締め切りらしい期限が作られた石積み。社長の気分で決定する模様。まったりがっつりチマチマ作ろうと思っていたが、増築タイプに切り替えることになり、早ければ今週中に終わってしまいそう。後のことを考えてきちんとやれば来週って感じ。ただ、早く終わるのは別にいいのだが、ほとんど変わってない気がするのだが・・・あれでいいんだろうか?おいらとしては物足りない。

先月、一部の部署が引っ越しをし、同じ階内ではあるがオフィスがかわったため、ガランとなったうちのオフィス。

・・・なんか、オフィスって書くの嫌だな・・・なんか良い単語ないだろうか・・・石切場?石積み倉庫?石積み場でいいか・・・。会社はバベルの塔だし。

まぁ、その石積み場のレイアウトが変わったわけだが、うちはまったく関係なかった。だが、気分を変えようってことで、部内で動くことになった。おいらは今座っている席の左斜め後ろになるようなのだが・・・これまで入り口の扉に向かって座っていたので、挨拶やら、勝手に会話に参加(聞いてるだけだが)して、仲間に入ったつもりでいたが、席替えをすると、その入り口の扉を背にして、窓の方を向くことになってしまう。今は目の前にコカトリスさんが、右前には柴犬君がいるのだが、今度は目の前には誰もいない。誰も座っていない机があるだけで・・・。

なんかますます孤立しそうだ・・・。どうせだったら個室にしてくれ。中途半端な孤独は嫌のし。

10月になったら、本当にジムに通うつもりでいたのだが、スーツのことをすっかりわすれていた。おいらが今もっているスーツは10年前くらい・・・大学を卒業したのって22歳?23歳?まぁいいや・・・に、2つほど行きたい石積み場があったので、就職活動をためしにしてみたときに買った1着だけ。

一般のサラリーマンがいったいどれくらいスーツをもっていて、週に何回着替えるべきなのか・・・という常識がないため、何着買えばいいのか、皆目見当がつかないのだが、今の1着と合わせて、あと2着・・・できれば、1着ですませたいのだが・・・で合計3着にして、やりくりしていこうと思う。

スーツ2着がいくらかわからんが、コナカとか青山とかだったら2着で3万くらいでかえるんじゃないかと勝手に読んでいるのだが、わかっていたこととはいえ痛すぎるほどの出費だ。先月は心ゆくまで遊んだため、今は次の給料日まで遊ぶつもりはなく、残りのお金はスペイン積立預金に回そうと考えていただけに・・・泣けてくる。

どうでもいい日記になってしまったが終わる。

売り切れ
2007年10月01日 (月)
agotado/da(形):疲れ果てる、売り切れる、絶版

もう、辞書ひく気力もない。だから、知ってる単語で逃げる。

「疲れた」とはいいたくないからあまり使いたくなかったが、呑みすぎた次の日とかには使ってた。普通に疲れてるとcansado。agotadoは自動販売機とかでよく見かける。スペインの自動販売機はマニュアルなので、日本みたいに電光で「agotado」とかでるわけじゃなくって(でるものも勿論沢山ある)、誰かがその辺の紙とかちぎって「agotado」と書いて、セロハンテープで貼り付ける。その場合は辞書的には「売り切れ」なのだが、「故障中」という風にとったほうがいい。agotadoは体力的に疲れ果てている場合だが、これに何らかの「悲しみ」要素が付与されるとdeprimido/daになる。打ちひしがれている感じだ。Manoloは良くこの単語を使った。「masaquitoよ・・・今日クラスで○○子がdeprimidaだったけど、なんかあったのか?」とか。おいらも数年に一回くらいはdeprimidoになる。たぶん。

ってことで、売り切れなり。この日記も、気力を振り絞って書いている。もう、滋賀で燃え尽きた。暴れ過ぎた。えらい楽しかったのだが・・・。

燃え尽きるで思い出した・・・かつてFiestaの後、Manoloに「今回のFiestaは燃え尽きたよ」的な意味でme queme'(quemarse)と使ったら、「どっか火傷したのか?」と言われたことがある。quemarをそういう意味で使わないこともないらしいが、普通はまず使わないとのこと。me queme'は冷静に考えても火傷するだ。いうなら、me quemo'だ。Fiestaがおいらを燃やしたわけだから・・・。

こういう日本語からの直訳で、しばしばスペイン人を困惑させることはある。特においらは、超日本的な比喩表現を無理矢理スペイン語にして話すことが多いので、おそらく人の倍はあるだろう。言ってる自分も「通じるかな〜」と試しにやっているし、言った途端に相手の顔が「???」になるので、すぐにわかる。その後、説明すると
「あ〜〜あ〜〜なるほどね・・・でもスペインではそういう言い方はしないよ」とだいたい新しい単語を教えてくれる。

とにもかくもagotadoなのだが、運が良いことに今週末は3連休。絶対に家でまったりしてやる。で、ほとぼり覚めたら、次は大阪に行く。なんとなく。

そういえば、数ヶ月前に事後申請していたマイルが追加された。これで無事九州にもいけることになった。それにしても、日本から出国するときの申請はしっかり追加されるのに、向こうから帰国するときの申請はなぜか毎回きちんと追加されない。

前々回はアリタリアで、イタリア人のGuapaな姉ちゃんに「あ〜それなら、あそこの窓口よ!」と指さされ、なんらかの書類に記入し、しっかり申請したにもかかわらず追加されていなかった。その後、ネットで調べ事後申請しようと思ったら、チケットの半券がどこにいったかわからなくなってしまい、ドブに捨てた形になってしまった。

今回はKLMだったが、案の定追加されていなかった。毎月メールが届くので、いちいち調べることもなくわかるのだ。「またか〜〜!憤怒〜〜!」と一応、怒りをあらわにしてみたが、今回は前回の教訓を生かし、しっかり半券やら、必要な書類(?)はとっておいたので無事申請できた。

本当は九州にも車でいきたいのだが、やはり片道2万はでかすぎる。ETC割引使うとしても、いったい何時に出発して、何時間運転すれば到着するのか、またそれによる疲労と、観光への支障を考えると、やはり飛行機がいいという結論に達した。

12月末にならないと有給が発生しないので、行くのは来年になるっぽいが、スペイン旅行の前哨戦としてはもってこいだろう。高千穂、高千穂。国東、国東。佐世保、佐世保。

帰り際、サイクロプス君と一緒になり、途中まで帰ってきたのだが、そのとき少々ショッキングなことを聞く。

なにやら、おいらはあちらの部署(先日引っ越したため、オフィスが別になった)では、「謎の人」というイメージになっているらしい。先日、名前も知らない人から、名指しで話しかけられ右往左往した。おいらは相手の名前を知らない。知らないというか覚えてない。なんかうちの石積み場、やめていく人がいるわけでもないのに、次から次へと新人(日雇いも正石積み職人も含めて)が入ってくる。今日も3人も入ってきた。しかも、全員女性。男いれろっつ〜の。

ってことで、どんどん入ってくるので覚えていられない。ただでさえ、まわりと接点がゼロの石積みだというのに・・・。

で、その「謎の人」と話したとか話さないとかいう話で盛り上がっていたらしく、サイクロプス君が教えてくれた。

話をした結果「謎の人」だったら嬉しいけど、話す前から「謎の人」とかいわれるのはとても心外である。「誰が謎じゃ〜!ぼけ〜!話もしないで勝手に決めるな〜」としばいてやりたい。おいらは昔から遠巻きに話をされるのが嫌いだ。言うなら直接いってこい!と思ってしまう。

まぁ、いいけどさ。このまま「謎の人」で石積んで、「謎の人」のまんまやめて言ってやる。しばらくやめるつもりはないけどな。

スペイン語で謎はmisterio。だから、謎の人はpersona misteriosaとかになるんだろうか?なんか一語でありそうな気がするけど、明日調べよう。

まだ10時前だけど、もう寝る。

九州贔屓
2007年09月26日 (水)
disputarse(動)(自)(互いに)争う、戦う、奪い合う。

なんかしっくりこない・・・Correrを使った気がするのだが、手持ちの辞書を調べてもそれがメインで出てくる・・・。やっぱ辞書じゃだめだ。スペインにいかねば・・・。

日記を少しでもutilなものにしようと志し、さらには、将来この日記を半強制的に読ませてスパルタ式スペイン教育を我が子に施そうと思っているおいらとしては、知らない間にスペイン単語を知っている・・・なんて、そんな都合が良すぎることを考えつつも、あ〜どうにも止まらないな状況に落ちつつ、とりあえず初めて見ることにした。

できれば、日記のキーとなりそうな単語を一つ。迷ったら2つ以上というのはありで、単語を調べていく。知ってる単語じゃなくって、なんか使えそうなのがいいが、そう都合良くもいかないだろうから、まぁ、そのあたりは適当に。

さて、日記。

さりげなく順調であった日記が、ここ最近滞っているのは、さぼっていたわけではなく、なんとなく忙しかったから。でもって、なんか眠かった。

石積みでボディーブローの様な感じでじわじわ疲れてきているところに、先々週の奈良に続き、先週は真鶴で海に潜って危うく死にかけ(これは書く)、月曜日も石積みで(これも書く)、そのあとどうにも止まらない喜びの呻きにつきあわされ(これも書く)・・・とまとまった休息がとれていないのが原因だ。

そんな状態で少々不安だが、今週は今週で滋賀県に行く。さっき寅さんと話したところによると、なにやら琵琶湖の側でテント張って、BBQやるらしい。なんか制作費数億円の超スペクタクルな話になっていてちょっと驚くも、他人任せってラクチンでいいな〜としみじみ思う。例のごとく、金曜日の夜中に出発。まずは田無の方に住んでいる寅さんの家までいって、彼を拾うことになった。テント張るのに4人しかいないというのも寂しいので、誰か誘いたいが、滋賀に住むユウコ氏は人見知りだっていうからな〜。誘えば来るだろうか・・・来たら手品見せてくれるだろうか・・・。サプラ〜イズ!って。

石積み場に微妙な空気が流れつつある。男ながらに「私のためにケンカしないで!」といってみたかったが、まさか石積み場で言う羽目になろうとは・・・シクシクシク。

ぶっちゃけめんどくせ〜。石くれるならどっちでもいいねんって。

話はややこしいようでいて、ややこしくないようでいて、ややこしい。

もともと一つだった石積み場が別れた。おいらが入石積み場したときは別れていたが、まだ別れて大して時間が経っていないことが判明。これと同じシチュエーションっていうと、何になるのかパッと思いつかないのだが、とある定食屋で仲良くやっていた二人の弟子が、のれん分けされた途端、思い切りぶつかるわけではないが、お互いを意識しすぎて、なにかあるごとに「うちの鯖の味噌煮の方が・・・」、「うちのショウガ焼きの方が」みたいなことを言い合っているみたいな感じな気がする。今回の場合は、やっていることが微妙にかぶって、微妙に違うってところがまずいのかもしれない。

もともとおいらはローマに雇われる予定の傭兵・・・じゃない、石積み人だったのだが、環境的な関係でコンスタンティノープルに就石積みすることになった。最初に聞いた話だと、コンスタンティノープルに席はあるが、やるのはローマの石積みということだったので、特に問題はなかったのだが、ここに来て石積みを延長することになり、話がややこしくなった。

コンスタンティノープルの石を積んでいる最中に・・・まぁ、「兄弟のため〜♪」くらいのところで、評価を得た。もともと積まれていた石があまりにひどいので、至極当然な流れなような気もするが、結果、それが延長につながったわけなので、ラッキーともいえる。2ヶ月間石を積んだあとで、正石積み職人の道も促されもしたが「もう少ししがない傭兵で修行を・・・」といって断り、そのままコンスタンティノープルで日雇い石積み職人を続けることにした。

ローマの方は8割方完成したのだが、今度はやれ「大砲をつけてくれ」とか「矢を射るための場所を」とか「この辺りに塔を」ということになり、なかなかローマの石積みから離れられない状態が続いていた。

それとちょっとかぶるように、コンスタンティノープルも城壁・・・って、おいらの石積みはいつから城壁作りになったんだ?・・・を補強してくれという。ローマと同じように・・・いや、それ以上に・・・うちはあれこれいわない・・・自由にやってくれていい・・・と。

しつこいようだが、おいらとしては、石さえ積んでいれば、どこだろうがかまわないので、「あいよ〜」と答えたのは良いが、ローマからも相変わらず石積みの指令書が届けられる。最近までの流れ的に、ローマを終わらせたいので、コンスタンティノープルに頼まれた石積みは、とりあえず本格的に手をつけないで、ローマをやっていたが、終われば終わったでまた指令書が届く・・・その繰り返しが続く。

もともと奇抜な石積みなんぞできないのし、頭混乱するし、石の積み方がエラク似てくるし、もともと綺麗に線を引きたいタイプでもあるので、同時に別々の場所で石を積むのは、わがままかもしれないが避けたかった。

急な締め切りがないのが我が石積み場の「ぬるさ」の由縁なのだが、さすがに「今こんな感じです」と見せないと行けなくなった。今日の話。なのだが、ローマの方で手一杯で、ほとんどコンスタンティノープルの方は進んでいない。

ローマの方は書状の形で指令書を送ってくるので、おいらがアワアワしている状態を理解していない。アワアワといっても、ヘケットさんのアワアワとは違う。残石積みができれば、いくらでも可能なのだが・・・うちはどうやら残石積みは「しないで」というよりは「するな」の方向性らしいので、下手に残ることもできない。今日、初めて15分の残石積みをして「おお〜〜!残石積みしちゃったよ〜!」と喜んだくらいだ。日雇いは、報奨金でないと大変なのに・・・。

なんか、全然まとまってないな・・・まぁ、いい。

帰り際、コンスタンティノープルから督促状が届いた。同時に、ローマからも指令書が届いた。

う〜ん・・・無理・・・絶対無理。残石積みさせてもらえなきゃ無理。

ってことで、上官に今の状況を説明すると・・・

「よし、わかった!今後、ローマの石はつまんでよろしい!まずはコンスタンティノープルを優先させることにする。それは私の方からローマの方に伝えておくから、君は気にしないでよろしい。あちらはしばらく待たせることにするから」

と返事が来た。

日雇いながらも、両者の関係から考えると、いろいろと慮らざるを得ない。自分に主導権があればいいのだが・・・なんか、政略結婚させられた戦国武将の娘みたいな気持ちだ。

そんな娘っこの気持ちのまま、ふと陰謀を思いつく。

もしこのままローマの石積みをしない状態が続いたら、あちらはあちらで別のおいらと同種の石積み職人を雇うかもしれない。先日、さりげなく、おじゃる丸とハニャ子にそう促したところ、少々難しいとのことだったが、もしもそうなったら、おいらに仲間ができる。石は減りそうだが、ローマの石を積んだのはおいらなので、打ち合わせしたり、話をする機会とかもあるんじゃないだろうか。

それ、すなわち呑み。素晴らしい。

うちの石積み場、男人口が圧倒的に少ないから男にしてくれ・・・。

そういや、今日サイクロプス君とたまたまエレベータで一緒になって、久しぶりに昼食を一緒にとったが、あちらのオフィスは彼一人男であるらしい。つらい・・・つらすぎる・・・おいらならおそらくやめてるな。石積み場。多勢に無勢な状態なため、「男」ということは理解されつつも、いないモノと扱われているようで、耳をふさいで石を積んでいるらしい。嗚呼・・・考えただけでも怖い。

話は急に飛ぶ。

スザンヌという、恐ろしく何も知らない女の子(グラビアなのか?)を先日発見した。今日も、たまたまテレビでみていたら、彼女がでていて、そのあまりの知識のなさに驚いたが、中途半端感が全くないので、ここまで来ると気持ちが良い。なんというか、小刀で横腹刺されたという感じではなく、日本刀で綺麗に見事にパックリ切られたような気分だ。「もう、どうにでもなれ〜」って感じ。

で・・・よく見たら、彼女の顔の作りはおいらの好みにも近いことも判明。たぶん、口と輪郭。おそらく、女の子からは嫌われるタイプっぽいが、そんなことはしったこっちゃない。Guapaだ。ちなみに、ハーフとは思ってないので、見誤ったわけではない。

ほんでもって、調べてみたところ、なんと熊本出身。九州ではないでぃすかっ!なるほど、ちかっぱいGuapaなわけだ・・・。

九州ってきいたら・・・もう、おいらとしては・・・。

10puntosさらにあげよう。

おいらのスペイン贔屓と九州贔屓、さらには岐阜贔屓と奈良贔屓は、おそらく誰にも止まられまい。

グラインドハウス
2007年09月22日 (土)
solamente …,pero ….:たかが…、されど…。

辞書にない。だから、実際、合ってるか知らんが、このフレーズをそう使っていたし、たぶん合ってると思う。ただ、侘び寂びは見事に失われている気がしてならない。

「されど」・・・つまり、「さにあれど」すなわち、「左様にあれど」・・・そんなもんスペイン語にはないような・・・いや、あるかもしれないけど、聞いたことがない。だから、pero。しかし。なんだかな〜。残念。

たかが五分、されど五分。

Solamente 5minutos,pero 5minutos・・・

う〜んう〜んう〜ん。

なんか違うな〜。


マリカルメンから映画に誘われる。タイトルは「グラインドハウス」。タランティーノとロバート・ロドリゲスが共同製作したという二本立ての映画。B級映画ってところが売りらしい。

タランティーノの方は先日見ようと思って動きかけたのだが、タイミングが悪かったため結局みられず仕舞いとなってしまった。残念がってると、友人からメールが入った。「タランティーノのグラインドハウスみたよ〜」って。なぜか3人もの友人から。普段、そんなメールこないのに・・・。おいら=B級映画とか思われてるのだろうか?はたまた、おいら=B級っていいたいんだろうか?

なんにせよ、この映画は友人においらを思い起こさせたようだ。謎だ。

で、今回マリカルメンに誘われたのは、というか両方ともなのだが・・・ロバート・ロドリゲスの方のグラインドハウス。

以前、タランティーノの映画で盛り上がっているときに「フロム・ダスク・ティル・ドーン」の話を彼女にした。監督はロバート・ロドリゲスなのだが、製作総指揮の方にタランティーノの名が連ねてある。

B級をウリにしていたかどうかまで覚えていないが、あの不自然なほどの話の急展開加減と、最後のジョージ・クルーニーの台詞(行動)にやられ、おいらの中では「結構楽しめた映画」になっていたのだが、マリカルメンはあの映画は全く面白くなかったとブ〜ブ〜いっていたので、今回のこの「グラインドハウス」に誘われた時には少々面食らった。宣伝みた感じだと、同じように見えていたから。

おいらはいいけど、マリカルメンには合わないような気がしつつも、昨夜はすぐ寝てしまって何もしてないので、寝過ぎで体が痛かったのだが見に行くことにした。

しか〜し!

最近、なにかとつけてタイミングが悪いことが多いのだが・・・おいらの車の前に二台も車が止まっていたため、ゴルフォ君を駐車場から出すのに手間取り、しかも、普段と違うルートでいったため、道を間違え上映時間に間に合わず。

たかだか5分くらいの遅刻ではあったが、映画を見るとなると、「されど5分」となってしまう。その5分がすべてとなって映画が進む場合もあるからだ。

ってことで、結局、こちらのグラインドハウスも諦めて、おうちでおとなしくレスリングの世界選手権を見ることにした。

終わったあと、久しぶりにブーメランが投げたくなり、PS2の電源を入れる。

こちらはこちらでセーブのタイミングが合わず、結局朝の6時までプレイしてしまった・・・。夜中の5時とかに鳥の影追っかけてるのも、なんとも切ない。

なんて週末だ・・・無駄に疲れただけでな気がする・・・。



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