おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め 日本出稼ぎ日記

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ひかる〜うみ♪
2006年03月12日 (日)
じゃないや。

「浮いたお金で今日タクシー」

っていってるのかあれ?


日本の進歩についていくために、我が家は光回線にした。FTTHってやつだ。

スペイン行く前はPCなんて全然使ってなかった我が家族だが、ちょっと教えたら、亀の歩みではあるが、徐々に使いこなすようになってきて、母親にいたっては自分のCDをMP3にできるようにさえなってしまった。

そして、とても小さい会社なのに、仕事でPC(インターネット)を使う必要性がでてきてしまったため、うちの会社(自営業)に3台目のPCが導入されることになった。もちろんおいらが母親におろしたやつを、またさらにおろすという形でだ。

それによって、会社3台、我が家3台と計6台のPCをたかだか8MBくらいの回線につなぐことになってしまった。

実際問題、普通にネットをするには問題もなく、実際、乗り換え案内とか、ちょっとしたデータの送信くらいしかしない両親には、まったくもって光に変える意味を理解していないのだが、以前は拓也と2台でしかつかっていなかったのもあって、如実に回線速度が落ちてきていることが不満であった。

まぁ、普通にネットする分にはおいらも困ってなかったのだが・・・まぁ、たまに困るのだ。

FTTHはまだ値段が高いと聞いていたのだが、おいらからするとそれほど高いとは思えない。おそらくスペインで320kb回線に対して40eurosくらい払っていたからだろう。毎月5000円で320kbps・・・そりゃ、安いと感じるか・・・。まぁ、実際にはONO(回線業者)の手違いで、おいらは後半の2年は無料でインターネットをやっていたわけだが、その前は毎月結構な額を払っていた。

それに比べると、FTTHは安いといえよう。しかも、キャンペーンとかで9ヶ月半額とかいうし、知らない間に、今の8MB回線に対する支払いが2000円前後と恐ろしく安くなっていたのもあり、これを機に変えてしまおう!そして、どうせ変えるなら速いやつを試してみたい。100MB占有独り占め〜!してみたい・・・と、独断で計画したわけだ。

おいらにしてみりゃ、正規の値段の半額である三千なんぼを払っても安い。


で、午前中に回線工事にきたのだが・・・あいにくの強風。台風みたいに吹き荒れていたため、工事をしにきた二人の男性はさぞかし作業が大変だったと思われる。田疇に上りながら「すげ〜〜〜風つえ〜〜〜!」と叫んでいたし・・・。

まぁ、回線工事のことをあまり書いてもしょうがないからここでは省こう。

結構みていて「へ〜」「ふ〜ん」「ほほう!」ものだったので、金魚の糞のように後ろをついて回っていた。

で、光を使った感想。

ぶっちゃけ、Yahooやgoogleで検索するくらいだと、たいして差はない。差はあるのだが、8MBと100MBほどの差はない。

早速スピードテストをいくつかのサイトでやってみる。結果はサイトによってマチマチだが、下りで75MB〜80MBといったところ。MTUをいじったら、さらに少しだけ速くなった。数値的にはだが。

せっかく100MBなのに・・・と、なにか重いファイルをDLしてみることにする。ぱっと思いついたのが、リネージュというオンラインゲームのクライアントだったので、それを落としてみた。ファイルサイズは約1GB。

で・・・やってみたところ・・・

は・・・速い・・・

以前落とした時は、なんだかんだで1時間くらいかかった気がするが(あるいは30分とかだったかもしれないが)、3分もかからず落とせてしまった。

おいらはまだあまり利用したことないのだが、Gyaoなんかで、この光の恩恵は受けれることであろう。ストリーミング系の動画(おいらショックウェーブのミニ映画が好き)は8MBだとたまに読み込んで中断することもあるし・・・。

Quesoじゃないが、ここまで速いと6台でつないでわざわざ回線速度を落としたくなくなる。両親なんて、おそらく320KBでも満足するに違いない・・・という邪念が頭をもたげたりもする。

文字通り「100MB占有一人じめ〜♪」をしたくなったわけだ。

とはいえ、実際あまり家にいないし、100MBの恩恵を受けるのはまだまだ先になりそう。

いけないことをするときくらいだろうな・・・。いけないことを・・・。


ちなみに母親は、ひかりの説明をすると、必ず「ひかる〜うみ!ひかる〜おおぞら!ひ〜〜か〜〜るだい〜〜ち〜〜!」と歌う。さすがはエイトナン世代だ・・・。耳から離れないらしい。おいらとしては曲はともかくとして、あのSMAPの歌はひどすぎる。音痴すぎる。人変えようよ・・・。

お久しぶり・・・
2006年03月11日 (土)
久しぶりに土曜日に家にいる気がした。

朝から精力的に動く。じゃないと、昨日のGulliverでの一夜が走馬燈にように・・・。大人だから。

って、違う。

明日のタメに部屋の掃除をしたり、事務所にもっていくPCを組み立て、OSをいれたり、セッティングしたり、たまに漫画呼んだり、kaelaちゃんの歌でノリノリになってみたり、壁に貼ってある懐かしい写真を眺めてみたり、呑む訳じゃないけど、Vinoの瓶を手に取ってみたり・・・。

日記を書こうと思ったがやめた。時期尚早。

スペインでの思い出のジグソーパズルを作って飾ろうと思ったが、こちらもやめた。時期尚早。

一段落したので、北方水滸伝を探しにBookoffへ。リベンジとばかりに母親がまたついてきた。昼間なので、夜のドライブにはなるはずもなく、快諾する。

未だ微妙にスペインモードであったため、偶然見つけた、アルモドバルのバチあたり修道院の最後を1650円で衝動買い。お安い!!!!はず・・・。Manoloからさんざんこの映画の話は聞いたが、まだ見ていない。あちらに滞在中、だいぶスペイン映画はみた。アルモドバルの映画もいっぱいみた。が、この映画はまだみてない。

・・・なんか、さっきの日記がまだうつってる・・・。

うぐむ。

北方水滸伝は結局なかった。おいらが欲しい四巻だけが嫌がらせのように見事に抜けていた。むかついたので、5巻以降をまとめて買ってきてやった。それでも悔しいので、トルコから帰ってくるマリちゃんに読ませようと、塩野七生の「コンスタンティノープル陥落」を購入。おいらの大好きな本だ。ロマンだ!ロマン!男のロマン!作者は女性だけど・・・。それにしても、105円のプレゼント。お安い!!!確実に!こういうときって、ちゃんと本屋で新刊を買うってもんなんだろうな〜。まだまだだ・・・おいら。

夕食は近所で摘んできたという、ヨモギと菜の花を天ぷらにして蕎麦を食べる。そして、ヨモギのうまさにびっくり・・・ヨモギまんじゅうのイメージが強いのだが・・・これまで感動したことないってことは、まともなヨモギを食べたことがなかったんだろうか・・・。

おかげで食べ過ぎて、胸焼けした。

ヨモギといえども、天ぷらは天ぷらだった。

大人だから・・・
2006年03月10日 (金)
今日はなにやらValenciaの人間交差点・・・Bar Gulliverの人間になったような、どう説明したらいいのかわからないような一日だった。

淫らというか、不毛というか、うだるというか、ねっとりというか、しっぽりというか、表裏一体というか、かけひきというか、大正ロマンというか、耽美というか、酩酊というか、男女というか、蜘蛛の巣、ぬらりひょんというか、裸電球というか、天狗湯というか、ねじ式というか、金瓶梅というか・・・なんか、大人の世界だったの。

だから、因果関係や、具体的な固有名詞はいっさい排除して記録する。おいらだけがわかればいいし、わかる人にはわかってもいいようなそんな記録。なぜって、大人だから・・・。


スペインQueso(チーズ)を受け取る約束になっていた。そんでもって3人で呑むことになっていた。が、とある心の友にも酒を誘われたため、そちらとも合流することになった。

メンツはAでもBでもCでも、甲でも、乙でも、丙でもいいが、ひょんなことから10人くらいになっていた。中には3年ぶりくらいのヤツもいたし、卒業依頼あっていない人間も混じっていた。

ややこしいことになるので、うちら3人は別席で酒を飲む。真後ろにいたのでたまに参加しながら・・・。

安いデカンタVinoを呑んだくらいでこれといって特になし。

お「え!もう終電???!!帰らないと!っていうか、やばい!おいらこんなところで滅多に呑まないから終電が読めない!」
女「え〜〜〜もう呑まないの!!??」
お「あほ!あんたはすぐそこのホテルだからいいけど、おいらは遠いの!一時間くらいかかるの!」
女「呑もうよ〜!」
お「(完全に酔っぱらってるな・・・こりゃ)」
お「とにかく、おいらはやることあるから、帰るったら帰る!」
女「え〜〜〜〜!!」
お「はいはい!もうマジやばいから会計会計!そっちは?」
男「うちらも帰るよ〜!」
女「え〜〜〜!帰るの〜〜!まだあまり呑んでないよ〜!」

(しばし考える)

お「・・・わ〜たわ〜た!Quesoの恩がある!二つも買ってきてくれたしな・・・」
お「はい!じゃ、これから朝まで呑んでもいい人!」
男「別にいいけど・・・明日朝用事あるけど・・・」
お「うし!すばらしい!連行!」
お「姉さんは?」
姉「私は宿題がたっぷりあるから・・・」
女「え〜宿題なんて大丈夫だよ〜!」
姉「この英語の本を一冊読んでくれるなら考えるよ」
女「大丈夫、大丈夫・・・できるよできる」
姉「・・・・」

とりあえず外に出る。

姉さんは暗闇の中に消えていく。

残される3人。

女のホテルで呑むことにする。

安上がりだから。そして、大人だから。

コンビニでVino2本とCerveza2本購入。

イタリアとフランス。

女、ホテルにはいるときビクビクする。

「ホスト二人つれてきた」と言えばいいと説得。

大人だから。

うちら当たり前のように堂々と入る。

大人だから。

部屋はものすごい狭かった。びっくりするくらい狭かった。ビジネスホテルってこういうもんとのことだが、それにしてもせまかった。

プリングルスの懐中電灯で遊ぶ。プリングルスおじさんが浮き出るやつだ。

なかなか楽しく大いに遊ぶ。

大人だから。

聞かれたのでおいらがある女の子の話をする。

女、泣く。

なんで泣く?

オロオロオロオロ。

男たち、二人でオロオロオロオロ。

「何で泣いてるの?」

「感動した・・・」

意味わからん。

音楽かける。

イヤホンから流れる小さな音だけど。

薄暗い部屋。

電話がなる。

ヘッドハンティングの電話。

怒る。

怒鳴る。

叫ぶ。

そして、笑って誤魔化す。

大人だから。

女、悩んでいる。

二人の間で悩む。

女、酒の勢いで話す。

話して話して話しまくる。

どちらも選べない。

答えはない。

おいら、難しいので眠くなる。

靴はいたまま。

不自然な格好で。

大人だから。

ひそひそ声を子守歌に眠る。

そして、狸寝入りもする。

大人だから。

朝、良い天気。

まぶしすぎるくらいの天気。

溶けそうなくらいの天気。

「お天道様に顔向けできない」という言葉がぐるぐるぐるぐる回る。

ただ、酒呑んで寝ただけなのだが。

Gulliverからの帰り道と似ている。

なにもないのに、世の中関係ないところで回ってる気がした。

自分の意志とは関係なく。

太陽がまぶしい。

女、「昨日何話した?」

男、「いろいろ話してたよ」

女、「どんな話?」

男、「いろんな話」

女、「いろんな話って?」

男、「○○のこと・・・話してたね」

女、「なんていってた?わたし」

男、「●●っていってたね〜。」

女、「ほかには?」

男、「××の話もしてたかな」

女、「なんだって?」

男、「まったく覚えてないの?」

女、「覚えてない」

男、「安酒呑みすぎだな・・・デカンタ安ワインはいけるからね・・・」

女、「あれか・・・やっぱり・・・」

男、「悩み相談してたね〜」

女、「なんていってた?」

男、「いや、寝てたからしらないよ。」

女、「そういえば、姉からメールが」

男、「深酒したってね〜結局」

女、「くればよかったのに・・・」

男、「まぁ、そんなもんだよ。無理無理。」

女、「で、ほかには何話してた?」

男、「だから、寝てたからしらないってばさ。おいらに聞かないで・・・」


我が家に無事戻る。

おまけに話しかける。

「今日Gulliver行ってきた!」

そして、抱きしめる。

ものすごいイヤな顔される。

小腹が・・・いや、大腹がはっている。

そういえば、あたり目とプリングルス少々しか食べてない。

チキンラーメンを食べることにする。

お湯を沸かす。

袋を開ける。

どんぶりに入れる。

冷蔵庫を開ける。

卵を探す。

卵見つからず。

卵なしチキンラーメンを食す。

大人だから。

昨日もらったQuesoのことを本気で考える。

いつ食べよう。

誰と食べよう。

何で食べよう。

独り占めしたい気分におそわれる。

子供だから・・・。

やっぱり焼き鳥
2006年03月09日 (木)
今日は朝から恐ろしく疲れていた。呑みすぎということではなく、寝不足。週末に回復できなかった分、そのあおりを食らっている感じ。

あまりにローテンションで、マジで仮病使って石積みをさぼってやろうかと思ったくらいだが、さすがに、石積み始めたばかりで信用を落としたくないので、気張っていく。

最近、浮き沈みが激しい気がしないでもない。

昼くらいになれば、復活するだろう・・・と呼んでいたが、結局今日は一日疲れっぱなしで、自分の尻を鞭で叩きながら仕事をする羽目になった。

ついでにいうと、あたりめを食べ過ぎて、口の中傷だらけ。ゆっくりよくかんで食べればいいのに、一気に口の中にいれてかむものだから、あたりめの角が上あごとか、歯茎に刺さりまくって、歯を磨いたあとのグジュグジュペッのとき、血まみれ。ものすごい量の血だった。

あまりのことに、あたりめの存在を忘れて、「も、もしかして、おいら石積み過ぎなんじゃないだろうか?日本で一番石積んでしまってるんではないか!でもって、このまま死んでしまうんじゃないだろうか!」とさえ思った。

3秒後にはあたりめを思い出して事なきを得たが・・・得てないか・・・。


明日から卒業旅行でトルコに行くというマリメッコにデジカメを貸すべく渋谷へ。Aunque 猛烈に疲れてたけど。

飯食べる場所なんて考えたくもないので、フラフラと例の焼き鳥屋へ。二日連続でも気にしない。後ろ前でも気にしない。マシマロは関係ない。

が、マリちゃんには「またそこなの〜」っていわれた。

うまいし、安いし・・・だからいいじゃん。

彼女は昨日まで実家に帰っていたのだが、そこで母親とものすごい喧嘩をしたらしく(Aunque2日しかいなかったが)、まずのっけからその愚痴から始まった。3時間くらい続いた喧嘩とかいってたくせに、夕食食べ終えたら仲直りしたらしい。マリちゃんらしいといえば、マリちゃんらしい。

和歌山から帰ってきたから、那智黒あたりのおみやげを期待していたのだが、なぜかういろう

お「Espera!なぜ、ういろう!」
マ「だって、みな(会社の)に配るやつ買うの忘れてて、名古屋で急いで買った!」
お「余り物かい・・・(うぐむ・・・箱でかいけど、中ほとんど空やん!)」
マ「だって〜。鯨はおうちにある」
お「まぁ、鯨があるならいいや。あれすげ〜うまいし」

那智黒のこと聞くの忘れた。

そういえば、今日焼き鳥屋で、前々から狙っていたある一品を注文。

焼き鳥丼!!!!!

いや〜見た目も恐ろしくうまそうなのだが、味もすこぶるよい。

ご飯に焼き鳥のたれがかかっていて、その上には刻みのりが大量にかかっており、さらにその上に3本の焼き鳥が!!!!!!

見た目は貧乏くさい感じがしなくもないが、おそろしくうまい。そして、値段は870円!!!!お安いわ!!!奥さん!


ただでさえ安い焼き鳥屋なのだが、この焼き鳥丼で腹をふくれさせ、あとはつまみながら420円の純米酒を呑んでいればかなり安上がりになると見た。

純米酒はちゃんと升からこぼしてくれるくらい大量に注いでくれるし・・・。

昨日いった茶水の焼鳥屋は、うまいのだが、そして酒は安いのだが・・・日本酒の入れ方を知らないらしく、コップからこぼしてはいおしまい!って感じ。

あまりにひどいので文句をつけたら

「一杯目はそれで、二杯目からは・・・」

とかわけのわからないこといわれて、

「あの、これ二杯目なんですけど・・・」

とさらに文句をつけたら

「お注ぎします!」

って注いでくれたのだが、やっぱり根本的にわかってないらしく・・・コップからこぼせばいいと思っていたらしく、継ぎ足してくれても、まったく意味がなかった。あまりに情けないので、それ以上文句をいうのはやめた。

今日いった焼き鳥屋なんて、閉店間際になると、おっちゃんが酒瓶抱えて「ついでやろうか?」とかやってくるというのに・・・。しかも、サービスで。


明日出発だというのに、彼女はまだ何もパッキングをしていないということもあり、10時前には解散。おいらも3秒で落ちれるくらい疲れていたし・・・。

でも家に帰ってくると遊んじゃうんだよね〜。今日は絶対2時には寝てやる。

あと2時間!

何して遊ぼう。

まずは、カエラちゃんの曲を聴こう。

そうしよう。


追記
4月末に行く・・・社会人の間では「シマツ」というらしい。昨日おぐりが使っていたので「シマツ?なにそれ?」っていったら、みなに苦笑された。世の中では普通に使うらしい。たしか、以前誰かが「クマツ」って単語を使っていたのを聞いたことがあるような気がしないでもない。11月は、ジュウイチマツというんだろうか?ジュウシマツみたいだ・・・とひ〜すけがいっていたが、おいらもそう思う。ジュウニマツ・・・・っていったら、それは年末というらしい。社会人の使う単語で・・・やっぱりどっか変だと思うのだが、それはおいらがガキだからだろうか・・・。


追記2
今日上司にいわれた・・・「今週と来週はものすごく忙しいので協力してください!」と。もう残業人生まっしぐら、猫まっしぐらになってしまうらしい。明日はとりあえず嘘ついてでも帰らないといけない。Quesoのために。だけど・・・来週か〜。5日で2週間分くらい石積んじゃうんだろうな〜。エッフェル塔とかじゃなくて、東京タワーの高さ抜いちゃうんじゃないのかね〜。もう、賽の河原のモニュメント化したりして・・・あ、妄想してるわ・・・おいら。金持ちになってやる。

胸に光るは・・・
2006年03月08日 (水)
大きな樽はBodegaの象徴。その真ん中に光る葡萄はいうまでもなくVinoがたっぷりと詰まっていることを意味する。

今日は朝からとてもいい天気で、誇らしげにcalleを歩くおいらの胸元で、Bodegaのマークが燦然と輝く。

そう、今日のおいらは、石積み人足ではなかったのだ。Bodega Pascualの一員であった。

今は亡き、おいらの安住の地、そしておいらやタカシ君ににとっては、Santiago de Compostelaよりも重要な聖地でもあり、妄想嫁であるEstherとの通い婚の地・・・Bodega Pascual Garciaのウニフォルメ。番頭Manoloが帰国前においらにプレゼントしてくれたものだ。

天気がよく暖かかったので今日は薄着ででることにして、選びだした。

袖を通した瞬間・・・なにか熱いものが胸にこみ上げてくる。

昨日までくさくさ感はいとも簡単に消滅し、朝からるんるん気分。面倒くさい仕事だったが、このウニフォルメのおかげで、さくさくさくさく仕事が片づく。

ただ、トイレの鏡で見るたびに思う。

う〜ん・・・この色合いの服って日本じゃまずみないよな〜!色は緑なんだけど、淡い緑ではなく、濃い緑。でも、深緑ではない。おいらは服は黙っても緑のものを選んでしまうのだが、さすがにこの緑はもっていない。原色というか・・・仕事でデザインしていても使わなさそうな緑。

そして、どこからどう見ても普通の服ではなく、店員のウニフォルメ。おしゃれに着こなす・・・なんてことはまず不可能な代物。たとえ、かっこよく着こなしたとしても、おそらく周りの人間には全くわからないだろう・・・そう思うとわくわくしてしまう。

で・・・ぶっちゃけ・・・あまり似合ってるとも思えないのだが、そこは気にしない。胸のロゴだけでもうおなかいっぱい。

人に自慢してくてしてくてしょうがない。

そんなとき、のび〜から連絡が入る。

しょ〜しゅ〜〜!

って。

よしゃ!!!!!

とうきうき気分でメールを開くと・・・

「消臭じゃないよ!」などと相変わらずのオヤジ逆・・・デッパツシンコ〜!(出発進行)並に泣けてきた。きっとお嬢もメールみて職場でがっかりしているに違いない。

ということで、仕事そっちのけで茶水の焼鳥屋へ行く。今月は恐ろしく忙しいらしいのだが、データ待ちという状態になってくれたため、どさくさに紛れてほぼ定時に帰ってきた。

メンバーはのび〜、おぐり、ひ〜すけ、むん、吉野、おいらの6名。

メールに服のことを書いたので、のび〜が「あ〜その服か・・・」と注目して、そこから話が盛り上がると思ったが、やはり、彼らにとってはなんの価値もないようで・・・その台詞だけで・・・本当にそのたった一言だけで、服に関する話は終わってしまった。

お「日本にはない感じの服だよね」
の「うん。ないね」

こんなやりとりもあったかも・・・。


この服のおかげで、気分がよく、水曜日だというのに、日本酒呑みすぎた・・・。おまけに終電の目測を誤って、鷺沼までの電車しかない。ついでに、今日はうっかり携帯忘れてしまったため、長尾あたりに迎えてきて〜ともいえない。

働いているから金は一応ある・・・やはり・・・ここは潔くタクシーか!!いや、いかん!そんな無駄金使いたくない!でも、誰の電話番号もわからないから、誰かのうちに泊まりにいくこともできない。っていうか、30年間東京近郊に住んでいながら、地下鉄に関してはかなり疎い。大手町からどこにいけるかもよくわからない。というか、調べる気にもなれない。

迷いに迷って・・・公衆電話からパパン(自宅)に電話。起きていてくれることを祈りながら・・・・。

そして、パパンの車で無事帰宅。

5000円くらいが浮いたので、パパンに缶コーヒーでもどう?(かなりせこいが夜中だし・・・)といってみたが、さっき呑んだからいらないといわれた。

社会人として・・・石積み人足として・・・いや違った・・・今日はBodega Pascualの一員として・・・大人の態度を見せたかったのに。

酔っぱらって終電逃している時点で大人じゃない・・・などという侘び寂びのないことはいわせない。


追記
以前ガイドをやったCちゃんがスペインにいくというので、お金を払うのでスペインQuesoを買ってきてくれるように頼んだのだが・・・その話を今日みなにしたら、前回のおいらが買ってきたQuesoで味を占めたのび〜とおぐりが、すごい虎視眈々と狙っていることが判明。
おいしいVino買ってきて、一人でこっそり食べようと思ってたのに・・・企画になりかねない勢いだった。お嬢も狙ってるっぽいし・・・。
というか、明後日そのCちゃんにあうことになっているのだが・・・覚えていてくれるだろうか・・・買う時間はあっただろうか・・・ものすごい緊張する。



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