おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め 日本出稼ぎ日記

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15:1の戦い
2005年02月26日 (土)
今日はManoloの古くからの友達であるMariajo(マリアッホ:Maria Joseを短くした名前)の誕生日ということで、Fiestaに呼ばれいってきた。

まぁ、当然といえば当然なのだが・・・おいら以外は全員スペイン人。2年たった今でもスペイン人だけのFiestaはかなり緊張して、ガクガクブルブルになる。

日本人がいないからではない。仮にこれが全部、外国人留学生だったとしても特に問題はない。っていうか、そういうFiestaはよくある。じゃ、何がいかんかというと、スペイン語を母国語にしているから、怖いのだ。

武者修行としてはとてもいい環境であることには違いないのだが、地盤を作るまでが一苦労だったりする。

おいらがOKなのはぎりぎり3名まで。それ以上になるともう手も足もでない。彼らは親切なので、おいらのスペイン語がまだ完全じゃないということは百も承知してくれており、おいら個人に話すだけなら、しっかりとしたわかりやすい単語を選んで、または、わからないだろうな〜と思う単語を説明付きで話してくれたりするのだが、これが5人以上のスペイン人の輪の中に入ると、もう何がなんだか・・・・おいら1人、en otro mundo〜♪となる。

さらに、MariajoはValenciana(バレンシア人)なので、Valenciano(バレンシア語)を話す友達が多く、対Manoloファミリー同様、しっかり聞いているといつのまにかValencianoになっていて、これまたチンプンカンプンってことになる。

今回のFiestaでは、おいらの次に厳しそうなSanti(Madrid出身で、知ってる人がほとんどいない状態)を捕まえて、とりあえず様子を見る。Cocinaに堂々とおかれていたVino de Toroを二人で虎視眈々と狙ったり・・・などなど。

Fiestaはおいらを含めて全部で16名と中規模なもので、22時くらいから開始された。中にはおいらが知っている人間もいたのでちょっとほっとする。

昨夜のVinoがまだ微妙に残っていた状態だったが、とりあえずVinoを煽ってさっさと酔っぱらうことに。

飯を食べ終わったあたりでソファに陣取り、作戦を練る。

さ〜て、誰を捕まえよう・・・

と思うや否や、たまたま近くにいたMarisol(マリソル)がおいらの隣に陣取る。

よし、Marisolでいこう

いろいろ話す。

M「いつこっちに帰ってきたのよ?」
お「う〜ん、2週間くらい前かな」
M「何しに帰ったの?」
お「友達が結婚するから帰ったの」
M「で、戻ってきたと・・・」
お「そうそう」
M「どれくらいいたの?」
お「4ヶ月くらい・・」
M「え?4ヶ月も?」
お「うん・・・帰ったらお金無くなって・・・・働いてきた」
M「まだスペイン語わかる?」
お「少しね・・・だいぶ忘れたけど・・・」
M「日本での仕事は?」
お「う〜ん・・・今回は本作る仕事。前はWEB職人」
M「へぇ〜!どれくらい働くの」
お「9時間から10時間くらい?だいたい・・・」
M「10時間!!!!!!!!!?????」
お「え?え?え?うん・・・普通だよ・・・」
M「うそ〜〜!!」
お「でも、ちょっとまってよ・・・・Santiだって、9時間くらい働いてるでしょ?」
S「おれはそうだ・・・でも、普通じゃない・・・ほとんど奴隷だ、奴隷」
お「Manoloだってすごい働いてるじゃん・・・」
S「うちらはな・・・仕事が仕事だから・・・」
お「普通は何時間なの?スペインの労働時間って」
M「8時間くらい」
お「2時間しか違わないじゃんか〜」
M「でも、ほかの日本人はもっと働いてるんでしょ?」
お「おいらの友達はそうだね〜」
M「どれくらい?」
お「人によるけど・・・友達で、朝9時から会社いって帰ってくるのが12時過ぎってのも結構いるよ。でも、ホント人によるし、日によるけど・・・」
M「Joder!Madre Mia!」(Fuck oh my Godみたいな意味)
お「まぁ、おいらはそういうことないんだけど・・・・」
M「じゃ、平日は自分たちのプライベートの時間ないの?」
お「う〜ん、ないんじゃないかな〜。だって帰ってきて寝るだけっていったし」
M「Hostia〜!」

・・・・気づくとおいらの周りに輪ができていた・・・。Marisolが叫び過ぎたせいで、「なんだなんだ?」と寄ってきたようだ。

S「"終電"ってのがあるんだろ?」
お「うん・・・おいらは毎日終電だったよ」

全員大爆笑

こっちにも当然電車は走っているわけで、当然「終電」はあるわけだが、そういう単語というか概念がないようで、以前、おいらが「Ultimo tren」(最後の電車)という単語をいったらSantiとManoloにつかったら、このときも大爆笑された。

M「あと、日本電車はすごいんでしょ?」
S「電車の中に人を押す人とかいるんだろ?」
お「うん・・いるよ・・・電車はすし詰めだしね・・・」
S「横浜にもいるのか?その押す人・・・」
お「いるよ・・・うちの駅でも前はよく見たしね」

Santi大爆笑

その後、日本の仕事のシステムの話になったりなどして盛り上がる。

なるほど・・・スペイン人だけのFiestaでは話を聞こうとするからダメなんであって、自分が話せばいいわけか・・・ということにようやく気づく。場を支配しろと・・・・。

気をよくしたおいらは、Valencianoを習う代わりに、日本語をレクチャー。とりあえず、簡単な日本語を教えておいた。

しばらくして、Pacoがなにやらゲームをやるということになり、皆召集される。

皆で輪になり、歌を歌いながら踊る(?)というやつだ。男女交互になってやるスキンシップをとるためのゲームらしい。ゲームということで強制的密着させられるから、「まぁこれで仲良くなろうや〜」みたいな意味合いらしい。

で、おいらが気に入ったのはその歌。

「カタクラウ カタクラウ クラウ クラウ クラウ アラケテ チュンビー チュンビー チュンビー アラケテ フラウディー フラウディー フラウディー 」

という至って単調なメロディーの歌なのだが、頭からはられなくなる。クラウの部分で足を間にだして歩き、チュンビーで腰を横に振る。で、フラウディーの部分で腰を前後に動かす。で、その多少卑猥な感じがする動きを体を密接させてやるというわけだ。

酔っぱらってきたおいらは、しばらく1人で「チュンビー」の部分だけを踊った。


しばらくして、もう一つゲーム。

全員に番号が書かれたシールを胸にはり、その番号宛にメッセージを書くというもの。メッセージには名前を書かないので、誰がそのメッセージを書いたかは、もらった本人はわからないという仕組みになっている。1人一枚ではなく、何枚書いてもいいらしい。

今回は誕生部の主役と言うこともあって、ほとんどMariajo宛のメッセージだった。

このゲーム・・・結構ドキドキする。

当然一枚もメッセージが来ない人もいるからだ。そして、まぁ、おいら宛には来ないだろう・・・とは思っていたのだが・・・

「13番・・・13番・・・」
「オレだ!オレだ!わ〜い」
「なんだ・・・なんて書いてあるんだろう・・・」

手紙を開く。

「ワクワクワクワク・・・」

赤字で・・・・

GOLFO!(辞書ではごろつきの意)


期待したおいらがバカでした・・・・。


ちなみに、おいらはMarisolに日本語で書いた。喜んで丁寧に折りたたみ財布に入れていた(笑)

日本語はこういうとき便利。綺麗だもんな〜。文字。


追記
Mariajo邸を出た後は、loco mateoをいうディスコに行き、5時くらいに家に帰ってきてそっこうベッドに入った。

追記2
Fnacで衝動買いをしてしまった。日本ではどこにいってもなかった「PIEDRAS」(靴に恋して)のサウンドトラック(イタリアとスペインにしかないと言われた)と、FLAMENCOJAZZの二枚目のアルバム。総額20euros。うぐむ〜。



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難しいもんだ・・・・
2005年02月25日 (金)
なんか、ショッキングピンクなできごとがあって日記どころではない。

あ〜なんかショックや・・・・びっくりや・・・・がっかりや・・・・。

もうダメなんかな〜。

追記
tomokito、タカシ君、バネッサの4人でtomokito邸で小さいFiesta。いつものごとくうまい手料理を食べつつ、Vinoを浴びるように飲んだ。家に戻ってきてからタカシ君とさらに飲む。あ〜でもない、こ〜でもないと話しながら。気づいたらベッドの上で寝ていた。布団に横になったのは覚えてるけど・・・タカシ君が帰ったのが何時なのかもわからないし、おいらが布団に入ったのが何時かもわからない。



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スペインのギャンブル事情〜ビンゴ編〜
2005年02月24日 (木)
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ビンゴ編とは書いたものの、あとはquiniera(サッカーくじ)くらいなんだけど、まぁ、一応いろいろSantiに聞いてみたので書いておく。

日本にはギャンブルがたくさんある。競馬、競輪、競艇、ドッグレース(?)、亀レース(笑)、花札、麻雀、パチンコ、スロット・・・。

カジノこそなく、微妙に趣味の範囲を脱し切れてないような気がしないでもないが、日本はギャンブルは多いと思う。海外のそれは少ないが、大金があたるという意味でギャンブル性は日本のよりはかなり高い。たぶん、「ゲーム性を強くしなくてはいけない」という建前が日本にはあるからだろう。まぁ、詳しくはしらんが。

で、スペインにはどんなギャンブルがあるか聞いてみた。

競馬・・・ドッグレース・・・Quiniera(サッカーくじ)・・・カジノ・・・・そして今日いってきたビンゴだ。

競馬とかドッグレースはスペインを旅してるけどみたことがない。Madridには「たぶん」あるとのことだけど・・・。

ビンゴはValenciaの街中でも結構よく見かける。「BINGO」という文字のネオンがケバケバしく輝いている。

ビンゴというと、おいらの中ではパーティの間を持たせるためのゲームとか、仲間内での景品交換用のゲームというイメージが強く、ギャンブルというイメージはないのだが、スペインでは日本と同じ趣旨のゲームとしてのビンゴもあるが、ギャンブルとしてもある。

来たばかりのころから、このケバケバしく灯る「BINGO」のネオンになんとな〜く、「いかがわしい」というか「うさんくさい」というか・・・そんなイメージをもっていたのだが、入り口から中はみれないので、なんとなく興味はあった。

今回学校の企画(Manoloの企画)で行くことになったらしく、たまたま学校にいったとき「名前かけ!参加しろ!」といわれたので、「まぁ、暇だし・・・」といってみることにしたわけだ。

22時半に学校に集合して、総勢11名でビンゴ会場へ向かった。メンバーはManolo、Santi、おいら、ドイツ人数名、メキシコ人1人、日本人の男の子1人・・・という感じ。

で、写真と共に遊び方と雰囲気を書き残しておく。

【入り口】
しつこいようだが、なんか胡散臭い(笑)。ガラスドアになっていて、だいたい中には受付とスロットマシン(Barにあるような簡単なスロット。当然現金がでてくる)がおいてある。そして、カウンターの奥には重厚な扉が四枚〜八枚綴りくらいあり、ちょっと「金かけてるわよ」感が伺える。Valenciaのものだけでいくつか見たが、だいたい入り口はこんな感じ。ネオンはだいたい青か紫あたりと思う。うろ覚えだが。

【カウンター】
カウンターがある理由は、パスポートやらの身分証明やらを提出しないといけないからだ。これは年齢制限のためもあるが、大金が当たったときには絶対必要なので、観光客でも留学生でも、もしいくことがあるならパスポートは絶対必要。おいらはそれをManoloにいわれていたのに、うっかり忘れて雨の中一度家に帰る羽目になった・・・。スペインだから大丈夫・・・というのはここでは通じない。

【サロン】
で、重厚な扉を押して中に入ると、そこはサロンがある。今回行った場所は、Valenciaでもかなり大きいところにいったので、かなり巨大。最初にいった学校側のBINGOは雨の木曜日ということもあってか、誰一人遊びにきてなく、BINGOは開催されていなかった。


【電光掲示板】
今回いったところは、サロン(ホールといったほうがいいのか?)のど真ん中に宇宙ステーションみたいな巨大な電光掲示板がある。たぶん6角形くらい。その宇宙センターには、今まででた数字を表示する電光掲示板と、今でてきた玉の映像を映しだすモニタが埋め込まれている。


【金額表示掲示板】
宇宙センターとは別に、壁の至るところに小さい電光掲示板がある。これは、現在(今回のゲームで)bingoに参加している人の人数、「Primea Linia」(最初の一列)の配当金、「Primero bingo」(最初のビンゴ)の配当金、Carton(?)(ビンゴ用紙)一枚の料金が表示されている。(※下記で説明)



雰囲気はてな感じ。

今回いったところは何人収容かしらないけど、かなり大きくて500人以上はいると思われる。が、今日は雨の木曜日。うちら学校メンバー11人をいれて、全部でいたのは25人〜30人くらい。なんともギャンブルらしくない雰囲気であった。このビンゴは参加人数が大きく関係してくるので、誰もいないとゲームにならないし、少ないと配当金が少なくなってしまう(※下記で説明)


【遊び方】

まず、Carton(カルトン:たぶんあってると思う)と呼ばれるビンゴ用紙を買う。うっかり写真を撮るのを忘れてしまったため、手元に素材がないのだが、日本のと違って真四角ではなく、横に長い長方形をしている。

このCartonには3列の数字の羅列があって、左から順に1の位、10の位、20の位と80の位まであり、マス目としては8×3の24マスある。だが、各列にはすでに埋まっているマス目もあるので、数字自体は全部で16くらい(調べ忘れた)となる。

で、結果としては、これら16の数字が一番早く全部でた人が勝者というわけだ。

Cartonの値段は店によって異なるかもしれないのだが、今回は一枚1.5euros(約200円)であった。

店員(?)からこのCartonを買ったら、机の上に厳かに置かれた(刺さった)青ペンがを手にとり、準備する。

「COMENZAMOS」(始めます)という何とも迫力ない合図とともに数字が数えられる。モニターには今でてきたばかりのボールの映像が映し出されるが、そんなもん見ている暇はない。

というのも、しっかり聞き取ってないと聞き逃すからだ。

数え上げられる速度は早口言葉とまではいかないが、淡々と、ホント淡々と・・・皆(スペイン人)がストレスに感じない程度の速度で数え上げられる。

文字で表せるとも思えないが、雰囲気としては・・・下の例を、ちゃんと目で追って数える感じだ

「はち」・・・・・「よんじゅーく」・・・・・「じゅうご」・・・・・「ろくじゅうさん・・ろくさん」・・・・・「ななじゅうなな・・なな」・・・・・「いち」・・・・・

って感じ。

60台と70台だけは、60のSesenta(セセンタ)と70のSetenta(セテンタ)が似ていることから、ちゃんと間違えないように、たとえば67だったら、「Sesenta y siete・・・seis(6)siete(7)」と言い直す。

数字は1〜90までなのだが、日本人留学生の場合、来る前に数字の勉強をちゃんとやって聞き取れるようにならないと、おそらく厳しい。とにかくひたすら数字しかいわないから、たまに「ん?」ってなることもある。「Catrce」(14)がおいらは苦手ということがわかってがっくり(笑)。カトルセ・・・っていわれると、わかるのだが、数字の羅列の間にいわれると、一瞬「え?」ってなる。

なので、おいらみたいにスペイン語がもともと話せなくてくるひとは1ヶ月か2ヶ月くらいして数字になれてからじゃないと、おそらく見逃しまくるだろう。

もしかして、おいらがバカなだけかもしれないけど。

話を戻す。

シーンと静まりかえったサロン内で、全員がひたすら数え上げられる数字をしっかり聴きながら、Cartonにチェックしていく。

で、まず最初に一列そろった人が「Linia」(リニア:列)と叫ぶ。これは最初の1人だけだ。

数字の数え上げが一時中断され、そのLiniaがちゃんと合っているかどうか確認される。確認されたら、再び数字が数え上げられていく。

そして、次は全部そろった人が「bingo」と叫ぶ。

これも同様に確認作業が行われ合っているようだったらゲーム終了。

これで1ゲームは終わる。

時間にして・・・だいたい1ゲーム10分かかるかかからないかくらい。ホントあっというまのゲームで、ゲームの間は物音1つしない。話すと聞き逃すから。お通夜か・・・と思うくらいだ。

当たればゲーム終了後、店員さんが配当金をもってきてくれる。それをうけとって、5分くらい(人数によるとは思うが)たったあと、また新しいゲームが始まる。

【配当金】
配当金に関しては、まだ一回目なので、普段はどれくらいなのかわからないが、今回の例だけで書き残す。

参加人数が30人くらいの状態で・・・

Liniaが3.5euros
bingoが25euros

くらい。

参加人数が24人くらいで

Liniaが2.4euros
bingoが15.4euros

参加人数が17人くらいで

Liniaが1.3euros
bingoが9euros

という感じだった。

つまり、参加人数が減れば減るほど、当たる確率が高くなるので、配当はそれだけ安くなる。17人の場合、Liniaが1Carton代にも満たなくなってしまう。bingoになっても、たった9euros・・・。ギャンブル性が見事に失われて、ただ数字の聞き取り訓練って感じになってくる(合掌)

【客層】
このビンゴはどちらかというと、親父たちのゲームというよりは、家族とか暇なカップルがきてやる、どちらかというとほのぼのしたギャンブルとのこと。もちろん中にはビンゴ中毒で、目を血走らせてやっている人もいるらしい。Manolo曰く、彼が子供の頃は、たまに家族で週末にいったらしい。というのも、ゲームをする人は、お酒も食べ物も半額になるからだ。だから、若者たちもFiestaに行く前に、ちょっと軽く飲んでいくか・・・・とゲームで遊びながら、格安のビールやら酒をあおっていくこともあるらしい。

ビールも半額で1euros。ラムコークも半額で1.4euros・・・安すぎる。ただ、見るだけの人は正規の料金を払わないといけないらしい。食べ物は大量の魚介類がでてきて5euros(700円程度)とのこと。

掛け金も1.5eurosということで、まぁかわいらしいギャンブルといえよう。もしかしたら、曜日によって料金が違ったりとか店によって違うのかもしれないが・・・。

で、うちらの結果でいうと・・・11人いて当たったのはおいらを含め3人。おいらが6ゲーム目に一度ビンゴになったあとは、しばらく誰もでないで、ついでManolo、ドイツ人、そしてまたManolo・・・と計4回のビンゴで終わった。あと、Santiが一回Liniaをあて3.5eurosゲットしていたくらい。

おいらの配当はそこそこ人数が多いときだったので、15.4eurosの配当。

6ゲーム×1.5=9euros
タバコ   =2.45euros
ビール   =1euros
ラムコーク =1.37euros
合計    =13.82euros

う〜ん、プラマイ0。Manoloも12ゲームくらいやってるからプラマイ0だったらしい。彼の配当は11eurosと8eurosと低め。

まぁ、十分遊べたからいいけどね。

今度は人数が多いときにもう一度遊びにいってみようと思う。なぜかManoloが気に入ってしまったようで・・・(笑)


追記
今日、パパ(法王)がGripe(流行風邪って感じ)にかかってかなりヤバイ状態になったらしく、あっちこっちのテレビでそのニュースを流していた。

Santiがこんな話をしてくれた。
「正樹・・・パパの選出方法知ってるか?」
「知らない・・・」
「たくさんの枢機卿たちが・・・もうじじいばかりだ・・・が、システィーナ教会に鍵を閉めて、外部を完全に排除して選挙をするんだ。で、その投票用紙を燃やして黒だったらやり直し、白だったら決定という意味なんだ。外で見ている人間は煙突の煙が白いと叫ぶんだ!!法王が決まったぞ!!!ってな。その選挙のことを「Fumata Blanca」(フマタ・ブランカ:白い煙)っていうんだ。」
「まじで〜〜!なんか、超原始的だね〜。日本にもかなり昔にあったよ。亀の甲羅とか動物の骨で占うやり方が・・・。それで、村の長とか、村の位置とか、今後の運命を占ったんだよ」
「亀の甲羅〜〜〜!!なんだそりゃ〜!」
「だから、かなり昔ね〜。今も中国とかではやってるかもしれんけど・・・」
「亀か・・・・野蛮だな・・・」

まぁ、原始的なことにはお互い変わらない気がするけど・・・。



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ねぇ・・・やっぱり最初に全部飲まなきゃダメ?スープ・・・
2005年02月23日 (水)
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今日も細々したことがいろいろあって、日記書くの面倒くさい。あ〜面倒くさいったら。こんにゃろめ。

■雪化粧
今日は一日寒かったな〜と思ったら、バレンシア以外は大雪だったらしく、あっちこっちで事故多発してたみたい。近くだとCastillonも雪が降って大変なことになってるとニュースでやっていた。

おいらが旅行したアヴィラやセゴビアも雪化粧がほどこされていて、とても綺麗だった。雰囲気があるというか・・・。雪になれてない人たちには大変だろうけど・・・テレビだけで見ると綺麗。

お「ねぇ・・・Santi・・・Valenciaは雪降らないの?」
S「ごめんな・・・Masaquito・・・Valenciaには雪は降らないんだよ」

雪化粧されたValenciaの街を見てみたいものだ・・・・。


■Que va!
夕方、タバコを買いにEstancoへ。外は小雨で、寒いのなんのって・・・。小走りでEstancoまで行き、扉を開け

お「お〜寒い寒い!。キャメルライト4箱ちょうだいな・・・」
E「フリオじゃなくて、フリィオだよ・・・あんた」

のっけからEstancoのおばさんにスペイン語を治される。寒いはfrio。RとLの発音を気にしない日本人にとっては巻き舌じゃなくフリオでも、巻き舌でフリィオでも同じ。おいらもちゃんと言えるときと言えないときでバラバラ。まぁ、7割強は言えてないと思われるが。

しかも、frioはiの上にアクセントがつくから、フリィオと赤い部分を強く言う。それもおいらは無視してリィオと発音したから、Estancoのおばちゃんに説教くらったわけだ。

帰ったばかりなんだから許してよ・・・ホント。

E「で、なんだっけ?キャメルライトだっけ?」
お「そうそう・・・あ〜それにしても、ケ フリィオ」

今度は意識して言ってみた。こんにゃろめ!と思って。

E「あんた・・日本人でしょ?」
お「そうだよ」
E「どんくらいここに住んでるのよ」
お「う〜ん、トータルで2年くらいかな〜」
E「じゃ、十分ね・・・」
お「え?」
E「こんな寒さなんて、Valenciaのこの時期は普通よ普通!」
お「え〜〜〜!」

「Que va!」

「Que va!」

「Que va!」

「Que va!」

「Que va!」

おばちゃん、Que vaを怒濤の五連発。

「Que va!」はいつかまとめようと思っている魅惑のPalabraの1つで「eh?」とか「hombre!」とか「tio!」とかとならんで、日本語に訳しづらいがかなり頻出するスペイン語なのだ。

おいらはSantiが昔からよく使ってるので、この魅惑のPalabraをかなり前から使いこなせているつもりだ・・・。

状況によって、細かなニュアンスは変わってくるのだが、無理矢理訳すと・・「なにいってやがる!こんにゃろめ!」みたいな感じ。

たとえば・・・

S「このデジカメどうだ?」
お「まぁ、いいんじゃない?日本はもっと質がいいけどね・・・」
S「Que va!」

てな感じ。

だから、先ほどのおばさんのQue va、五連発も日本語訳すると

「なにいってるんだい、こんにゃろめ!」

「なにいってるんだい、こんにゃろめ!」

「なにいってるんだい、こんにゃろめ!」

「なにいってるんだい、こんにゃろめ!」

「なにいってるんだい、こんにゃろめ!」

ってことになってしまう。なんか某お笑いみたいな感じだし、5連発でいうには長すぎるし、くどすぎる。

やはり、ここは「Que va!」でなくてはならない。

さらに、このQue va・・・Gesto(仕草)がつく。手のひらをチョップ(手刀)をするときのようにして、右手なら頭の右上あたりの空を切る感じで素早く後ろに動かす。

このGestoを共にQue vaを5連発されると、もうこちらとしてはぐうの音も出ないし、あまりの早さに何も口を挟めなくなる、恐ろしいほど効果のある魅惑のPalabraなわけだ。

スペインにきたらまずこのGestoと「Que va!」を覚えて貰いたいものだ・・・。

で、まだEstancoマダムとの会話は続く。というか、もう止められない。

E「この前の12月なんてね〜20年ぶりの寒波よ!あんた!こんにゃろめ!」
E「あんときと比べたら・・・今日の寒さなんて・・・こんにゃろめ!」
E「去年の今頃だってね・・・ブラブラブラブラ」
お「(いかん・・・とまらない・・・なんか絶対寒いから鬱屈してるんだ・・・)」

扉に手をかけ、少し開けるが、マダムの会話はまだ止まらない。

E「ホント、今日なんて全然普通よ!普通!こんにゃろめ・・・」
E「ホント、普通だんだってば!普通!こんにゃろめ・・・」

もう、半分独り言・・・で、運良くたまたま入ってきてセニョールにまで飛び火する。

その隙においらは扉をさらに少しあけ、「帰りたいんだ!メルカドにいきたいんだ・・・」という感じの目で訴えかけるが、マダムは無視。

E「ねぇ、あんた・・・今日の寒さなんて、この時期普通よね〜」
S「そうだな〜まぁな・・・」
E「ほらみなさい・・・」
「Que va!」

「Que va!」

「Que va!」

3連発聞いたところで

お「Hasta Luego〜!」

逃げてきた。

今度から、あのおばさんのことを「Que vaおばさん」と呼ぶことにしよう。

■ポーランド料理に挑戦
今日の夕食も掲示板で教えてもらったやつにしようと、ポーランド料理にチャレンジ。書き込みをみた感じ、簡単そうだし・・・。メインは一応、これまた掲示板で教えらもらった「オニオングラタンスープ」のスペイン版に決定。「Sopa de ajo」とのコラボレーションなので・・・「ニンニクオニオングラタンスープ」って感じか。

とりあえず、スープの方に着手する。

■男の適当料理
【ニンニクオニオングラタンスープ】(4人分くらい?)



01.タマネギを二つ、みじん切り。別に1つでもいいが、おいらは2つ。
02.ニンニクを5つみじん切り。
03.寸胴鍋にオリーブオイルいれる
04.ニンニクをいれ軽く炒め、タマネギもいれて炒める。しんなりするまで。
05.塩をふる。(別にここでかけなくてもいいけど、適当)
06.かちかちになった「昨日のパン」(フランスパン)を砕いていれる。
07.分量は適当。おいらは半分くらい入れる。腹が減ってればもっていれてもいい。
08.パンも一緒に炒める。堅いので上からオリーブ油をすこしかけてもOK
09.本当はパンを少し焦がした方がいいのだが、できなければ無視。
10.適当に全体に油がなじんだら、Pimentonをいれる。
11.Pimentonは日本でなんていうのかしらないが、パプリカを粉上にした調味料。
12.スペインではかなり使う調味料の1つ。赤い粉。
13.さらにかき混ぜる。全体的に赤くなるまで。
14.水をいれる。人数によるが・・・たぶん1.5Lくらい?
15.沸騰するまで蓋をして待つ。たまにかき混ぜる。
16.パンがくだけてないようだったら、ヘラでざくざく砕く。
17.沸騰したら、ローリエ2枚と、瓶の底でつぶしたニンニク2つをぶちこむ
18.Pimentonをぶっかける。分量は・・・大さじだと3くらい?わからん。
19.かき混ぜる
20.固形コンソメを入れる。
21.塩をふる。味付けみながら。
22.この時点ではあまり濃くしない方がいい。煮込めば味が濃くなってくるから。
23.味を見て、良い感じなら終わり。ダメならコンソメとか塩を足す。
24.アサリがあればアサリをいれるとなお良し。今回は切れていたのでなし。
25.寒い冬にはうまいです。
26.以上

■ポーランド料理に四苦八苦
掲示板には「ポテトをすって、パンケーキのように焼いて、あつあつのうちに塩をふって食べとうまい!」と書かれていた。

「よし!作るか!まずはジャガイモを・・・5つくらい?かな・・・」
「するぞ!」
「・・・・ん?でも・・・どれくらいの細かさなんだ?」
「マッシュドポテトみたいにするのか?」
「っていうか、パンケーキってどんなだっけ?」
「甘いものくわんしな〜」
「あ〜、あれか・・・こう型にいれて焼くやつ!!」
「ん?あれはパウンドケーキだっけ?」
「四角い型で焼くやつか?あれもパンケーキか?」
「っていうか、そもそもどういう形状なんだ?」
「ま、いっか・・・ダメもとで・・・これですろう!」

ごりごりごりごりごりごり・・・5つすりおわる。



「ん〜大量にできてしまった・・・・」
「っていうか、やっぱでかい?」
「これでパンケーキ?」
「これを全部フライパンにぶち込んでtortilla(スペイン風オムレツ)みたいに焼くのか?」
「あ〜そうかも!ポーランドのtortillaなのかも!」
「でも、なんか微妙に違う気もする・・・」
「この量じゃ固まらないよな・・・」
「tortillaは卵いれるからいいけど・・・」
「このままぶちこんでも炒め物で、パンケーキにはならいよな」
「パンケーキって・・・小さいのもパンケーキ?」
「やっぱパンケーキがわからん」
「まぁ、いっか・・・とりあえず、手でハンバーグみたいにして焼いてみよう」

片手分くらいポテトをとって、手で団子状にして、フライパンにいれる。で、崩れたところをヘラで形作る。

「う〜ん・・・う〜ん・・・・うまそうだけど・・・オレアイダみたいになったぞ」
「っていうか、おせんべい?」
「薄すぎたか?量が少なすぎたか?」
「油足した方がいいのか?これ形保てるのか?」
「まぁ、いっか・・・とりあえず、食べてみればわかるだろ・・・」

焼き上がって塩をふっているところに、Santiが帰ってきた。

S「何作ってるんだ?」
お「ポーランドの料理・・・patataのパンケーキ・・・」
S「あ〜〜!Evaの家で食べたことがあるような・・・」
お「そうそう。Evaがtipico(名物)といってたやつだと思う」
S「どれどれ・・見せてみろ」
お「あのさ・・・形・・・どんなだったか覚えてる?」
S「う〜ん、全然覚えてない。食べたかどうかも実は微妙だ」
お「あらら・・・・これでいいっぽい?」
S「全然検討つかん」
お「なんかオレアイダみたいじゃない?」
S「え?なに?」
お「なんでもない・・・(オレアイダなんて通じないよな・・・)」

ということで、実験がてらSantiと一緒にあつあつのうちに塩をふって食べてみる。

S「うん、うまい・・・うまけど、目玉焼きが欲しいな・・・」
お「やっぱ朝食っぽいな・・・」

2回目は量を多くしてみることにする。パンケーキ?っぽく。
お「やっぱもっと細かくすらないといけないんだろうな〜」
お「焼いてるというよりは揚げてる感じになってきた・・・」
お「しょうがない!」
お「Santi!インターネットで調べてくれ!」
S「なんていれるんだ?」
お「う〜ん、ポーランド、じゃがいも、パンケーキで検索して」
S「パ、パンケーキ???英語じゃないか・・・それ」
お「そっか・・・・じゃ、ポーランド、じゃがいも、名産で調べて」
S「あいよ・・・」

が、いくつか調べたが、みつけることができず。

「う〜ん、まいっか・・・適当で。うまいし。」

ということで、形状はそれぞれ違うが、”おそらくポーランド料理”ができあがった。

で、その後、日本のサイトで調べたところ・・・発見!!

惜しい!惜しい!微妙に違うが・・・まぁ、やろうとしてることは間違ってない。なんかいろいろな形状があるみたいだし・・・。材料も地域によって違うっぽい。

でもって、ユダヤ人の料理だとかなんとか。そうじゃない・・・と書いてるところもあったが。

参照:ここここ

今回はスープをグラタン風にすることにしたので、ピザ用(?)の細かく刻まれているチーズを入れる。フランスの魚のスープみたいに。パンも結構いれたし、チーズのこってり感で結構なボリューム。スープというよりは主食になった。

■ねぇ・・・やっぱり最初に全部飲まなきゃダメ?スープ・・・
スペインは三角食いをしない(参考:コラム「スペイン人への道」三角食い)。だもんで、最初にスープを全部飲まなきゃいけないのだが、日本人のおいらにはつらい。ポテトも冷める前に食べたい・・・・。で、聞いてみた。

「ねぇ・・・やっぱり最初に全部飲まなきゃダメ?スープ・・・」

おいらがいない間に、彼らは、テレビドラマの「aqui!No hay quien viva」のファンになったらしいのだが・・・。

夢中になりすぎてて、おいらの質問というか直訴を全く聞いてくれていない。

お「はいはい・・・スープ飲めばいいんでしょ、飲むよ!全部!こんにゃろめ!」

がふん。

追記
料理中・・・机に散らばった塩をその辺にあった小さな厚紙で写真のように集めて・・・



「これが正樹のぶんな・・・これがおれ・・・これがMi Kyungだな・・・あとでな・・・あとで・・・jajaja」

なんか、スペイン・・・。



追記2
今日書こうと思っていたことはまだまだあるのだが、もう疲れたので後日書くことにする。



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スペインの携帯事情
2005年02月22日 (火)
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今日は煩雑な一日だったので、小分けで書く。

■Que frio!
なんか寒い・・・寒いぞ〜!毎回冬の時期に帰ってたもんだから、おいらの部屋には暖房器具がない。ほかの3人は持ってるし、Salonにも風呂場にもあるが、おいらの部屋にはない。火祭りあたりになるまでの我慢だと思ってたけど、寒すぎる。日本とはまた違うもう一つの太陽が一応でてはいるんだけどな〜。寒いな〜。懐も。

■Cordero!
大好きな羊の肉を買ってきて食べた。Santiにもおすそわけ。Cordero買った・・っていったら、「明日は実家で喰おうと思ったけど帰ってくるから、jejejeje」といっていたから。
スペインのCordero料理はたくさんあるが、よく作るのはニンニク二つとパセリを少々、Morteroというスペイン版すり鉢にいれて、ひたすら砕く。で、別に切ったニンニクと一緒に両側をしっかり焼いたCorderoの上にスプーンで乗せて、ひっくりかえして蓋をして少し粘る。塩を少しふるとできあがり。もう、これだけでcojonudo!!なのだが、おいらは最後にこっそり醤油をかける。これをすると白米と絶妙に会う。
今日はこれを獣のように喰った。あまりにがっついていたのでSantiに「salvaje!」(野生児?)と言われた。

■Mortero
関係ないが、このMortero、cafetera(コーヒーメーカー)同様、どの家にもまずある器具。

この「すりこぎ」と一緒におかれていれば、すぐに「あ〜料理器具ね〜」とわかるのだが、スペインにきたばかりのころ、某夫妻が灰皿としてつかっていたものだから、おいらはず〜っと灰皿だと思っていた。あきらかにタバコをおくためにあるようなでっぱりとへこみがあるし・・・。で、その後、誰かの家に遊びにいったらすり鉢としてつかっていてびっくり。「え?これ灰皿じゃないの?」と。
ちなみに、この色とこの模様はスペイン全土共通と思われる。何故かはしらないけど、この色とこの模様以外みたことがない。いや、ほんとに・・・。

■taller
「ひきこもりにはやっぱ自転車は必需品だ!」と、一時帰国直前にパンクしてしまったkristin号を修理することにする。
もうおそらく中のチューブがいかれてるのだろうが、マリちゃん曰く、「7eurosくらいかかった・・」とのこと。まぁ、ぶっちゃけ高くはない。高くはないのだが、もしまだ治して使えるなら使いたいし、ちょうど前回Santiと一緒に修理したときの修理器具とMi Kyungが買った空気入れがある・・・。

ということで、部屋がtaller(工場)になった。

まず、自転車を逆さにする。タイヤを取り外すため。で、後ろにある工具箱からスパナを探していると・・・

あぐ!!!

自転車が倒れてきた。

おいらが来ていたのは普段パジャマ兼部屋着にしている白いパーカー。「流石に白じゃないほうがいいかな〜。着替えるかな〜。でもほかに汚していい服ないしな〜。まぁ、よごれないでしょ・・・」と高をくくっていたらこの有様だ。背中にはしっかり油色のチェーンの跡が。ショック

とりあえず、自転車の方は治りそう。kristin号ができたら・・・とりあえず街中を疾走して、大根を買いに行きたい。駅そばのchina店にしかないから・・・。

■Impresora
Manoloがプリンターを買うことになって、Santiの車で仕事後、「media market」に。スペイン版ヨドバシカメラみたいなもん。なんか、ノートPCといい、プリンターといい・・・徐々に彼らが「おたく」になっていく。あれだけ、PCの前に座っているおいらにたいして「Otaku de Mierda!」と罵倒してきたのに、今は彼らが「Otaku de Mierda!」。最近の彼らの口癖は「おれらもひきこもり♪」だ。

■スペインの携帯事情
ついでということで、おいらも携帯を見る。流石にないと不便。今は友達がほとんどいないからいいが、今後できたら連絡先を知らせたりしないといかんわけで・・・。まぁ、とにかく必要なので、media marketならほかのところよりは安いだろうと聞いては見たのだが・・・・

その前にスペインの携帯事情を書いておかねば。

スペインでの携帯所持には主に二種類のタイプがある。

・Prepago(またはtarjeta)
・contrato

の2種類。

Prepagoは日本では「子供用携帯」(?)として以前あった気がしたが(今もあるだろうけど)カードタイプの携帯だ。コンビニやタバコ屋などで、「20euros分」とか「30euros分」とかいって、お金をチャージしていく。で、なくなったらまたチャージする。そういうタイプ。当然contratoよりは割高だが、いらなくなったらお金さえ払わなければいいわけだし、contratoの方は一応一年以上使うという前提があるので、留学生は主にこのPrepagoタイプを持っている。

contratoは文字通り「契約タイプ」。毎月引き落とされる。メリットはPrepagoよりも全然安いということ。デメリットは「あ〜〜〜!今月使いすぎた!」ってことが起こりえること。Prepagoタイプは、お金をチャージしなければかけれないので、節約したければ、チャージしなければいい(笑)。おいらはいつもそうしてる。電話は受け取れるので・・・(^_^;)

で、さらに日本と大きく異なるのが、SIMというカードの存在。

各携帯はSIMと呼ばれる小さいチップが中に入っており、電話番号やら番号リスト等をすべて管理している。このSIM、電池を取り外せば簡単に取り外せる。

で、このSIMを取り外して、ほかの携帯に差し込めば、同じ電話番号で使え、さらに登録していたデータ等は携帯に依存しているもの以外は引き継がれるわけだ。そういこともあって、裏(のみの市とか)では、盗んだ携帯やら拾った携帯やらが安く(?)売られていて、最新のタイプの端末(携帯本体)が欲しい人は買っていたりする。

また、二枚のSIMを1つの携帯で使うことも可能。あるドイツ人の友達は、ドイツの携帯とそのSIM、そして、スペインでSIMだけ購入して、入れ替えながら使っていた。ヨーロッパ(全部かはしらんが)は携帯の送受信方式が同じなのでこれが可能なのだ。みていてとても便利。

たとえば、おいらがドイツに長期滞在するとする。3ヶ月とか・・・たとえば。で、その場合向こうでSIMを買って(たぶん買えるかと)、今使っている(壊れてるけど(笑))携帯に差し込めばドイツの携帯に早変わりする。また、旅行でほかの国にいっても、スペイン番号なので料金は高くなるっぽいが、フランスでもオーストリアでも普通に使えた。「ようこそ!フランスへ!」とかメッセージも送られてくる。

日本はそういった意味では相変わらず独自の方式で閉鎖的であり、やっぱり島国だな〜と思う。

長くなった。

で、おいらの場合・・・携帯はぶっ壊れたが、SIMは健在。というか、電話番号換えるのは面倒なので、いまのSIMを使いたいわけだ。というわけで、店員さんにきいてみた。

「携帯壊れたんだけど、このSIMは使いたいのね。で、一番安いのいくら?Vodafoneで。」

「う〜ん・・・これがVodafoneだけど・・・contratoだと29euros。Prepagoだと・・・89eurosね。でも、SIMもついちゃってるわよ」
「え???携帯だけでいいんだけど・・・」
「それはないわね〜」

contratoだと5eurosという格安なものまである。これは日本とまったく同じで契約さえしてもらえればいいので端末はいくらでも関係ないのだが、Prepagoだと契約ではないので、端末は高くなる。

おいらが今の携帯を買ったときは39eurosで60euros分の使用料がついてきた。それから考えれば激高い。

あまりの値段の格差に愕然として何も買わないで帰ってきた。

こうなったら、瑞穂さんから貰った携帯をなんとかするか・・・アダプタをさがせばなんとかなりそうな気がしないでもない。

■Bajoz Reserva
うっかりVinoのストックを切らせてしまった。

「どうしよう・・・どうしよう・・・」

手が震えてきた。

「Vino・・・Vino・・・Viiiiinoooooo!!!!!」

特別な日用のVinoが目に入る。

「いかん・・・いかんぞ・・・あれはいかん・・・」

悪魔がささやく。
「飲んでしまえ〜!また帰ってくればいいではないか!」

「うん、そうだね」

ガラスのように脆いおいらの決意

このBajosはToroに旅行にいったとき買ってきた秘蔵の一本。結構いい値段する。おいらにしては奮発したほうだ。Vino de Toroといったらかなり有名なワインで、行く前にSantiが「いいな〜Vino de Toroが飲みまくれるのか〜」と言ったほどだ。このBajosはその中ではどちらかといえば大きなBodegaっぽく、大量生産して宣伝もしているVinoっぽいが、日本の場合とは違って、それでもかなりうまかったのだ。

で、今回はそのReserva(3年熟成)。買ったときに酒屋のオヤジから、「今は飲まないほうがいい。6ヶ月待ってから飲め・・・だいたいクリスマスシーズンあたりだな・・・」と言われたので、ず〜っと寝かせておいたのだ。

早速ワイングラスに注ぐ。で、飲む。

ソムリエじゃないののが惜しまれる味だった。

大変おいしゅうございました。

■Regalito
マリちゃんからなりやら封筒が届く。中には・・・おいらの好きなお香と、何故か「ゲゲゲの鬼太郎のクリップ」が。鬼太郎ファミリー全部がそろったクリップ。

すばらしい!Buen trabajo!!

鬼太郎クリップはかなり気に入った。

うっとり眺めていると、Manoloがやってきて

M「なんだそれは!」
お「鬼太郎」
M「妖怪か・・・」
お「そうそう。前に話した水木しげるのキャラクター」
M「あ〜〜〜!!!ぬりかべ〜〜〜!!!」
お「え?」
M「これはおれだ!おれ!」
お「あ〜!前にやった妖怪占いか・・・確かぬりかべだったね〜」
M「そうだ」
お「じゃ、これはManoloにあげるよ・・・ぬりかべ・・・」
M「ん〜gracias」

ってことで、里子に出してしまったよ・・・ぬりかべ。ファミリーは崩壊させたくなかったんだけど・・・まぁ、いたしかたない。

あ〜ぬりかべ〜!

そういうおいらも、妖怪占いは「ぬりかべ」だった。



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わ〜〜〜〜か〜〜〜〜〜〜め〜〜〜〜〜!
2005年02月21日 (月)
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おいらが日本にいる間にManoloが「キュウリとわかめの酢の物」を作っって大失敗したという話を昨日聞いたので、今日の晩飯は掲示板で教えて貰った「鮭のチャンチャン焼き a la アルミホイル」とその「キュウリとわかめの酢の物」にしたわけだが・・・・。

キュウリに塩をふりしばらく待っている間に「ふえ〜るわかめちゃん」を探す。

が・・・ない!

おいらが帰る前においてあった場所ない!

食料庫を整理したけどない!

あれだけ・・・一年分くらいあったはずなのにない!

どこにもない!

DESAPARECIDO♪

っていうか、あり得ない。

「ふえ〜るわかめちゃん」はこっちに滞在する日本人なら120%持っている一品なのだが、たいてい帰国までに使い切れずにあまり、人の手を渡っていくというジプシーみたいなヤツなのだ。で、長く滞在しているおいらのもとには、自分が持ってきたり、気を利かせた母親が送ってくれたり、友達から回ってきたりとかなりの量の「ふえ〜るわかめちゃん」があったはずなのだ。かなりの頻度で日本食を作っても、半年以上は軽くもつくらいの量があったはずなのだ。はずなのだ。

帰国前までは・・・・。

ってことで、捜査開始。

お「Manolo〜わかめ、どこにあるかしってる?」
M「あ〜〜どこだっけ!3箇所候補があるけど、探してくれ〜!」

と学校の時間になったのででかけてしまった。

お「Santiago!わかめ・・・知ってる?」
S「あ〜〜〜!それすげ〜大変だった!おれも先週探したんだけど・・・」
お「なかったの?」
S「かなり探したけどみつからなかった・・・」
お「でも、あれほどの量使い切るわけないよ」
S「そうなんだよ!あり得ないんだよ・・・」
お「どっかのFiestaに持って行った?」
S「う〜ん、それはないはず。もっていったとしてもあのおおきい袋ごともっていくことはないだろう」
お「だよね〜」
S「Mi Kyungが知ってるかもしれない・・・どこかに閉まったとか」
お「あ、それあり得る」

お「Mi Kyung・・・わかめ・・・わかめ・・・」
M「わかめ?」
お「海草・・・ほら、みそ汁とかに入ってる。」
M「うん、それが?」
お「どこにあるか知ってる?」
M「棚にあるでしょ?」
お「それがないの・・・」
M「え???でも、いっぱいあったでしょ・・・」
お「う〜ん、Mi Kyungもしらないか・・・」

お「春!あとはおまえしかいないんだ!」
春 すりすり
お「違う!そうじゃない。どこに隠したんだ!吐け!吐くんだ!」
春 ダッシュ!!!
お「逃げたぞ!みんな!おえ!おうんだ!」
春 さらにダッシュ!!!
お「もう逃がさんぞ・・・年貢の納め時だ・・・観念してお縄にちょうだいしろ〜!」
春 ダッシュ!!!
以下永遠に続く。

ということで、完全に行方不明。

結局、キュウリはもう作ってしまったので、アサリと一緒にあえてなんとかごまかした。

それにしてもいったいどこへ・・・。

で、チャンチャン焼き。

もうかなりの大成功。もう白米が進む進む。みそを使って作ったことはなかったが、ご飯にあう!あいすぎる!みそ万歳!

Manoloたちも食べ方に苦労していたが、かなり気に入ったようだ。たぶん。黙々綺麗に食べきった。最後は汁をご飯にかけるという日本人らしい一面も。かける前に「正樹・・・かけていいか?」と聞いていたけど。日本でもそうだが、スペインではさらにはしたないことになってしまうからだ。皿を持つのもって食べるのも駄目出し・・・。

夜は久しぶりに買ってきたLa Manchaの「Estola」を一人部屋で飲む。が・・・かつてはあれだけうまいうまいと飲んでいたのだが、最近Utiel-Requenaのワインを飲み過ぎていたせいか、少々味が薄いというか、すっきりしすぎな気がした。

いかん・・・ついに舌が肥えてきてしまったか?日本酒みたいに・・・。

次回はもうワンランク上のEstola(4eurosくらい)を買ってきて飲んでみよう。


追記
Santiは「ごはんですよ」をお気に召さなかったようだ・・・残念。が、これからだな・・・・。

追記2
以前ValenciaにいたYさんからManolo宛に小包が届いた。中には・・・ハンズで買った「和装コスチューム」+「ちょんまげかつら」+諸々が入っていた。早速ManoloとSantiきさせたのだが・・・・Manolo・・・顔が小さすぎてちょんまげ似合わず。Santi・・・髪が金髪でいわかんありまくり(笑)。でも、写真をとって遊ぶ。

奉行みたいな格好で廊下を練り歩くManolo。「殿中でござる!殿中でござる!」という日本語を教えてあげようと思ったが「どういう意味だ?」と聞かれたら困るのでやめておいた。ちなみに頭のでかいおいらはかつらがちょっときつく苦しかった。Cavezonは帽子がなくて困る・・・。

殿中の代わりに「Manolo!これで「ハラキリ」ができるじゃないか!」と言ったら、「オレを殺したあとに正樹もしななければいけないんだぞ」とわけのわからぬことを。「違うよ・・・おいらは介錯・・・首を切るだけで、死なないよ」、「違う!三島由紀夫は違う・・・ほかの死に方だ・・・ほら・・・名前忘れたけど・・・正樹も死ぬんだ!」、「おれは死にません」。わけわからじ。

追記3
酷使しすぎてまたのところが少し破けてしまったおいらのジーンズ。外では流石に吐けないが、家用ではこうと持ってきて、洗濯して干しておいたのだが・・・先日の強風の日にとばされて、下に落ちてしまった。拾いいくべきか、はたまた見捨てるべきか、新しいの買うべきか・・・。底が割れたお気に入りのCAMPERの靴(88euros。2年ほど使用)は、瞬間接着剤で補強することによって再利用。

貧乏って素敵。




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ママンの味
2005年02月20日 (日)
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日曜と言うことでManoloファミリーがやってきた。ママンとLauraとそのNovioとAlex。

いつものように大量のComidaを持ってきてくれたママン。ママンっていうのは万国共通なんだな〜としみじみ思う。

ママンが持ってくる食べ物はどれも質が良い。安物を買ってこないからだろうか・・・。それとも、亀の甲より年の功で、旨いものを知っているからなのだろうか・・・。

Quesoなんて・・・・もう信じられないくらい旨い。おいらがいつもmercadonaで買っているOvejaのCurado(羊のチーズで下から3番目くらいの熟成度?)でも十分宇無くて、Vinoがあったら止まらないというのに、ママンが持ってくるQuesoは・・・なんていうか、こう・・・無言になるうまさだ。

今回持ってきてくれたのもOvejaのQueso。mercadonaではみたことのないタイプで、Mercado Centralとかでなら帰るのだろう。

ママンが来るということで、Manoloが朝から掃除していたので、おいらも掃除を手伝う。Salonを箒とちりとりをつかって掃除していると・・・

M「なにやってるんだ?」
お「え?掃除に決まってるでしょう・・・」
M「・・・・」
お「え?何?」
M「何で掃除機使わないんだ?」
お「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」

これやったの二度目。前に買ったばかりの時もうっかり自分の部屋を箒で掃除していてManoloにつっこまれたのだが、どうも掃除機なし生活が長かったせいで、いつも存在を忘れてしまう。

ということで掃除機に変更して、Salon、Comedor、Pasillo、Cocinaを念入りに掃除。そうこうしているうちに3時頃、ママンたちがやってきた。

いつものようにchina(中華料理をうちではそう呼ぶ)かManoloが作るPaellaかArroz Negroを食べるのかと思いきや、今日はママンがいろいろ材料を買ってきたらしく、ママンの料理となる。

以前、一度ママンの料理の技を見る機会があったのだが・・・もう、恐ろしく早い。ビデオの早回しみたい。

何もそこまで急がんでも・・・

と思わなくもないが、主婦というのはそうやって時間を節約しているのだろう。

料理ができると同時にこれから使う食器類以外はすべて洗い終わっていて、さらに、Cocinaの掃除も済ませてしまう。

ん〜プロや。

Manoloたちは部屋でなにやら話しているので、おいらはママンの助手として料理修行をする。

タマネギをおろしたり、調理器具とったり、かき混ぜていたり、ソース作ったり、イカ切ったり、小麦粉まぶしたり・・・。

意外なことに調理器具の名前は言われるとすぐにわかった。そんなもん、最初に忘れていくもんだと思っていたのだが・・・。

今日ママンが作ってくれたのは

Arroz con Pescado(パエリア鍋をつかったPaellaみたいなもん)
Boquerones Fritos(鰯のフライ)
Sepia a la plancha(イカの焼き?イカの鉄板焼き?)

の3品。Arroz con Pescadoだけで余裕で一人前あるわけだから、その量は推して量るべし。

余談だが、パエリア鍋は辞書でひくとPaelleraとでてくるが、地元の人間はPaellera(パエリェラ)を使うと「ん〜」となる。普通に料理名と同じにPaella(パエリャ)と使う。何でか知らんけど・・・。だから、今日もママンとの会話で

お「今日は何作るの?」
マ「Arroz con Pescadoだよ」
お「Arroz con Pescado?それってPaellaじゃないの?」
マ「Paella(パエリャ鍋)は使うけど、Paella(パエリャ)ではないね〜」
お「うぬ?」

と頭の中がこんがらがった。

Boquerones Fritosはもう日本人ならおそらく大好きな一品だ。醤油をかけたらもうそれこそ日本の味。Bodega等ではたいていBoqueronesの酢漬け(Boqueronesと注文すれば通じる)がおいてあるのだが、日本人の友達はそれをMercadoで買ってきてわさび醤油で食べて感動したという。Bodegaで流石にわさびはおいていないのだが、おいらも日本の友達が来るたびに必ず一回はこのBoqueronesを食べさせる。

で、今日はそのフライ。小魚くらいの大きさのBoqueronesを小麦粉でまぶしてあげるだけ。

食卓でManoloがおいらに気を利かせてか醤油を用意してくれた。

「ほら、正樹・・・醤油だ・・・」
「え?なんで?」
「Boqueronesに使うだろ?」
「う・・・うん」

おいらは一人で喰う時やうちの家族と食べるときを除いては、基本的にはスペインの味で食べるようにしている。勝手に味付け帰られたら料理人が怒るかもしれないと思って・・・というか、おいらの周りは慣れてきたとはいえ、醤油は彼らの料理にはなじみのない調味料なわけなので、びっくりさせても困るし・・・。

Manoloがそういってきたので、醤油を使わないわけにもいかなくなり、小皿をとってきて醤油を入れる。

M「おれはBoqueronesは醤油をつけた方が好きだ・・・」

とManolo。

なるほど・・・彼が自分でつけて食べたかったわけか・・・(笑)

で、ママンも挑戦。

マ「あら、おいしい!日本ではこう食べるの?」
お「うん。」
マ「あたしにも醤油もっとちょうだい」

醤油大人気なり。

醤油好きのおいらとしては、醤油を褒められるとなんか嬉しい。で、馬鹿にされると悔しい。

そういえば、ママンが料理しているときに、Santiが海苔巻きを作り始めた。昨夜、友達を呼んで海苔巻きを作ったらしく、その材料が冷蔵庫に余っていたからだ。



そして、醤油とわさびをつけて、皆に配っていた。

あのSantiが・・・わさびを食べさせたら泣きそうになっていたSantiが・・・醤油を今でもVeneno〜!(毒〜!)と冗談で馬鹿にするSantiが・・・ガリを「気持ち悪い!」といっていたSantiが・・・

感無量!

もう免許皆伝。

ただ、ご飯を柔らかく炊きすぎてしまったため悪戦苦闘していたあたりは、まだまだだな。

ちなみに、Santi・・・辛いのが大の苦手なのに・・・キムチを好んで食べるようになった。当然Mi Kyungの影響。Mi Kyungが大量に作っていたキムチを見て


S「お〜!キムチだ!キムチ〜!」
お「え?Santi・・・キムチ好きなの?」
S「大好きだ・・・」
お「マジで!辛いでしょうに・・・」
S「辛いが、パンに挟んで喰ったら・・・もう激旨だ!」
お「ぱ、ぱん????」
S「そうだ。こんど試してみろ!」
お「う・・・うん」

まぁ、パンとキムチ・・・ありといえばありなんだろう。韓国ではそう食べる人もいるのかもしれないし・・・。

それにしても、若さによる適応能力って素晴らしいの〜。

腹十二分目まで食べた食後は、スペインに日曜日の過ごし方にならって、ひたすらSalonでだら〜〜〜〜〜〜〜〜〜っとする。全員でひたすらおしゃべり。

たまに、ManoloファミリーはValencianoになるもんだから、一生懸命がんばらないと会話についていけないおいらは「え?え?え?」となる。

その後、マッサージ大会(?)になり、おいらはママンをマッサージ。

「毎日肉切ってるからね〜」とママン。

その手は男のおいらの手よりもよっぽど肉厚でしっかりとしていた働き者の手だった。


追記
仕事で居なかったMi Kyungは当然のように夕食を作る。うちらも食べさせられる。白米とキムチと卵の煮付けと韓国ノリの夕食。おいらは半膳くらいでギブアップだったが、Manoloはしっかりたべ、しかも食後にチョコレートまで食べていた。あれだけゲップしてたのに・・・。おいらが食べないのをみて「正樹!おまえダイエットか!!スペインではダイエットなんてできないぞ!」とまで。


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