おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め 日本出稼ぎ日記

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3年分
2006年05月24日 (水)
今日は昼を過ぎた時点ですでに石積みが早く終わりそうな予感がしていた。でもって、久しぶりの良い天気。こりゃ、寄り道して帰ろう!と思ったのもつかのま、夕方から突然春雷蠢く。

あり得ないくらいの大雨と、あり得ないくらいの雷。

一人で家にいたら興奮して、雨乞いの踊りでもしているところだが、あいにく石積み場。悪意に満ちてるぞ、日本。知らない間に地球の軸がさらに傾き、梅雨が早くなったのか?(関係あるかしらんが・・・)

ここ数週間だけで、Valencia生活3年分と同じくらいの雨をみた気がする。

しかたないので、おとなしく帰ってきてムクと遊ぶ。タオルの次ぎは、段ボールを引き裂いていて、以前は綺麗だった事務所も最近では毎日台風が通りすぎたあとのようになっている。

事務所にはパパンの仕事仲間である加藤さんがいた。帰宅後、事務所に行くのが最近の日課になっているのだが、毎日加藤さんがいるところをみると、彼は毎日仕事でかなんでかしらないが毎日来ているようだ。そして今日はさらにもう一人、釣り師の・・・名前忘れたさん・・・がいた。

GW中にやったパパン主催のBBQでは、Mexicanoのおじさんとも盛り上がったが、この加藤さんと釣り師さんとも仲良くなった。

BBQで食べたのは、加藤さんとその奥さん(伊豆出身)が「ウ必山水魚」したサザエやらエビだったのだが、取れたてだったからか、BBQで食ったからかわからないが、むちゃくちゃうまかったのだ。

その話で盛り上がりまくり、最終的にパパン軍団(なぜか若者に好かれるため、親分と子分のような組織ができあがっている。ちなみに見た目もやくざみたい。エジプト人みたい)で舞鶴に「ウ必山水魚」と釣りをしにいくという企画がもちあがった。

その決行日は4日後の日曜日。当然おいらもそれに参加することになった。

もしアワビをとったら加藤さんがおいらに土下座をしてくれるそうだ。そして、今日の話によるとトコブシ五匹でも土下座するとなぜか条件を下げてきた。

おいらは素潜りでサザエとかアワビを探したことなんかないが、トコブシならなんとかとれるんじゃないか・・・という気がする。アワビはかなり厳しいらしいが。

「ウ必山水魚」という行為がどれくらい悪いことなのかは知らないが、伊豆出身の加藤さんの奥さんがいうには、個人が楽しんでとって、食べるぶんには問題ないとか。もし見つかって怒られてもちゃんと謝れば向こうも、それ以上なにもしてこないらしい。問題なのは、とったものを売ったりする常習犯的に日々やってくる人間や、極端に大量のサザエやアワビをもっていく人間らしい。いうたら漁師じゃないけど、プロフェッショナルってやつ。大量ってどれくらいで大量なんだろう・・・10個?30個?100個?尺度がわからん。軍団でいくわけだから、それなりに数集まりそうな感じがするのだが・・・。

まぁ、どちらにせよ、おいらは何もわからない丁稚みたいな感じでついていくので、とれようがとれまいが楽しんでこようと思う。

ただ・・・日曜日・・・どうやららしい。

久しぶりに楽しそうな企画なのに・・・うぐむ。


追記
今日は多少サボル隙があったので、以前石積み場で暇すぎたときに作ったサイト用の「占い」の続きを作る。数ヶ月も前のことなのですっかり忘れていた。占いといっても、なんら根拠のないおみくじみ形式のもの。Javascriptを使ってランダムにメッセージがでるってやつ。とりあえず、100個のおみくじができたら、世に出そうと思う。それが今日のおいらの生き甲斐であった。

「食べる?」「うん!」
2006年05月23日 (火)
今日は特にネタがない。いや、今日もと書くべきか。

石積み場に慣れようが慣れまいが、相変わらず会話はない。ここ数日は一応チームらしいものを組んで石積みしているのだが、届くのは無味乾燥なメールだけ。「お疲れ様です」から始まり、「では、よろしくお願いします」で終わるメール。

ひからびる。唇が・・・。

基本的に人をネタにして日記を書いている身としては、かなりつらいのだが、そのために、せっかく慣れてきた石積み場をやめるのもイヤなので、ギリギリまで粘るつもり。

口が寂しいので、家につくとそのままムクのいる事務所へ行く。

なぜ事務所にいるかというと、あまりにわがままになってしまったため、昼夜問わずふんふんふんふんと甘ったるい声・・・を出すため、軟禁されているのだ。というか、自分がそこがいいといったらしい。

顔はかわいいのだが、おそろしく天上天下唯我独尊なわんこなのだ。

ちょうど良い、ムクの生い立ちを書いておこう。といってもあまり詳しいことはしらない。聞いたままここに書いておく。

ムクは推定3才、口伝5才の成犬。雄犬。なんかチャウチャウ、チャウチャウチャウネンチャウチャウヤネン(書いてて意味不明)が混じっているらしく、毛がふさふさ。でも、体型や顔つきはそのへんの雑種。とても顔がかわいく、散歩の最中にも道行く人に「かわいいわね〜」と言われるくらい、美形な犬なのだ。かっこいいじゃなくって、かわいい方。だけど、唯我独尊な犬。

で、ここまで野良犬で育っていたところを、うちらが拾ったというわけではない。前の飼い主がいるのだが、そいつがマジで鬼畜。いろいろ事情があるのかもしれないけど、まったくの他人なので鬼畜と言わせてもらう。

その飼い主は、引っ越すことになり犬が飼えなくなったということで、ムクは捨てられたのだ。

その捨てられたムクがどのように拾われたのかはよくわからない。その鬼畜の知り合いの方で、素敵な人がムクを引き取ったとか、全然関係ない人がたまたま拾ったとか、まぁ、いろいろ話が流れてきててよくわからんのだ。

とりあえず、「かわいそう」って思った方によって拾われたムクだったが、その拾った人もず〜っと飼うために拾ったわけではなく、誰かもらい手を探すために拾ったようで、その後ムクはあちらこちらを点々とすることになる。

長いと一ヶ月とか、短ければ2週間、場合によっては1日だけ・・・とまぁ、ムクの飼い主は次々と変わっていったわけだ。

預かった人が、自分たちのツテを使ってなんとかムクのもらい手を探そうとしていたようで、最終的に母親かなんかの知り合いのところに回ってきたところで、うちにお声がかかったという次第。

母親からこの話を聞いたとき、母親はまだ迷っていた。以前の我が家は犬2匹、猫8匹とかいて、近所ではムツゴロウ王国よろしく、捨て犬やら捨て猫(猫屋敷といわれていたから、捨て猫が圧倒的に多い)がたまる梁山泊のような性質の家だったのだが、おいらがスペインに行っている間、徐々に猫も犬も亡くなってしまっていて、残すところ、わがまま放題の「おまけ」(雄猫)を残すのみとなっていた。

さらに、両親とももうだいぶ年をとってきたし、老後に自分のことをやろうと思いはじめたのか、猫も犬もおまけで最後というのが暗黙の了解になっていた。

ちなみに、おいらだけは「猫!猫!猫!」と叫んでいるのだが、実際一番面倒みるのがどうしても母親になってしまうため、押し切れずにいた。

おいらからみて、そんな話を聞いてしまった時点で母親の負けだと思っていた。でもって、話を聞いた次の日にその子(ムク)に会いに行くとかなんとか。

その時点で100%うちにくるな・・・ということはわかっていた。

そんでもって、おいらがあっちをフラフラ、こっちをフラフラ・・・遊び歩いておうちに帰ると・・・ムクがいた。名前もすでに決まって・・・。

ムクがどういうふうに育てられたかわからないのだが、おそらくたらい回しにしたためか、猜疑心が強いにもかかわらず、その反面、おそろしく愛情に飢えていた。だから、数日もたたないうちに、彼のそばに一度よってしまうと、彼の気が済むまで面倒をみなくてはいけないという、とにかく手間のかかる犬ということがわかった。もし、そばを離れようものなら、あの犬が甘えるときにあの独特の「くぅ〜〜〜ん!くぅう〜〜〜ん!」というのが一晩中響き渡る羽目になる。そして、それでもダメだと、その辺にあるものを手当たり次第に噛み破るのだ。すでにうちにやってきて数枚のタオルが無惨にも切り裂かれた。

ムクにとって、たらい回しにされるのと、一所に留まるのとではどちらが幸せなのかしらないが、うちは自営業で、共働きなので、一日中面倒をみることなどはできないのもあって、とりあえず、うちの・・・特に母親のペースを知ってもらわなくてはいけない・・・ということもあり、事務所軟禁となった。というか、ムク自身、二階の犬小屋(以前ももとこももがいた場所)だと、くさくさしてくるらしく、事務所がいいと言い出したらしい。

事務所での生活はおそらくムクにとっては楽しいに違いない。常に誰かがいるし、しょっちゅうお客さんがきてはかまってくれるので、意外と早く我が家には慣れた模様。ただ、夜は寂しいのか、たまに「くぅ〜ぅん、くぅ〜ぅん」が聞こえる。

まぁ、そんなわけで、おいらも早く顔を覚えられようと、また名前を呼んだら振り向いてもらえるようになろうと、珍しく事務所に顔をだしてみた。

ママンの旅行中、おいらが散歩していた成果か、扉を開けて入るなり、しっぽをものすごい勢いでフリフリしたムクが走り寄ってきた。なんかうれしい。

小腹が減っていたので、ムクはひとまずほおっておいて、お客さんの誰かが飼ってきてくれたのか、京都のお菓子がおいてあった。初めてみたお菓子なのでよくわからんが・・・「茶」と「禅」と「味」という感じが書いてある。読み順がわからん。真ん中には「日」?「伯」?という字と、「路」と書いてある。屋号は田丸なんとか。なんども京都いってるが初めてみた。まぁ、それはいい。

で、それをぼりぼり食べていると、ムクがものすごい勢いで近くによってきた。

「もしや、おまえ、これの味知ってるのか?おいらも知らないのに、おまえは知ってるのか?お客の誰かがくれたのか?それとも前の飼い主が京都人だったりしたのか?eh?」

とムクに話しながらもぐもぐ食べる。

一心においらを見つめるムク。

「欲しいのか?これ・・・」
「うん!」(コクン)
「???」(目を疑う)
「ムク!これ欲しいのか?」
「うん!」(コクン)
「!!??」
「これか!これが欲しいのか!」
「うん!」(コクン)
「!!!」
「パパン!パパン!ムクが!ムクが!!!人語を解するよ!!!」
「なにいってるんだ・・・」
「いや、まじでまじで、ちょいみてみぃ〜。」

「ほら、ムク!Venga!これ欲しいのか?うなずけうなずけ」
「・・・・」
「うなずかないじゃん」
「ばか、ドリフみたいなことするな、ムク!うなずくんだよ!」
「ムク!これ、欲しいか?」
「うん」(コクン)
「ほら、今のみた?みた?」
「みたけど、それくしゃみじゃないのか?なんか今日くしゃみばかりしてるし」
「違うって!『欲しいか?』っていうと、うなずくんやもん!」

誰も信じてくれないが、おいらはその後も、ムクをひたすらうなずかせて楽しむ。おかげで、自分はほとんど食べれなかったが・・・。

ついでに、遊び半分で、その京都銘菓を宙に放り投げてみたのだが・・・意外なことに、ムクは器用にそれをジャンプして食べる。

「お、おい・・・・おまえ・・・なんかえらいたいそうなことができるんだな〜。ももとかこももはその手の芸はせんかったぞ。お手とお座りくらいで・・・」

その後、何度か投げ食べをさせてみたが、10回に7回くらいはしっかり食べる。ちゃんと弧を描いて投げたやつは100%の確率で口にいれる。

う〜ん・・・もしかしてムクは以前かなり遊んでもらっていたのではないだろうか・・・その鬼畜かどうかは知らないが、あのおいら並の『遊んで遊んで光線』や、今回のうなずきといい、投げ食べ(正式名称しらん)といい・・・。

ムクに関しては謎が深まるばかりだ。


最後に雑多なことを少々書いておこう。

石積み場のすぐそばにある、スペインの国旗を入り口のところにど〜〜〜んと貼ってあるお店が「Rakli」という名前であることが判明。その瞬間、この店が「スペイン料理屋」ではないことに気づいてしまってちょっとがっかり。

だが、「まだわからん!!もしかして、カタランとかバスク語かもしれん!」とネットで検索してみたのだが・・・やっぱりスペイン料理屋じゃないっぽい。

どうやら、男性にはもってこいの量が売りのお店らしい。Paellaはあるらしいのだが、行った人のBlogなんかを見てると、ハンバーグ、ビーフシチュー、パスタ・・・という単語がしばしば目にはいってきた。スペインにハンバーグやシチューやパスタがないわけではないが、もしメニューに訳ではなく、メインとして「ハンバーグ」、「ビーフシチュー」と書かれたいたならおしまいだ・・・。

でも、スペインの国旗が貼ってあるくらいだから、もしかしたらスペイン好きかもしれない。とりあえず、ダメもとで近いうちにいってみよう。その前に、渋谷のお店に行く。さらにその前に、恵比寿にあるというお店にいくかもしれない。まだわからんが。


スペインへの思いがようやく良い感じで落ち着いてきたため、久しぶりにmixiに入る。数ヶ月ぶり。帰国前に拓也(弟)に紹介されはいってみて、とにかく手当たり次第にスペイン関係の人間を紹介しまくったのだが、散らかすだけ散らかして、帰国後はmixi経由のメールがたまに来たときくらいしか、入らないという状態だった。

で、どうなってるもんだろ〜と、自分が作ったコミュニティーをみてみたところ・・・びっくりすることに「スペインのひきこもり方」の参加者が200人を超えていた。

う〜ん、親が居なくても子は育つのね。

怠けてばかりのおいらの代わりに、ほかのスペインに詳しい方々が、質問には答えていてくださったようで、書き込み数こそ少ないが、存続していた。いや、おいらが消さなきゃいつまでも存続するのか・・・。

申し訳なかったのが、おいらの代行手続きでコスタへ入った子が書き込みしていてくれたこと。3ヶ月前くらい。お返事せず。メールだったらすぐに返すのだが、mixiではまったくもって返事はしていない。

というわけで、昨日からmixiをちゃんとチェックし、迷えるスペイン好きを正しく導こう(笑)と思っているのだが、一体全体いつまで続くことやら。

先日長尾と話したが、おいらの人生はカスタマイズしすぎたため、もうノルマルには戻れないらしい。カスタマイズ一度してしまうと、たとえそれが保証期間内であっても返品がきかないのだ。というわけで、カスタマイズしてしまった人は、カスタマイズしつづけなくてはいけないのだ。

そういうことらしい。

なんか、犯罪者のようないわれようだが、間違ってないような気がしないでもない。

血迷ったあげく、アイルランドに英語の勉強でもしにいこうか・・・ということを思いつく。

スペイン人の次ぎは、ケルト人に自分をカスタマイズ。

今度日本を離れるときは、石積み探しだろうな〜。どっかにコネクション落ちてないかね〜。

先週のだいじぇすと
2006年05月22日 (月)
日記じゃなくって、週記になりそうな予感。それはそれでよし。けど、書くこといっぱい。ってことで、前回で味を占めたので、ダイジェスト版でいく。ダイジェストってわりには糞長いのだが、それもまたよし。

あ、その前に今日のこと少し書いておこう。

働き始めてからというもの、望んでもいない残石積みで、荒稼ぎしまくっていたのだが、ここ最近になって、上司のクーフーリンさんから「そろそろ8時だからキリのいいところであがっていいですよ」と言われるようになった。定時は7時だからそれでも1時間の残石積みなのだが、最近これくらいのペースに慣れてきたのもあって、別に残石積みという感じには思わなくなってきたやさきのことだ。

最初は石の量の多さを気遣ってくれてのことかとも考えたが、今日までに3回くらいいわれているので、さすがに「早く帰れ」の意味ということに気づく。確かにおいら意外の派遣は、最近7時くらいになると帰り始める。やはり荒稼ぎの結果か・・・。

石の量は増えたといっても、定期的なもの・・・つまり半担当みたいなものができつつあり、以前では考えられなかった石積みペースというものができあがってきている。前だったら、帰宅直前に石が大量に運び込まれたりなどして、憤慨していたのだが、こちらだけでなく、向こうも扱い方がわかってきたのか、あまり無駄なく、そして効率よく石を運ぶようになってきた。お互い苦労したからな〜。

ということで、常に手持ちの石はあり続けているが、わざわざ残石積みせずとも、きちんと定時の時間帯でうまいことやりくりできる量とお互い認識しているわけで、だからこそ「もう帰って良いよ」になるわけだ。まぁ、おいらとしては、中途半端に石を残すのはイヤなので、その結果多少の残石積みになるわけだが、7時にあがっていいというなら、もうるんるん気分で7時にあがらせてもらいたい。自分の時間が増えるし・・・。

いい感じ。


ママンが二泊三日で滋賀県に旅行にいっているため、半3食連続ピザーラとなる。昨日の夕食、今日の朝飯、今日の晩飯。

うちのママンは旅行する前には、「どうせあんたら自炊しないでしょ?」と言わんばかりに、ほぼすべての食材を使い切ってでかけてしまうので、自炊したくても自炊できない状況。まぁ、実際問題、一人暮らしで習慣付いているならともかく、現在の状況では自炊するかしないかはその日になるまで自分でもわからんので、ママンが正解。

ただ、せっかくいないから、一人こっそりTortillaでも作って明日の朝食にでもしようと思ったのだが・・・じゃがいもまでねぇ〜でやんの・・・。

スペインでの生活でじゃがいもが切れることなんてそう滅多にあることじゃないから、思わず大声で「Joder!」と叫んだら、おまけにびくっっとされて逃げられた。

なので、ピザーラお届け。昨日の残りもん。

こういう生活してると、たぶんきちんとやせれるんだろうな〜って思う。Aunque ピザ食ったとしても・・・。

最近気づいたのだが、やはり太る原因は健康的な食生活にあると言わざるを得ない。スペインでの生活をよ〜〜〜く思い出してみると、一日Vinoと軽いTapasだけで生き抜く日なんてしょっちゅうだった。家にいるときはちゃんと作るが、それでも朝飯は基本的に食べないので、昼は自炊の食事、夜はVino・・・という生活が約3年(少々大げさだが)続いたわけだ。

そりゃ、確かにやせるわ。Aunque スペイン料理がオリーブ油たっぷりでも。

今考えているのは、せっかくCompan~ero nuevoとしてムクがやってきたのだから、夜小一時間散歩してれば、やせないまでも少しは体重が戻るかもしれない。

未だにムクはおいらが呼んでも振り向いてくれない。っていうか、まだ来たばかりで「呼ばれている声」に反応するだけで、ママンが呼んでも自分の名前とわかってない可能性もある。そもそも、うちに来る前はなんて呼ばれていたか知らないが(捨て犬なので)、「そんなん、おいらの名前じゃないやい!」と言っているのかもしれない。

まぁ、いいや。このまま書くと長くなりそうだから、ダイジェストに移ろう。


火曜日。
名古屋に限りなく近い静岡のとある都市から、トキコちゃん(日本人)とアルベルト(スペイン人)が遊びにきた。

ってことで、この日はとてもじゃないけど、石積んでる気分ではなかった。早く退場したくて、したくて、もうほとんど上の空で石を積む。

7時が近づいたそわそわし始めたころ・・・久々の追い打ち石が運ばれてくる。

「これだけ!これだけお願いします!」

とゴブリン君にいわれて無碍にもできず、「スペイン語が話せる時間が30分も減ったじゃないか〜〜!」と心の中でぶつぶついいながらも、30分ほど残石積み。

そそくさと帰る。

アルベルトをいきつけの焼鳥屋につれていこうと思ったのだが、うちらの事情などお構いなしに、例のごとく満席。

仕方ないので、レパートリーが多いという理由から居酒屋を選択。

遅れていくと、すでにトキコちゃん、アルベルト、マリちゃんの3人が楽しそうに話していたが、女性二人には目もくれず、速攻でアルベルトと話し始める。そして、あのなんともいえないスペイン語の余韻に浸る。その響きに、一種のエクスタシーさえ感じる。

やっぱスペイン語はええわ。方言も最高だが、やっぱスペイン語や。

あまりに話すおいらを見て、

「ねぇねぇ、アルベルトとそんな仲良かったっけ?」

と純粋な質問を投げかけてくるマリちゃん。

「う〜ん・・・今回で3回目とかじゃない?」

トキコちゃんはともかく、アルベルトとはFiestaで数回あったくらいで、スペイン時代はそれほどバカ騒ぎしたことがあるわけではない。Fiestaにいたらいた・・・って感じ。でも、彼はオタクなので、いろいろと話が合い、その前の2回で、そこそこの話はしたつもりなのだが、彼のことをいろいろ知っている・・・といわれると、全く知らなかったりする。まぁ、マリコンが驚くのも無理はない。

が、そんなこと関係ないのだ。スペイン語が話したかったのだ。とにかく、自分ののどの奥から、スペイン語を発したいだけだったのだ。

アルベルトは全くの下戸なので、おいら一人がガブガブ飲む形となるが、酔拳ではないが、酔うとスペイン語が多少流ちょうになるので(これはおそらく皆同じだと思う)、ここぞとばかりに呑んで、話して、呑んで、話して・・・。

高揚しているからなのか、呑んでも呑んでも酔わない。まさに鬼に金棒。

しかし・・・楽しい時間というものは、楽しさに比例して、早く過ぎゆくもの・・・。

あっという間に終電の時間となり、楽しい飲み会は解散。

トキコちゃんとアルベルトを引き連れて自宅へ戻る。

そうなのだ・・・二人はうちに泊まるのだ・・・。まだまだ夜は長い・・・。ふふふ・・・とほくそ笑みながら風呂から上がったら、10分前までおいらの部屋にいて一緒に話していた二人が消えていた。そして、机の上にはメッセージが一枚。

「Buenas noches」(おやすみなさい)

こういうのも一種の美人局っていってもいいんじゃないだろうか・・・。Aunque 相手は男だけど・・・(笑)


まぁ、さもありなん。彼ら二人は築地を見学するために、昨夜、夜中の1時に家をでて、早朝に東京についたばかりなのだから。

しかたないので、スペイン音楽聞いて、明日に備えて寝ることにした。

次の日、パパンに「なんだ、あの呪文みたいな叫び声は・・・」って言われた。悪夢をみたらしい(笑)


水曜日。
さぼりたい気分でいっぱいではあったが、おとなしく石積み場へ。帰り際、トキコちゃんに「ダメ アルベルト!」といったが、断られた。しくしくしく。

やっぱ一家に一台じゃないや、一家に一人はスペイン人は必要だと思う。スペインでも日本でも・・・。

駅までの道をてくてく歩いているとふと気づく。

「なんか・・・恐ろしくだるい。っていうか、疲れてる」

頭痛も、吐き気もないが・・・あきらかに二日酔い。Manoloの喜ぶ姿が目に浮かび悔しくなるが、絶対二日酔い。なんか、酒残ってる感じでいっぱいだった。

実は昨夜は何杯呑んだか全く覚えてない。アルベルトとの会話が楽しくて、人がそばに来るたびに、日本酒を注文していたから。

レシートが財布に残っているはず・・・と電車を待つ間に財布をガサゴソガサゴソ。

1・・・2・・・3・・・4・・・・・・・!!!

合計8合。

どうも、それを3時間弱で呑みほしたらしい。後悔・・・。

高揚気分から一気に解放され、すべて跳ね返ってきたようだ。

ということで、昼飯食べるまで最悪な気分で石積みする羽目になった。



定時近くになったころ、3日前くらいに派遣で入ってきた女の子から突然話かけられる。

女「すいません・・・サインください・・・」
お「はい?」
女「ここんところに・・・」
お「え?」
女「クーフーリンさんがいないんで・・・」
お「・・・あ、おいら社員じゃないんですよ〜」

派遣社員というのは、終業時に必ず責任者からサインをもらうことになっているのだが、彼女は、クーフーリンさん代理として、あろうことか、おいらを指名してきたのだ。

貫禄勝ちといえば、そう言えなくもないが・・・・悪くいえば、じじくさいってことなのだろう。

ちなみに、おいらのいる階は、おいら以外は全員社員。つまり、おいらだけが派遣で、サインをもらう相手としてはハズレなわけだ。その高確率を引くとは・・・。

でもって、実際問題、うちの石積み場は、社長を除いて、年齢の上位三名は「ラクシュミさん」(先日一緒に呑みに行った派遣の女性)、「クーフーリンさん」(上司)、「おいら」という順になる。31才で上から三番目の会社って・・・冷静に考えたらやっぱり普通じゃない気がしてきた・・・。でも、普通なのか?

まぁ、どうでもいいんだけどさ。


木曜日。

雨ばかりで黴びまくりの一日だった。


金曜日。

満を持して長尾と呑む。タイミングがまったくあわず、結局、おいらの誕生日以来一ヶ月ぶり。火曜日同様、さっさと退場して、待ち合わせの渋谷へ行く。

15分後・・・「遅れる」との知らせが届く。「どれくらいよ〜?まさか一時間とかじゃないだろうな〜!?」・・・返事来ず。

そして、突然の大雨。鞄の中にカサはない。

まぁ、読書でもして待とうと、文化村行きバス停のそばにある待合所で、雨をよけながら読書。

水滸伝。熱い!熱すぎる!北方謙三のハードボイルドはあまりたいしたことがないとよくいわれるが、中国のハードボイルド「水滸伝」と彼は妙にしっくりくるのだろうか・・・半端なく熱い。待たされているのも忘れて一心に読みふける。

が、30分後・・・「すいませ〜ん、もう締めますんででてくださ〜い!」

しかたがないので、そそくさ逃げて、そこから7歩くらい離れた自動販売機に寄りかかり、その光で読書を続ける。

が、2分後・・・「すいませ〜ん、自販使ってもいいですか?」

またもや邪魔が入る。

3歩ばかり右によって、東急の入り口で通行人の邪魔にならない場所を占拠して読書を続ける。

が、またもや5分後・・・「すいませ〜ん、シャッター閉めるので、そこいいですか〜」

2歩自動販売機に戻ると・・・そこはゴミ箱の前。

おいらは浮浪者か!

時計を見るとすでに9時半近く。もう1時間以上待っているが、連絡がこない。

う〜ん、また例のごとく長尾の大遅刻か・・・。

居場所がなくなった浮浪者は、次ぎなる目的地・・・読書をするための光がある場所を探して、雨の中さまよい歩き、山手線改札口そばのスイカ用券売機(?)の前に陣取る。

が、先ほどよりひどく1分置きに読書を邪魔されるので、とてもじゃないけど集中できず。

走行しているうちに、1時間半遅れで長尾が到着。うざい女に捕まったというのが彼のいいわけだった。

カサを忘れたので、長尾のカサにいれてもらったが、ビニール傘じゃとてもじゃないけどおっつかない状態で、右半身びしょぬれ。遅刻してきたとはいえ、スーツを着ている長尾にも迷惑なので、ampmでカサ購入。420円もして、ちょっとのけぞる。

気になったのだ、カサ一本買っているのはおいらだけで、ほかの人は、5本も、6本も買っていた。なんなんだ?友達の分か?それにしては、大量購入者が多すぎる。店とかで配るのだろ・・・と勝手に結論づけてampmを後にする。

呑みにいくというよりは、腹が減っていたので、長尾おすすめの焼き肉屋で肉を食いまくる。待っている間に、腹の空き具合は限界になっていたので、太ることも気にせず食いまくる。珍しく白米を注文するのも忘れて、とにかく食って食って食いまくる。

この焼き肉屋・・・なんでもルールがあるらしく、多くても二回までしか注文できないらしい。原則的には1回とかなんとか。長尾が最初から恐ろしい量の注文をするので、びっくりしていたのだが、そういう理由があったからなのか・・・と納得。

一見さんあたりは、そんなルールしらないので(紙に書いてあるわけでもない)、小分けに注文しようとして、マスターみたいな兄ちゃんに「うちは注文は一回だけってルールなんですよ〜」とかって言われて、ちょっとふてくされていた。

別に頑固じじいの店とかじゃなくって、小さい店を効率よく回すための知恵なのだろうが、どっかに書いておいてあげてもいいんじゃないか・・・と思った。

肉の味は絶品。普通の肉は中の上くらいなのだが、内臓系はどれもこれもうまかった。

お「今度、かわいい子つれてくるさ〜」
長「アホ!なにいってるんじゃ〜ぼけ〜!教えたけど、ここは俺とだけだ!ふざけたこといってるんじゃねぇ〜!」
お「・・・んだよ〜(まぁ、こっそり来てやるからいいけどな)」

お会計は二人で1万2千円ちょい。一人6千円ちょっととかなり安い。いや、以前なら、6000円なんて、びっくりするくらいの金額なのだが、最近呑むたび呑むたびおごりすぎて、一回呑むたびに1万円札がどんどん来て言っていたため、食べた量と比較してものすごい安く感じた。

やっぱりおいらは金持つと危険なことが判明。財布のひもをしっかりと結ばないといけないことを悟った。

そのまま長尾と一緒においらの家まで来て、予備校時代や、あらぽんも含めて3人でいったアメリカ1ヶ月旅行の時の写真で思い出に浸る。

が、当時のおいらと長尾のあまりの痩せっぷりに(それでもがりがりというわけではない)二人で驚愕。顔が違う。形が違う。なにもかも違う。

長「おいおい・・・おれら・・・当時・・・かっこよくねぇ?」
お「・・・やべ〜これ俺かよ・・・顎のラインが・・・」

体重計が示す数値よりも、昔の写真の方がダイエットには効果がありそう・・・そんな気がした。

今のおいらは、まさにヨモツシコメだ。

まぁ、いいんだけどさ。

土曜日。

雨があがって、晴れ間がでてきた!
昼の3時過ぎまで寝ていた!

充電完了!心なしか、最近常にある目の下のクマも薄くなったような、そうじゃないような・・・。

とにかく元気いっぱいなので、マリちゃん誘って夜中のドライブ。

ルートは昔懐かし三浦半島コース

夜の11時に出発。

久しぶりに横横を運転。普通の国道だと、ホント無駄無駄なZ君も、ここぞとばかりに本領発揮。ただ、このあたりは覆面が多く、一度捕まった経験があるので、スピードを出し過ぎない程度に走る。

とりあえず逗子で下りて、最初の目的地観音崎を目指すが、3年以上ぶりなので、道を間違え、なぜか鎌倉方面に向かって走っていることに途中で気づく。

こうなりゃしかたない。予定を変えて、かつてのおいらの庭、葉山にある「森戸海岸」を目指すことにする。

ヨット部の合宿所がここにあったため、大学前半の夏はほとんど毎日ココで過ごしていた。

そういえば、エロ姉さんも葉山出身。彼女がおみやげでくれたゲンベェサンダル・・・だっけかな?もここにあるはずなのだが、暗すぎてよくわからんかった。

葉山の街は数年前とは大きく変わっていた。なんか、街のイメージを一新させたいのか、はたまた変わらざるをえなかったのか・・・なんかちょっとした別荘地みたいになってやがった。昔はなんかしなびれた漁村って感じだったくせに、某出身の某とかいう建築家が、ちょっとお遊びで作っちゃったよ〜とかいいそうな、変な形のマンションとかが海岸沿いにひしめきあっていた。その合間には「うへっうへっうへっ」と笑うおばあちゃんが棲息していそうな民家。

ちぐはぐちぐはぐ。

あ、デニーズの場所が少し奥まったところに移動し、何を考えてか、シュロの木で南国チックさを演出していたのが笑えた。

森戸神社をロマンチックに参拝し、そのまま海岸にでて、波と戯れ、星空を見上げ、煙草を吸い・・・。

悪くない。

冬だったら、海岸そばにあるローソンで肉まんを買って、みなで寒い寒い!熱い熱い!といいながら、缶コーヒー片手に肉まんをほおばるのだが、時期的に肉まんじゃなかったので、プラプラするだけして退散。

ちょっと青年時代に戻った気がした。

今度こそは観音崎と、三浦半島を横断する形で、東方面に進む。

途中、「Fiesta」(スペイン語でパーティーの意)という名前のラブホテルを発見して、興味を引かれるも、無視して突っ走る。

三浦半島のドライブは、学生時代、しょっちゅう走っているコース。大勢の時もあれば、少人数の時もあったりと、まぁ、いうたら青春時代なわけだ。というか、おいらなりに必死で考えたデートコースだったりするわけだ。おいらが気になった女の子はたいていココに連れてきている。気に入ってなくても連れてきていたが・・・。

まぁ、それはいい。

深夜の観音崎ってやつは、恐ろしく暗い。マジで暗い。もう、なんていうの・・・静寂(シジマ)ってやつ?あれがあるのだ。なんか居そうな雰囲気いっぱいなのだ。

たまに、真冬の空のもと、波打ち際で白装束を来たおかしな集団が、般若心経のようなものを唱えて、波と格闘しているなんて姿も見かけるし、たまにだが自殺者もでてしまう・・・そんなところ。

ある日のドライブ・・・そのときは長尾を含めた4人でドライブにきていたのだが、そんな話をしたあとに、静寂の中をてくてく散歩していると、面白いいたずらを思いついた。

その辺にある石ころを、思い切りすぐ右手にあるうっそうとした森の中に投げたら、皆どうなるか・・・。

気分はそう・・・ValenciaのMercado Centralをガイドしていて、ちょっとした隙に「はい・・・これが豚の顔」「はい・・・これがウサギの皮をはがれた姿」と驚かせる時のあの楽しみに近い。

実際それをやってみたら、もう、その場、大混乱。みな蜘蛛の子を散らすように逃げ出す。いうたら、大成功。

それ以来、おいらはその技を毎回毎回使ってはほくそ笑むという、複雑なMっぷりを披露していたのだが・・・今回のターゲットであるマリちゃんには負けた。

お「よし!じゃ、行こう!あっち、あっち!」
マ「どこ?」
お「そこだって・・・」
マ「え〜〜〜〜!!!真っ暗じゃん!」
お「だからおもしろいんやん!」
マ「なんかおかしいよ〜!ここ!」
お「おかしくないって!向こういったら明るいってばさ」
マ「絶対なんかおるよ〜!」
お「いないって・・・」

来る前に、あれやこれや話しすぎたのが徒となった。白装束のことや、自殺のこととか・・・。

マ「絶対なんかおるもん!おかしいもん!おかしいもん!」
お「ほら、あそこ!豪華客船が走ってる!」
マ「ホントだ!」
お「あれを見に行こう!」(子供をあやしている気分)
マ「いやや〜。なんか絶対おかしいもん!おかしいもん!」

その後も、上のやりとりが何度か続いたあと、最終的においらがおれて、観音崎恐怖ツアー(後ろの百太郎付き)は断念。入り口数mのところで引き返す羽目になった。

あきらめきれないおいらは、「小坪トンネル」を通ってやろうと思ったが、それも負けて断念。

こうして3時間強のドライブは終わった。観音崎は残念だったが、なかなか楽しかった。次ぎは津久井湖恐怖体験ツアーでもいいかもしれない。そろそろ夏だし。そのときは複数連れてこよう。

日曜日。

水滸伝の続巻が心許なくなってきたので、bookOff巡り。あとは小山ゆうの「あずみ」探し。マリちゃんに面白いよ・・・と読ませたらマンマとはまりやがった。

あとは、ムクとの交流を深めるべく小一時間お散歩。友情が少し芽生えた気がする。難点を言えば、以前の飼い主に散歩をしてもらえなかったらしく、散歩の仕方がいろいろ間違えている。

なぜか歩道の真ん中を歩こうとしやがる

ほかは、ぐいぐいひっぱらないし、ほかの犬いても吠えないしと◎。

散歩中、ムクではなく、違う名前を覚えさせようと、ついでにスペイン語で調教させてみたくなり、「ボデガ!」とか「ビノ!」と名前っぽく呼んでみたり、「ベン アキ!」とか、「ペラ!ペラ!ペラ!」とかいってみたが、ムク微動だにせず。

根気よく続けよう。


おわり。

Compan~ero Nuevo〜新しき同居人〜
2006年05月15日 (月)
カリーニョ!聞いとくれ!。日本って〜国はね〜恐ろしいほどおいらの出鼻をくじくのが得意な国なんだよ〜。

ってことで、またさぼっちまったよ。日記。どうにもこうにも抗えないこの現実。涙がちょちょぎれるさ。

ってことで、さぼってた間のことを適当に書く。

木曜日。

「至高のバル」企画の一環で、吉祥寺のBar de Canteに行ってきた。詳しいことはたまってから書くつもりだが・・・お通しと見間違えるくらいの量のJamon Serranoが1280円(1480円だったかな?)もして立ちすくむ。日本ということをさっ引いてもえぐすぎる気がする。ランク落としてもいいから、もっとガッツリ食べれるようにしないと、あの量じゃ客が引くと思う。おいらもマリちゃんも最後まで「お通し説」を信じきっていたのだが(本当のお通しである「Higo」(乾燥イチジク)と一緒にでてきたため)、帰るまでJamonはそれしかでてこず・・・ぶ〜ぶ〜で店を後にした。ちなみに、想像できないだろうから書いておくが、皿に盛られた総量を全部つなぎ合わせても、スペインで普通にだされる形の薄切り一枚(Bocadilloとかにはさむ感じのやつ)にも満たないのではないだろうか。4月28日にOpenしたばかりとのことなので、今後に期待したいところだが、とりあえずJamonには要注意という感じ。ほかの料理はそこそこいけるが、500円Tapasの量は切なくなるくらい少ない。Calamaresはまぁまぁあったかな〜。Arroz Negroは塩をちょっと足したが、味、分量的にも申し分ないが、おいらが作った方がうまいと思う。マリちゃんが気を利かせて、開店割引の20%クーポンをもってきてくれたから8000円弱で済んだが、店をでたあとも「まだまだ食えるぞ!」という感じであった。

金曜日。

朋美嬢と先日下北で呑んだときに紹介してもらったY嬢が友達になってくれるというので呑みに誘う。ちなみに、長尾と猛烈に呑みたい気分だったのだが、またもやタイミングが悪いことに長崎に出張だった。

関係ないが、ボーナスについでおいらが憧れるのは「出張」。一度でいいから出張というものをしてみたい。おいらがうらやましがると「仕事でいくから楽しくないよ〜」と皆のたまうが、同じ仕事で延々と石積み場で石積んでるよりはマシだ。それに、もしかしたら、夜なんぞ少し時間がとれてしまったりなんかして、街に繰り出し、地酒でも呑めちゃったりすんだったら・・・でもって、お店の人の方言が聞けてしまった日にゃ〜。

もしおいらが正社員になるならば、いや、なるんだけど、出張があるところがいい。「客と一緒だから!」とか「上司があ〜だこ〜だ」とかなんてこの際関係ない。出張させてくれ。出張!

Y嬢とは渋谷で呑む。気づいたら焼酎botella二本空いていた。そんでもって、しっかり終電に間に合うように出たはずなのに、またもや逃す。自分の足の速度だけで測ってしまったのが敗因。

お「す、すいません・・・調布行きは!」
駅「あ〜10分で最後だね〜」
お「えええ〜〜〜」

時計を見ると24時19分。

お「調布に一番近い駅はどこですか?歩ける距離で」
駅「今からなら狛江だね〜次ぎ出る電車で間に合うよ」
お「・・・こ、狛江???小田急線ですよね?」
駅「下北で乗り換えね」
お「・・・(それは知ってるけど・・・)」

困ったことにY嬢の住んでいるのが狛江。

お、おいら・・・あ、怪しすぎないか?

偶然だとしてもなんかいや。この年になってもなんかいや。いや、この年になったからなんかいや。案の定Y嬢にいってもびっくりしていた。そりゃそうだよね〜。とはいえ、考えてる暇ないのでとりあえず狛江に向かうことにする。

これまで終電を逃して歩いたことはなんどもある。中央林間から長津田、青葉台から長津田なんて序の口で、池袋から祐天寺とか、稲田堤から調布とか、よく知らない埼玉の街から、北区の街、途中で挫折したが、鷺沼から長津田などなど。

そんな場合も知っている大通りさえみつかれば、たいていは何となく土地勘が働くので問題ないのだが、今回の狛江は、生まれて初めて下りた街であったため、なにがなんだか。いったいどのあたりにあるのかよくわかっておらず(登戸が近いのはわかるが、車でしか通らない)、「狛江」といった駅員を思いきり疑う。何か勘違いしてるんじゃないかと。

が、地図をみると・・・びっくりすることに近かった。普通の足なら徒歩40分とのこと。で、おいらの足で30分弱で到着。ちなみに、別れ際は「不可抗力」「偶然」を表すために、さわやかな笑顔でよたよた千鳥足で別れた。


土曜日。

今日も雨。せっかくの休みを・・・と憤りもしたが、怒ったところでせんがないので、こんな日は映画をみることにする。タイトルは「MODOVINO」。スペインの時Mi Kyungが「正樹は見るべき!」とかなりすすめられた映画。

軽く感想

【MONDOVINO】 3.4点(5点満点)

タイトルからもわかるとおりVino(ワイン)のお話。でもって、ドキュメンタリー映画。「ワインのグローバリゼーション」VS「地味主義者」をひたすら追いまくる。わかりやすくいうと「売れるが味は似たりよったりのVino」VS「土地の味を生かし味わいはあるが好みが別れるVino」の戦い。

Vinoは好きなので食い入るようにみたのだが、ドキュメンタリー映画にはありがちな、人が多すぎて相関図をつかむまでにえらい時間がかかった。人物がでてきたときに画面にその人の名前と肩書きを出してくれるのはいいが、同時に下に字幕がついちゃってるもんだから、二つを目で追うのは大変であった。

見ているうちに、どことどこが敵対していて・・・というのは見えてくるのだが、所詮はその辺のVino好きの一人でしかないおいらにとっては、もう雲の上の話というか、話が企業の経営方針にまでいってしまっっため、いまいちパッとせず。

ただ、普通のイタリアの酒屋のお兄ちゃんがいった「今のVino?今のVinoなんて全部味は同じだよ〜」という台詞だけが心に残ると同時に恐怖さえ感じた。

この映画をみてもっとも感じたことは、やはり成金や金持ちのやり方はむかつくということ。特にアメリカ人はむかつく。もうカリフォルニアワインなんて飲んでやらね〜と心に誓う。勝手に火星でワイン作ってろ、ぼけ〜〜!って感じ。アホだ、アホ。

うれしかったことは、イタリア、フランスとワインで有名な二国がでてきていながらも、スペインという国名がこの映画ではでてこなかったこと。スペインでもVinoのブランド化の話は聞いたことはあるのだが、やり玉にあげられなかったことでよしとしよう。まぁ、そうもいってられない時代なんだろうけどね。

少なくとも3euros前後のVino専門のおいらにはあまり関係のない話だった気がしないでもない。

日曜日。

次の日が給料日ということで服を買いに街に繰り出す。おいらも徐々におしゃれというものが身に付いてきた気がする。半強制的にではあるが・・・。石積みがスーツだったら、おそらく前のまんまだったと思う。

慣れてきたせいか、5000円とか7000円とかの値札が付いた服を見てもあまり動じなくなった。多少、動きが止まったりはするが・・・。ただ、やはりchaqueta一つが2万とかなってると・・・もう立ちすくみ、そのまま店をでてしまう。反面隣のマリちゃんは、12800円もする服を「安い!!!」とか叫んでるから、価値観の違いって怖い。とりあえず、シャツを2枚(計1万ちょい)を買ったが、それが目的で買い物にいった「春用chaqueta」は買えずに帰ってきた。2万とかは痛すぎるよ〜。iPodなの1GBを買ってもおつりがきちゃうじゃないかっ!。夏まで買わずに粘るってもんかね〜。

晩飯は軽くお好み焼きを食べることにする。BEAMSの近くのお好み焼き屋。もんじゃの中でおいらがもっとも好きな「ベビスターもんじゃ」で至福を得る。が、その後、まさか・・・おいらが走れメロスになるとは思わなんんだよ。

お「お会計お願いします」
店「3014円になります」
お「カードでいいですか?」
店「申し訳ございません・・・カードは扱ってないんです。」
お「・・・・えっ!!????」

最初の言い訳。この店はカードが使えなさそうな店ではないのだ!!!!

お「マ、マリちゃん・・・いくらある?」
マ「2000円」
お「・・・おいらは400円・・・・た、足りないやん!」

言い訳するわけじゃないが、スペイン時代だったら、全財産400円とかは日常茶飯事のおいらだが、最近では最低でも3000円は財布にいれている(これでも普通じゃないと思うが・・・)。が、様々な諸事情により、財布は空っぽだったのだ。だから、今日は滅多に使わないカードを使って一日を乗り切ろうと思っていたやさきの出来事だったのだ。

お「すいません・・・コンビニで降ろしてきますので待っててもらえますか?」
マ「あ、あたしが残るので・・・」
店「わかりました」

店をでるとすぶにファミリーマートを発見。日曜だし、時間外だし手数料とられるけど、この際しょうがないので駆け込み列に並ぶ。ようやく自分の番になったと思ったら・・・

「千円札はお取り扱いしておりません」

この役立たずが!!!!!

またまた言い訳するわけじゃないが、生活費に必要な額以外のお金を数日前にありたっけ貸してしまったため、おいらの通帳残高は4000円だったのだ。明日給料日だし・・・となんら心配もしていなかったのだが・・・まさか、こんな自体になるとは・・・。

どうする、おれ!

人がごった返す交差点を右往左往していると、お次はampmを発見!!!

おおお!!!!!!ampmだったら住銀のCDがあるじゃないか!!あそこなら!!!

猛ダッシュでampmへ。

「千円札はお取り扱いしておりません」

おまえもか〜〜〜〜!!!

万策尽きる。

どうする、おれ・・・。

引き返すか・・・いや、マリちゃんはおいらより金がない・・・おいらしかいない・・・交番いったら貸してくれるかな?電車賃じゃないと貸してくれないよな〜。そうだ!クレジットカードでキャッシングとやらをすればいいのではないかっ!おいらかしこい!

よし、いいところに・・・東京スター銀行とやらがあるぞ・・・なんかよくわからないが、銀行だから大丈夫だろ・・・・。

「このカードはお取り扱いできません」

ぬぬぬぬぬ!

違う銀行だ!

東京三菱に行く。

「このカードはお取り扱いできません」

ぐぬぉぉぉぉ!!!

正確にはかったわけではないが、この時点で店をでてから10分か15分はたっているはず。メールは送っておいたが、店からしたら明らかに想定外の遅さである。このままでは食い逃げと思われる・・・。いや、この際逃げるか・・・いやまて、3000円ごときで食い逃げたら、武士の恥。そのまえに、セリヌンティウスはどうする?いやいや、ここは日本・・・命までは取られまい。皿洗いするってのもネタとなっていいかもしれない・・・。

本当にどうしていいかわからなくなり、おろおろしながら現実逃避。

結局、渋谷南口にある三井住友銀行へいって下ろすことにする。最初いたところからはかなり遠いのだが、もうそれしか残された道はない。まさか、本家の銀行で「千円札はお取り扱いしておりません」はないだろう・・・と思いつつも、内心ヒヤヒヤでいく。

もちろんダッシュしたが、天気の悪い日曜日だというのに、もういるわいるわ。人の山。何度も人の肩にぶつかっては睨まれながら、どうにかこうにか金を下ろすことに成功。

たかだか3000円のために、なぜここまで・・・と忸怩たる思いがこみ上げるが、楽観主義者なので、今食べたお好み焼きのカロリーを全部消費したということにしてよしとする。

帰りももちろん猛ダッシュ。セリヌンティウスの待つ処刑場へ。

あまりにせこい金額だっため、エレベータに乗って再登場するのが少々恥ずかしく、すこしとまどう。この辺の葛藤もメロスっぽい。まぁ、情けない葛藤だが。

エレベータの扉が空くと不自然にマリちゃんがこちらを見ていた。

お「え?」
マ「よかった〜〜〜帰ってきた〜〜〜おそいよ〜」
お「まぁ、まて・・・あとで話すから・・・」
マ「保険証を人質にいま私がでていくところだったの」
お「ま、まにあったのね・・・あぶね〜携帯電池きれちゃってさ・・・」

この辺もメロス。臨場感ありすぎ。ちょっと楽しんでるおいら。

さすがに遅すぎるので、店の人が心配してマリちゃんを解放(金を下ろすために。まぁ、下ろせないのだが・・・)して、これからエレベーターに乗るというところだったらしい。

堂々と3014円を支払い店を出る。

「またお越しくさい!」

という社交辞令を背に浴びながら・・・恥ずかしくてほとぼりさめるまでこれんわ・・・。

店をでたあと。

お「それにしても恥ずかしかったね〜」
マ「でも、カード使えなかったんだからしょうがないよ〜」
お「あほ!冷静に考えろ」
マ「なにが?」
お「おいらとあなたの二人もいて、3000円っぽちの現金も持ってないんだよ??わかる?」
マ「あっ、そうか!」
お「そんなんで渋谷くるなって〜の!っていわれてもしょうがないよ(笑)」

その後、メロスとなったいきさつを延々と語りつつ、book1stで、母の日用のプレゼントを購入。


もちろんカードで。


帰宅。

ももとこもも(愛犬)が死んでしまってから、閉まることがなくなった階段下の門がなぜか閉まっていた。

階段をあがると、まるで犬の糞でも片づけたあとかのように、丸められたビニール袋と、スコップ。

ま、まさか・・・。

玄関を開ける。

3mほど先のガラスの向こうには・・・

つぶらな瞳で見つめられる。

そしてかかさず唸られる。

我が家に犬がやってきた

話すと長いので、説明は後日の日記に回すが、先日「捨て犬がうちにやってくるとかこないとか」を相談された。

お「ママン・・・やっぱり飼うことにしたのね(笑)」
マ「お父さんがね〜」
パ「なにいってるんだ〜おまえが・・・」
お「まぁまぁ。あの話聞いたら、うちらは無理だよ。予想通りだし・・・」

マ「名前はムクっていうのよ!」


はぁぁぁぁぁぁ!!!!!????


何名前を勝手につけてるんじゃ!ゴッドファーザーの役目はおいらのもんだろ!普通!誰が決めたって、おいらがそう決めてたのに!かっこいいスペイン名つけようと思ってたのに!!!

メスならエステルとかラウラとか、Guapaな名前。オスなら、ボデガとかヴィノとか呑んだくれっぽい名前をいろいろ考えていたのに・・・!!

それを、ムクだと〜〜〜〜!!!

なんのひねりもないじゃないか!!!

さっきチラッとみたけど、そりゃムクだよ。ムクだよ。

でも、そりゃ猫にシロとか、タマとかつけるのと同じ名前じゃないか!

ムク(仮)に謝るために顔をだしたら吠えられた。

やっぱり気に入ってないらしい。

ごめんよ・・・ムク。


もし次ぎに犬を飼うならコーギーと決めていたが・・・縁とはなかなか面白い。

それにしても、ムクか〜。

ムク。ムク。ムク。


え〜〜〜〜ん、かっこわるいよ〜〜〜〜!!!!前時代的だよ〜〜〜〜!


いまならまだ遅くはない・・・親を説得してスペイン語名をつけさせよう!


追記
わがままな愛猫「おまけ」がご立腹。いままでの報いだな・・・ふふふ。でも、ちょっとかわいそう。

Falete!Monsturuo!
2006年05月10日 (水)
ここ数日、中途半端な雨ばかりでじとじとじとじと。黴生えそうだ。実際、マリメッコからもらった和歌山銘菓・・・「八咫烏」・・・だっけかな?が黴生えてた。こっそりすまぬといわせてもらおう。

風呂入ってもなんかさっぱりしないので、Faleteを大音量で今かけている。

Falete・・・フラメンコのcantante。メディアにでることを極端に嫌っていた(それか興味がなかったか)らしいのだが、実力はManolo、Santi曰くものすごいらしく、日曜日なんかは料理をしながら、ManoloとSantiは踊ってるのか料理してるのかわからないくらい興奮していた。そして、口を合わせて「かっこいい・・・かっこよすぎる!正樹!おまえにもこのすごさがわかるか!!!」といわれたが、個人的にはOjos de Brujoの方がまだ好きだった。

が、日本に帰ってきて寂しさのあまり、なんどか車でかけたのだが・・・

はまった。はまりすぎた。

見た目はおじさんだかおばさんだかわからない(性別は男)なんとも奇妙な人間なのだが、歌に込める情熱は半端ない。

このCD・・・日本で買えるのだろうか?HMVとかいって探してみたらあるんだろうか?FANGORIAのCDはないと、以前、Zip-FMの人がいってたから、多分Faleteもないんだろうな〜。

問題は・・・座って日記を書くときに聞く曲じゃないということだ。今にも踊り出しそうだ。


さて、日記。

今朝、南北線で人身事故があったらしく、普段はがらがらの乗り換え駅にわんさか人がいた。人身事故=自殺というのはいささか短絡的な気がしないでもないが、実際そうなんだろう。春先は多いとかいうし。

自殺か〜〜いったい年間どれくらいの人が自殺してしまうのだろう・・・一日一人だと計算しても約400人。まぁ、きっと日本のことだから、想像以上に多くて10倍の4000人くらいかな〜

などと考えつつ、石積み場のPCをつけ、日課のYahooニュースをみると、なんという偶然か、年間の自殺者についてかかれた記事を発見。すぐさまクリックして読んでみると・・・

国内の自殺者が8年連続で3万人を超えそうだ。

とのこと。

自分が無知なのは知っていたが・・・まさか100倍近いとは・・・。

びっくりするというよりも、もう言葉を失った。

記事はこちら

20代よりも30代が増えてるらしく、人ごとには思えないのだが、おいらは心の底から「地獄」の存在を信じているので、自殺することはたぶんないと思う。「たぶん」と書くのは、話によると「ふら〜〜〜っ」と自殺してしまう人もいるから。自殺するつもりがなく家をでて、夕食の支度をしていて、もちろん自分の分も作っていて・・・そのまま帰らぬ人になるなんてことはよくある話らしい。

いかん・・・自分の日記でじめじめしてきた。まぁいい。じめじめついでだ。

以前、SalonでManoloとテレビを見ていたら、ニュースで自殺者のことが流れた。それを聞いて「最近増えてきたが、スペインでは珍しい」とManoloがいう。スペインで年間何人の自殺者がでてるかなぞ調べたことはないが、確かに新聞でもテレビのニュースでも殺人はおろか、自殺のニュースなど、そのときみたのが最初で最後だった気がする。

M「日本は自殺は多いんだろ?」
お「うん。よくニュースでやるよ。だから、もう見てもあまり驚かなくなっちゃってるよ・・・」
M「日本は宗教がないから自殺するんだよ」
お「宗教?カトリックじゃないからってこと?」
M「いや、仏教でもいいけど・・・」
お「Manoloだって、全然敬虔な信者じゃないやん!ママンは未だに教会いってるけどさ〜(笑)」
M「そりゃそうだ。日本と同じで日曜日に毎日教会にいってる若いやつなんて、もうほとんどいないよ。おれも小さいころは母親に強制的につれていかれたけどな・・・」
お「じゃ、あまり関係ないやん」
M「ばか。それでもスペインはカトリック大国だぞ」
お「どういう意味?」
M「カトリックでは自殺は絶対してはいけないと決められてるんだよ」
お「うん、それは知ってるよ。」
M「さっきも話したが、今は別としても、小さいころからそういうのを何度も何度も聞かされてるから、現時点での状態がどうであれ、もう頭の中に埋め込まれちゃってるから、そんなこと頭に思いつかないんだよ。」
お「・・・なるほどね。教えとかいう以前に習慣になっちゃってるのね。韓国の儒教みたいに・・・」
M「そうだ。タブーってやつだ。だから、そんなにほいほい自殺しないし、できないんだよ。」
お「ぬぬぬ・・・でも、おいらは無宗教だけど自殺はせんよ。」
M「なんでそういいきれる?」
お「『地獄』を信じてるからね。カトリックの地獄よりも怖いよ〜日本の地獄は!」
M「Que va!Que va!Que va!Que va!(なにいってるんだこんにゃろめ!の意)正樹は今死んだら余裕で地獄いきだよ」
お「えええええええ。悪いことなんて何もしてないよ〜!万引き一つしたことないよ!Manoloなんてよく盗んできてるじゃん!灰皿とか、どうするのかわからんレストランのメニューとか・・・遊び半分でさ〜」
M「ばか・・・さっきもいっただろ!おれは昔何年間も教会に通ってるんだよ。何年間も、毎週欠かさずにだ。それがどれくらい大変かわかるか!!!!」
お「わからん。でも、それがなによ」
M「教会にいくと罪は許されるんだ。いけばいくほど・・・」
お「・・・なんだよそれ・・・じゃ、なに?教会にいってないおいらは罪が許されてないってこと?」
M「そうだ。悪いことしてないと思ってても、小さいのが貯まっていくんだ。」
お「心当たりがない・・・」
M「正樹の場合・・・そうだな・・・女とか・・・」
お「・・・・婚前交渉ってやつ?」
M「まぁ、そういうのも含まれるな」
お「・・・・」
お「・・・・」
お「・・・・Que va!!・・・」


このネタ前にも書いたけど、思い出せば思い出すほど、考え方の違いに驚かされる。教会はリセットボタンなわけだからな〜。

帰ってきたらダヴィンチ・コードがはやっていて、遅まきながら、おいらもネネチンに借りて、まさに今通勤電車の中で読んでいるが・・・今回の話からもわかるとおり、ありゃ日本人にはわからんよ。だって、彼らにとって「驚愕の事実」がうちらに日本人にはそうならないもん。さらには聖書を読んだことない日本人なんてごまんといるだろうしね。せいぜい、「トリビアの泉」レベルの驚きしかないだろうとおいらは思う。

実際おいらも、「ダヴィンチ・コード」よりも、日本の歴史小説のほうが「うげ〜〜〜!!なにそれ!!そういう解釈あり!!!」ってまさに「驚愕の事実」を感じるもん(まぁ、フィクションだから「事実」って書くと語弊があるが)。


そんなことよりも、テンプル騎士団がでてきたときに思ったが、おいらの大好きな「サファイアの書」に恐ろしく構成が似ていることの方がびっくりした。

テーマが宗教であり、何かわからないけど、宗教的にとてつもないものを探していること、謎解き、ウンチク・・・等々枚挙に暇がない。ただ、舞台がサファイアの書の方は、舞台が大好きな中世、そして、スペイン全土というところで、サファイアの書が圧勝。

まぁ、映画が始まったら見に行くと思うけど・・・キャストが・・・フォレスト・ガンプアメリはないだろ〜〜〜!あれは、ファンがぶ〜ぶ〜いってるに違いない。もちろんダヴィンチコードのファンだ。ジャン・レノはまぁ・・・フランス人だし・・・まぁ、なんとなく伝わらなくもないが、それでもやっぱり「casi!!」という感じだし。

前評判で騒ぎすぎで、蓋あけてみたら・・・なんてことにならなければいいけど。


ガンプにアメリか・・・う〜ん、微妙な気がする。



追記
ゴブリン君により石が大量に運ばれてきててんやわんや。GW直後がまったりしていただけに、今日はびっくりするような忙しさ。積んでも積んでも、どんどん運ばれる。これが毎月一回くるということを知ったとき・・・ちょっとだけ泣きそうになった。おいらがほぼデザインしたサイトだから、更新もおいらの仕事になるらしい。そういうもんなのか???でかい会社でコンテンツも多いので、今は更新しながらわかりやすい更新用マニュアルを作っている。いつでも投げれるように。いつやめてもいいように。しばらくは、自分自信の更新モレチェックに使われそうだけど・・・。

明日は早くあがって、吉祥寺にスペイン料理を食べに行く。どんな店だろう〜。楽しみ楽しみ。

至高のスペインBar
2006年05月09日 (火)
はわわわわぁ〜久しぶりの日記になってもうた。それもこれもすべてSemana de Oroのせいだ。

気持ちだけが先祖返りしてしまって、気分はもうエスパーニャ・・・ってこんな本が確かあったな〜。たった5日の休みだったけど、良い夢みさせてもらったわ。いや、見させられすぎて、月曜日がマジで切なかった。そのまま何もかも捨ててどこかへいってしまいたい気分におそわれた。こんな気分をみな何年も味わってきてるかと思うと、マジで尊敬するさ。慣れてまっただけって話もありそうだけど。

まぁ、さぼってるのわかってたから今更反省してもしょうがないのだが、このままでは徐々にサイトに遊びに来てくれる人がいなくなる。せっかくスペイン時代に一生懸命あつめ、そのあとこの日記でだましだましつないできたのだが、最後の頼みの綱であるこの日記までおろそかになってしまっては、もうこのサイトの存在意義がなくなってしまう。情報も半年もたってしまったから古くなってそうだし・・・。

ということで、Semana de Oro中にいろいろ考える。飲みながら。

そういえば、話は飛ぶがSemana de Oroは本当に遊び続け、呑み続け状態だった。久しぶりの休みで昂揚していたのか、父親主催のbarbacoa(BBQ)で「おれは(私は)酒が強い」というオヤジたちを前に飲みすぎてしまい・・・というか、これまで両親の前では見せたことがないくらい本気で飲んでしまい、ついでにいうと、父親の知り合いでMexicoに買い付けにいってるオヤジと意気投合してしまい、世代を超えた友情が芽生えてしまい、そんなこんなで、次から次へとテキーラをがぶ飲みし、それがなくなると日本酒をあけ、焼酎をあけ、PausaでCervecitaをあけ、人心地ついてまた日本酒、焼酎、テキーラと飲みあけまくり・・・。そのbarbacoaで、一つの伝説を作ってしまい、それと同時に、本気で親(両親・弟ともに酒には弱いのもあり)に心配されてしまう羽目に。

別にその日酔っぱらったわけではなく、普通に話して寝ただけなのだが・・・「今は良いけど、あんた大人になってから大変よ。体壊すわよ」といわれてもうた。

たしかにもうおいらも三十路。自分の体を気遣う年頃なのかもしれない・・・。

とか書きながら、心底は反省していないのもおいら。なるようにしかならない。だから、スペインいかせろ・・・と世界の中心で愛を叫ぶ。

飛びすぎた。で、なんだっけ・・・。

うむ、そうだ。心入れ替えたんだ。

で、いろいろ考えた結果、いや、実は考えないでもわかっていたことなのだが、このサイトの情報は刻一刻と腐って行ってしまっているわけだ。おいらにとってはとてもとても大事な思い出だし、なんだかんだで努力の結晶なわけなのだが、新しくきた人にはあまり効果がない。効果がある場合もあるが、メールで質問とか受けていると全く持って足りていないと実感せざるを得ない。

しかし、おいらはもうお米の国の人。あ・・・Valenciaもそうじゃん。まぁ、いい。

で、あ〜でもない、こ〜でもないと考えた結果、日付は全然前だけど、この一つ前の日記でも書いた通り、スペインにこびりつく・・・いや、固執することはしばらくやめ、どうせだったら日本でスペインを楽しもうと思いつくにいたり、日本におけるスペイン探しを本気でやってみることにする。

その第一弾がスペインBar(まぁ、レストランでも可)だ。

時間はないのがつらいが、ラッキーなことに多少自由に使える金がはいるようになったで、いまのうちにやっておこう・・・と考えついた。

かなり以前にVinoでやろうと考えていたのだが、Vinoだと、まだあまりにマイナーすぎるのと、一緒に楽しめる人がいるにはいるが、なかなか難しいのと、思ったよりも値段が高い(すぐに飲み終えるのに・・・)のと、飲んだらすぐに書かなくちゃ味を忘れちゃうなどなどの理由で、個人的には楽しむが、できたら同時進行くらいにとどめておくことにした。


Barの方は、四谷三丁目のスペインBarTaperiaにいって、Vinoをしこたま飲み感激した誕生日前日Fiestaのときふと思い、その日を境に、おぼろげ考えていた企画だ。


実際問題、スペイン料理は絶対に日本人の口に合う・・・と思う。だって、絶対うまいもん。ここぞとばかりに贔屓しなければいかんことやら、「人によるかな・・・」って部分が多々あるスペインにおいて、確実に絶賛できるのは食い物だ。

確かに、イタリアのポルチーニのパスタとか安くてむちゃくちゃうまいが、それに匹敵するくらいスペイン料理は安くてうまいのだ。もちろん場所によるが・・・。

あえて、スペイン料理が苦手ということであげるとしたら、脂っこいものが苦手な年配層とか、以前ガイドした子にいたのだが「ニンニクアレルギー」の人間くらいなもんだろう。

それ以外は、皆えぐるようにしてTapasをほおばれるはずだ。

いや、マジで。

しかし、この企画にも一つだけ問題がある。

日本にあるBarで実際にどれくらいBarに近いBarがあるかということだ。

ここは現時点では、ちょっと調査しただけだが難しそう。

おいらがスペインで培った「良いBar」を見つける嗅覚・・・そう、トリュフを探す豚のように・・・・によると、あまり大きくないところがよさそうだ。その見極めとして、duen~o(大家)はスペイン人であった方がよいと思われる。

日本全国をみれば、そうとうのスペインおたくがいて、中にはBarを経営している人もいるだろうが、これはおいらの完全なる直感だが、そういう人々は「店を大きくしようとしていない」と思う。語弊があるかもしれないが、おいらはそう信じてやまない。

チェーン展開なんてもってのほか、店が汚れれば汚れるほどBar自体の価値があがる・・・そんな店にしたくてやってるはずだ。

それくらいスペインのそこら中にあるBarは、商業精神からはかけ離れ・・・当然どんぶり勘定で、お会計はまずテーブルの上の紙ナプキンであり
、しょっちゅうおつりを間違えるのは彼らが大の苦手とする暗算その紙ナプキンの産物であり、どうやって生計をたてているのかはまったくの謎であり・・・

そんなとこなんよBarは。

だけど、最近の立ち飲みブーム(帰ってきたらそうなってた)により、コマッタことにマガイモンとまではいわないが、商業的でつりせんを間違えることもない、そして、Barのなんたるかを誤解させそうな「Bar」がはやり出してしまった。

まぁ、日本はそういう「輸入んでもって加工してどら〜!産業」が得意なのは今に始まったことじゃないのでなんら問題ないのだが、スペイン好きとしては、

「このまえ恵比寿のスペインBarにいったの〜〜!おいしかったよ〜〜〜!」

というのは、とてつもなく複雑な気分にさせられる台詞なのだ。

おいしかったのは良い。

楽しんだのも良い。

だけど、

「スペインBarはそんなんじゃないんだ〜〜〜!」

と叫びたくなるのだ。

そこで「BarだったらValenciaのね、Plz Canovasのそばにあるね・・・」とかいったら、そりゃ嫌みなやつにしかならない。だから、Barについて熱く語ったところで、おいらからの一方通行にしかならない。想像はできても、誰も理解できん可能性もある。

だが、もし、日本に、東京に・・・しぶ〜〜いBarがあったら。実際、知ったら教えたくなくなるような素敵なBarがあったら・・・・友達ならこっそり教えるだろう。

しかし、今のおいらはどこも知らないから、「うぐむ・・・」としかいいようがない。

いうたら、いや、いわなくてもえらいジレンマなわけ。


前置き長げぇ〜な〜。っていうか、まだ持ちネタ二つしかないから、前置きだけで今日は終わりだけどね。


そんなこんなで、日本帰国半年記念企画として、美味しんぼの「至高のメニュー」に対抗して、「至高のスペインBar」をやるのだ。やるったらやるのだ。

なんか、わざわざ頭に「スペイン」つけないかんところが、寂しいやね。でも、もしつけなかったら、「Bar」を「バル」じゃなくって「バー」って読む人でてきそうなんやもん。

あ、違うか。最初から「至高のバル」って銘打てばいいのか。

おいらって賢いかも。

コンセプトとしては・・・

呑むならバル!

食うのもバル!

夜を明かすのもバル!
(※実際は遅くとも2時にはスペインのBarは閉まる。一部少しだけ空いてる)

家族と一緒にバル!

友達が遊びに来たらバル!

あなたの大事な人と一緒にバル!

ひとりぼっちでもBar!

楽しいときはBar!

でも、悲しいときは別の場所!
(Barでは悲しんじゃいけんとです。)

と大量にある。

もうオールマイティーバル!


とここまで大げさにいいながら、まだ持ちネタはTaperiaと先日「セニョーラ博多」の店が閉まっていたため、徘徊して偶然みつけた神保町の「Mal■orca」(時間ができたらじっくり書くのでまだ伏せ字)しかないんだよね〜。Mal■orcaはかなり面白いBarだった。いや、正確にはBarじゃないんだけど、すでに知っていたTaperiaをのぞいた第一弾としては、とても比較しやすい、面白い店だった。本気で探してやる!と思わせてくれたのもこのBarだ。ここだけの話、その店の「クワジャタ」は一食に値する!!!まぁ、あまり書くとつまらないのでやめておこう。


今後の予定としては、スペインBarに詳しいねねちんから聞いたところを攻めていこうと思う。あとは姐御が教えてくれたところ。

具体的には、渋谷、吉祥寺、恵比寿、目白、市ヶ谷(石積み場の目の前)あたり。

月に2回くらいいけたらいいな〜ってくらい時間的には厳しそうだが、まぁ、こつこつとネタを貯めつつ、チョットずつこのサイト(または日記)で紹介していこうと思う。ある程度たまったら、一コンテンツとしてちゃんと作ってまとめてみれるようにしたいのだが・・・いつになるかはおいらにもようわからん。

だって、すでに貯まってるスペイン映画、スペインVino、スペインコラムも書くだけ書いて、全然整理してないし・・・。


なんか頭痛くなってきたけど、ちょっと楽しくなってきた。


とりあえず、今週は吉祥寺の店とやらにいってみようと思う。


頼むからBarを訪ねて三千里なんてことにならないでくれ・・・。

宣誓!
2006年04月26日 (水)
昨夜、Vino呑みながらぼ〜〜っと考えた。

このままじゃいかん。「未練」じゃないけど、「未練」みたいなものを捨てなければ。このままだと中途半端になってしまう。きちんと一度終わらせないと自分のためにならない。今の身の上を嘆いて、腐っていてもしょうがない。開き直ろう。いや、生まれかわろう。明日からMasaquito nuevoだ!Hago lo que tengo que hacerだ!(これってあってるのか?)しっかりとやることをやるんだ!Animome!Masaquito!(←これは間違った表現です)


というわけで、思い切り心に誓ったのだが、朝目覚めたらどうでもよくなってた。Vinoによる高揚感があるときだけしか無理らしい。持続させるためには呑み続けないとダメなのだが、それやると、人生が終わりそうだからやめておく。


まぁ、その一環というわけではないが、タイミングがいいことに、石積み場で呑み友達を作ることに成功。

うちの社員は恐ろしく忙しいので、「今日は早く終わって呑み来ましょうよ!」などといえる雰囲気ではない。目の前に積み重ねられた書類にため息を漏らしている社員がいっぱいなのだ。

以前、「今度サシで呑もう!」とおいらに行ってくれた統括のクーフーリンさんもそれどころじゃなさそうだし、今一番身近にいる(デザイン系の石をもらってる)ゴブリン君も虎視眈々と狙っているのだが、なかなか誘えるタイミングがなく、クリシュナ君は遊べそうな感じなのだが、酒が全く呑めないため、「酒呑めないけどいきますよ!」といってくてはいるが、やはり誘いづらい。カーリーさんは、サシで呑みたいタイプじゃない。

たぶんこの石積み場では「呑み仲間」はできないだろうな〜と絶望感に打ちひしがれていたのだが、意外なところから現れた。

その子とは普段は階が違うので滅多に会うことはないのだが(見かける程度はある)、今持っている石があまりに膨大で(もともと一人でやる量じゃない)、28日の本番アップまでとてもじゃないけど終わりそうもないので、テコ入れが入り、おいらが指示していいというヘルプが投入された。

一人ヘルプがつくだけで石積みが思い切り楽になるだけじゃなく、会話もできるようになってたまに息抜きができるようになる。マジで大助かりだ。そして、一番ラッキーなのが、彼女・・・そうだな〜あだ名は何にしよう・・・ラキュシュミさんはおいらと同じく派遣の立場であるため、社員のようにせっぱ詰まった感はなく、とても誘いやすい。酒が飲めるかどうかはまだこの時点ではわからなかったが、とりあえず、昼飯に誘ってみた。


スペインでは誰であろうと名前で呼ぶから仲良くなるのにそれほど面倒はないのだが、日本だとどうしても名字・・・しかも、下には「さん」づけするため、基本的に「タメ語」使いのおいらとしては、どう切り出していいのかがいまいちわからない。環境も石積み場という、不慣れな場所であるし・・・。

まぁ、サグリを入れる感じで例のごとく質問攻めにする。聞き出したい答えは「呑むのは好きか否か」ということだけだ。ほかのことはとりあえず後からでいい。

とりあえず、スペインの話を切り出し、現実世界から遠ざける。そして、徐々に徐々に焦らないようにして、「石積み後の酒呑み」の話にもっていく。最初は一般論から入ったが、最終的には「明日呑む」という話にまでこぎつけた。

なんか口説いているような感じのやり方だが、ほかにどうやって誘って良いかわからなかった。突然「呑もう!」っていったら、せっかくのチャンスが台無しになるような気がして・・・。

実際、「平日から呑む」ってことにたいして、抵抗ある人も結構いたりするからびっくりする。そういう人々は、「平日は早く帰って休む」という論を展開してくる。「酒呑んで休む」というのは理解できないらしい。

なんか、「へぇ〜」って感じだ。

「酒は呑む」、「平日もOK」ということが判明したので、メールアドレスを聞く。今回はうっかり電話番号を聞いてしまうということはなかった。

ただ、勢いで「明日」といってしまったが、少々急ぎすぎた気がしないでもない。今月末から来月頭はGWで、派遣のおいらは収入が激減する。しかも、まだ石は大量に残っている。来月中旬とかでもよかったのだろうが・・・何事も最初が肝心であるので、口約束で「前にそんな話しましたよね〜」と風化してしまうまえ呑もう・・と思ったら、明日になってしまった。

金曜日は次の日、朝早くから奈良に行くので、思う存分呑むこともできないし・・・。

まぁ、vamos a ver!

それにしても、石積み場ってこんなに友達作るの大変なもんなのか?うちが特殊なのか?そうなんだろうな〜。おぐりのところなんて、しょっちゅう話してるっていうし。石積み場で話すのと、プライベートで会うのとでは話は別だが、なんにしてもうらやましい限りだ。



今夜は本当なら頭の中にため込んでいる企画をこつこつと作り出そうと思っていたのだが、いまいち気分が乗らないので今日は遊ぶ。


追記
Antonioからは電話はかかってこなかった・・・。ぐすん。



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