おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め 日本出稼ぎ日記

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快勝!!
2006年06月14日 (水)
スペインVinoとスペインQuesoで願掛けしたおかげか、スペインが4-0で快勝!!

い〜出だしだ!!!

ビジャ〜〜!!!ヒップアタックでゴ〜ルきめろ〜〜!!!
(※バルセロナ戦で、彼のヒップアタックゴールを見てからファンになってる)

なんか気分がいい。


かくこといっぱいいっぱいあるんだけど、W杯開幕戦10分前に、突如「せっかくだから、やっぱ前回みたいに盛り上げよう」と思い直し、一斉に周りにメール。

「一試合ごと賭けていって、一番ポイントが高かった人が回りからおごってもらえる」という企画。

前回は8グループから予選突破する二カ国を選らんでのポイント制にしたのだが、今回はなんでかしらんが、全試合予想にしてみた。

勝敗があたると1点。点数まで当てると+2点というもの。

10分前にメールしたというのに、10名もの参加者が集まったため、これまた急遽前回のサイトのデータだけを変更したW杯応援サイトを作る。ついでに、一ヶ月限定でメーリングリストも復活させた。

前回は、お嬢とともにおいらも優勝しおごってもらったが(お嬢はおごってもらってないと4年前のことでぶ〜ぶ〜いっていた。思い出させなきゃよかった・・・)、今年は今のところビリ。

ビリといっても3点差で、勝敗+点数を当てれば同点になるのだが、一次リーグは勝敗は意外と当てやすい。変に周りと差をつけようと奇策を練るとはずれてしまうことが判明。「ここが勝つでしょう!」という国を素直に選らんでも良さそう。ちなみに点数については神のみぞ知る・・・って感じで、当たった人間もちらほらいるが、割合から考えると9割当たらないといっていいくらいだ。

やっぱ地道に稼ぐしかないのか。

W杯のおかげで、じめじめした6月があっというまに終わりそう。いいことだ。そして何よりもうれしいのは、おいらだけでなく、周りもお祭りムードってこと。大義名分で呑みに誘いやすい。

おいら個人、実は日本の代表選手も知らないくらい、サッカーには興味なしの人間。そして、テレビも一ヶ月で合計1時間みるかみないかというくらい、テレビにも興味がない。

そんなおいらが、サッカーを見るために、一日5時間もテレビに釘付けって・・・。

Porque?por que....es la fiesta!!!

お祭りは便乗しないとソンソン。Aunque、サッカーに興味がなくとも。

サッカー大国スペインだってそうなんだから・・・。

ってことで、日記はかなりの確率て不定期になる予定。

最近あった、超ショックな出来事をかきたいけど、それはまた今度にする。

野球の応援歌
2006年06月08日 (木)
「打ち合わせ」というだけで、人と話ができるとワクワクしてしまうおいらはやっぱりなんかヤバイ病気なんではないかと思う。久しぶりに残業2時間。けど、ややこしい石。情報がなさすぎて上司のクーフーリンさんでさえ完全には把握していないというのに、下請け石積み人のおいらにわかるはずもなく、昨日は全然とんちんかんなデザイン作業で一日をつぶしてしまった。そのため、今日は慌てて担当の石を積む。徐々に理解してきたような気もするが、それでも1割にもみたない。社会ってたまにものすごい理不尽だと思う。もうちょっとちゃんと練ってから石投げてよ。派遣石積み人3人、全員もうタジタジ。誰に質問していいかわからないし・・・。

今日は難解なJavascriptとにらめっこして知恵熱でた。海潜って数時間遊ぶよりも疲労が大きい。

夜は夜で、マリちゃんにナゾナゾともいやがらせともとれるような、難解な「曲当て」を出される。ピストン西沢のやっているJ-WAVEのあるワンコーナーみたいだ。

電話口で彼女が歌う。

「この曲!!なんだっけ!!???」
「わからん。野球の応援かみたいだよ・・・」
「違うって!ほらちゃんときいてよ!ぱ〜ぱ〜ぱぱぱぱ〜ぱ!」
「これだ!!」
(ブラジル音楽のテ〜テ〜テテテテ〜テを流す)
「違う!それだったら「テ〜テ〜テ・・」っていうわ!」
「だって、野球の応援歌にしかきこえないもん」
「だから〜〜〜!ぱ〜ぱ〜ぱぱぱぱ〜ぱ!」
「全然わからん。男?女?」
「男!黒人ばかりのやつ〜」
「黒人???」
「知ってるって!スペインでたまに口ずさんでたよ!」
「お、おいらが??」
「うん」
「え〜〜〜!!!野球の応援歌にしかきこえん」
「Santiもたまに踊ってたって」
「じゃ、おいらもってるってこと?」
「もってるかもしれん」
「え〜〜〜!!」
「合わせて口ずさんでみ」
「ぱ〜ぱ〜ぱぱぱぱ〜ぱ!」
「そうそう!」
「野球の応援歌・・・」
「ほら、なんだっけ・・・あの曲・・・日本でもはやった「オッ〜オッ〜オッオオオ」ってやつ・・・Discotecaでもよく流れてた・・・」
「あ〜〜〜なんだけ・・・ビヨンセか」
「そう!それ!それが流行ったときと同じ時期にはやったやつだって!」
「全然わからん」

(中略)

「最後の方は「パパパ〜パパパッパ〜」って感じ」
「あ!!あ!!!あ!!!なんかわかった!わかった!わかった!!!」
「ほんと?」
「あ〜〜〜!完全に思い出した!!!!!!っていうか、あんたそのCDもってるやん!でもって、いらないっておいらの部屋においていったじゃんか!Jorgeの空ケースと一緒に!Disc1とか2とかあるやつだよ。でもって、あんた、この曲問題だしたの二度目だよ!学習しないやつだな・・・全く同じフレーズ口ずさんでたよ。」
「あ〜〜〜!!!じゃうちにあるのかな?」
「おいら返したと思うけど・・・いや、まて・・・もしかしてうちにあるかも、探す。」
「あった!Disc1!」
「こっちもあった。Disc2!かけてみる・・・」

「これだろ!!!!」
「あ〜〜〜〜!!それそれそれ〜〜〜!」


あ〜すっきり。ようやく寝れるよ。

追記
筋トレのおかげか、最近ちゃんと眠くなる。いいことなのだが、それ以上に先々週から遊びすぎて老体には応える。

追憶の黒いシャツ 〜スペインMusica〜
2006年06月07日 (水)
さて、今日はわかあって「スペインのMusica」について書き残しておくことにする。「スペインのMusica」といっても、「スペイン人が歌っているMusica」ってことではなく、「おいらがスペインで聞いてたMusica」という意味。

そのまえに、朝、Yahooニュースをチェックしていたら、こんなんを見つけたから、先にそのことを書いておこう。一応、スペイン語のMusicaだし。

あまりにタイミングがよかったのもので30分もある動画を今さっきまで見てしまった。さすがに石積み場でみるわけにもいかんかったから・・・。

Juanesがスペインではやりだしたのは、ほぼおいらの帰国直前。「なんかまたリッキーマーティンっていうか、ビスバルみたいのがでてきたよ〜」とか思ってたら、大ブレイク。

「Camisa Negra」という曲。意味は「黒いシャツ」という意味なので、ライブではファンたちが、黒いTシャツを皆来ているという異様な光景。いうたら、X JAPANのライブみたいなもんだ。「エ〜〜〜〜クス!!!」って腕をクロスさせないところが違うくらいで・・・。

ちなみに、この曲の日本での名前は「追憶の黒いシャツ」。そして彼の二つ名は「情熱の貴公子」

一人大爆笑。

スペイン(語)だからって、何でもかんでも「情熱」つけるの、もうやめへん?あと「太陽」も。「パエリア」と「バレンシアオレンジ」は許すが・・・。ValenciaのTIPICOだしな。


で、彼・・・スペインにいるころはスペイン人だと思っていたのだが、彼はコロンビア人ということが判明。やっぱ「情熱」取り消しや。あと「追憶」も。そのまま「黒いシャツ」でいいやん。歌詞でも「Tengo una camisa negra!」(黒いシャツもってるもん!)っていうところがサビなんだし。追憶つけんでええ。

動画みたけど、「Fotografia」(写真)という曲には「君の写真を見つめるたびに」とかいう名前になってるし、「La Noche」(夜)には「忘れられない夜」になってるし。普通だったら気、にならないけど、なんでもかんでも「情熱つけたろ!」みたいな感じだから、この曲名にもなんかおざなり感みたいのを感じてしまうのだ。

まぁ、なんとな〜くスペイン気分を味わえたからよしとする。Camisa negra聞くとチラグ思い出すし。

そういえば、このライブの最後に大量のファンが彼にブラジャー投げて、彼はそれを拾って抱えるように持ってたけど・・・コロンビアのライブとかってそういうもんなのかな?それとも日本のライブの習慣?ちょっとびっくりした。

余談になるが、スペインを思い出したといえば、こんなんも見つけた。

「PLAZA DE LA VIRGEN」のリアルタイム映像。もしココをタカシ君なんかが通りかかったら、見えちゃうのかな?さっきからちらちら見てるけど、知り合いは通らない。って、豆粒みたいだからどちらにしろわからないだろうけど。

この広場はValenciaでも由緒正しき聖なる広場。Virgenは「バージン」の意味だ。聖女ってやつやね。Valenciaがリーグ優勝、UEFA優勝したときにはこの広場にある教会に杯が運ばれ奉納されていた。奉納・・・ってなんか日本っぽい響きだが。

前置きが長くなりすぎた。

数ヶ月前から、iPodを買おうかどうか迷っている。

というのも、おいらが現在使っているのは、いまでもコアなファンに愛されつづけ、さらに使い続けられている(噂によるとだが)「Diamond Rio500」。もう使い始めてかれこれ・・・7年とか8年くらいになる。当然スペインにも持って行って、旅先では使っていた。よくもまぁここまで壊れないできたもんだ・・・そして、今もまだまだ健在だったりするから恐ろしい。「名機」たる所以はここにもあるんだろうな〜。

ただ、容量はスマメを入れない状態で64MB。32MBのスマメを足して96MB。当時買った値段は約2万円。iPod nano 1GBよりも高い。時代って恐ろしいもんだ・・・。

96MBだとどんなにがんばっても20数曲。普通だと20曲いかないくらいしか入らないのだが、実は一時間の通石積みでちょうど一週するくらいなもんだから、意外と困ってなかったりもするのだ。さらに、入れてある曲は、おいらが厳選に厳選を重ね、何度聞いても飽きない曲ばかりなもんだから、本当に毎日のように聞いているのだが、いつもノリノリになってしまうのだ。

ただ、たま〜〜〜に「あ、今、急にあれ聞きたくなった!」とか、家で「久しぶりこの曲聞いたけど、やっぱいいわ〜」って曲に遭遇してしまったときに困るのだ。

96MBだと、もう容量いっぱいいっぱい入れてるもんだから「とりあえず入れておこう」みたいなことができない。また、空き容量なんて100KBもないから、もし入れたい曲が5MBとかで、はずそうと思った曲が3MBだったりすると、その差分で別のお気に入りの曲まで抜かなくてはいけなくなる。ただでさえ厳選している曲を入れているから、毎回苦悶するのだ。

現在候補としてはiPod nanoの1GB、2GB、4GBとiPodあたりを考えているのだが、ここから選ぶのがまた面倒くさい。なぜ、iPodばかりかというと、ほかのメーカーのは、選択肢が増えると面倒なので、今のところ詳しくは調査していないのと、ソフトはituneを使っているので、いろいろ便利そうだという理由。

値段と容量と大きさなんかを考えると、どれも一長一短で決めづらい。30GBとか60GBの時代に、96MBのRio500君で満足しているおいらもどうかと思うが、愛着あるし、実際、困るのはたまになので、ホント選びづらいのだ。

iPod自体は、マリちゃんから借りて(奪って)数週間使わせてもらったことがあるのだが、自分の好きな曲をとりあえずいれてみても2GBもいかないのが現状。今ituneに入っている容量は約20GBほどなのだが、よく聞くやつというとせいぜい2GBということらしい。

その「候補」にあがった2GB分(一曲5MBで計算して約400曲)をiPodにいれたところで、実際一日で聞けるのは多くて40曲程度。人によると思うが、おいらはわざわざ「昨日はこれらをきいたから、今日は聞いてないこれを聞こう!」なんてするタイプじゃないので、次の日もだいたい同じ40曲を聴くことになる。

そうなると、2GBも必要じゃなくなる。じゃ〜1GBでいいじゃん!となるが、そうなると、今度、先日拓也(弟)にいわれた「ドライブにいくときとかすげ〜便利だよ」というところが気になり始める。

この前、京都にいったときにもっていって「FM飛ばし機」(拓也がくれた)を使ってiPodの中の曲をきいたのだが、CDいらずで確かに便利。隣の席の「CDチェンジャー」との

「ねぇねぇ、このCDどこにしまうの?」

「あ〜そのへんにいれておいていいよ」

みたいな無駄なやりとりもなくなる。一つだけ問題があるとすると、CDチェンジャーが寝てしまったときに、前をみながら直感で入れられるCDと違って、iPodの場合だと画面をみなくてはいけないので、曲をチェンジできないというところだろう。

まぁ、いいや。

で、とにかく迷っているのだ。

1GB(17800円)は値段は安いが、容量的に不安。人間やはり欲張りで「大は小を兼ねる」を考えてしまう。

2GB(21800円)は手頃なのだが、中途半端感がとてつもなく強い。1GBよりは当然多いが、その1GBを増やしてどうするの?と思ってしまう。

じゃ〜4GB(27800円)にしろ!となると、30GBのiPodと容量差はだいぶあるくせして、値段は7000円くらいしか違わない。

ごちゃごちゃいうなら、iPod30GB(34800円)にしろ、ぼけっ!となると、ちょっとでかい・・・重い・・・容量多すぎ!そんなにつかわなさそう〜!あと、ついでにいってしまうと、電池交換が面倒くさそう・・・ってのがある。Rio500は単3電池が使用できるもんだから、7.8年使ったおいらにとっては、抜群のコストパフォーマンスだったわけだ。減価償却はもう何年も前に済ませたといっていいだろう。

なわけである。

こうして迷っているうちに、さらに安くなるか、中間機がでることを祈っていたのだが、冷静に考えてみたらiPodミニがなくなったわけだから、しばらくはないっぽい。

おいらはわからないもの(服とか靴とか)はどうでもいいので「あ、これにしよ!」と3分も考えず購入できるのだが、ことPCとかこの手の機器だと、とにかく調べては迷う、調べては迷うを繰り返す。付け焼き刃の知識と、日常生活と近いものだから(服と靴はどういうわけか密接な関係にない)という考えが、おいらを優柔不断にさせている。


まぁ、まだ給料日まではあるから、もう少し迷おう・・・それまでにやるべき調査はやっておこう・・・と昨夜は1時くらいから、Musicaフォルダの整理を始めた。

アルバムが増えすぎて、なんかゴミゴミしてきたのだ。しかも、フォルダにはいってないで、一曲だけ単品で転がってるやつとかあるし・・・。部屋は汚くてもいいが、PCの中は汚いのが嫌いなので、本格的に大掃除。

まずは、「なぜか持ってるやつ」というフォルダを作って、そこに「どうしてもってるのかわからない衝動もらい曲」を詰め込んでいくが、全然整理できない。というか、ウィンドウをスクロールしながらやっていたので、イライラしてきてしまった。

やっぱり、増えに増えまくったアルバムの整理から始めよう・・・とフォルダを作る。

「普段きかないヤツ」
「Album_Japones」
「Album_Espana」
「Will」

というフォルダを作って整理。

「普段聞かないヤツ」は、かなりのシチュエーションの時に聞くアルバムを入れる。Japonesは日本人のアルバム。Espanaはスペインで聞いていた曲(スペイン人、スペイン語にかかわらず)。「Will」というのは、オーストリアに遊びいったときに、彼が恐ろしく素敵な曲をもっていたので、1、2曲だけ聞いて気に入ったものをとにかくもらってきたのだ。その量、CDで10枚。アルバム数にして・・・もうものすごい数だった。オーストリアだけあって、クラシックの曲も大量にもらってきたのだが、やはり普段聞かないので、最近はまったくご無沙汰になってしまっている。

この4フォルダによってだいぶ整理されたのだが、微妙なアルバムが数枚残る。カルロス・ジョビンとかJazzとか。それらは「Album_tranquiro」というむちゃくちゃなジャンルを作ってそこに放り込む。

それでもまだ残った。tranquiro(静か)じゃないやつだ。掃除が進まないと本末転倒なので、「とりあえず」というフォルダに避難させてすます。あとは、「Album_soundtrack」を作ったらほとんどなくなった。

スペシャルフォルダとして、「菅野よう子」「大野雄二」だけは、上のフォルダと同じ階層に分けてある。


とりあえず、すべての曲を削除したiTuneに綺麗にアルバムを入れていく。まずは大御所菅野よう子から全部つっこむ。彼女の曲だけで、なんとおいらの持ってる曲の4分の1を占める。

アルバム、アーティスト、ジャンルが綺麗にそろったiTuneを見た気がする。

お次は、Album_Espanaの中から、単品であるやつ(アルバムとしてもってないやつ)をいれていき、いらないヤツを整理することにした。

が、ここで掃除は完全にストップ!

本棚の掃除をしていて、「北斗の拳」を見始めてしまったときのような、アレだ。アレ。


もう一人ジ〜ンとスペイン時代のなつかしの曲・・・略して「懐メロエスパニャ」(マンマ)。

先日暇に任せてUtiel_RequenaのGrand Reservaを呑んでしまったことが悔やまれた。

そういえば、最近「呑み」っていったら、完全に「店呑み」で、自分の部屋や誰かの部屋で呑むことなんかなくなってしまった。

あのころは、自分の部屋に招待して、音楽かけながら、時には日本の曲を歌いながらVinoのbotellaを次々にあけていったものだ・・・嗚呼。

家のそばに友達が住んでるって本当にすばらしいことだ・・・と今更ながら感じる。


ってことで、掃除も終わった(中断)したところで、Masaquito印の「懐メロエスパニャ」を、おもひでとともに書き残しておく。忘れないように。
(※「 」が曲で、( )がアーティスト)

「Obsesion」(Aventura)
この曲はおいらスペインにいった最初の年の夏にはやっていて、ミーハー系のDiscotecaなら、かなりよく流れた曲だ。かなり流行ったようで、この曲が流れると、飽きて座ってた人も踊り出すくらいだった。そのときはおいらはまだ踊るのが恥ずかしいというか、踊り慣れていないもんで、つったって足だけでリズムをとっていた。そんな時代だ。今聞くと、よくこの曲でみな踊っていたな〜って感じだ。うむ〜。

「Malo」(Bebe)
基本的に、おいらが持ってる単品スペインMusicaは、スペインのModaを勉強したくて(?)集めた曲ばかりなのだが、この曲は流行った!!!これも踊りづらいのだが、なんかけだるい歌い方がいいのだ。歌詞も「どうしようもないやつを好きになってしまった女」の曲。「Malo」とは「悪い」って意味だ。この曲はアンダルシア訛り前回で、「S」が抜かれる。「Eres」を「エレス」と発音しないで「エレッ」と発音する。いうたら、「アラッドッ!」(ア ラス ドス)の世界だ。何でだろうと思ってManoloに聞いてみたら「アンダルシア訛りで歌うのはかっこいいとされているのだ」とのこと。スペインにもそんなんあるんだ〜ってちょっとびっくりした。
この曲を知ったのは、Madrid周辺〜Leon地方を約2週間くらい旅行したときに、レンタカーのラジオでかかりまくっていて気に入った曲。この旅行は、もうVinoを飲んだくれる旅行で、車を降りてはBarで一杯、アビラ、セゴビア、ベナベンテ、トロ、サモーラと、Vinoとロマネスクを巡った旅。毎日よっぱらって、素っ裸でホテルを駆け回っていた・・・そんな感じだ。しかも、パラドールで。

Shut up(Black Eyed Peas)
これも最初の夏でよくかかっていた。この曲を聴くとスペインといよりは、ドイツ人のある友達を思い出す。「スペインの曲は踊りづらい!」とぼやいていた彼女も、この曲が流れると、もう興奮して踊りまくる。そして、また飽きると座り、たまにDJのところに「Shut up」かけてよ・・・といいに行く。
向こうではなぜか(わかりやすい理由だが)ドイツ人の友達が多くできるので、以外と彼らを思い出す曲というのは結構あったりする。

「Mariacaipirinha」(Carlinhos Brown & Dj Dero)
スペイン全土で流行り、ドリンクのCMでも使われていたし、全スペインツアー(無料イベント)まで開催されたブラジルの大御所歌手。歌っていうよりは、もう飛び跳ねるためのような曲。誰かが「テ〜テ〜テテテ〜テ〜」と歌えば、そばの人が必ず「テ〜テ〜テテテ〜テ」と続ける・・・それくらい認知度が高い。Valenciaでも彼のイベントはあり、1kmもないくらいの通りを飛びはねながら何時間も往復したな〜。Movistarかなんかのグッズとバンダナ巻いて・・・。多分、過去の日記にあったはず・・・あ、あった!


「BULERIA」、「Oye el boom」(David Bisbal)
どこからどうみてもリッキーマーティン2号。たぶん、スペイン=太陽、情熱な人は、彼をみて「ラテン」、「スペイン」を想像するに違いないくらい、見事なほどスペイン人。それはスペイン人も認めている(笑)。ビデオクリップもすごくて、ターザンみたいな格好で、美女を数十人侍らす・・・みたいなやつ。
「BULERIA」がものすごく流行りまくり、一発屋で消えると思ったが、甘かった・・・「Oye el boom」で再び大ヒット。あのレベルで二曲当たれば、もう誰も文句言わないだろう。バリバリのラテン曲(?)だけあって、べたなDiscotecaでは必ずといっていいほど、レンチャンでかかる。ノリはとにかくいいので、スペイン人でも好きな人は多いし、おいらもかかれば歌う(笑)。たしか、2002年のEurovision出身(全ヨーロッパのポップ音楽の大会)。

「The Flame」(Dover)
おいらがかなり好きな曲。Aunque英語の曲だけど。ドイツ人の友達がくれた。2年目の夏くらいかな。部屋でよくかけては踊ってた。歌ってもみたけど、ハスキーボイスではないので無理だった。

「Pega no bumbum」(E o chan)
Camila(半分ブラジル人)セレクションで気に入った曲。ブラジルではかなり有名なアーティストだとのこと。天気の良い日には最高の曲。元気がでてくる。何言ってるかはわからんのだけど・・・。Camilaはこの曲でも妖艶に腰をくねらす。

「E O Tchan」(E O Tchan)
でだしが「ボケナスと〜」って聞こえるブラジルの曲。曲名はわからん。なぜか「E O Tchan」って入ってるからそのままいれておいた。もちろんCamilaセレクション。この曲には振り付けもあり、それもCamilaに教えてもらった。誕生日のFiestaのときにタカシ君と三人でその踊りをこれ見よがしにやったが、誰もみてくれなかった思い出がある。ちなみに、歌詞はかなり卑猥・・・というか、エロいらしい。おいらは意味がわからないが、Camilaは歌詞の説明に窮していた。

「Junimond」(Echt)
CoraとkristinのFiestaに参加したときに流れていた曲。おいらが意味もわからず、適当に口ずさんで歌っていたら「違うよ〜!」と歌詞やらいろいろ教えてくれた。まだ友達になったばかりだったのもあり、盛り上がれる話題を作ってくれたありがたい一曲。「6月の雨」とかいう感じの歌詞らしい。その後Gironaにいったときに、天気雨(ものすごい夕立)に遭遇したときに、カテドラルの下で雨宿りしながらきいたため、この曲を聴くとGironaとCoraたちを思い出す。そして、青い春の曲。涙がでるわ。

「いろいろ」(Joaquin Sabina)
スペインポップMusica(?)の大御所。アルバムの数も膨大にあり、またフューチャリングみたいな形であちこちにも顔をだしている。この名前をいって知らないスペイン人はいないかと。
ちゃんときいたのは、スペイン人のEduと彼の実家のあるMurciaにいったとき。彼が紹介してくれた友達(名前を失念)が車の中でかけていた一曲がものすごく気に入って(煙草の歌。Sabina!煙草吸うな!みたいな)探しまくった。見つかったには見つかったのだが、金がなくて買えなかった。
その友達は「超」がつくほど「バルバコアマニア」(BBQマニア)で、散歩していても「あ、あそこBBQによさそう!」といつもつぶやいている。彼の彼女(内縁の妻?)のEva(たしか)はとてつもなく穏やかかつ優しい人で、おいらをかなりほんわかした気分にさせてくれた。でも旦那はいつもバルバコア。「ラ クカラーチャ」(ゴキブリ)の歌と、「バルバコア」の歌はこのとき教えてもらう。「ラ バルバコ〜ア♪ラ バルバコ〜ア♪コモ メ グスタ♪ ラ バルバキュッ!」っていう歌。短い。

「いろいろ」(Fangoria)
アラスカ率いるきわもの集団。アラスカはメキシコ人なのだが、イレガル(違法)でいつづけていて、そのまま一躍スターになってしまった人。アラスカは音楽以外でも有名人で、日本では見れないが、アルモドバルの「Pepi,Luci Bom〜」にも若い頃でているし、子供向け番組にも魔女役ででていたりもする。去年の「愛・地球博」にやってきて見た人はおそらくラッキーかと。映像センスが恐ろしくいいし、曲の方もスペイン語がわかりすかったりする。ただ、あまりにきわものなので、スペイン人に「どんなスペインの曲が好き?」という月並みの質問のときに「Fangoria」って答えると、人によっては「うっ!」って顔をする。
おいらがFangoriaを知ったのは、Villarealの街のFiestaでやった市庁舎前の無料ライブ。そのときにはまった。あまりのかっこよさに・・・。あんな間近でみられるのも、おそらくあれが最後なんだろうな〜。

「In the Disco」(Fuad Backovic Deen)
こいつ

上に書いたFangoriaのライブの日がちょうど「Eurovision」の決勝かなんかだった。ヨーロッパ全土が代表をだして、さらに国民が投票して一位を決めるという大きな大会(その年はトルコが一位だった)なのだが、そこに登場したボスニア・ヘルツゴビナ代表のアーティスト。
なんか歌い方とか、踊りが気持ち悪いのだが、なんか面白くてManoloとおいらのお気に入りに。歌もノリノリだったし。Mi KyungとManoloのママンは、Guapoなギリシャ代表を応援していた。ちなみに、その年のスペイン代表はイマイチ。Bisbalには届かなかった・・・。ただ、スペインは母国語で歌う数少ない代表の一人。みなウレセンねらいなのか、英語で歌い輩が多く、まわりは結構ブ〜イングだった。思い出すのは・・・あの変な腰のくねりだな。

「Tu Es Foutu」(In-Grid)
おいらがDiscotecaでかかった音楽で初めて気に入ったのがコレ。基本的にDiscoteca音楽は心臓に悪い(鼓動が早くなる)ので苦手なのだが、この曲はマジで気に入り探しまくった。だが、そばのにスペイン人に聞いても、みな知ってはいるのだが「曲名」も「アーティスト名」も知らず。
というのも、スペインには「cancion de verano」(夏の音楽)といって、夏の間だけDiscotecaで流行って、一年もたたずに消える曲がごまんとあるのだ。街のCD屋でもイビザの「chillout]と一緒に「夏!!!」といった感じのCDが大いに売り出される。
この曲はそんな夏の風物詩にはもったいないくらいの曲。実際、おいらの周りのスペイン人で、次の年の夏にかけても「あ〜〜この曲好き〜!」って人が続出。英語版とかもあるが、オリジナルのフランス語版が一番かっこいい。

「Camisa negra」(Juanes)
前出なので特に説明はしないが、数週間前に日本の服屋で流れていてびっくりした。単純な歌詞なので、ついつい口ずさんでしまう曲。この曲を聴くとなぜかチラグを思い出す。というのも、はやり初めてすぐに彼がどっかからDLしてきて、ある日のFiestaでかけたからだ。チラグが流行の曲をDLするとは思わなかったのだ。チラグはどちらかというと、いやいうまでもなく、チュメリチュネリ(モンスーン・ウェディング)だから。

「Papi Chulo」(La Cripta)
cancion de verano(夏の曲)の一つ。ただし、そのなかでも群を抜いて流行った。一年目の夏だったのだが、もうあっちこっちで流れていたし、窓を全開で走る車からも流れていた。ちなみに、その前の年はLas Ketchupの「asereje」が大ヒット。おいらがいったときはちょうどすれ違いだった(そのときは日本で流行っていたらしい)。この曲(asereje)は皆振りつけと一緒に踊っていた。べたなところだと、たま〜に流れたので、スペイン人がその踊りを大群で踊るのをみることはできた。ちなみに「Chulo」というのは「かっこいい」とか「素敵」とか「いい」とか、まぁ漠然とした褒め言葉の一つなのだが、学校の先生であるPaqui(パキ)は、この曲がかかると「Paqui Chulo!」と曲名をもじって歌っていた。自画自賛。

「Desaparecido」(Manu chao)
Discotecaでかかるとまったくもって踊りづらいのだが、大好きな曲の一つ。何とも言えない歌声で、Discotecaだというのに郷愁を抱えてしまう曲。なぜかDiscoteca狂いの友人のドイツ人がこの曲を好きで、踊りづらいといいながらも、この曲がかかると喜んでいた。彼らはテクノっぽいのじゃないとダメらしい・・・。ボンボンボンいってないと。オーストリアのDiscotecaも似たようなもんだった。

「Soy Yo」(Marta Sanchez)
cancion de verano。流行った流行った。「あたし!」って感じの曲。思い出らしい思い出はないが、やっぱりDiscotecaで流れている曲だと、懐かしくなってしまう。それほどDiscotecaにいったわけではないのだが・・・なんでなんだろう。この曲は、ほかのとくらべてベタでちょっと古めかしい曲調。懐古するにはいい感じかもしれない。歌は別に普通。歌詞が簡単な方がスペイン人には受けるらしい。ポイントとしては「サビはわかりやすく!」だ。あと出だしは「サビ」から。この曲も「ソイ ジョ〜〜〜〜〜♪」から始まる(笑)

「Dragostea din tei」(O-Zone)
日本でも2chを筆頭に最近(?)流行った「マイアヒー!」だ。スペインでは流行ったのは、日本で流行る一年前かもうちょっと前。スペインでは徐々に廃れて、忘れたころ、一時帰国したときに大ブームになっていて、ちょいと。面食らった。日本同様、スペインでもかなり流行ったが、変な替え歌(空耳アワー的な)はもちろん流行ってない。

「いろいろ」(Ojos de Brujo)
この曲はMurciaから少し南にいった海沿いにある小さな街Cartagena(Eduの実家のそば)のFiestaで知った。

思い出としては、一年目だったのもあるが、彼らの話す「S」の抜けたスペイン語(Murciaでもすでにそうだった)に苦労したのと(オグッタとかドッコンディエ)、彼らが吸うイケナイ煙草がチョコラテからマリアに変わったこと(天候がマリアに向いているらしく、簡単に栽培できる)、いつかCartagenaに別荘を持とうと心に誓ったこと・・・などなど。
で、一番の思い出は、初めてスペイン人で恐ろしくタイプな子と知り合い(Estherに匹敵する)、まだ全然はなせないスペイン語でドキドキしながら、夜中はなしたことだ。まだスペインにきてから数ヶ月もたってないころで、日常会話で少し言いたいことが言える程度のレベルだったおいらと話をしてくれたのがとてもうれしかった。もちろんEduもその一人なのだが・・・。その時、このOjos de Brujoの曲について詳しく教えてもらい(出しているアルバムとか)、数ヶ月後にAlicanteかAlbaceteか忘れたが、そのあたりでOjos de Brujoのライブがあり、なんとその彼女(Paqui)がメールでライブに誘ってくれたのだ。しかも、うちに泊まるという・・・。なんか期待しまくりだったのだが、あいにくかなり前から予定していた旅行とぶつかってしまい、結局ライブにもいけなかったし、Paquiにもあえなかったという切ない思い出がある。そのCartagenaの別荘FiestaのときにやったBBQでとった彼女の写真。ボケボケだが、なんか爽健美茶みたいな感じで、ボケ方もいい感じで、しばらくおいらのノートPCの壁紙になっていた。今もまだある。


「Mundian To Bach Ke」(Panjabi MC)
先ほどのIn-Gridの曲「Tu Es Foutu」と同じく、Discotecaでかかっていてかなり気に入った曲。Panjabiと入ってる通り、インドっぽい曲。おいらには踊りやすい。盆踊りみたいに踊るのだ。この曲も、すんごい流れていたのに、周りのスペイン人は誰も曲名、アーティスト名を知らず、探すのにむちゃくちゃ苦労した。この曲がはやっていた当時は学校の先生であるGerman(お師匠様)と遊んでいることが多く、なぜかGermanを思い出す。そのGermanからは「Ketama」というアーティストのCDを借りたことがある。ジャンル的にはFlamenco Nuevo(ニューフラメンコの意)というコーナーにあることが多いのだが、あまりFlamencoっぽくない。Ojos de Brujoがそのコーナーにあるのはわかるのだが・・・。無難だが嫌いじゃない。

「Pata Palo」(Raimundo Amador)
おいらの大大大好きな映画「Bajarse al Morro」で挿入歌として使われている。アーティストのRaimundo Amadorたちも登場している。Pata Paloというのは、海賊のあのびっこひいてる足のこと。早くて歌詞の全部はわからないが、いい曲で一時期はすごいはまってきいていた。
彼は「たこを生で食い」「海の水を呑む」と歌っているのだが、このアーティストが大好きでかなり興奮するSantiは、この歌詞を聴くと「この曲はおまえら日本人だ!」という。「何で?」っていうと、「たこを生で食うだろ?」って返ってくる。事実そうだから、何も言えないけど・・・。この曲の思いではやっぱSantiだ。

「いろいろ」(The Strokes)
Coraから大量に入手。彼女が好きなグループらしく、おいらも必至にきいた。Maroon5とDoverも彼女がくれた。まぁ、楽しい思い出いっぱいさ。多くは語らないが・・・。

「Duele El Amor」(Aleks Syntek & Ana Torroja)
思い出らしい思い出はないのだが、「Sin ti」のところが、「Santi」に聞こえるので、よくPISOで大声で「Duele el amor!Santi!!!」と歌って、Santiがびっくりして振り向いていた曲。「Santiに聞こえるでしょ?」「きこえねぇ〜よ!」というやりとりをやったことか。意訳すると「あなたがいないと寂しいわ!」みたいな意味なので、Santiが振り向くのもいたしかたなし(笑)

「Contigo Soy Feliz」(Nin~o bravo)
スペインでは大御所中の大御所。ポジション的には誰でも知ってる演歌の曲に近いのかもしれないが、もちろん演歌ではない。そうだな〜いうたら・・・日本の・・・う〜ん・・・ギルバート・オーサリバン?日本人じゃねぇや。彼の曲はスペイン人にとっては本当の意味で懐メロだ。
おいらがしったのは、ドリンクのCM。このCMが結構面白かったのと、歌詞がわかりやすかったのと、しばしばかかっていたのもあり、ゲットしてきた。「君がいると僕は幸せ!」というタイトルなのもベタでいい。天気のいい日に聞きたいナンバー。この曲をかけるとどこからともなくSantiがやってきた。ついでにManoloもcocinaで口ずさんでいた。やっぱ懐メロだ。


「Milonga Del Moro Judio」(Jorge Drexler)
Bebeの「Malo」と同時期。スペイン滞在でも最後の方になるので、思い出も結構新しい。Maloとまったく同じで、レンタカーの中でかかっていて、一発で気に入った曲。曲調もそうだが、「Judio」という単語にひっかかった。Judioとはユダヤ人。もの悲しい歌で、ユダヤ人の歴史好き(Sinagogaとか大好きなので)としては、是非とも手に入れたい曲であったのだが、ラジオの最後に流れるアーティストの名前がなんどやっても聞き取れない。「Jorge」まではよくある名前なのでなんとか判明したが、後ろの「Drexler」がえぐい。未だになんて発音していいのかよくわからんし。
だもんで、ネットで、唯一ゲットしたJorgeとJudio、ついでにMorro(ムスリムのこと)の3単語で検索したけど、なかなかヒットせず。そしたらとあるある日、Fnacで売られていて、無事ゲット・・・となった。ECOというアルバム。とてもいいアルバムだ。
この曲は、ベナベンテに向かう真っ暗闇の道を思い出す。調子にのって、サナブリア湖のあと、ポルトガルの国境が近い!と無理矢理ポルトガル入りしたのはいいが、思ってた以上の山道で戻るのが大幅におくれ、バイク大会でサナブリア近辺に、宿もなく、あるのはいかがわしい娼婦街(娼婦Bar)ばかりで、「ホテルの場所」を訪ねるだけで、奇異な目でみられ・・・「あんた・・・およびじゃないわよ!」的な視線が刺さり・・・泣きながら次の日泊まるベナベンテのパラドールに向かって道を走らせているときに何度か聞いたのだ。Yo soy Morro Judioじゃなくって、Yo soy シント ブッキョウトな気分。


結構書いたな・・・まだまだたっぷりあるんだけど、整理してから第二弾として書き記すことにしよう。

後からの検索用ワード:「Musica」


追記
女性の鵜飼いが登場したらしい。別にいいんだけど・・・すんげ〜違和感あるや。

今年のW杯って異常なほど盛り上げてないか?(「盛り上がってる」ではなく)前回ので味をしめたのか?メディアがですぎるとろくなことない気がするんだが・・・日本の場合。前回はテンポラルなにわかファンとして、サイトまで作って友達と盛り上がったが、今年は一人でまったり見るかな〜。スペイン応援しなくては!!!!!!!!たぶんまたダメなんだろうけど。

6月病
2006年06月06日 (火)
あまりに鬱屈しててベタベタなタイトルにしてしまった・・・。

なんか、ほんと遅れてやってきた5月病みたいな感じ。な〜んもやる気でない。徐々に吹っ切れてきていたスペインへの想いを、全然関係ない真鶴での一日で思い出してし、また燃え尽きてしまったせいっぽい。

いままでだと、「家に帰ったらあれしよ、これしよ!」となって、実際に家に帰ると、うだ〜ってなっていたのだが、今は「あれしよ、これしよ!」とも思わないで、うだ〜っうだ〜っ。

どれくらいうだ〜っかというと、苦手な長電話をしてしまうくらいうだ〜っ。しかも、引き延ばしてまでの長電話。

おもむろに、スペインから持ってきたMAGNA CARTAのジグソーパズル(1500ピース)をやろうかと思ったけど、掃除するのも面倒、息するのも面倒なので、日記書くことにした。

うだ〜っ。

酒を呑む気にもならないのだが、今日はちょうど康雄の誕生日だということを思い出しメールする。でもって、近々軽く呑む約束もする。結婚してからというもの、康雄を誘うのにも苦労する。嫁の存在ってのはかくも恐ろしいものなのか・・・。まぁ、嫁の方も知ってるだけに笑えないのだが・・・。

そういや、旅のスケジュールでもたてようかと7月のカレンダーをみていたら、3連休を発見。3年も日本の暦から離れていたら、いやそれ以前に毎日が日曜日な生活をしていたせいもあって、祝日がいつなのかくらいは知っているが、連休とかいうのには全く頓着してこなかったせいもあって、こんなところに3連休があるとは知らなかった。

っていうか、海の日って7月20日じゃなかった?

「あれ???記憶違いか?」と思った瞬間、ハッピーマンデーの存在を思い出した。

ハッピーマンデーも実はなじみが薄いのだが、スペインへ行く数年前なので、成人式や体育の日が変わったことくらいは知っていたが、海の日まではしらんかった。

で、今調べてみたら・・・海の日と敬老の日は2003年から適用になったらしい。そりゃしらんはずだわ。

まぁ、何はともあれ三連休。前回みたいに金曜日の夜中に出発したら二泊できてしまう。二泊だ、二泊!一泊増えただけで気分がまったく違う。旅にいかなかったとしても、金曜日から丸三日飲んだくれてもまだ一日あまるではないかっ!

なんかちょっとだけ元気でてきたような、そうじゃないような・・・。

記録更新
2006年06月05日 (月)
まず軽く昨日のことから。

普段運動なんてまるでしないのに、無我夢中でサ○エやア○ビを探して泳ぎまくったため、筋トレによる筋肉痛にプラスして筋肉痛。前回ほどではなかったが、そこそこ波はあり、いいよりもてあそばれてしまい、無駄に体力を消耗してしまった。でぶってきたおいらの体をいとも簡単に、洗濯機の中の洋服みたいにグルグルグルグル。もうなされるがまま。波の力ってマジですごい。

すごいといえば、海の中。あんなに楽しいとは思わなかった。目がつぶらな海のギャング「ウツボ君」と目が合ってしまったときは、シュノーケルつけたまんま「こんにちは・・・」とひとりごちたりもした。

途中休憩をいれたりもしたが、朝の7時から昼の2時まで延々泳ぎっぱなし。筋肉がなく脂肪ばかりだからか、思い切り潜ってもすぐに浮いてしまって大して潜ることはできなかったのだが、2m〜3m程度のところは藻や岩に食いついて何とか潜り、ト○ブシを数個ゲット。師匠のカトサンを土下座させる。

「社長軍団」総勢9人でいき釣果はア○ビ×6、サ○エ×30、ト○ブシ×10、シッ○カ×10(?)、藻エビ×300〜500(?)、念仏代×20、イワシ×1、ベラ(兄さん用)×1、その他雑魚×数匹

といった感じ。

手がウェットのせいで手首から先だけ変な風に焼けてしまったが、何もかも忘れて夢中になって遊べた一日であった。いや、本当に楽しい。これははまりそう。7月くらいになったらマイ ウェットなんかも買ってしまうかもしれない。

夜は定例の駐車場でのBBQ。日本酒は奈良の酒を一升瓶で購入してきて、Mexicanoのアサクラさんと二人であける。「一升瓶全部呑み禁止令」が出されていたが、無理だった。

で、今日。

朝から筋肉痛。心地よい筋肉痛ではなく、首と肩がどうしようもないくらい痛い筋肉痛。だもんで、石も大してなかったので、ぼ〜っと一日過ごす。そして7時ぴったりにあがる。最近石積む気全くなし。

結局9巻が買えないまま、北方水滸伝の8巻を読み終えてしまったため、今日は陳舜臣の「チンギス・ハーンの一族」の1巻を持って行く。これはかなり昔に一度読んだことがあるのだが、続きを買ったのもありまた読み始めた。

が、イマイチ集中できない。かなり面白い本なのだが、北方水滸伝の続きが気になって気になってしょうがない。ちょうど、祝家荘との戦いが終わったところで、新展開になるところなのだ。林沖なんかも、なんだか死んでしまいそうな勢いだし(北方水滸伝はなぜか原本とだいぶ違うところで、登場人物が死んだりする)。

体に良くないので、帰宅するとまたもやbookoff巡り。今日は記録更新で2時間で8カ所も回ってしまった。

つきみ野あたりから初めて、最終的には相模原まで足を伸ばすも、欲しい巻は見つからず。結構でかい店舗もあったのに・・・。

なんかもう見つからないような気がしてきたので、あと2冊だけだし、普通に本屋で買った方が早いんではないか・・・という気さえしてきた。

ただ、まだ今日いった16号でも横浜よりに数店舗あるっぽいので、今週中にそこを回ってあきらめようと思う。あるところには多分まとめてあるだろうから・・・。ojala!

日曜日に燃え尽きてしまっため、おそらく今週は停滞すると思われる。普段だったら月曜の時点で「水曜か木曜あたりに呑むか・・・」なんてことを考えてしまうのだが、今は全くもって呑む気なし。

なんか今は酒よりもどっかに股旅したい気分だ。車がZ君からGOLF君(※ドイツの車らしい。でもって希望通りのマニュアル。今までの車と違ってハッチバック(?)な車。ドイツ人とのことなので、Cora号にしようと思ったが、語呂が悪いので、おいららしく「GOLFO号」に決定した。ちなみにZ君は売れてしまったらしい。文句たらたらだったが、それはそれでちょっと切なかったりする。)にちょうど替わるで、そのGOLFO号に乗ってまた関西方面に行きたいもんだ。やっぱ岐阜やな岐阜。

ってことで、今日は特に書くことなしな一日だった。

春眠暁を覚えず〜スペイン映画を見よう!〜
2006年06月03日 (土)
なんか、一日中眠い日だった@マリ邸。

散歩に前に、おいらがもっていった「罰当たり修道院の最後」を見てからにしようということになった。

まずは映画の感想。

【罰当たり修道院の最後】3.2点(5点満点)
(1983年:スペイン映画)

スペインの巨匠、アルモドバルの作品。日本ではレンタルさえもできない「Pepi, Luci, Bom y otras chicas del montón」(1980)よりは新しいが、「神経衰弱ぎりぎりの女たち」、「アタメ」よりも数年古い。

Bookoffで1650円で売っていたので衝動買いしたみた。Manoloがものすごいすすめていたからだ。

で、感想なのだが・・・ストーリーに関しては凡人のおいらではあまりうまく説明ができない。ぶっちゃけ、わからないといえばわからないからだ。

アルモバルの映画は最近になってとてもわかりやすいものになってきているが、スペインでみた前出のPepi、Luci、Bom〜などは、面白いが、難解・・・というのが常。なのに、なんかついつい見てしまう。ついつい惹かれてしまう・・・という不思議な映画なのだ。

この映画もそう。人間関係もストーリーも自分で半分想像しながらでないとついていけない。もうすでにそこにあるもので、いちいち説明しない。「見て理解しろ!」って感じ。たとえていいのかわからんが、自分の日記も含めて誰かのBlogを途中から読んだのと似ている。

彼の映画ではよくあることだが、導入部はとくにその傾向が強くて、メインの部分にもっていくまで、いちいち詳しく描写しない。「こうなったからこうなの!だから、そう思え!」という感じで、舞台が「修道院」にいくつくところまで話が進んでいく。

その部分を軽く書いておくと、ある歌手の女性が、麻薬で恋人に突然死なれて、麻薬所持ということも含めて警察に追われそうだから、たまたまファンとして知り合った尼さんがくれた名刺に書かれていた「駆け込み寺」(この訳が抜群だ)に半分逃げ込むように行く・・・

というところからストーリーは始まる。

この修道院にいる尼たちはどれも一癖も二癖もあるような尼たちで、あだ名も堕落尼とかどぶネズミ尼とか肥だめ尼とか、とにかくすごい名前が多い。日本語で書くとちょっと変になってしまうが、まぁ小学生がつけるあだ名みたいなもんだ。

官能小説を書く尼、LSDで飛ぶ尼、レズな尼、トラを飼っている尼・・・と、日常生活もおかしいのだが、そんな尼たちの住む「駆け込み寺」へ、歌手のヨランダはいって、そこでしばらく生活することになる。

彼の映画をみていて常々思うことだが、彼の書くキャラクターは変わり者ばかりといえばそうなのだが、とても人間臭いところがいい。変に綺麗なところは省くもんだから、よりいっそう人間臭く思えるのだ。

演じる女優たちも、流石はスペイン人というべきか、日常とあまりかわらないからかしらないが、これまたうまい!

日本のドラマなんかにでてくる女優、男優がかっこつけた演技をするのはいいが、あれはどうも嘘っぽくみえてしまい、いぶし銀が演じるなんとも人間臭い演技が好きなおいらとしては、わけがわからなくても、ついついのめり込んでしまう。

この映画・・・「是非見て!」と言えるほど、しっかり理解して、楽しんだわけではないが、アルモドバルの映画を是非見て欲しいし、日本で借りることのできる彼の作品もあまり多くない(無難なものは多いが・・・)ので、そういった意味では是非見て欲しい。時代を追って見るならば、この映画から初めて、「マタドール」、「神経衰弱〜」、「アタメ」、「ハイヒール」、「キカ」、「私の秘密の花」、「トーク・トゥ・ハー」と見ていくといいかもしれない。

アルモドバルは気に入った女優を何度も何度も使うので、この映画を見ていれば前半部の映画ならば、同じ女優がでていることが多い。

今回だと、今ではスペインの大女優になっているCARMEN MAURAもでているし、Marisa Paredesもでている。

無難にいくなら、「神経衰弱〜」、「キカ」、「アタメ」あたりかな〜。

2007年には、最近スペインでも上映された「volver」が上映される。カンヌで脚本賞(?)をとり、主演の5人が主演女優賞(?)をとったそうな。その5人の中には、喧嘩別れしたといわれる、この映画にもでているCARMEN MAURAと、ハリウッドにでるまえまでおいらが好きだった(今も好きなのだが)Penelopeが入っているらしい。

スペイン映画は、たしかにコアなものが多く、日本で言うと北野武みたな感じでとられるが(暴力、セックス、麻薬なんかがでてくる映画がなぜか多い)、一度はまるとやめられない魅力がある。

最初の映画でアルモドバルはどうかという気がしなくもないが、TSUTAYAにいってもなぜかあまりないスペイン映画なので、きっかけがあったら是非とも見て欲しい。

日本で借りられて、簡単に入れそうなやつだとすると、「El Dia de la bestia」(邦題:ビースト・・・なんたら)、「La Comunidad」(邦題:たぶん「みんなのしあわせ」)、「Piedras」(邦題:「靴に恋して」)あたりはおすすめ。

El Dia〜は、黙示録を信じた神父さんが、彼の計算によって算出された悪魔が復活される日が数日後ということを信じて、Madridまでやってきて悪魔を呼び出すために、小さな悪事を繰り返し・・・そして・・・って話。

La Comunidadは、不動産会社につとめているとある女性。最近あまりうまくいってない。とある日、あるマンションで、偶然にも3億pts(ペセタ)を発見(円でいうと、0.75がけくらいだが当時はわからん)。それを独り占めしようとするのだが、その3億ペセタの存在はほかの住人も知っていて・・・というどたばた劇。面白い。

Piedrasは、上の二つと違ってヒューマンもの。音楽がとてもいい。でてくる女優たちが最高!演技力がすごい!いくつかのストーリーがかみ合っているので、ここでは説明は省く。

いま急に思い出したけど、バニラ・スカイのオリジナルである「オプン・ユア・アイズ」でもいいかも。トム・クルーズはでてないが、ペネロペは同じ役ででている。ハリウッド化されたバニラ・スカイをみたあとで、どちらが好きか嫌いかは好みによるところだが、バニラ・スカイほど派手さは当然ないが、オリジナルのおもしろさはある。

エロいのがみたい人は、やはりPenelopeの「JamonJamon」(ハモン・ハモン)だろう。やりまくりの映画である。Penelopeのロリコン時代がみたいなら「ベル・エポック」。ただし、これはフランス映画。スペインとの合作だったかもしれないが、こちらもやりまくり。ハーレムのような映画。この映画は偶然とはいえ、ある意味男の夢かもしれない。

「Mala Educacion」(バッド・エドゥケーション)はおいらは微妙。というのも、男からだと痛すぎる。スペインで、しかも大画面でみてしまったため、よりいっそうおしりのあたりが痛かった。女の子はいいかもしれないが・・・。ガエル好きにはたまらんみたいだけど。これもアルモドバルの映画。

ほかには・・・ぱっと思いつかんから、時間があったらまとめておこう。時間があったら・・・。

嗚呼・・・今なら多少金あるし、スペインいったら大量にDVD買ってくるんだけどな〜Torrenteとか1.2.3と全部そろえたいさ〜。

明日はまた「ウ必山水魚」に行ってくる。すんげ〜楽しみ。今回こそは「サザエさん」ゲットする予定。

大いなる休暇
2006年06月02日 (金)
a ver...

今日は、数ヶ月ぶりに「呑まない」金曜日にしてみた。いつもなら、「誰かと呑まなくては!!」と駆け回るのだが、今日はなぜかそれをしなかった。なんでか自分でもわからんけど、健康体になって、クサクサ感がとれたかもしれない。まぁ、酒呑んでた方がおいは健康な気がするんだけど・・・。

ヤフオクに出品していたものが6000円で売れた。買値は6250円だったので、かなりびっくり。

売ったのはノートPC用のCD/DVDドライブ。スペインで酷使しつづけてしまったからか、うんともすんとも言わなくなってしまったのだ。それが先日、どういうわけか、ノートPCのリカバリーCDを読み込んだもんだから、「これは!もしや!」と思って、再インストールを始めたのはいいが、2枚目のCD(リカバリーディスクは全部で4枚ある)になって、また読み込まなくなり、再インストールを断念。

これによって、ノートPC(通称penelope)も立ち上がらなくなってしまったのだ。

すでに4年間フルに使っていたノートなので、そろそろ買い換えてもいいころなのかもしれないが、まだ十分使えるし、スペック的にもあまり困るようなことはない。それに、このsharpのノート(MURAMASA)のキータッチは、おいらととても相性がいいらしく、長時間打ち込んでいてもあまり疲れないのだ。そして、愛着もある。

なんとか復帰させたくて秋葉原にて、新品バルクのUJDA770を買ってきた。今ついているのは同じパナソニックのUJDA720だったし、お店の人も「まぁ、たぶん大丈夫だと思いますよ・・・」というので、ダメもとで買ってきたのだが・・・

相性合わず

次の日慌てて、ダイソーで細かい作業ができそうなピンセット、虫眼鏡、キッチン用アルミホイル(粘着方)を買ってきて、米粒に般若心経を書くようなものすごいみみっち〜〜〜くて、うぎゃ〜〜〜ってなるような作業で、なんとかそのUJDA770を認識させようと思ったのだが、なんどやっても認識してくれない。認識はしてくれるのだが、CDブートができない。

おいらのショートさせる腕がダメなのか、それとももともと相性的に物理的に無理なのか・・・ネットであちらこちら調べて結果・・・

おいらと同じノートで、同じUJDA770を換装しようとしてダメだった人を2人も発見

このままでは6250円をどぶに捨てたようになってしまうので(これが改造が趣味というなら別だが、おいらは別にマニアではない)、ちょうどうちの会社(自宅)がヤフオクをやっているので、従業員のアサイ君に頼んで売ってもらうことにしたのだ。

半額で売れれば御の字・・・と思って3000円からスタートしたのだが、最終的に6000円。

う〜ん・・・なんか買った人に申し訳ない。

買った方はどうも江戸川区の人らしいのだが、送料混みで6500円。秋葉原で買えば6250円。

う〜ん。まぁ、いいか。ヤフオクってそんなもんだろうな。

ってことで、今度はその6000円を元にもう一度秋葉原にいって、確実に大丈夫だと思われるドライブを買いにいく。ちょうど徐々に鉄ちゃんになりつつあるマリちゃんに筑波山の散歩に誘われたので、その帰りあたりに行く予定。おそらく次ぎに買うのは1万2000円くらいのヤツになると思われる。コレでPenelopeが復活しなかったことを考えると・・・ちょっと怖い。

次ぎ。

スペインに行く前の話だが、リネージュというオンラインゲームをやっていたことがある。オンラインゲームは三国志onlineが初めてで、それは身近な友達(むんとかのびとかひ〜とか)を集めて数人でやっていた。

ゲームは基本的に一人でやるものだとは思っているのだが、三国志なんかの国盗りシュミレーションは序盤は盛り上がるが、後半は自分が強すぎて、そしてコンピューターが馬鹿すぎて、ほとんど消化試合になってしまうのが、とにかく寂しかった。

中学生のころ三国志IIを友達数人でやったことはあるのだが、自分がプレイしているときは、相手は後ろをみておいてもらったり、逆に相手がプレイしているときは自分が後ろを向いていなくてはいけなかったり、また後半は長考になるため、待ち時間に漫画が読めてしまうほどだったりするなの、いろいろと面倒なこともあったのだが、オンラインで、しかもリアルタイムだと、気分が全く違ってくる。

人相手の同盟も「こいつ裏切る気では・・・」ということも考えなくてはいけないのだ。とはいっても、うちらの中で裏切るのはおいらくらいだったが・・・あとは、みな心優しいから、ゲームの中でも裏切らない。一度同盟したら、一蓮托生(笑)。

ほかにも、勝てるはずもない強行突破を試みようとする同盟仲間を必至で引き留めたり、自分がおとりになったり、作戦を考えたり・・・とにかく、ヒリつくことができるゲームだった。ただ、やっているメンバーは全員知り合いというものだった。

そのころβ版で無料でできるというリネージュというゲームをみつけた。これは三国とは違って、RPGになる。わかりやすいかどうかわからないが、ドラクエでいうなら、自分と同じような勇者がたくさんいるわけだ。ただ、ドラクエと違って、目的は一つではなく、自分で考えて設定できるので、竜王(古いか・・・)を倒せば終わり・・・といった部類ではない。一応ストーリはあるのだが。

まぁ、そんなことはいいや。

とにかく、そのリネージュでおいらは、ベルセルクのガッツよろしく、つっこんでいっては敵をなぎ倒し、またつっこんでいっては死んで・・・ということを繰り返していたのだが、スペインに行くことになってリネージュからは離れた。そして、離れたまんま4年くらいがすぎた。

で、一昨日、そのリネージュを運営しているゲーム会社からメールが来た。

「かつてリネージュをやられていて、今はやっていない方を対象に2000円分(※一ヶ月分に当たる)のビットキャッシュをプレゼントするキャンペーンで、あなたは見事当選されました」

とのこと。

この手のメールは、最近とても多いので、「うさんくせぇ〜。なんで4年も前なのにいまさら・・・」と思って、公式サイトをみにいったら、本当にその2000円分プレゼントキャンペーンをやっていた。

もらえるもんはもらっておこう・・・と、そのメールに返信すると、早くも今日それが送られてきた。

もらったはいいのだが、結構悩むところでもあったりする。普段それほどゲームはやらないが、一度やり始めたら簡単にはまるタイプである。煙草は吸い始めてからやめたことはないが、おそらくやめてもまたなにかのきっかけですぐに吸い始めるタイプなのだ。おいらは。

しかも、今おいらはコミュニケーションに飢えている。実際に合って話す会話ではないが、スペイン時代、チャットで日本にいる友達をも話してきているおいらにとっては、チャットでも十分コミュニケーションだったりする。おいらの場合、そこにVinoやら、日本酒やらが必要なので、どうしても合って話すことの方が多くなるが、与太話するだけだったら、メールでもチャットでも別に問題ない。

あっちの世界にいけば、おいらの知っている人はもうほとんどいないといっていいが、一人だけ確実に残っている人がいる。久しぶりにその人と話をしてみようか・・・という気にもなっている。いや、2000円分もらった今、もう確実に一ヶ月は復帰するつもりでいるのだが・・・まだやらなければいけないことがたくさんあるのに、ゲームなんて始めたら、さらに時間がなくなること必至である。

2000円はうれしいが、まったくもって余計なことをしてくれたよ。NC JAPANよ。悔しいが、おまえたちの策略には乗らざるを得ないようだ・・・。

ということで、数年ぶりに我がKnight(名前はBarbarossa)が復帰する。もしかしなくても日記にそのゲームプレビューが書かれるだろう。そして、ゲーム日記になったりして・・・。

で、今日は酒も呑んでないことだし、久しぶりに映画をみることにする。タイトルは「大いなる休暇」

vamos a ver

【大いなる休暇】2.8点(5点満点)
公式サイトはこちら

噂によるとカナダの映画。2003年。でも、カナダの孤島の話で、台詞は全部フランス語。

見終わったあと、最初にもっと感想としては、「なんか読み切り漫画か本編にあわせた番外編みたいな映画だった」って感じ。

面白くないわけではない。おそらくみて「つまらなかった〜!」って人はあまりいないんじゃないかと思う。ただ、別にこれといって面白かったわけじゃない。

なんかこう、ストーリーを練りあげて作ったと言うよりは、テーマが一つあって、それに合わせて小さなストーリを組み合わせていっただけな感じ。

簡単に話を書いておくと、あるカナダの小さな島が工場を誘致したいのだが、その工場が条件としてあげていて「医者」がこの小さな島にはいない。漁師の町だが、すでに8年前から仕事がなく、保護手当だけで生きている。島民が生き残るためには工場が必要で、そのためには医者が必要。ひょんなことがきっかけで医者が島にやってきた。その医者にこの島を気に入ってもらおう!で、島民みんな一致団結でがんばるが・・・

てな話。

まぁ、いうたらDr.コトーの島民版みたいな感じ?あの漫画読んだことないけど。

ほのぼのするシーンや笑えるシーンはあるんだけど、なんか一つ一つがとても軽い。最初と最後が決まってて、間にいろいろなエピソードをつめこんでいっただけ。だもんだから、キャラクターの描写が一部を除いてとてつもなく軽いし、相関図もイマイチ。とくに、あのGuapaとしてでてきたと思われる女性・・・。なんだったんだ、あいつは。

映画と映画の合間のちょっとした箸休めに見るならいいが(3本も連続でみる人がいればだが)、あれ一本だけだとパンチが足りない。あまり映画をみた感じがしない。

とにかく軽い。導入も軽ければ、結末も軽い。ホント、読み切り漫画。

あと一つ気になったのが、字幕の訳。フランス語だから基本的にはなにいってるかさっぱりわからんのだが、たまにわかるやつもある。スペイン語に似ていたり、英語に近くなっていたりしたりして。それ以前に、字幕だけでみても、なんか違和感は感じたのだが、「ここでその単語とっちゃダメだろ〜」とか「その訳はなんかいまひとつ」とか思うところが何カ所もあった。

別においらは英語もわからんし、ましてはフランス語なんてまったく×なので、スペイン映画の日本語訳、または日本映画のスペイン語訳以外で、ケチをつけたことは一度もないのだが、普通にみていて気になった。もしかしたら、字幕つけた人がまだ新米さんだったのかもしれない。

ぼ〜っと見るならいいが、「今日は映画が見たい!」って日に借りない方がいいと思う。そんな映画だった。2.8点とちょっと高すぎる気がしないでもないが、登場人物が、おいらの好きないぶし銀系が多かったのでポイントアップしてみた。

関係ないが、うっかり感想書き忘れてそのままになっているが、先日(といってもかなり前だが)みた「ナイン・クイーンズ」(Nueve Reinas:2000年:アルゼンチン映画)はとてもおいら好みの映画だった。スペイン語の映画ってことでかなり贔屓目にはなっているのだが、なかなかよかった。点数だと4点くらい。

この映画みると、やっぱり「スリ」には気をつけよう・・・って思わされる。

おすすめ。
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