おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め 日本出稼ぎ日記

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スケジュール表
2004年09月06日 (月)
自分を戒めるために「スケジュール表」を作った。

蛍光ペンと赤ペン、黒ペンを握って下記夏期火気賈逵牡蠣。

「うれしさ」と「おそろしさ」が綺麗に混じり合った。


なんとなくわかってはいたのだが、どうやら体が完全に自由になるのは13日〜18日の約1週間だけらしい。あとは10月9日の結婚式まであっちこっちに奔走することになるみたい。

へぇ〜

なんか他人事に見えて笑える。あはははは。


作ったばかりのスケジュール表を見ていても仕方がないので、目の前のことから始めるために、パッキングやら小旅行のプランニングを始める。


スペインの天気予報はWEBも含めてあまりアテにならない。というのも、調べるサイト、サイトによって天気が異なっていることが多いから、一体どれを信じて良いのかよくわからないのだ。

以前旅行にいったときは「Yahoo」(スペイン版)の天気予報が結構正確だったのもあって、昨日調べたときは、そのYahooで調べた。

日曜:雲がかった晴れ
月曜:台風
火曜:曇り(小雨つき)
水曜:晴れ
木曜:晴れ
金曜:晴れ

ということで、出発を今日の夜中出発のバスに変更したのだが・・・今さっきもう一度見てみたら・・・

月曜:雲がかった晴れ
火曜:台風
水曜:雲がかった晴れ
木曜:雲がかった晴れ
金曜:雲がかった晴れ

になっていた。

台風・・・明日かよ!

もう、なんかどうでもよくなってきたが、はずれることに期待しよう。


カタルーニャ地方のことを色々調べていると、面白そうな街が春のトイレのう○ちみたいにゴロゴロゴロゴロでてきた。もうロマネスクだらけ。

バスは昨日発見した「Teisa」というバス会社(イタリア語だと思ったが、よく見たらカタラン(カタルーニャ語)だった)がBarcelona近郊の小さな街を回るには良さそうなので、それを使おうと思っていたが、行きたいところが増えすぎたため、今回もレンタカーを借りることに決定。大して走行距離もなさそうだし、田舎町巡りだし、値段も4日間で90eurosくらいと、いろいろ熟考したところ、そっちのほうがラクチンだし、安く済みそうだし。

現段階では暫定でしかないが、候補地はGirona、Banyoles、Pals、Roses、Olot、Ripoll、Cardona、Boi、Taull、Lleida、Montblanc、Tarragonaになっている。小さな街ばかりだが、全部回るのは当然無理なので、雰囲気をみて適当に削る。レンタカーの旅はそれができるからいい。

Olotくらいまでいくと、ANDORRA(ピレネーにある小国家)も近いので足を伸ばしていってみる予定。話によると「タバコ」が安いらしい(笑)

ただ、予定していた「まったり」は無理そう。どう考えても、見事な観光旅行になるだろう。読書用の本を持っていくか迷うところだ。


ごちゃごちゃ考えないで出発しよう。


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案の定というか・・・
2004年09月05日 (日)
パンパカパ〜ン!

現実逃避決定!!


すべてのしがらみを捨て、旅に逃げることにした。

もう、かなぐり捨てまくり。あとは野となれ山となれ〜♪

明日の昼から逃げ出そうと思ったが、さきほどサイトで天気を調べたら、どうも天気が大荒れっぽいので、明日の夜中の出発になりそう。

なんか前途多難。


場所はたぶんGirona近辺。数ヶ月前に1人旅でいったばかりだが、かなり気に入ったのと、周りにまだ見ていないユダヤ関係の建築物があるので、それをまったり見に行くことにした。目的はそのまんま”現実逃避”。おいらの生活自体が夢うつつみたいなもんなので、現実逃避の中の現実逃避といったところか。

ただ、急遽決めたので、何のプランも立てていないし、Girona以外どうやっていいのかあまりよくわかっていない。今泣きながら必死で調べているが、眠いし、疲れているし・・・とスペイン語を読むための集中力は0。目的地へ行くバスはどうもある感じ。たぶん。イタリアのサイトだったから、ちゃんと読めてないし。


なんとな〜く、行き当たりばったりになりそうな予感がする。


候補地はなんとなく決めてみた。Girona、Banyoles、Olot、Ripoll、Vicあたり。おそらく5日程度の小旅行じゃ全部回れるはずもないし、ましてやまったりすることなんてできないので、3カ所くらいに絞ると思われる。

旅先では何もしないで、いつもと同じように「Barな生活」になるだろう。あと、Sinagoga巡り〜。ちょっとウキウキだ。ロマネスク建築が多いので、それも楽しみ。Zamoraにいったおかげで、前よりちょっとだけロマネスクに詳しくなったし。


今日は話のしすぎで疲労困憊。半日以上話し続けていた気がする。

4時半時くらいから9時まで姐御とマリちゃんと一緒(旦那は仕事)にBarでノンストップでくっちゃべり、姐御と入れ替わりできたtomokitoとその後2時間ぐらいくっちゃべり・・・。Pan de Azucarでクレープ(甘くないクレープ?)で夕食をすませ、その後、また軽く一杯Cervezaを飲み・・・1時頃家に帰ってきた。

本当はやることいっぱいあるのに、やる気がNada de nada(全くなし)なので、「時間大丈夫?」と聞かれても

「うん、全然大丈夫!」

何もしてないのに、なんとかなると思ってる自分が怖い。

いや、なんとかするんだけどさ・・・。


追記
トキコちゃんのDespedidaは無事終了。だが、酒を飲んでどうも舌がピリピリすると思ったら・・・

いたずら好きのアルベルトが、おいらの酒にワサビをしつこく入れ続けたため、なんか飲んだような飲んでないようなそんな感じ。

あと、今回もまたチラクとさおりさんの会話がツボにはまって大爆笑。もう涙が止まらなかった。前回の「8」に引き続き、「Yo tambien!!」がしばらくおいらの中でmodaになりそうだ。

男はいつも「おれたち」じゃなくって「おれ(だけ)」というから、女の子は疎外感を感じるらしい。

Despedidaの最後は、La boda del monzonの曲で大暴れ。さすがはインド人チラク・・・気に入ったらしい。CDを頼んで買ってきてもらったらしい。おいらが必死で見つけ出してきた曲なのに・・・(;´Д⊂ちなみにチラクは「どっこいしょ」が言えるインド人。くるりの「Go back to china」が欲しいらしい。

あ、あと何故か家に犬がいた。Leonの友達から預かってるらしい。その日はおいらの愛人となった。


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晴天の霹靂
2004年09月04日 (土)
なんだかんだで8月はおいらにとってもvacacionesだったらしい。本を読む時間もあったし、毎朝起きて「今日は××しよう」と選ぶことができていた。

が、9月に入ったとたん、晴天の霹靂というべきだろうか・・・恐ろしく忙しくなった。正確には忙しくなりそうな予感。

晴天の霹靂で思い出したが、先日Santi邸でみたアニメ「ナルト」の主題歌が気に入った彼は、「正樹!探してきてくれ!」というので、見つけてきてあげた。

Asian Kung-Fu Generationというグループで、マリちゃんは何故か知っていた。日本で少し有名らしい。で、ナルトの主題歌は「はるか彼方」という曲だった。

CocinaでSantiと話していると、PCからその曲がかかったらしく、Santiが突然「あ!正樹!この曲!!!」と叫ぶ。

おいらはというと、そのことをすっかり忘れていて、何のことをいってるのかさっぱり。

「え?なに?どうしたの?」
「ナルトだ・・・アニメの。」
「あ〜この前みたやつね。それが?」
「この曲だ!」

部屋に戻って見てみると、確かにナルトの主題歌だった。

「Santi・・・すごいね・・・この前聞いたときは、曲の頭の数秒だったのに、良く覚えてるね」
「おれは他のことは全く覚えられないバカだが、音楽だけは天才的に覚えてるんだ!」
「おいらなんて・・・見つけてきたことさえ忘れてたよ」

彼らの曲は他にも見つけたので、Santiに聞かせる。どうやら気に入ったようだ。ノリノリのSantiが面白かったので、歌詞の中にあった「晴天の霹靂」を言えるようにさせてみた。いつものように完全にコピーしやがった。

今回の件で、Santiの耳(音感というべきか?)が恐ろしくすごいということが確信できた。


閑話休題


おいらは白紙のスケジュール帳が好き。何も予定の入っていないスケジュール帳だ。当然、ただの比喩で、スケジュール帳なんてもっていない。必要なときは、適当に紙を破って必要なところだけ自作で作る。

逆に突然の約束は好きだ。急すぎると困る場合もあるが、「これから・・・」とか「明日・・・」とかそういうの。

でも、その「突然の約束」が一気に舞い込んできた。Despedidaに、夕食、小旅行、中旅行、cafe・・・。

今月中旬には友達が遊びに来る。下旬には母親と弟。二週目くらいにはタカシ君が帰ってくる。でもって、来月頭にはJaponへ・・・。その合間にもやらねばならないことがたくさんある。

そして、一番の問題は・・・おいらが今現在超Super Vagoになってるということだ。超ウルトラ怠け者。

何から手をつけていいのかわからなくなると、おいらはこの状態に陥ることが多い。そして、たいてい現実逃避へと走る。テスト前に大掃除したくなったり、北斗の拳全巻読破したくなったりするのと同じようなものだ。

そして、ギリギリになって一夜漬け。それの繰り返しで生きてきた。

白紙は好きだが、その代償も結構でかかったりする。

とりあえず、今やるべきことを考えてみよう・・・・


まずは、その前に無くなったタバコを買いに行くことだな。


追記
夜はサオリさんの家でトキコちゃんのDespedidaがある。疲れてるので迷うところだが、やはり行かねばなるまい。


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牛と戯れる
2004年09月03日 (金)
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学校の企画で「Bous a la mar」を見にJaveaに行ってきた。

総勢90名。バス二台をチャーターしての大イベント。集合時間の4時半には学校の前はもうそれはそれはMogollon de gente!だった。英語、ドイツ語、ノルウェー語が飛び交う飛び交う。あ、日本語もか・・・。

JaveaはValenciano(バレンシア語)ではXabiaとも書き、位置はValenciaから車で一時間半ほど南下したところにある。Alicanteの少し手前にある半島部のさきっちょの方の小さな街だ。

外見はなんとなく・・・伊豆を彷彿させた。きっとそう思うのはおいらだけじゃないはず。

bousはValenciano(バレンシア語)で、CastellanoだとToroを指す。日本語だと牛君のことだ。で、marは海。

まぁ、単語説明したところで想像なんてできないだろうが、ぶっちゃけていってしまえば、海辺でToro君と鬼ごっこをするというイベントだ。

闘牛とは異なり、刺されて流血ってことはない。だから、Toro君が死ぬと言うことはないので安心してみていられる。ただ、人間が流血することはあるかもしれない(笑)

だから、この企画に参加する前に「死んでも文句言わない」みたいな誓約書にサインさせられる(笑)

詳しいことはまた例の如くコラムで書く予定(?)にして、ここでは省く。

ただ、ばっちり日本人観光客になっていて、サイトのために良い写真を撮ろうとして夢中でカメラを構えていたら・・・・

Toro君に刺されそうになった

いや、マジで。赤い服着てたから?

すぐ後ろにいた知らない人がおいらの服を引っ張ってくれたので事なきを得たが・・・

当然

「おまえ!なにやってるんだ!」

と怒られた。

ごめんなさい。


Javeaから帰ってきたのは夜中の3時。帰り際、なんとなく飲みたい気分だったので、Gulliverによったのだが・・・例の如く、隣の人に話しかけられた。

今回はGulliverでは珍しくスペイン人。Valencia生まれの生粋のValenciano。職業は前回のエクアドル人同様トラック運転手とのこと。

彼はスペイン人には珍しいAutoestima(自尊心)がない男だった。スペイン人はよく日本人に「日本人はAutoestimaが足りない」(自己愛の意味でも可?)と言うが、まさか、日本人のおいらがスペイン人に「Autoestimaをもて!」というとは思わなかった。

彼は自分のことを終始「俺は醜男だ、醜男だ!」と言っていた。5年前ほどに結婚していたらしいが4ヶ月で破局してしまったらしい。

でもって、今彼女が猛烈に欲しいらしい。国籍は問わないとのこと。

彼の容姿はお世辞にもかっこいいとはいえない。32歳という年齢のわりには頭は禿上がってしまっていて、おでこのあたりにキューピーちゃんみたいにちょろっと髪の毛がある。

が、とてもかわいらしい顔をしている。笑うとキュートな顔だ。話し方も落ち着いていているし、良くいるスペイン人のように話を聞かずにひたすら話すということもない。とても優しい雰囲気の持ち主だ。

「女の子を紹介してくれ!女の子を紹介してくれ!」としきりにいう彼。うちでご飯を食べよう!どこかでcafeでもしよう!電話番号教えるから、時間があったら連絡くれ!と電話番号を教えてくれた。

だが、おいらが9月は恐ろしく忙しくて、10月頭には一度日本に帰るといったら、しょんぼりしてうなだれてしまった。

「1月には帰ってくるから、それまで待ってて!」

といったのだが、半年近く待たねばいけないことが辛いのか、さらにしょげかえってしまった。

carmenに遊びにいったはずのSantiたちが何故かGulliverにきていたので、そちらのグループに混じって話をしたかったのだが、流石にしょげかえっている彼を放っておくことはできず、帰るまでずっと一緒にいた。

一杯だけCervezaを飲んで帰るつもりが、結局1時間以上いることになり、さらに彼のおごりで3本ものカールスバーグを飲むことになり、帰るときには、お腹ポンポン、眠気ムンムン?という状態に陥っていた。


それにしても、なんかGulliverって、来るたびに「人間交差点」。la vida es duroを具現化したBarのようだ。Gulliver(ガリバー)なんてメルヘンチックな名前替えて「人間交差点」という名前にしたらどうだろうか・・・と思う今日この頃だ。



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Joder!!
2004年09月02日 (木)
夜、FilmotecaにCHICAGOを見に行った。

が、1時間半後・・・突然の土砂降り。そして、ものすごい轟音での雷。

綺麗な夜空だったのに・・・一瞬にしてずぶ濡れ。パンツまでぐしょぐしょ。

途中だったのが、流石にそのまま鑑賞し続けれるほど、神経図太くないので帰ることに。

今も大雨だ。

Valenciaにしては珍しいと思っていたが・・・Manolo曰く、8月は多いらしい。

いわれてみれば・・・去年も8月末から9月末にかけて、突然の土砂降りに遭遇した記憶がある。今日と同じような。

雨に濡れて疲れたので、日記はこれだけ。

追記
最近、ひょんなことから日本の歌がおいらの仲でブーム。部屋でかけては踊ってる。いまさらだが・・・日本の歌も悪くない。やっぱり、おいら、日本人。



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