おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め 日本出稼ぎ日記

日記.用語集 日記一覧 画像タイプ カレンダータイプ 画像カレンダータイプ 日記検索

何もせず・・・
2005年10月18日 (火)
変な時間に目が覚める。たぶん時差ボケ。朝の7時。スペインだと夜の12時。

あ〜なるほど、これからおいらの活動時間なわけだ・・・。

むかついて二度寝。

次ぎ起きたら11時。

朝飯兼昼飯。謎の日本食・・・中にハムが入ったようなコロッケみたいなんだけど、大きさはカツくりあの揚げ物。あとはきんぴらゴボウ!!!!と何故か卵焼き。お弁当の残りっぽい。

それくって、ぼ〜っとしていると再び眠くなる。

自分の体ながら、リズムが取りづらい。

地元の本屋にでもいって、なんか新しい本でもでてないか見学にいこうと思ったのだが、タイミング悪く、雨。台風のせいらしい。

出鼻をくじかれたのでトランクの整理をしながら、部屋の整理もしようと思ったが、今回の出戻りに合わせて、自分の部屋もこれまでと全く違った形(スペイン風に?)で模様替えをしようとも思っていたので、まずは自部屋の改造から始めることに。

でも、それはまだやるきないので、数日後に回して・・・結局、昼寝。

もう、自堕落モード全開

まだ二日目だし・・・と自分を言い聞かせる。

2時間後の4時頃、3度目の起床。

ぼ〜っとテレビを見て過ごす。

何故か、またもや次長課長がでていた。タカシ君に以前彼らの話をきいたことがあったのだが、まだ売れていないということだったので、少々意外。

おいらがみた番組は「訛り」を扱ったもので、方言好きのおいらにはとても面白かった。その辺にいそうな普通の女の子でも、方言話されると、それだけで好きになってしまうかもしれない・・・それくらい好きだ、方言。

8時頃、昨日の残り物のキムチチゲでおじやを作り食べ、9時頃、拓也(弟)に乗り継ぎの良い駅まで送ってもらって、マリちゃん邸に遊びに行く。

夜食にコンビニでペヤング購入。

結局、ガイドをしたチカちゃんから貰ったペヤング(わかめスープ付き)は、関西では売ってないというタカシ君においらの形見として献上してしまったため、スペインでは食べれなかったのだ。

期待に胸を弾ませ夜食に食べたのだが・・・期待しすぎたせいか・・・思っていたよりもおいしくなかった・・・・うぐむ〜。おかしいな〜。もっと美味しかったと思うんだけどな〜。

今日はそれくらい・・・いや〜書くことないな〜。正確には、ネタにする人間がいない。困った。


追記
日本のテレビ番組とスペインのテレビ番組って、まったくもって質が違うことを改めて認識。スペインは映画か、シリーズもののドラマ、毎回同じようなテーマのバラエティーくらいしかないが、日本の番組は多種多様。暇つぶしにはもってこいだし、テレビっこが生まれるのもよくわかる。スペインで「テレビっこ」なんて聞いたことがない・・・。

テレビっこといえば・・・やはりエリゾウ。きっと今もテレビを見ていることだろう。




よろしかったら投票してください。

西の国から’05 〜帰国〜
2005年10月17日 (月)
ア〜ア〜〜〜アアアアアア〜〜〜〜〜ア〜ア〜〜〜アアアアアア〜〜〜〜♪

ついに日本に帰ってきてしまったわけで・・・一時帰国はしてたけど、ちゃんと腰を落ち着けて日本で生活することになるのは3年ぶりなわけで・・・。

日本に到着したとたん何故か雨降ってたわけで、スペインの太陽と比べてやろうと期待していたおいらとしてはがっかりなわけで、しかも、なんかしらんけど、ターミナル2に行く予定がターミナル1に変更になったらしく、着陸した後も飛行上の中を時速15kmでウロウロしてたわけで・・・退屈なわけで・・・。

荷物を無事確保し、「免税」と書かれた入り口に並んでいると、麻薬犬とは思えぬかわいい犬にクンクンクンクン鞄やら体をかがれる。どうも麻薬取り締まり強化中らしい。もちろんそんなもんもってないし、普段吸うことはないけど、あっちでは普通に吸ってる人いるわけで・・・服とかに匂いがついていないか心配なわけで、ちょっとドキドキしてしまったわけで・・・。

小腹が減ったから何か食べようと思い、空港内の店を見学。当然、Bocadilloなんてないわけで・・・しょうがないので、ホットドックでも食べてやろうかと思ったら、値段は3euros弱するわけで・・・当然こっちはのけぞるわけで・・・。

「未だ無理!日本の物価に慣れるまで無理!」

と店を後にする。

町田までのリムジンバスのチケットを購入。3300円なり。2時間くらいの距離だけど、約23eurosもするわけで・・・

うぐむ・・・ValenciaからBarcelonaとかMadrid行けてしまうじゃないか!!

まぁ、帰らないことには始まらない。笑顔で支払う。

30分くらい時間が余っていたので、売店を見学。もう、思わず顔がにやけるにやけてしまうわけで・・・

読める本がいっぱい!日本語いっぱい!!小説いっぱい!日本語万歳!

とりあえず、完全に浦島太郎になりつつある、PC関連の情報を入れておくために、PC情報誌を購入。

女「5000円のお預かりです・・・」
お「あ、あ・・・」
女「はい・・・まず大きいの・・・1・・・2・・・3・・・4千円のお返しです」
お「あ、ど、ども・・・」
女「細かいので660円のお返しです!ありがとうございました・・・」
お「あ・・あ・・・あ・・・」
「(Hasta Luego・・・)」(蚊の鳴くような声で)

日本はとてつもなく丁寧なわけで・・・あまりに丁寧なので、恥ずかしくなってしまって小声になってしまったわけで・・・もう店員教育行き届きまくりなわけで・・・おつり間違えることなんてまずないわけで・・・計算もちゃんとできる民族なわけで・・・でも、やっぱ照れちゃうわけで・・・。


バスを待っている間、タバコでも吸うことに。だが、噂に聞いていたとおり、すでに日本は禁煙大国なわけで・・・どこでタバコが吸えるかわからない。かなり端に追いやられているだろうな〜とテクテク歩いていくと、喫煙組を発見!!「お〜ここで吸えるのか〜!」とタバコを取り出しつつ、ふと彼らの後ろを見てみると

「喫煙所→」

ん???喫煙所・・・→???

なんか間違ってないか?っていうか、あきらかにここ灰皿ないし・・・たぶん、→は彼らが吸ってる貼り紙のすぐ横(→)ではなくて、もう少し向こうにいかなくてはいけないんだろうな〜と思いつつも、面倒なのでみなと(釣られて吸ってる人間がいるらしく8人もいた)一緒に吸うことに。赤信号、みんなで渡ればなんとやら・・・だ。スペインじゃ、赤信号なんて普通にみんな渡るから、日本だけの標語(?)だけどね。

愛煙家ならわかると思うが、何時間ぶりにタバコを吸うと、かなりくら〜〜〜ってくる。なんとも気持ちがいい「くら〜〜〜」だ。この「くら〜〜〜」が楽しみなので、飛行機でタバコが吸えなくても実はあまり苦じゃなかったりする。

あ、普通の口調に・・・まぁ、いいや。

タバコを吸い終わった後プラプラしていると・・・・飲み物の自動販売機を発見!!!

すげ〜〜〜〜!!すげ〜〜〜〜〜!!!「お〜い、お茶」だよ〜〜〜!!「お〜い、お茶!」。Viva 中谷美紀!!それにしても、なんて抱負なんだ!!自動販売機!!!!!スペインなんて、コーラ、ファンタ、ビール、水・・・Ya esta!だぞ〜!!!さすが、飲み物大国(?)日本!!!

早速、購入。もちろん、「お〜い、お茶」。

うんめ〜〜〜〜!!!

しかも、自販、お札がはいるじゃないでぃすか!!1000円札もニュイ〜ンって入っていく。便利この上ない。おいらがいったいスペインでタバコ買うために、常に小銭をキープするのにどれだけ苦労したことかっ!

11時10分・・・時間通りにバスは到着し、乗り込む。町田行き。

その前に母親に電話。荷物がえらい重いから・・・。

お「今、成田〜。町田に2時間後くらいにつくからさ〜迎え来てよ〜」
母「町田〜〜〜!!!町田〜〜!!いやよ〜!」
お「町田なんて近いじゃんか〜!車で15分くらいじゃんか〜」
母「あそこ混むから嫌。タクシーで帰ってきなさい。」
お「・・・・わかったよ・・・」

約一年ぶりだというのに・・・なんてこったい。本当においらの居場所はないらしい。このままスペインにとんぼ返りして、もう3年くらいいてやろうかと本気で一瞬思ったよ。いや、思ったわけで・・・。

バスの中で少しシエスタをとっていると、これまた予定通り2時間後に町田到着。

母親はタクシーで帰ってこいとかいっていたが、スペインならいざ知らず、初乗り600円もとるような(いまはそれ以上か?)日本のタクシーに乗れるわけもないので、ひ〜ひ〜いいながら、まだバリアフリーも完備していない町田の駅の階段を荷物背負って下り、電車を待つ。肩に15kgの手荷物が食い込む食い込む。


帰国前に、ミラン経由だったのもあり、飛行機の中がペコちゃんだらけだったらどうしよ〜と笑いながら話していたのだが、飛行機こそクリアーしたものの、電車の中は・・・はたしてペコちゃんだらけだった。

スペインでは耳をそばだてないと周りの会話は耳に入ってこない・・・正確には理解できないのだが、日本では当然、聞きたくなくても、周りのコソコソ話が聞こえてくる。なんか不思議な感覚。

ぼ〜っと自分、社内の釣り広告を見ていると、あっちこっちから「ありえな〜〜い」が聞こえてくる。もう、ペコちゃんで四面楚歌状態。でも、ニヤニヤしてしまった。

しばらく、このニヤニヤは治らなさそうだ。

地元の駅に着くと、小雨が降っていた。歩いて3分なので、車で呼び出すのもなんなので、スペインスタイルで雨に濡れながら、散歩がてら、家まで歩くことにする。思っていたよりも霧雨だったらしく、着く頃にはばっちり湿っていた。


とりあえず、事務所に行き、家族とご対面。まぁ、何十年ぶりってわけではないので、全然普通。全く持って普通。普通すぎて「あんた、これからどうするの?」なんて、帰ってきた初日には聞きたくないような会話にもなる。

とりあえず、今月いっぱいくらいはぼ〜っとさせてよ〜〜


自宅に戻り、タコの酢みそ和え、納豆!!!!、白米を食す。そして、涙する。

写真とって、Valencia組に嫌がらせしようと思っていたが、そんなこともうっかり忘れて完食。

うますぎです。白米。

Valenciaの白米も十分に美味しく食べていたのだが、やっぱり日本食には日本の米が一番だし、白米だけとっても日本が最強であることを実感。余裕で3杯平らげたさ〜。


しばらく休憩して、車で町田に戻り、マリちゃんと久しぶりの再会。携帯探しにつきあって貰ったあと、うちの近所のモスバーガーでくっちゃべる。彼女を送っていき、おいらは帰宅。

晩飯はキムチチゲと焼き魚。ここでも納豆を食べたかったので、納豆を冷蔵庫から出してくる。ついでに、生卵も。こういうのを至福の時っていうんだろうな〜とかみしめながら、納豆を噛み砕く。

テレビ番組をみながら、まだ一度もみたことのないレイザーラモンHGがでてくるのを待っていたが、次長課長とやらばかりでてきていて、結局、レイザーラモンをみること叶わず。

その噂の「腰フリ」と「フォ〜〜〜〜」っていうのを見たかったんだけどな〜。

11時頃、眠すぎて撃沈。

綺麗にベッドメークされてはいるが、スペインのよりも小さい布団に横たわって爆睡。


もっと書きたいネタはあったのだが、疲れたのでこれくらいにしておく。


追記
公衆電話を使おうと、一生懸命10円玉をいれていたのだが、どうしてもでてくる10円玉に憤慨。よく見たら5centimoだったことは内緒。日本円用の財布に紛れ込んでいたようだ・・・恥ずかしい・・・。



よろしかったら投票してください。

花子とW杯予選とJalasanと・・・
2005年10月12日 (水)
grp1021221608.jpg 240×320 12K
(日本に帰ってきてからスペインのこと書くのちょっとつらいけど書く。あまり覚えてないけどな・・・)

何時か覚えてないが・・・おそらく2時すぐ・・・電話がなる。

お「Si〜」
?「もしもし〜マサキ?姐御〜」
お「お〜姐御〜」
姐「メッセージみた?」
お「見てない〜。」
姐「もしや寝てた?」
お「うん、寝てた〜」
姐「あははは。で、今日どうする?」
お「おいらは何時でもいいし、どこでもいいよ〜」
姐「じゃ、Jardin viverosに5時でどう?花子つれてくから、そこが助かる〜」
お「OKOK。じゃ、5時ってことで・・・」

てな感じで待ち合わせ。

風呂入ったり、パッキング少ししたりして、4時半頃歩いてJardin viverosに向かう。Kristin号がないことが悔やまれる瞬間だ。

門の前で待っていると、ミツの元Compan~eraのNataliaとそのNovioにばったり遭遇。Nataliaはアルゼンチン人の女の子でかなり強烈な個性の持ち主だ。おいらたちが通うArgentino BarのDueno(店主)とは大違い(笑)

おきまりのやりとりとbesosで挨拶。世間話をしつつ、近々帰ることを伝えると、相手はすでに知っていた。そのとき「No te vayas!!」(帰っちゃ駄目だよ〜!)といってくれたのだが、あまりにも棒読みというか、感情がこもっていなかったため、嬉しいことなんだけど、「なんだかな〜」な気持ちになる。

5分ぐらい立ち話して、彼女たちとは別れる。

その直後、姐御と花子が到着。花子はミニチュアダックスフントとなんかの雑種らしい。狐みたいな感じのかわいい犬だ。

姐「あれ???全然吠えない・・・なんでだ?」
お「え??吠えるの?」
姐「うん。子供と男には最初はすごい吠えるのよ〜」
お「ほら、おいらはなんていっても動物にはなれてるし、動物だけにはもてるからな!うんうん」
姐「でも、ホントに全然吠えない・・・変だな〜」

ちょっと得意げなおいらだったが、花子は少々臆病なのか、さわろうとすると逃げられる。オジキもそれで飼い出した当初はなついてもらえず苦労したらしい。

Jardin内にあるCafeのテラス席(テラス席しかないのだが・・・)に座ったあとも、姐御にはきゃんきゃん寄っていくのだが、おいらがさわろうとするとさささ〜っと逃げてしまう。日本語とスペイン語を駆使していろいろ話しかけて見るも、小さい目でこちらを伺うだけで、寄ってきてくれないし、さわらせてもくれない。おいらの自信が打ち砕かれつつあった。

が、何が原因で許されたのかわからないが、突如としてさわらせてくれるようになる。なで方が良かったのだろうか?呼ぶと寄ってきてくれるし、膝の上にも手をつくようにまでなる。その後はもうさわり放題。「我許された!」・・・そんな感じ。

姐御とは、日本に帰ってからの話や、国際結婚にまつわる苦労話などで盛り上がる。人種、民族を超えた結婚ってのはいろいろと大変なこともあるようだ。そればかりはおいらが国際結婚しないと何ともアドバイスしようがない話だったので、ただただ姐御の話を聞くだけだった。


姐御といる最中、タカシ君から電話が入る。

タ「もしもし〜なんかな〜今日、Jalasan企画あるらしいで〜」
お「うそん!!マジで?」
タ「うん・・・9時45分にJalasan前に集合らしいで〜」
お「あらら。おいらは問題ないけど・・・」
タ「12人くらいくるらしいから、たぶんボクは働かな〜あかんけど・・・」
お「かわいそうに・・・」
タ「う〜ん」
お「まぁ、了解。9時45分に現地にいくよ」
タ「ほなまたね〜」

ついでに、ケイコちゃんからも電話が入る。

ケ「もしもし〜マサキさん?今大丈夫ですか?」
お「うん、大丈夫」
ケ「今、どこですか?」
お「いま、姐御とJardin Realにいる〜」
ケ「あ〜そうですか〜」
お「どうしたの?」
ケ「Jalasan行く前に、マサキさんところ遊びいこうと思って・・・何時頃います?」
お「あ〜〜う〜〜〜まだわかんない。あ〜〜、サッカーか!!」
ケ「いや、サッカーはうちでもみれるんで大丈夫なんですけど」
お「まぁ、家ついて落ち着いたら電話するわ」
ケ「わかりました〜」
お「あいあい。じゃね〜」

その後、しばらく姐御と話をして、花子の散歩がてらプラプラJardin Real内をうろつく。で、7時頃、姐御と再会を約束して別れる。逆方向に行くおいらと姐御だったが、何故か花子はおいらを追いかけてくる。ちょっと感動。もしや、惚れられた?

花子に「ほら!お母さんあっち!あっち!」とスペイン語でいうが、全く聞くみみもたず、おいらの進む方向にものすごい勢いで走っていく花子。

遠くで花子を呼んでいた姐御であったが、なかなか戻らないためあきらめて結局、別れたところまで戻ってきた姐御。そこでようやく花子、ママン姐御のもとに戻っていった。

おいらは少し後ろ髪を引かれながら帰宅した。

8時半。先ほど電話を貰ったケイコちゃんとPISOの下で待ち合わせして、Bar Irun~aへ。W杯予選の試合を見るため。

最近少しずつサッカーについて勉強してるため、ついでにケイコちゃんがやたらと詳しくいろいろ教えてくれるため、レベル2くらいにはなりつつあるおいら。

この日の、スペイン代表の状況を簡単に書いておくと・・・

まず、今日は同グループの試合が二つあった。

一つはセルビア・モンテネグロ vs ボスニア・ヘルツゴビナ

もう一つがスペイン vs サン・マリノ

その時点の順位はセルビア・モンテネグロが一位で二位のスペインと2点差であった。

もし、スペインがサン・マリノに勝ち、セルビアがボスニアに負けた場合は、スペインがグループ一位で予選を通過し、本戦にでれることになっていた。

だが、スペインが勝っても、セルビアが勝ってしまうと二位のままでプレーオフ。

スペインが勝って、セルビアが引き分けという場合で、一位通過するためにはサン・マリノから5点をとらないといけない状態であった。5点以下だと、ポイントは同じでも、得失点差で破れ二位となってしまうのだ。

ケイコちゃん曰わく、サン・マリノは激弱いので、5点を取ることは全然可能なのだが、セルビアが勝ってしまってはまったく意味がないし、セルビアが勝つ可能性も高かった。

ということで、スペインが自力で予選を突破することは既に不可能な状態で、すべてはセルビア戦の結果次第という、サッカー大国と呼ばれるわりには、なんとも情けない状態。

まぁ、そんな感じで試合を見始めたのだが・・・・

開始2分・・・いとも簡単に1点はいり幸先いいスタート。その後、面白いようにスペインゴールは決まり、前半が終わったときにはすでに4点入れていた(たしか・・)。

が、セルビアの方もボスニア相手に一点を先取しており、このままでは何点いれても意味がない状況になってしまった。

まぁ、ここでサッカーについて長々書いてもしょうがないので省くが、結果だけいうと、スペインはプレーオフ進出となってしまった。

スペインは最終的に6-0でサン・マリノを下し、やるだけのことはやったのだが、セルビアが1-0でボスニアに勝ってしまったため、W杯への切符はセルビア・モンテネグロが手にいれたというわけだ。

おいらとしては、あまりよく知らないセルビア・モンテネグロよりもスペインが出た方がW杯は盛り上がると思うんだけどな〜と思うんだけど・・・。まぁ、勝負の世界は厳しいってわけやね。

危ないっていわれていたフランスもなんだかんだで予選1位で突破しているというのに、なんとも情けない話だ。

プレーオフは、チェコとかトルコとかスイスとかノルウェーなどがいる模様。まぁ、頑張って欲しいもんだ・・・。


試合途中に、Jalasanの場所がわからないと電話をくれたアサコちゃんも合流し3人で試合観戦していたが、すでに待ち合わせ時間を過ぎた10時ちょっと前にJalasanへと向かう。

Jalasanはタカシ君とMi Kyungが働く韓国料理屋だ。

今回の企画は、Valenciaを去る前に是非ともJalasanで食べたいということから決行された企画で、メンバーは主に日本人だが、ミツがつれてきたフランス人とヒガシとチカちゃんが連れてきたノルウェー人を含めた12人となる。他はいつものメンバーだが、一応書いておくと・・・友君、フサエ嬢、ケイコちゃん、アサコちゃん、ハルカ姉さん、マサユキ、ヒガシ、チカちゃん、ミツ、おいら、そしてフランス人とノルウェー人の12名。タカシ君はCamareroとして、この企画に参加していた(笑)。かわいそすぎる・・・。




席の関係上、ノルウェー人の彼とはほとんど話ができなかったのだが、現ミツ君のCompan~era(同居人)のフランス人・・・また名前忘れてしまった・・・の彼女とはアサコちゃんを交えてフランスについていろいろ話した。

この子・・・23才と若いのだが・・・恐ろしく大人びている。顔が老けているわけではない。顔は十分かわいい。そうではなく、妙に落ち着いているのだ。落ち着きすぎているのだ。30才の自分と比べてしまうと悲しくなるくらい落ち着いている。料理も得意でケーキとか良く作るらしいし、話し方もホンワカしていてとても良い。でもって、性格もよい。




そんな彼女と話しながらの、アサコちゃんとの会話・・・

お「なんかさ〜」
ア「なになに?」
お「いまさ〜ふと思ったんだけどさ〜」
ア「うんうん」
お「おいらさ〜この手の青春なしで、3年間すごしてきちゃったよ〜」
ア「どういう意味?」
お「いや、ほら・・・おいら結構早くManoloとかSantiとかと住んだでしょ?」
ア「うん」
お「だから、ほら、Compan~eraがかわいくて〜とかそういうの知らんのよ〜」
ア「でも、韓国人のMi Kyungがいるじゃない」
お「そうだけど、アジア人じゃん。体験的にはみるからに異国人!ってのと違うじゃん」
ア「まぁね〜」
お「でさ〜、こう『ご飯作ったから食べる?』とかそういうのやりたかった!!」
ア「・・・・」
お「ほかにも、どっか一緒に飲み行こうか〜!とか。こういうかわいい子とさ〜!」
ア「・・・・」
お「あ、でも彼女酒全く呑まないか・・・」
ア「でも、そういうの全くなかったの?」
お「なくはないけど・・・前に住んでたブラジル人の子はすごい良い子だったけど、酒も、肉も、魚も食べない超完璧ベジタリアンだったから、無理だったの・・・」
ア「かわいそうに・・・」

もし・・・もし・・・もし・・・万が一・・・またValenciaに住むことがあったら、この手の青春を満喫しようと心に誓った。やはり男子校上がりだからなのだろうか・・・その手の発想に今日まで3年間、ま〜〜〜ったく気づかなかった自分が情けない。

あ〜ショック・・・。

そして、ミツが羨ましい・・・なんでも、彼女のケーキを食ったらしい。うぐむ。

やっぱり、なんだかんだいっても、女の子は料理ができた方がいいやね。


Jalasanに閉店ギリギリまで粘ってから解散。

そして、例のごとく居残り組の漢!ケイコちゃん、エロ姉さんことハルカ姉さん、異星人マサユキ、ケイコの母アサコちゃんの4人と一緒にArgentino Barへ。

その後、仕事を終えたタカシ君も登場し6人でVinoを呑みつつ、第5弾Despedida

けど、何話したか覚えてない・・・。


Argentino Barでも閉店ギリギリまで粘り、3時頃解散。タカシ君とマサユキはハルカ姉さんを、おいらはアサコちゃんとケイコちゃんを送って帰還。


追記
今日のJalasanは「白米11杯」で記録更新したらしい。Mi KyungとDuen~aのミンウ(だっけかな?)でびっくりしていたらしい。まぁ、スペイン人は白米だけ頼むことないわな〜。ちなみに、Jalasanには白米用の丼は12個までしかないらしい(笑)




よろしかったら投票してください。

Buen trabajo オレ!
2005年10月11日 (火)
grp1013051204.jpg 320×240 18K
Despedidaのことをまだ書いてないのに12日の日記。イベント系になると書くのが億劫になる。悪い癖だ。端折って書ける訓練しないとな〜。まぁ、いいや。

朝10時・・・フェロモン女王・エロ姉さんことハルカちゃんに電話を貰う。前日に起こしてもらう約束をしていたのだ。

お「・・・・Si?」
ハ「もしもしハルカだけど・・・」
お「・・・あいあい」
ハ「大丈夫?」
お「・・・う、うん・・・起きる・・起きるよ・・・なんとか」
ハ「じゃ、あとでね〜」

電話を切ったあと・・・

「10時か・・・約束の11時までまだ少しあるな・・・おいらは準備が早いから・・・あ、あと、10分・・・10分だけ・・・いいよね。10分だけなら・・・」


起きたら11時でした。


やべっ!!やべっ!!!!!!!

1人叫びながらハルカ姉さんに電話。

お「ごめんなさい。30分遅らせていい?」
ハ「うん。全然大丈夫だよ〜。寝てた?」
お「うん・・・寝てた」
ハ「はははは!」


11時半ちょっとすぎ・・・ハルカ邸の玄関に到着。さっそくガイド開始・・・。

今回のミッションは、おいらが約3年間で培ったValenciaの知識を余すことなく(まぁ、一日じゃ無理だけど)彼女たちに伝えること。タカシ君はまだまだいるのだが、生活環境上、場合によっては他人のことなどかまってられないことになるかもしれないし、スペインでの生活は「自分のことは自分でやれ!」ってのが基本。聞かれればいくらでも教えるが、聞かれないのにわざわざご丁寧に教えたりすることはあまりないValenciaでの生活でこれだけは知っておいた方が便利という部分を教える。別に、北斗神拳の様に一子相伝じゃないのだが、ハルカ姉さんに頼まれたので彼女に教えることに。でもって、残りの新・四天王(ハルカ姉さん、アサコちゃん、ケイコちゃん、chicaちゃん)に広めて貰うことにする。

おいらもついでに最後のValencia観光。ひきこもりMAPA用の写真を撮りまくる。主にレストランやBarをメインに。

ガイド内容を書いていると長くなるので、とった写真を少しだけアップして済ますことにする。



(うまいHorchateria)




(今も昔も利用するBar El KIOSCO)




(飯は半端なく旨く、そして安いTASCA ANGEL)




(ValenciaにきたらここでPaellaをとりあえず食べておけ!って場所)




(Clochinas・・・・もう食べれなくなるのかよ〜〜!)




(Paella・・・おごって貰いました。ガイド料らしい。)




(おいらがValenciaで大好きな場所の一つ。)




(美味しいバスク料理が安く食べれBar che。日本人の女の子に親切です。)




(ジャイアン。まぁ、普通のBarだけど・・・記念に)



ホントBarやレストランばっかだ・・・。

Plz Tossalで後から合流することになっていた四天王の1人アサコちゃんにばったり遭遇し(道に迷っていたらしい)、ガイド相手が1人増える。同じく四天王の1人、漢!ケイコちゃんもくることになっていたが連絡がこないので最終的には2人のガイドするだけで終わった。

他はFnac案内したり(店内でミツとその友達のY君に遭遇)、Barrio chino巡りで、三人で心ときめかせたり(やはりアジアの食材には魅了されずにはいられない)、インターネットができるところ、安くてまぁまぁうまい中華レストラン、良い映画をやる映画館、夜中タクシーを拾えるところ、待ち合わせによく使われるPlz(広場)、買い物のコツ、オヤジBarの見分け方、古本屋の場所、日本人の友達などが来たときに使えるレストラン、Vinoが大量においてある店、calle(通り)のつながり方・・・などをすべて教える。

いっぺんに覚えられる情報量じゃないが、復習会するとかいってたから徐々になれていくだろう。おいらとしては、おいらの知らない新しいBarやBodegaを是非とも開拓して欲しいもんだが、それはまぁ、タカシ君に委せるってもんだろうな・・・。


関係ないが、三十路が集まると話がリアルっていうか、現実問題になるので、いろいろ考えさせられた。お気楽極楽なおいらは「・・・・まぁ・・・ええやん。まだまだ先の話だし・・・」って感じ。それが多分いけないんだろうけど。うぐむ。


皆それぞれ用事があるので、開始後4時間たった3時半ちょっと過ぎに解散。

テクテクおうちに戻ってきて、大掃除。が、すぐさま飽きてベッドに横たわって読書にうつつを抜かし、そのままシエスタモードへ突入しかけたが、「いかんばい!いかんばい!」と10分後には飛び起きて再びお仕事。

そういえば、帰国直前だが嬉しい出来事が。またもやCosta de Valenciaへの入学希望者が!!!ケイコちゃん、アサコちゃん、ハルカ姉さんの手続き代行をしてから1ヶ月か2ヶ月ぶりなので、かなり嬉しく、みんなに自慢しまくり。このペースで人が来てくれれば、Valenciaも有名になるってもんかな〜。

夕方、仕事前のタカシ君がノートPCをもってうちにやってくる。

説明すると長くなるので簡単に書いておくが、彼のノートPCに付属しているCDドライブが壊れたのが2ヶ月ほど(多分)前。突然動かなくなったらしい。で、ミツのデジカメ画像を焼くように頼まれていたらしいが、CDドライブが動かなくては、帰国直前のミツにCDを焼いてあげれない。急いで外付けドライブを買ったが、何故かそれも動かない。で、四面楚歌な状態になったため、うちにもってきて、うちの外付けDVDドライブで焼くということになった・・・・というわけだ。

はっきりいって甘く見ていた。30分もあれば仕事は終わると思っていた。

というのも、まぁ、タカシ君のCDドライブが壊れてるのはOK。で、こっち(スペイン)で買ったDVDドライブが何らかが原因で動かないというのはありえない話ではない。タカシ君のノートPCは日本のもの。外国の製品と何かがかち合ってたり、それほどPCに詳しいわけではないタカシ君がうまく接続できてないの可能性もある。だけど、おいらのDVDドライブは日本で買ってきたものだし、ちゃんとした有名ブランドのやつなので、まずつながるだろう・・・ドライバーさえちゃんと入れば・・・。

ってことで、まず、おいらのDVDドライブをつなぐ。が、何故かドライバが壊れてるか、ない・・・とかいわれて認識してくれない。むかついて、タカシ君のPCをネットにつないでドライバをDLしてきて、インストール。でも、認識しない。

ペコちゃんがないが・・・「ありえな〜い!」って感じ。

ここで少し飽き始める。というか焦り始める。

今週は忙しいので、Manoloと夕食をとるチャンスがなかなかとれなかったが、今日はちょうど2人で飯を食べれそうだったので、久しぶりの海苔巻きと、彼が好きな野菜スティックと、冷や奴を作る予定でいたのだ。

時間はもう8時半・・・10時半に会わせて作るならもう作らないと・・・と焦り始める。

とりあえず、復旧作業は中断し、夕食の準備に取りかかる。

途中途中、ドライバのインストールを何度か試してみたが、うんともすんともいってくれない。

うが〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!

タカシ君には悪いが、根本的な原因を調べていたらかなりの時間を要しそうだから、半分あきらめモード。おいらも引っ越し準備なんかもあるからそれどころではない。

料理に専念。

海苔巻きはすでに手慣れたもんなので、しかも、2人分だけでいいので予定より夕食の準備はすぐに終わった。

復旧作業に戻る。

まず、おいらのDVDドライブが、タカシ君のPCで正常に動くかどうかを公式サイトで調べる。でもって、FMV(富士通)のサイトにいって、今回のトラブルと同じような症状がないか調べる。

全然問題なし!


うがうがうが〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!

いらつき始める。

なんで外付けDVDドライブを認識させるだけで、ここまで面倒くさい事になるねん!!!っていうか、なんでこれくらいできないねん!!

すでにタカシ君やミツ君のことを忘れて、自分のプライド・・・というか、意地にかけて直してやる気になる。

が、ここで食事タイム。

Manoloの弟のAlexもやってきて3人での夕食。これは予定外!!今日は、日本食にかなり慣れたManoloのためのメニュー。いうたら、Comida japonesa autentico(完全なる日本食)。ユカさんと美穂ちゃんから戴いた梅干しも大量に使用してしまったのだ。

案の定、Alexはほとんど手をつけず。海苔巻きは問題なかったが、冷や奴や、野菜スティックの味噌だれはお口に合わなかったらしい。梅干しもアウト。

Manolo曰わく、普通のスペイン人には梅干しや豆腐はつらいらしい。慣れていないというのもあるが、特に梅干しはManoloも最初は駄目だったといっていた。今では、「白米と梅干し」が大の好物になっているから不思議なもんだ。あと、みそ汁も彼らからしたら「まずい」らしい。多分、慣れの問題なんだろな〜。


食後、Alexの持ってきたMariaのおかげで、ものすごい匂いがSalonに立ちこめる。

そのあたりで退散して、復旧作業に戻る。

2時間くらい調べただろうか・・・・ようやく解決策らしい解決策を発見。

ただ、それはレジストリをいじるというものだった。

レジストリをいじるというのは、人間でいうと腹を裂いて手術するということに近い。以前、日本にいたとき、下手にいじってPC自体がうんともすんともいわなくなったことがある。

その決断を勝手にするのもなんなので、タカシ君の仕事が終わるまで待つことにする。「PCが動かなくなってもいい?」(物理的に壊れるわけではなく、再インストールしなければいけなくなるという意味)という承諾をとるため。

だが、2時を過ぎてもタカシ君からの電話はない。

「も、もしや・・・うっかりPCのことを忘れて帰ってしまったのでは?」

と心配になる。そして、おいらは眠くなってくる。

3時少し前・・・「今仕事終わったよ!!」とタカシ君から電話が入り、無事やってくる。

早速、レジストリをいじる件について話をし、承諾を得、オペ開始。

オペ自体は簡単なもので、10分もかからない。最初においらが大げさにいったもんだから、タカシ君は心配していたのか・・・おいらが再起動すると・・

タ「え???もう手術終わったの?これで動くの?」

とかわいいことをいっていた。

はたして・・・無事、PCは復旧した。


っていうか、最高の復活を遂げる。


2ヶ月前から壊れていた付属CDドライブが動くようになったのだ。


タカシ君、大感激。

タ「すげ〜〜〜〜!!」
お「だろ?伊達に大学院でてないだろ?(笑)」(最近のうちらのネタ)
タ「うんうん。流石、大学院!何かが違うよ!」
お「ふふふ・・・」(もうすでにご満悦の自己満足の世界突入)
タ「いいVinoおごるよ!!!何がいい?何がいい?」
お「マジで!!!!!!!!!!!」(現実に戻ってくる)
タ「うん。」
お「やっぱUtiel-Requena?それかRibera del dueroか〜Toroだね〜」
タ「OK!OK!」


ってことで、タカシ君も大喜びだし、ミツ君もデジカメ画像ゲットだし、おいらは自己満足だし、プライドは保たれたし、経験値あがったし、旨いVinoゲットだしと、最高の結果となった。

Buen trabajo!!!オレ!!


その後、タカシ君と「ネットゲーム」についてやら、「今後のValenciaの環境」、「最近の日本人メンバー」などについていろいろ話す。


そして、例のごとく・・・

タ「今何時?」
お「う〜〜ん・・・聞かない方がいいと思うよ〜」
タ「そっか・・・」
お「聞きたい?・・・・7時9分
タ「・・・・」

ってことで、タカシ君帰宅。


おいらは次の日郵便局にいかなければいけなかったので、9時まで起きていて、郵便局まで行く。

12日はスペイン全土の祝日なので、まず9割はやってないだろうな〜〜と思いながら見に行ったが、当然やっていなかった

トボトボ帰ってきて10時頃布団にはいって寝た。


ご満悦な出来事があったとはいえ、帰国前にはかなりえぐい一日であった・・・・。




よろしかったら投票してください。

第三弾Despedida
2005年10月10日 (月)
寝れないので、少々早いが今日の日記も書いてしまう。一昨日買ったVinoもまだた〜〜〜〜〜っぷりあることだし。

起きたのは昼過ぎ。ジーンズのまま寝てしまった。靴下は知らない間に脱いでいたけど・・・。

Cafeを飲んで目を覚ますことにする。


今日こそは本気でやるぞ!と、いつもより真剣にパッキング作業に精を出す。まだまだ出てくるゴミ!ゴミ!ゴミ!

大分、物を捨てるのも慣れてきたようで、以前ならとっておこうと思ってとりあえず保留にしておいたものも、バシバシ捨てる。漢!ケイコちゃんに感化されて、漢らしくなったのかもしれない。悪くな〜い。


今日は8時半から姐御とオジキと一緒に私的DespedidaでCena(夕食)をすることになっていたので、それまで何とか一段落つけようと、本気の本気で頑張る。

料理している時間ももったいないので、昼飯・・・といっても食べたのは5時過ぎだが・・・は、インスタントみそラーメン。どなたか忘れたが、確かガイドの仕事のときに頂戴したもの。誰だったかな〜うぐむ・・・。申し訳なし。あ、タカシ君にも一つお裾分けしたから・・・そのとき居た人だ!!!って、誰だっけ???マリちゃんか?あ、マリちゃんだ。そうだそうだ。マリちゃんだ。

美味しくいただきました。

Mi Kyungが傍らで韓国海苔を作っていたので、ついでにそれを頂戴する。

お「ねぇねぇ、食べて良い?」
M「未だ駄目!!!」
お「待たないと駄目なの?」
M「も〜しょうがないわね〜。食べてよし!」
お「ありがと〜〜!!」

なんか犬になった気分。

韓国の透き通るくらいの薄さの海苔は本当にうまい。Mi Kyungの話によると、日本なんかよりもよっぽど良質の海苔がとれるらしく、日本にもたくさん輸出してるとかかんとか。韓国人は海苔の歴史が古く、中国よりも古いとのこと。自分で調べてないのでなんとも言えないのだが、タダでさえ微妙な日韓関係を、こんな末端な関係なところで下手に調べて異議をもうしたててもしょうがないので、そのまま信じることにする(笑)


棚も解体したし、部屋のレイアウトも少し変えたところでシャワーを浴びて、お出かけの準備をする。

が・・・・姐御から電話。

「ごめ〜ん、フアンカ(Juan Carlos)に仕事が入っちゃって・・・中止にしていい?ごめんね〜〜!!ホントに!」


うぐむ!!!オジキと姐御の共同手料理を楽しみにしていただけにショックではあったが、仕事ではしょうがない。どちらにしても帰国前に会わなくてはいけないので(おいらの誕生日Fiestaで娼婦に扮装したときに女物の服を借りた)、ぐっと耐えることにする。


しかし、そうなってくると、困るのがおいらの今のクサクサ状態。引っ越しだけで一日終わらせたくない。そんな切ない一日があってはいけない。特にスペインでは。

ってことで、自力で第三弾Despedidaを企画することに。駄目なら駄目でArgentino Barにいって1人で飲んでやるつもりでいた。

とりあえず、得意ジャンルな漢!ケイコちゃんにメール。以下やりとり。

お「時間あって、暇ならどっかで飲まん?」
ケ「行く!!どこで何時から?」
お「もう飯食べたの?」
ケ「今食べてるところです」
お「スマン・・・・」
ケ「他に誰か呼びます?」
お「うん。あとでアサコちゃん呼ぶ予定」
ケ「じゃ、9時に行きます」
お「あいあい」

9時10分頃、合流したところでアサコちゃんに電話。今日も頑張ってPISOを探しているらしく、10時にもう一軒見に行くことになっているとのことだったので、Argentino Barで待機することに。

彼女はしばらく(数年単位で)こっちに住むことになるので、なんとか頑張って素敵なPISOをみつけてもらいたいもんだ。じゃないと、帰るに帰れん。

今日はArgentino Barで初のTapas注文をしてみることにする。

どれもうまそうだったが、「これはうまい!!」と兄ちゃんお勧めのなんとかかんとか a la Pizzaと、ケイコちゃんが食べたいというAlbondigasを一つ注文。

が、一つといったにもかかわらず、Albondigasは4つもでてきた。一皿と間違えたようだ。まぁ、普通1つでは頼まないよな〜と後で反省。

アルゼンチンの味付けなので、スペインのTapasとは違って、適度な薄味(スペインが濃すぎるだけで、味は普通にある)でかなりうまい。

特に兄ちゃんお勧めのおそらく牛肉のPlanchaで上にチーズをのっけたやつはコリコリした感触でうまかった。

普通に飯を食べるのにも使えることが判明。

10時半頃、アサコちゃん登場。3人で・・・何話したっけかな・・・・あ〜そうだ、本音トークというテーマで話す。ついでに、小中高校時代の思い出話もする。

「Cervezaは相変わらず駄目ですが、Vinoはたぶん行けると思います!」と健気にがんばっているケイコちゃんではったが、Vino一杯ほどで撃沈。

もう半分寝ている状態で舟をこぎ出す。

ってことで、三十路コンビのおいらとアサコちゃんで話を盛り上げる。テーマは「対人関係の対処法」について。

なかなか面白い話が聞けた。

撃沈していると思っていたケイコちゃんではあったが、話は一応聞いていたらしく、たまにうなずいたり、つっこんでたりした。

12時頃、Argentino Barを後にする。会計は22euros。正直、思っていたよりもいっていたのでびっくり。危うく手持ちのお金が足りないところであった。Albondigasってあ〜みえて高いからな〜。


Argentino Bar後、アサコ邸へ。

彼女はまだ学校紹介のFamilia(ホームステイ)で住んでいるので、おいらの仕事の関係もあり、参考までに是非見ておきたかった。

アサコちゃんのPISOの大家はおばさん(おばあさん)で、結構淡々としているらしいが、たまに笑うとかわいいというおばあちゃんであった。週末以外1人で過ごしているので(またはアサコちゃんと)、来客は少し嬉しいらしく、「部屋を見せるのははずかしいのかい?」とアサコちゃんに聞いていた。

もう70近いおばあちゃんなのに、夜の1時とか2時とか4時とかまで起きている、スペインならではのおばあちゃんであった。

ついてそうそう、再び撃沈したケイコちゃん。

おいらはアサコちゃんからビザに関しての質問を受け、それに答えていた感じ。

その報酬としてではないが、彼女のかなり遅めのCena(夕食)を少々頂戴する(笑)。だって、食べれないっていうから・・・。

魚のフライとPistoとスープとパン。

うまかった。

食後も、ビザの質問は続いたが、結局、アドバイスやスペインでやることは説明できるが、ビザの問題は大使館にきちんと聞かないければ、流石においらも確かなことはいえないので、大使館に電話するということで決着。

約1時間後・・・寝ていたケイコちゃんを起こし、アサコ邸を後にする。

でもって、酔っぱらったらしいケイコちゃんを送っていき、1時半には帰宅。

日記3日分を書いて現在にいたる。

もちろんBGMは「切ない汗〜♪」だ。


追記
飲んでいる最中、ハルカ姉さんから連絡があり、明日、最後のValenciaツアーを決行することになった。参加者は時間差参加だが、ハルカ姉さん、ケイコちゃん、アサコちゃんという順番。Valenciaの生活における重要な場所を、おいらの知っているすべてをレクチャーする予定。でも、朝11時集合。10時には起きないと・・・・。まったくもって自信がない。もう4時半過ぎてるし・・・。

問題は・・・Moixent企画だ・・・いつにしよう・・・うぐむ〜。




よろしかったら投票してください。

「やぶさかではない・・・」から始まった人間交差点 Bar Gulliver物語
2005年10月09日 (日)
Despedidaの日記は長くなりそうなので、あとでゆっくり書くとして、先に今日の日記を書く。


諸事情で帰宅したのは昼過ぎ。寝たには寝たが、明らかに疲れがとれてない。昨夜は自分が主賓ということだけで乗り切りはしたが、もうガタガタのおじいちゃんボロボロ状態。良くスペインの太陽の下、溶けもしないで歩いていられるかが不思議なくらい。


玄関を開けるとなにやら騒がしいし、玄関前の廊下には段ボールが一杯積み重ねられていた。

昨日ManoloたちがMadridのIKEAで買ってきた家具を楽しそうに組み立てていた。

(ちなみにManoloとSantiは結局、うちらのDespedidaには参加できなかった。Madridから帰ってきたのは夜中の1時を回っていたらしい。おいらはいつでも彼らとはDespedidaはできるが友君にはかわいそうなことをした。まぁ、もともと行く予定になっていたからしょうがないんだけど・・・)


うちらがこのPISOに引っ越してきてちょうど2年になる。家具なんかは基本的に共同で買うのだが、おいらは永住するわけではないので、そう簡単に買うわけにもいかない状態であったのだが、おいらの帰国を機に、ちょうどぴったり2年たったということもあり、一気に家具を一新することになったのだ。

ManoloはVacaciones(休暇)で使う予定のお金を家具の購入に充てたようで、もうそれはそれはものすごい量の家具を買ってきていた。特にComedorの食卓は、かなり高級品になった。いやはや・・・Pijoだね〜。

なんか、おいら帰国準備に追い打ちをかけるように・・・・おいらの部屋にひき続き、SalonやCocina、Comedorまでもが変わってしまった。

喜んぶべきことなんだけど、なんか切ない。


そんな彼らを横目においらはひきこもり部屋に戻って休憩しつつ、今日の予定を考える。

二度寝するような時間でもないので、しかたなく掃除をすることに。もう帰国まで残り一週間。ウダウダとしている時間はないのだが、ウダウダひとりごちながら、倉庫番スペシャル。


2時を回ったくらいのところで、仕事を終えたタカシ君から電話が入る。

タ「どう〜元気〜?」
お「まぁね〜。慢性的に疲れてるけどね〜」
タ「なにしてるん?」
お「掃除〜」
タ「そっか〜」
お「今、ManoloたちがIKEAの家具組み立ててさ〜」
タ「あ〜そやな〜」
お「そういえば、いらない家具が増えて、タカシ君にあげれるやつもあるし、見に来る?」
タ「うん、じゃ今からいくわ〜」
お「あいあい」

ってことで、5分後タカシ登場。

一緒に家具の組み立てを手伝いながら、新しく変わりつつある我がPISOを見学。

やっぱ切ないわ。


たぶん6時頃・・・ケイコちゃんが昨夜Despedida前にうちにおいていったノートPCをとりにやってくる。PISOがたて込んでいたので玄関前で待ち合わせしたのだが・・・なぜかメグミさんも一緒。偶然あったらしい。
(呪いを持つメグミさんは、おいらのDespedidaのためにわざわざMadridから遊びにきてくれた。感謝感謝。)

ケイコちゃんとはすぐにわかれ、Mi Kyungと話したい、PISOを見たい・・・というメグミさんをPISOに招待して、しばらくウダウダとMi Kyungを交えた4人でお話する。

一時間後・・・Mi Kyungが出かけるのをきっかけに、メグミさんも、Centroで友達とCafeの約束があると去っていった。

で、タカシ君。

タ「さ〜て、ボクもそろそろ帰るかな〜」
お「あいあい」
タ「その辺で軽く呑んでいくかな〜」
お「どこら辺で呑むのよ〜今日日曜日だよ?」
タ「まぁ探してみるよ。Centroいってもいいしね」
お「なるほど。いいね〜」
タ「一緒に呑むっていったら来る?」
お「やぶさかではない・・・
タ「出た!!!『やぶさかではない!』だ!」
お「じゃ、ちょっとまって。準備する。」
タ「うん、OKよ。あと、誰か呼ぼうよ。」
お「うん。いいよ。」
タ「マサキ君が電話かけてな〜。昨日で携帯の金なくなったねん」
お「あいあい(笑)」

とりあえず、ご近所のアサコちゃんに電話してみると、ちょうど今日の分のPISO探しが終わったところで、Ruzafaあたりにいるとのことだった。ちょうどいいので、うちの前で待ち合わせて3人でいくことに。

その勢いで、漢!ケイコちゃんと、フェロモン女王で、最近エロ姉さんという素敵なあだ名がついたハルカ姉さんも呼ぶ。

日曜日ということで、Regne de Valencia沿いにあるZAYYANへ。この店の名前・・・たぶんツァヤンとかそんな感じで読むんだろうけど、ジャイアンに読めなくもないので、今後はジャイアンと呼ぶことに決定。

うちらがジャイアンについて程なくしてから、エロ姉さんことハルカ姉さんが到着し、少ししてから漢!ケイコちゃんも登場。

5人での私的Despedidaとなる。おそらく今日を皮切りに帰国までこんな感じの私的Despedidaが続くと思われる。

とりあえず、第二弾Despedidaってことで乾杯。

最初の話題は「スペインだからしゃ〜ないわ〜」というテーマで繰り広げられる。

スペインのいい加減なところを指摘しつつも、「まぁ、スペインだからね〜」と許せてしまうことだ。

配水管工事から、公的機関の対応速度、待ち合わせの遅刻、店員の対応などなど・・・。

みなスペインが好きだから許せてしまうのだが、日本だったら絶対に許されないようなことだったりする。


長く滞在すれば滞在するほど、そのスペイン流に慣れてきてしまい、悪い意味ではいい加減になってしまう。そして、口癖に「まぁ、スペインだから・・・」という台詞が付け加えられてしまうのだ。

恐るべし、スペインの魔力!!


ジャイアンでの後半戦は、どういう成り行きか覚えてないが、ハルカ姉さんの「女を磨く講座」になったが、アサコちゃんやケイコちゃんにはNivel(レベル)が高すぎて・・・いうたら、Superior(上級)かPerfeccionamiento(超上級)で・・・・つていけなかった模様。特に漢!ケイコちゃんはこの手の恋愛話にはとんと疎いというか、漢だけにあまり興味が持てないジャンルらしく、チンプンカンプンだったらしい(笑)。だもんで、おいらと途中で違う話になっていた気がしないでもない・・・。


まぁ、なにはともあれ・・・これだけは言わせて貰おう・・・。


恐るべし!フェロモン女王!


アサコちゃんの「ずる〜〜い!!!どうして同じ女なのに!何が違うの!!」という台詞と、ハルカ姉さんの「もまれろ!」(赤ペンでチェック!)がとても印象的だった。



2次会は人間交差点「Bar Gulliver」


あいからずこのBarはやってくれます。今日もええもん見させて貰ったさ〜。調理酒並の安Vinoに8euros払っても来た甲斐があったというものだ。
(しつこいようだが、女性1人でいくことはお勧めしません。男でも小心者はやめておいた方が良い。Bar Gulliverは人間交差点であり、人生の坩堝であり、治外法権の無法地帯だから・・・)


今日あったのは、はっきりいって「なんで???」と首をかしげたくなるようなおばさん娼婦と12な男(赤いTシャツで後ろに12と刻字されている)との確執から始まった。


うちらはうちらで(アサコちゃんはFamiliaの関係で途中で帰った)違うネタで盛り上がっていたため、完全には理解していないのだが、どうも交渉が決裂したようだ。


12の男に対して突然怒り出すおばさん娼婦。手に持っていたグラスを床にたたき付け、そして椅子を蹴り上げる。

12につかみかかろうとするおばさん娼婦。

12とおばさん娼婦じゃ流石に勝負にならないので、12もなにやら怒ってはいるものの暴力をふるっている感じではない。激しく怒って興奮しているのはおばさん娼婦の方だった。

椅子を投げつけようとしたり、つかみかかろうとするそのおばさん娼婦と怒り気味に何かをいっている12を取り押さえるGulliverの店員。

ここまではまぁ良い。良くないんだけど、まぁいい。

だが、第三者が・・・しかも、そこそこガタイの良い男がここで介入。ポジション的にはおばさん娼婦の味方っぽい。

その第三者の男(以後、「やぶ蛇男」と呼ぶ)が、12に思い切り大外刈りをかけられて床に倒れ込む。

いや、目の前でみていたが、それはそれは綺麗な大外刈りだった。やぶ蛇男は受け身もとれずに倒れたが、酒に酔っていて痛みを感じないのか、すぐに立ち上がり12と対峙する格好になる。

ここで、ビビリ始めたケイコちゃんとおいらが席を交代する。そして、野次馬を続ける。


2人の睨み合いが始まるのか!???と思いきや、すぐにやぶ蛇男のビンタが炸裂。店内に「パシ〜〜〜〜ン!!!!」という綺麗な音色が響き渡る。

ここでかちんと来たのが12。反撃をしようとするがなかなかやぶ蛇には当たらない。Gulliverレベルになると、客もある程度の格闘技をマスター・・・いや・・・場慣れしていて、この手の喧嘩はお手のものなのだろうか・・・。

ここで再び店員に店の外に追い出される12とやぶ蛇男。

入り口の扉には頑丈そうな鎖で取っ手ががんじがらめにされる。

なるほど・・・あの鎖はこういうときに使うのか・・・みんな納得。

店内がおとなしくなったと思ったら、先ほどまでスロットに興じていた男が突然の大当たり

今度は店内に1eurosがジャラジャラ出てくる男が響き渡る。

なんか安穏。天国と地獄。dead or alive。

流石、人間交差点 Bar Gulliver。


店員が「警察を呼ぶ・・・」と電話をかける。

外に出されても相変わらず2人で牽制しながらの喧嘩をしている2人。

店内は相変わらず、ジャラジャラと1eurosの音

牛が鳴いていてもおかしくない長閑さ。

だが、かなり暇だったのか、あっというまに警察がやってくる。その数パトカー3台。あれよあれよと大量の警察官に囲まれる。

店内にも警察が入ってきた!と思ったらトイレだったり事情聴取だったり(笑)

なにやらしゃくりあげて・・・過呼吸なのか、突然卒倒するおばさん娼婦。

両脇を抱えられるようにして椅子に座らされるおばさん娼婦。

あいかわらず鼓動は激しい。首は後ろにダランと垂れ下がっている。

会計を頼みにカウンターにいったとき、しっかり容姿をチェックしたが、やはり謎中の謎の娼婦。いったいいくらなんだろう?

なんとか正気を取り戻したおばさん娼婦は、泣きながら、しゃくりあげながら警察に事情を説明している。

後ろでは「我関せず・・・」と相変わらず1eurosをジャラジャラ出しているスロット男。

Gulliverのもつ牧歌的な雰囲気の特徴だ。

いったいぜんたい、何が問題だったのかわからないまま、うちらはGulliverを後にする。

自転車のタカシ君がハルカ姉さんを送っていき、おいらがケイコちゃんを送っていく。

3時過ぎ頃に解散し、寝たのはたぶん5時頃。


帰国間際の素敵なDespedida(第二弾)となった。





よろしかったら投票してください。

切ない汗〜♪と「漢呑み」
2005年10月07日 (金)
grp1011020420.jpg 320×240 13K
サムタイム・サムラ〜〜〜イ♪

おさるのナターシャ、イスラエル生まれ♪


に続いて、またもや頭をグルグル回る曲を入手。

切ない汗〜♪

英語の曲なんだけど、冒頭が桑田佳祐の声で「切ない汗〜♪」としか聞こえない素敵な曲。いうたら、空耳アワー

漢!ケイコちゃんがくれた曲なのだが・・・あまりに歌いすぎて「また歌ってるんですか!!!」って怒られる始末。


ちなみに、「切ない汗」という単語はフサエ嬢にとってはなんか「エロい」らしく、ケイコちゃんにとっては「汗くさい」感じがするそうだ。おいらは「男泣き」みたいな汗を想像したんだが・・・。「エロい」ってのが面白い。


今日は金曜日ってことで、掃除でもしながらVinoでもあおろう・・と空のペットボトル持って、近所のBodegaに樽だしお持ち帰りVinoを買いに行く。2L!!!!約botella2.5本分!!でもって、2.4euros!

あ〜〜やっぱスペインいいよな〜。

お金を払っている最中に電話が鳴る。漢!ケイコちゃんから。

ケ「暇ですか?」
お「あ〜〜〜うん。まぁ、暇っちゃ〜暇」
ケ「フサエさんとどっか行こうって話なんですけど一緒にきませんか?」
お「ほほう〜。他には誰がくるの?」
ケ「いや、わからないです。フサエさんが誘ってみるそうです」
お「あいあい。じゃ〜今からうちの前これる?」
ケ「わかりました〜」

ってことで、買ったばかりのVinoはおあずけとなる。


一次会はBar Irun~a。ケイコちゃんは飯食べたらしいし、おそらくフサエ嬢も食べてくるだろうから、おいら1人で食べようと思っていたのだが・・・「まだまだいけますよ!」とPatatas Bravasだけでなく、Tortillaも平らげたケイコちゃん。ダイエットはおいらのDespedidaが終わった来週かららしい・・・

程なくしてフサエちゃん登場。3人であ〜たらこ〜たら話す。おいらが以外の2人はかなりのサッカー好きなので、放っておくと話題がサッカーになる。もうチンプンカンプンだが、少しは勉強しようと合間合間に超素人な質問をさせて貰う。そして、今日初めて・・・サッカー場ってのは、場所によって大きさが違うということを知った。スペインではCamp Nouが一番でかいっていってたような気がする。おいらはてっきりちゃんとした規格があるのかと思ってた。縦何m、横何mって。Madridの1チーム・・・名前はロリージョだかなんだかのサッカー場は恐ろしく小さいらしい。

おいらにとっては、「15へぇ〜」(もう古いのか?)くらいの新事実であった。


腹を軽く満たしたところで、河岸を変える。例のArgentinoのBar。新・通い婚Barだ。

いつものRibera del dueroのVinoを注文して、まったりおしゃべり。でも、何話したかもう覚えてない。

結局、メンバーは増えなかった。ハルカ姉さんとアサコちゃんは、旧Compan~eraのドイツ人とフラメンコに行く約束になっているとかなんとかで、他もすでに先約があるようで、誰もくることができなかった。

大興君の時のように、ケイコちゃんにも会うたびに呑ませているので、徐々にではあるが酒量は増えてきている。まぁ、いっても小さいコップ一杯くらいのVinoくらいだが・・・。だが、まだ1年ある。おいらはいないが、タカシ君とハルカ姉さんが立派な飲んだくれに育て上げてくれることだろう。


しばらくして、仕事を終えたタカシ君が登場。どうも、タカシ君は仕事あとに通っているようだ。これで偶然(必然?)このBarであったのは2度目。

1人増えて4人になったと思ったら、閉店すこし前にフサエ嬢が帰宅。

メンツが足りない!と、おそらく「イケナイFiesta」中のマサユキ君を呼び出そうと試みるが、なにやら曖昧な返事しか帰ってこない。

あきらめておいらの部屋に河岸を変えることにする。3次会。

相変わらず荒れに荒れたおいらの部屋だが、Corchonの上に座って貰い3人で「漢呑み」

前の部屋で呑むのも楽しかったが、狭い部屋で文字通り「膝つき合わせて」呑むのもそれはそれで楽しい。密閉した感じといい、秘密結社を作って何か企んでいるような雰囲気になれる。これも「漢呑み」の楽しさだろう。


何時頃からわからないが、おそらく3時頃、マサユキから電話が入る。どうも、Fiestaが終わったらしい。

マ「??????」(電話なので聞き取れず)
「いいからとにかくこい!!!」

マサユキ、タカシ君によって強制的に呼び出される(笑)

数十分後、マサユキを入れてた4人での「漢呑み」となる。

ハルカ姉さんから貰った、日本のおつまみセットを食べつつ、どうでもいい話に興じる。当然、みな漢なのであぐら。そう、全員あぐら。約一名、イカを囓りながらあぐらをかく姿が妙にしっくりきてたヤツもいる。今日のMVPだ。そして、破廉恥な格好をさせられるタカシ君。残念なことに、写真は載せれないが(あまりにも破廉恥であるため)、彼もある意味MVP。やってくれるわ。

あとはフィルムが余りまくってるチェキで写真をとって遊ぶ。あとはホスト遊びしてみたり。ライターの付け方がポイントらしい。人差し指?男相手にホスト遊びしても面白くも何ともなかった・・・。


しばらくして、飽きがきたのか「漢呑み」は「馬鹿呑み」に様相を変える。ケイコちゃんがきっかけ。

「正樹さん・・・懐中電灯あります?」
お「え??懐中電灯?何に使うの?」
ケ「電気消して、懐中電灯で遊びましょう」
お「・・・・・」

このあとは何とも説明できないので、写真をアップして済ます。


タカシ恍惚の表情。




ベビスターを頬張るおいら。




あぐらが似合うNo.1・・・そしてイカも似合う。漢!!




怪傑ゾロ。




15秒睨みつづけてください。いや、本当に。




翁面。




地蔵菩薩。



このあたりで、再びケイコちゃんが提案。

「ハードボイルドで行きましょう!」



煙がいい感じです。




にやけてしまった・・・。




失敗!!!河童になってしまった!




気を取り直して・・・。


再びホラー系。



洒落になってなかったりする。




やりすぎ・・・。



その後、ケイコちゃん撃沈。男3人で、男トーク。マサユキ、恋愛観を語る。


そんなこんなで、気づいたら朝になっていた。


たぶん朝の8時すぎ・・・眠くなった頃に解散した。



明日は自分のDespedida(お別れFiesta)だというのに、すでに燃え尽きてしまった・・・。





よろしかったら投票してください。



一覧 / 検索