おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め 日本出稼ぎ日記

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メルアド交換
2007年01月31日 (水)
ついきました最終日。1年と二ヶ月・・・お疲れ様、俺。ここを経験したからには、次からの石積み場は楽しくて楽しくてしょうがないことでしょう。少なくとも、会話がある。なかったらどうしよう・・・。

最終日だけど、石はなし。8時間ぶっ続けで石はなし。まぁ、いいけどね。

「最後ですから一緒に昼飯食べましょうよ」といってきたのはクリシュナ君。Sさん(あだ名なし。接点がほとんどないため。)と3人で飯を食べに行く。店は「OLの味」。Lentejasの料理にsalchichonが150円でつけれるというのでいれる。最後だしね。

最後なのでメルアドの交換をする。最後なのに・・・というべきか。

ただ、この昼飯の時の話で、さらに「三途の川の謎」(会話がない理由など)は解けてきているので、それほど驚かず。

昼食後・・・みなが集まったタイミングで「最後の挨拶」することになる。これまでうちの石積み場をやめていった人は何人もいるが、いつも「突然」だったため、挨拶など一度もきいたことはない。ラクシュミさんや、ヘケットさんの時も、たぶん挨拶はなかったと思う。

おいらにとってもあまりに突然だったので、「諸事情でスペインに戻ることになりましたが、すぐ戻ってくるので道でであったら声かけてください。呑みに行きましょう」と、普通のノリで挨拶してしまう。「呑み」がない石積み場ということを忘れて・・・。

定時の19時。席を立ち上がると、ゴブリン君。

ゴ「ヨモツシコメさん・・・もう帰ります?」
ヨ「ええ。石ないですしね。」
ゴ「じゃ、最後に一緒にタバコ吸いましょう」
ヨ「え、ええ・・・」

これが最終日の威力ってやつだろうか?

タバコを吸いながら、再びゴブリン君。

ゴ「今度呑みにいきましょうよ・・・」
ヨ「・・・お、おいらはいつでもOKですけど・・・」
ゴ「あとでメルアド教えてください」
ヨ「え、ええ・・・もちろんいいですけど」
ヨ「サシでまったり呑みたいですね〜。ゴブリンさんのおすすめの場所とかで」
ゴ「僕は下北ですね。歩いてもいけるんで」
ヨ「下北か〜詳しくないんですけど、いい呑み屋がいっぱいあるそうですね。教えてくださいよ〜。」
ゴ「すごい呑み屋多いですよ」
ヨ「品揃えがいいワイン屋は知ってるんですけど〜」
ゴ「ワインは飲めないんですよね」
ヨ「そっか、じゃ、日本酒でいきましょう」
ゴ「じゃ、適当にメールくださいよ。」
ヨ「ええ。送りますよ。」

なんなんだ、この雰囲気は!?というか、なぜ今更メルアド交換なのだ?こういうのって、初日とはもちろんいわないけど、数ヶ月たったころには交換するもんなのでは?そこまでうちの規律は厳しかったのか?呑んじゃいけなかったのか?

うむむ〜。

この変化はゴブリン君だけではなかった。

帰り際、再び挨拶して退社。クーフーリンさんがエレベーターまで見送りにくる。心なしか悲しそうな顔をしている。というか泣きそうな顔。不可解なり。

たまたまサキュバスさんと一緒になり駅まで帰ることに。

ヨ「いや〜なんだかんだで、寂しいですよね〜1年ちょっといましたからね〜」
サ「え〜そうですか?セイセイしません?」

・・・・滅多に使わない「大人的発言」をしたというのに、そんな返事がくるとはおもわなんだ。

サ「スペインへはいついくんですか?」
ヨ「今月末に出発予定ですね」
サ「いいな〜スペイン一度いってみたいんですよね〜」
ヨ「行くべきです。マジで。」
サ「前からスペインに興味あったんで、スペインにいるって聞いていろいろききたかかったんですよ」
ヨ「・・・別にいつでも教えましたけどね〜」
サ「ええ、でも、あの雰囲気では・・・」
ヨ「ま・・・そうだけどね(笑)。でも、この前クーフーリンさんと呑みにいったんですよ。渋谷の焼鳥屋に。楽しかったですよ」
サ「ええ〜〜!!いいな〜!うらやまし〜!!」
ヨ「うらやましいって・・・だったら、クーフーリンさん誘ってみればいいじゃないですか?」
サ「え?いや、そうじゃなくって・・・ヨモツシコメさんとですよ」
ヨ「おいらと?そんなんいつでもOKなんですけど・・・というか、石積み場の人とのみたかったんですけどね〜ゴブリン君とか、かなりタイミング狙ってたんですけど、忙しすぎてだめでしたよ。」
サ「まぁ、ウチはね〜。」
ヨ「呑みたいなら、今月中ラクシュミさんとヘケットさんとおいらの送別会・・・ほら、うち送別会ないじゃないですか・・・」
サ「そうなんですよ!私もそれおかしいと思ってるんですよ」
ヨ「で、それをやるんで来ます?」
サ「え?いいんですか?」
ヨ「別にいいですけど。二人とも知ってますし、サキュバスさんのこと」
サ「是非行きたいです」
ヨ「この前はスペイン料理屋いったんですけど・・・でもって、終電のがして朝までになって・・・」
サ「超仲いいじゃないですかっ!!いいな〜」
ヨ「まぁ、普通に仲いいですけど・・・昼飯一緒に食べてましたからね」
サ「その日、ラミアさんも誘っていいですか?」
ヨ「問題ないですよ。でも、連絡先知らないから、サキュバスさんから伝えてください。」
サ「ヨモツシコメさんは、もうやめちゃうからいっちゃいますけど・・・」
ヨ「ん?」
サ「ラミアさん・・・たぶんそろそろ石積み場やめるんですよ」
ヨ「あらら。またやめちゃう人がでたのか・・・」
サ「知ってるの、また社長と、クーフーリンさんだけなんですけど、やめさせてくれないみたいです。すでに「やめる」って話はしたんですけどね」
ヨ「カーリーは知らないの?」
サ「カーリーも知らないです。というか、やめる原因がカーリーですからね」
ヨ「・・・まぁ、さもありなん。あのやりとりみてるとね〜」
サ「ええ。なんかもう限界みたいで。」
ヨ「人が入ったと思ったらまた減っちゃうのか〜大丈夫なのかな〜あそこ。」
サ「どうでしょうね〜」

ということで、14ヶ月かかって一度も聞かれなかったおいらの携帯アドレスだが、今日一日で4人から聞かれる。もう大人気。そして、意味不明。

石積み場やめて、外部の人になるから「呑みに行ってもいい」ってことになるんだろうな〜。変なの。


「最終日だし何か食べよう」というマリちゃんとお茶の水に沖縄料理を食べに行くことにする。食べるよりも泡盛を楽しむ。やっぱり泡盛は旨い。とくに、「白百合」はあのどくどくの土の味がたまらない。石積み場が変わったら、お茶の水は遠くなってしまうので、なかなか行かなさそうなので、思う存分泡盛を味わう。粟国ちゃんが以前薦めてくれた「忠孝」も呑む。

明日も石積みだが、昼過ぎからなのでまったり映画でも見ることにする。

【サイダーハウス・ルール】 2.2点(5点満点)2000年

公式サイト

ジョン・アーヴィングの小説を映画化したものらしいが・・・イマイチ。テーマや舞台は面白そうなのだが、なんていうか・・・中途半端な感じがしてならない。最たるは、タイトルの「サイダーハウス・ルール」の部分がこの映画だとむちゃくちゃ軽い。映画後に見たオマケの「メイキング」で納得はいったが、「いいわけ」しているようにしか見えないし。700ページくらいの小説を映画化する場合、大幅に削らないといけないとかなんとか・・・。それわかってるなら、作らなきゃいいやん。2時間に納めるのは「不可能」でしょう。これ。あと、屋上のシーンカットしたら意味ないんじゃないの?

小説読んでないので完全にはわからないが、ストーリーはかなり暗くて重い。出てくる登場人物も何かを背負ってでてくる。が、描かれてるのは「父と子の絆」(血はつながってないけど)のみといっていい。

一応、小説をもとにストーリーは進んでいくが(たぶん)、時間が足りないから浅くしか掘れないまま、先に進むからどうにもこうにもちぐはぐで、「なんで?」と思うシーンがとても多かったんだと思う。

あと、優等生映画すぎておもしろみもない。普通に始まって普通に終わる。なまじ、「なんかこれテーマ深そう」と思わされる舞台設定だけに、しこりが残る。

原作読んでないのにつべこべ書いたが、全員が全員原作読んでるわけじゃないし、映画だけでいったら、まぁ、微妙な映画だったというわけだ。

本来ならもっと点数低いのだが、この映画をきっかけに小説は読みたくなったので、ちょっとプラスしてみた。スペイン旅行に持って行って、Cafeとかでまったり読みたい。ず〜っしり重くなりそうだけど。

そういえば、主人公のトビー・マグワイア・・・彼のイメージで「優等生映画」と思ってしまった節もあるが、彼の笑顔・・・お面の笑顔・・・作られた笑顔にみえてなんかダメ。甘いマスクなんだろうけど・・・う〜ん、って感じ。同じく苦手な「ジム・キャリー」にも思えてしまう。

ついでに・・・海もみたことないのに、なぜ抱き方は知ってるのかがとても謎だった。あのタイミングでの、あのせわしいズボンの下ろし方は変だろ〜。

線路は続くよどこまでも
2007年01月30日 (火)
今日も干され組。石がなにもない。小石もない。ここまで石くれないと、なんか悪意さえ感じるよ。いじめってやつ?

だもんで、今日も「一眼レフデジカメ」の情報集めに奔走する。あと日記書いたり。

迷いに迷っていた一眼レフデジカメ・・・通称「デジイチ」だが、調べているうちに、「買う」方向で進み始める。というか、「買う」ことになった。一年間まともに買い物してないし、いいだろう・・・と。

マリちゃんに自慢げに「一眼レフデジカメ買うんだ・・・」と言ったら、「スペインいたときはとってたけど、最近とってないじゃん。なのに13万円とか無駄だよ!もったいないよ〜。ほかに買う物とかあるでしょ?」という返事が返ってきた。服や靴に無駄遣いしている輩に、ある種「図星」的なことをいわれたので反論。

フ「あほ!買ったら撮るんじゃ!撮るようになるんじゃ!これから!スペインにいったらPatatas BravasとかBoqueronesとか美しく撮りたいだろ!!おぬしにはそれがわからぬか!一人旅でな、Barとかはいって普通のコンパクトデジカメで写真とってたら、いかにも観光客って感じになるだろ?でもな、今度の一人旅では、おいらは「記者」になるのだ。どこぞのRevista(雑誌の意)の記者だ。名刺にも刷っちゃうよ・・・なんだっけ?記者って・・・Escritor?いや、それは違う・・・Editor?それは編集者?・・・なんだっけ?まぁ、いいや、とにかくだな、こう椅子に座ってこっそりとるんじゃなくってだな、こう、椅子から立ち勝手「いかにも!」って感じで写真とるのよ。そして、写真撮ったあとおもむろにメモ帳取り出して「○月○日、Bar××、Boquerones」とか書くわけよ。いかにも記者っぽいだろ?そうするとだま、Barのオヤジが「なんでこんな田舎に・・・」ということで、声をかけてくるわけだよ。「日本人かい?観光かい?」、「いや、仕事で・・・」、「なんの仕事?」、「雑誌(ホントはサイト)で使うために料理の写真とってるんだよ」、「ほう!うちの料理をつかうのかい!」、「ええ」、「それなら、これとこれもうちのTIPICOだ!撮ってけ!喰ってけ!」となわるけなのよ。で、仕事終わった後も、話つづけて、そこのオヤジと仲良くなってしまってだな・・・わかる?それ?記者ってのは、まぁ嘘だけど、サイトで使うから、半分ホントだからいいの。とりあえず、ビシバシ写真とるの。今後は!」

マ「・・・記者って嘘つく理由あるの?」
フ「今の話きいてなかったのかっ!」

ダメだ。大学卒業と同時に急にリアルな世界の住人になる「女」なる生き物には、この確かに一見無意味だが、恐ろしく楽しい浪漫を理解できないのだ。

ま、せいぜいその日履く靴のことで迷ってください。


「三途の川」でのバイトは結局断る。

出雲のHさん・・・あだ名つけなくては・・・ケルピーさんにしよう・・・から電話をもらい、「とりあえず、やることいっぱいあるだろうから来て」ということになった。計算外だったのが、今の石積み場をやめたあと、2月の頭の週・・・1日、2日は休みをもらって、週明けの5日から石積ませてもらおうと思っていたのだが、「できれば1日から来て」といわれてしまう。その数日で、チケットとったり、各方面にメールしたりするつもりでいたから、どうしようか頭を悩ませたが、「まぁ、なんとかなるでしょ」ってことで、お世話になっているのもあり承諾する。

ホントになんとかなるのか?

あとは・・・忘れた。

じ、自分・・・不器用ですから・・・
2007年01月29日 (月)
もうかれこれ5日くらいまともに石つんでないんじゃないだろうか・・・おいらはこのままここで干からび、朽ち果ててしまうのか?なんとかこの状況から脱出しなくてはいけないのだが、なすすべなし。

朝。

おはようございます・・・と挨拶をすますと、クーフーリンさん・・・のっけから「バイト」の話。

ク「どうですか?あちらのバイト先の方は?」
フ「いや〜わからないんですけど」
ク「いつわかります?」
フ「急いでるんですか?」
ク「できれば今月中に・・・」
フ「OKです。今日電話して聞いておきます」
ク「お願いします」
フ「でも・・・石あるんですか?おいら今石なし干され組ですよ?」
ク「あ、あります!今ちょうど時期が時期なんで、空いちゃってるんですが、2月はあるんですよ!」
フ「まぁ、明日返事できるようにします」

席に座って、早速「たぬきの皮算用」。

石積み場所を移すと時給は3分の2に減る。交通費や夕食代は出してもらえるとしても、同日数石積むならここの方が全然稼げるな・・・う〜ん・・
計算機、計算機・・・

時給かけることの日数かけることの時給かけることのチケット代ひくことの一眼レフデジカメひくことのディスプレイで・・・そこからわることの会話わることの会話わることの会話たすことの"けじめ"かけることのメリハリリ・・・・。

カタカタカタカタカカタ・・・・答えは?

会話>>時給

そうだね。やっぱそうでなくっちゃね。

でも、最悪、「出雲」(いずも:旧バイト先のこと)「やっぱいらな〜い」といわれたことも考えて、ここで断るのは辞めておこう・・・。

うん、そうしよう。環境はともかく、条件的にはかなり良い条件だし・・・。

干からびたまま定時を迎える。さっさと帰る。

飯喰って休憩。でもって、映画。

週末に見ようと思っていたが、タイミングがうまいことつかめずみれていなかった「WISKY」。ほのぼの幸せ気分になれるおじいちゃん映画さ。

ってことで、映画の感想

【WISKY】 3.5点(5点満点) スペイン語のわかりやすさ:5(10段階評価)

ウィスキー公式サイト

できるだけ具体的な記述はさけますが、読めば十分ネタバレになりますので注意

チャン・イーモウの「幸せ三部作」じゃないが、おいらの中では、El AbrazoPartido(放題:「僕と未来とブエノスアイレス」2003年アルゼンチン)、「Temporada de Patos」(放題:「ダック・シーズン」2004年 メキシコ)に続く、「中南米幸せ三部作」の最後として、このWisky(放題:「ウィスキー」 2004年 ウルグアイ)をみたのに〜〜〜!!!

え"え"え"え"え"え"え"え"っっ〜〜〜〜!!

え"え"え"え"え"え"え"え"っっ〜〜〜〜!!

DVDのジャケットに騙された〜〜!!!

いや、違う・・・勝手に勘違いしてた〜〜!!

え"え"え"え"え"え"え"え"っっ〜〜〜〜!!

直感というか、ニオイの嗅ぎ分けには自信あった分、ショックがでかい。

映画自体は別に悪くない。ホント悪くない。ほのぼのするシーンもあるし、思わずニヤニヤしちゃうところも多い。その辺は、おじいちゃん・おばあちゃん映画(この映画はそこまでいうほど年老いてないが・・・)のニオイはたっぷりある。

ハコボもマルタもとてもかわいい。マルタの「逆さ言葉遊び」には感動さえ覚える。あそこまでどうでもいい遊びを、あの絶妙なタイミングで、ムダに迅速、ムダに完璧に口から唱えるマルタ、そして、本人もムダだとわかっているからこそはにかむ。あのしょうもなさも素敵だが、この時のマルタはとてつもなくかわいかった。タバコ吸ってる時だけ、妙に「女」というか、迫力あるというか・・・びっくりしたけど。

この映画・・・・おじいちゃん、おばあちゃんの三角関係映画。俗に言う三角関係とは違うのだが、三角。三角は三角でも二等辺三角形で、同じ長さの辺が長く、底辺が短い縦長の三角形という感じかな。最初のポジションは。

底辺のふたつの頂点にはウルグアイの靴下工場で働くハコボとそこの従業員のマルタ。彼ら二人の点からずっと上の方にある頂点が、ブラジルで同じく靴下工場を営んでいて、ハコボとはだいぶ疎遠になっているが、ハコボが妙にライバル心を燃やすハコボの弟エルマン。登場人物はほとんどこの3人だけといっていい。

で、3人で図らずもいびつな三角関係を形成しているわけなのだが、ハコボがもう見事なほど「じ、自分・・・不器用ですから」なキャラなため、みていて「あ〜〜もうっ!」となる。その間に、なぜか妻も子供もいるエルマンは着々とマルタと仲良くなっていく・・・。マルタは当然ハコボに興味があるわけなのだが(どんな興味かは謎だが、少なくともだんだん「女」になっていく)、積極的というか、ハコボとは真逆のエルマンと話が弾むようになっていく。マルタの「女」

ハコボはハコボで、何度かフラグがたつようなイベントはあるのだ。UFOキャッチャーもそうだし、エアーホッケーもそう(おいらだったらそう)。そして、あのカジノの一件でおいらは彼が生まれ変わったと思った。そう信じた。目から鱗というか、「まじめ一辺倒だけじゃいかんのだ・・・」と思ったと思ったのだ。あの笑みはそういう意味だと思ったのだ。

しかし・・・

え"え"え"え"え"え"え"え"っっ〜〜〜〜!!

最後の最後に彼はやってしまった。「女心がわかってない」としばしば言われるおいらでも、一番やってはいけないプレゼントじゃないだろうか、と思うくらい、あのタイミングではいけないプレゼント。彼にとっては他意はなく、本当に「お礼」の意味だったんだろうけど。

え"え"え"え"え"え"え"え"っっ〜〜〜〜!!

おいらはどちらかというと、性格がエルマンよりなので感情移入という面ではハコボには入れないのだが、応援するのは当然ハコボなわけだ。だのに、だのに・・・

え"え"え"え"え"え"え"え"っっ〜〜〜〜!!

この映画・・・各自で「ハコボとマルタのその後」を空想して楽しまなければいけない。リアルに想像してしまうと、「ブラジル」なのだが・・・それをやってしまうと「幸せ三部作」が完結しない。できるだけ、幸せな方に、幸せな方に空想するのだが、どうしても「ブラジル」がつきまとってしまう。

「武士は喰わねど」もかっこいいけど、この映画は「据え膳」であってほしかった。

追記
葬式のシーンでユダヤのシンボル「六芒星」が見えたが、彼はユダヤ人という設定なのだろうか?それと今回の映画のストーリーは関係あるんだろうか?ラビみたいな人もいたし・・・。


追記2
スペイン語の方は微妙。ウルグアイ人の友達もおらず、彼らのスペイン語はきいたことないのだが、アルゼンチンのスペイン語に近い。だから、単語も違う。でもって、ハコボは「不器用な男」だからかしらんが、ボソボソ話す。無駄なことも一切言わない。単語が拾えないとかいうレベルじゃなくって、たまに丸々1フレーズわからないことも多々あり。「え?今なんていった?」ってな具合。でも、わかりやすさが「5」なのは、わかる人のはわかるので真ん中にした。たとえば、ホテルのフロントの人とか。マルタのスペイン語も・・・まぁまぁわかる。もしこの映画をスペインで字幕なしでみていたとしても、雰囲気とハコボの態度で理解はできただろう。ほとんど台詞ないし・・・。

日曜日だけど考える。
2007年01月28日 (日)
昼頃もっさり起きる。

昨夜、力つきて寝たようで、コンタクト外し忘れた模様。

起きてまず思ふ。

「大人呑みしたからな」とかいいつつも、「なぜ乗り過ごさなかったのか?」と本心ではかなり不思議だったりする。

昔は酔っぱらっても、こんな感じで、朝ベッド状態だったので、昔に戻りつつあるのかもしれない。

そういや、最近かわりつつある。今の石積み場での石積みのゴールが見え始めてから。

あの金曜日の独特の焦燥感がない。

「誰かと呑まなくちゃ!」
「誰かと遊ばなくちゃ!」
「誰かと会話しなくちゃ!」

ってのがないのだ。

そうすると、自ずと酔わなくなるらしい。酔うけど、「酒に呑まれる」という悲惨な状態にはならないみたい。

やっぱりストレスってやつなのか?あまりストレス持たないようにしてるつもりなんだけどな〜。まぁ、ストレスって、そういう風に感じないからストレスっていうんだろうけど。

さて、考える。

う〜ん、今日も暇。

誰かと遊びたいな〜と思いつつも、遊んでくれる人もいなさそう。でもって、遊んでくれる人を捜すのもちょいと面倒な気分だったので、のんびりすることにする。

デジカメの本をまた開く。二度目。今度はかなりしっかり読むことに。

この本、週間アスキーかなんかのデジカメ特集のムックで、2006年にでたたくさんのデジカメについてレビューをしてくれている。5点満点での採点などもついていて、検証した人たちの評価もすぐわかるようになっている。

で、あることに気付く。

当然といえば、当然なのだが、「高いデジカメ」は評価が高い。

そりゃそうだ。

最初読んだときは、値段などは特にみず、そのメーカーの特徴(画質や明るさなど)やら、レンズの種類とか、そういうのばかりみていて値段できちんと検証しなかったもんだから、今になって、「なんかこのカメラベタ誉めやん!」って調べてみると、「実売価格23万8000円」とかなってて、「買えるか、アホ!」と叫ぶ羽目になる。

撮影する対象によってメーカーを選んだり(色味なんかで得意ジャンルがある模様)、実際にサイトにいって「サンプル画像」を見るために、いくつかめぼしいサイトはまわってみたりなど、いろいろと機種を絞っていく手順はあるが、まぁ、対象がなんであれ、どこのカメラであれ、ぶっちゃけ、どれも綺麗なんだわな。

おいらが比較できる画像といったら、今もってるコンパクトデジカメの画像(600万画素?)なので、当然それに比べれば迫力が違うわけで、どうしようもない。

各メーカで同条件下のもと、同じ対象をとったというサンプルがあれば一番分かり易いのだが、そんな都合のいいものはなく・・・あったとしても、カメラ好きな方が自分のブログに載せたりしている画像で、とてもありがたい情報ではあるが、比較対象が少なくて、また、自分が普段とるような写真じゃなかったりなどして、いまいち比較ができないし、あとは同じカメラで、ISOなどのモードを切り替えて同条件同対象の画像を比べたものが多い。

もっとちゃんと探せばネット上にあるんだろうけど、なんか疲れてきた。

今読んでいる雑誌に、まさにその同条件同対象物での比較評がでているのだが・・・・そっちはそっちで、写真が小さすぎて、またよくあるように、一部を拡大してみせてくれてしまっているため、もうよくわからん。拡大された箇所での、明度、シャープネス、コントラスト等は確かにわかるが、「年賀状を作ったりするときとか、パス切ったりするときしか、そこまで拡大しないよ!」ってくらいの一部分拡大なため、同じく全体像がつかめない。

どうせ素人なんだから・・・いままで一眼レフのデジカメなんてもったことないんだし・・・なわけだから、自分のこだわりやら自分の好みなんて、よくよく考えたらないわけで・・・・比較もできやしないわけだし、最初は直感でいいでしょ・・・ってことで、ペンタックスに完全に絞る。他は見向きせんことにした。

ペンタックスといえば、数日前の日記で、今持ってる普通の一眼レフカメラのメーカーをキヤノンだが、ミノルタだか書いてしまったが、書いてて「ん?」と思いが消えなかったので、ちゃんと調べてみたら、一眼レフもペンタックスだった。どうもおいらはカメラを選ぶとペンタックスになるらしい。

ちなみに、愛機のメーカーを忘れてしまったかというと(忘れてしまう程度の愛機ではあるのだが)、2年前か3年前かに、拓也がスペインに来たときに、「貸して」といったまま、日本に持ってかえってしまい、つい最近、仙台に行くときに「返せ〜!」といって返してもらったばかり。

まぁ、いい。

ということで、ペンタックスのK10DとK100Dの2つに絞る。手ぶれ補正機能がカメラ本体についているというのも気に入った。自分がとるときって、かなり手ぶれしないように気にするから、「絶対ないと困る!」とはならないが、誰か人に頼む時・・・特にスペインとかで、親切な人が「撮りましょうか?」といってきてくれるのはいいが、使い慣れていないのもあって、良くぼけていることが多い。そういう写真に限って、店で仲良くなったDuen~o(マスター)とか店員さんとの写真だったり、友達と仲良く呑んでいる写真だったりして、後で結構悔しい思いをすることが多い。特にいまおいらがつかっているSANYOのやつは動画の面で特価させたので、動画はかなりのクオリティーで楽しめるのだが、写真はいまいち。手ぶれも多いため、そんなことがよくある。

他にもK10Dには自動ゴミ掃除機能がついていたりする。何でも、一眼レフにとってゴミは大敵らしい。おいらは「敵」とくらいは思っていたが、「大敵」とは思っていなかった。K100Dにはそれは着いていない。

値段の差はともに「レンズキット」の方でヨドバシ調べで4万5千円くらい。レンズ一つ分(交換レンズがまた高いんだ!)くらい違う。

まぁ、部屋でウダウダ考えていても始まらない。

ってことで、町田のヨドバシに車でばびゅ〜んと行くことにする。いろいろ買い物もあるし。


まず、先日、ついに事務所に移動し、デビューしたBrotherの複合機をネットワーク接続するためのLANケーブルを購入。7mで1340円。

日本ってLANケーブル安い。スペインは、なんかむちゃくちゃ高かった。ありえない値段だった。さすがに今はそれはないだろうけど、当時はまだLANが主流じゃなかったからしかたない。1mとか3mくらいはあるが(それもそこそこ高かった)、部屋と部屋をまたぐくらい長いケーブルはほんと高かった。というか、売ってる場所があまりない。業務用みたいなところいかないとなかったりして、結構苦労した。大きめなエルコルテいって発見して購入したが5m未満で、4000円とか5000円とか。スペインに到着したばかりのころだから、4年くらい前か・・・。


なんかムダに長くなってきてるな・・・。端折ろう。

ヨドバシ。

他のカメラには見向きもせず(見ると迷うから)K10DとK100Dを小一時間、実際に触って堪能。

ただ、被写体となるものが、その辺の客だったり、カメラだったり、カメラのオプションだったりと、スペインの風景とはほど遠く、またPCにいれて大きな画像で確認できないため、シャッター音や重さ、サイズ、操作パネル等を調査するに留まる。K10Dは結構重くてびっくり。

記録メディアは両方ともSDカード。これは秋葉原に行けば安く買えるだろう。

電池はK10Dが専用バッテリーで、K100Dが単3電池×4。昔は緊急な場合対処しやすい単3電池のデジカメが好きだったのだが、今のSANYOのデジカメは専用バッテリー。充電池に比べるとかなり長持ち。欠点としては予備をもつとなると高くつくところ。充電池の場合は予備をもっても安いし、最近の受電値はおそろしく長持ちするという話なので、これはまぁどちらでもよいかも。スペインで使うために買うとならば、充電池の方がいいかな〜とも思う。

K10Dの方だけについている、レンズお掃除機能はどれくらい役立つものかは不明。以前、カメラを盗まれてしまったMi Kyungにシュコシュコ空気を送るクリーナーをもらったので、まぁそれでいいかな〜。

各カタログをゲットし(ついでにistなんとかという同じくペンタックスの一眼レフカメラのパンフレットもゲット)、再びPC売り場へ戻る。

階段で「PS3大量入荷!在庫あります!」の文字に「へぇ〜」とちょっと興味がわくも、あまりにムダなのですぐ頭から追い出す。ちょっとやってみたいだけだから・・・。

先日買って、かなり重宝しているCDケース(96枚収納可。とってつき)を購入。980円。このケースのおかげで、以前はバラバラで、ドライバーディスクを探すたびに、部屋が散乱したが(収納している箱の数が多い。タグをつけていないのでとりあえず全部ださないといけない。)、いまでは、すぐに発見できる。

なにを今更・・・と思う人もいそうだが、貧乏だったので、ありあわせで頑張らざるをえなかったのだ。「980円」と「部屋散乱」だったら部屋散乱の方をとらざるをえなかったのだ。あと、まさかそんなに安く買えると思ってなかったので、調べたこともなかったというのもある。

HMV。

昨日かいそびれた、Natalia LafourcadeのCDがあったらいいな〜と思って行ってみることに。だけど、みつからず。やっぱりマイナーなのか?同じHMVなのでコーナーは一緒なはず。だのに、みつからないということは、ないってことなのだろう。

2月7日に木村カエラがニューアルバムをリリースするという情報をつかむ。初回限定でDVDがついているらしい。3500円くらいらしい。あまり金使える状況じゃないけど・・・

買う。

なぜならDemasiado Guapaだから。
(※demasiadoは基本的に、否定的な方での「〜すぎる」の意味で、Guapa(かわいい)みたいな良い意味の単語には使われない。だもんで、使ってもスペイン人につっこまれる可能性大。おいらの周りは、おいらがあっちこっちで連呼したせいで、理解してくれる。)

そういえば、今HMVにおいてある無料冊子の最初の数ページでカエラ特集(?)をやっているが、それもDemasiado Guapaだ。おいらの周りだと、誰も賛同してくれないけど・・・あ、KさんとMさんは賛同してくれてるや。

三省堂。

現在、スピリッツでやっていうる4コママンガ(1コママンガもあり)「気まぐれコンセプト」のマンガが23年というときをおいて出版されることになった。その名も「気まぐれコンセプト クロニクル」。ホイチョイ・プロダクションズ著だ。

当時のmodaをおもしろおかしく諷ししたマンガで、スペイン行く前からのファン。庶民的なネタが多く、卒論で江戸時代の流行歌(世の中を風刺しているもn)、風刺画なんかも勉強したのもあって、この手のネタは大好きだったりする。それが23年分というから、その量もハンパじゃない。読破するのに必ず2晩かかるという。

1月20日くらいに発売されてからというもの、そのマンガを探すために、本屋をよく覗くようになったのだが、何故か全然みつからない。単行本の4倍くらいの厚さというから、小さいところでは扱ってないのかも・・・と思って、結構大きめの三省堂にいったのだが・・・ここにもなかった。本屋としては大きいが、マンガコーナーが小さいからだろうか?それとも23年という月日の分、待ちに待った人が多く、あっという間に売り切れているということなのだろうか?

むむむ。渋谷のBook1stに行けばまず確実にあると思われるが、わざわざ渋谷でおりていくのも面倒なので、今度用事があるときにでもいってみようと思う。そういや、昨日も渋谷のTSUTAYAにいったのだが、そこにもおいてなかった。

もしや・・・マンガコーナーにないとか?テーマ的にサブカルチャーとかに置かれてたり?

次は店員さんにきくことにしよう。


東急地下食品売り場。

もう大人だから、折り菓子くらいもっていこう。こういう習慣ってのは、日々の積み重ね。

自分が嫌がることは、人にするな・・・とはよくいわれるけど、自分がいらないから、相手もいらない・・・というのが間違いだということは最近学んだ。

「そんなおかまいなく〜!」
「いえいえ、手ぶらできてくださっていいですよ」
「普段着でおこしください」
「つまらないものですが・・・」

最後の「つまらないものですが・・・」以外は、もうかなり使いこなせるし、その意味もわかるくらい大人になりました。
(たぶん、まだ理解していない言い回しは多々あると思われる)

かまわなくていいっていうから、かまわない。手ぶらでいいっていうから、手ぶらで行く、普段着でいいっていうから、普段着着ていく・・・そんなのあたりまえ。

「つまらないものですが・・・」だけはどうしても無理。どうしてかわからないけど、昔から無理。スペインいく前から無理だから、本当に無理。

「いや、これマジうまいんだって・・・」
「これ、かなり遊べるよ」

と最初にいってしまう。だって、買うときワクワクして買ってるのに「つまらないもの」なんていえないでしょ。で、もしおいらが「たいしたもんじゃなくてごめんよ〜!」っていったら、本当に「たいしたことないもの」or「たいしたもんじゃねぇ〜な〜」って思ってるってこと。

送る相手はもちろん石積み場。

うろうろする。

やっぱ、甘いもんがいいかな〜疲れとれるし・・・でも、甘いものよりも、どうもお煎餅系の方が人気があったな・・・うちは・・・ってことは煎餅だろう。甘いもんはカーリーのご機嫌伺いみたいな気持ちになるし・・・。

煎餅屋を探してウロウロウロウロ。お客さんがほとんどいないため、妙に目立ち、あっちこっちから声をかけられる。

「ご試食できますよ〜」

羊羹はいらん!

いろいろ種類がありすぎて一つずつ味見をして選ぶの大変なので、最初に声を掛けてきた煎餅屋さんで買うことに決める。もちろん、いまいちの味だったらかわんけど。

「どうぞ〜試食してみてくださ〜い」

来た!

味見する。

うん。結構うまい。

「数が多くて、いろいろな種類楽しめるのはどれですか?」

「こちらですね」

「じゃ、それください」

2100円なり。

この値段が、石積み場に送る折菓子として相場的にどうなのかはまったくわからない。経験値がないから。でも、次のランクの5000円はやりすぎな気がする。っていうか、5000円もイヤ。

そう考えると相場なんて関係なく、バレンタインと一緒で、気持ちの量を現金化するだけでしょう。

そうなると3000円くらいが妥当なところ。でも、3000円ってのがなかったので(3500円みたいのはあったのだが、それはいろいろ入った同じ復路が一杯で夢がなかったので却下)、2100円とランクダウン。


折り菓子ミッション完了。

あれ?折り菓子?菓子折り?

まぁ、たぶんどっちもOKだな。


ヨドバシに戻って、車に乗り込み帰宅。

家に荷物をおいて、駅向こうの中華屋に向かう。

荷物をこっそりおいたにもかかわらず、ムクにみつかってしまい、ものすごいいや〜な鳴き声だ泣かれる。

「ク〜〜ゥンク〜〜〜〜ゥン!」
「ワンッ!」
「ク〜〜ゥンク〜〜〜〜ゥン!」
「ワンッ!」

日本語訳すると

「ねぇねぇ〜つれてってよ〜!」
「つれてけぼけっ!」
「すまん、いいすぎた・・・なぁ〜なぁ〜いいだろ〜!」
「頼むっ!」

家をでて100mくらい・・・政夫の店の前あたりまで、ず〜っとそのムクの鳴き声は聞こえた。


中華屋には、パパン、ママン、エビちゃん(最近あだ名がかわったっぽい。ききとれなかった)、加藤さん、その奥さんアナゴちゃん、魯智深の6人が先にやっていた。

加「うわ〜〜!!きたよ!実験君が〜!こりゃ〜今夜長いぞ〜!」
フ「いやいやいやおや。おいらは今日は呑みませんよ。昨日も結構呑んでますからね〜」
ア「紹興酒?」
フ「いやですから、呑みませんって・・・そこにある、瓶ビールでいいですよ」

とりあえず、朝から何も食べていないので、呑み屋モードになっているところもうしわけないが、1人定食を頼むことにする。「ニラ肉定食」。

VIVA、もやし!

加「実験君!このアナゴ食べてみ!」
魯「あとこれも・・・」
フ「うまい!アナゴもすげ〜うまい!」
加「これ昨日つってきたスズキとアナゴだよ」
フ「え?ここで料理してもらったんですか?」
魯「スズキはね。」
フ「アナゴは?」
魯「うちで作ったやつ」
フ「すごいうまい〜!」
加「だろ!!」
フ「アナゴって、いつもの釣りで釣れるの?」
加「つれるよ。餌はイカ。」
フ「イカ喰うの?アナゴ!?」
加「おもしろいよ〜引きが強いからね。あと竿おいといて、話してるだけでいいから、楽だしね」
ア「実験君!実験君!アナゴなら私が教えてあげるわよ!」
フ「まじっすか!釣りいきたい!」
ア「でも、夜よ?」
加「アナゴは夜でてくるからね」
フ「フフフ・・・仕事あと3日くらいだし、2月たぶん暇なんで、いつでも釣りいけますよ!何曜日でも、何時でも・・・」
魯「じゃ〜いくか」
加「昼でて〜10時くらいまでだね〜」
マ「嘘嘘!次の日の10時でしょ?」
加「いや、それはさすがに・・・(笑)」


ということで、2月はアナゴ君になる予定。アナゴ・・・寿司でも好きなネタの一つ。

会話しながら釣りができるってのもいいね〜。会話に飢えてるおいらとしては・・・。

クーフーリンさんと呑む。
2007年01月27日 (土)
昼頃。
もっさり起きる。
暇。
居間でスヤスヤ寝ていたムクをいじめて遊ぶ。
両親の寝室でウトウトしていた"おまけ"をいじめて遊ぶ。
二人とも喜ぶ。
ムクはフンフンと喜ぶ。
おまけはゴロゴロ喜ぶ。
音楽をかける。
座る。
暇。
立ち上がる。
静かな音楽。
曲かえる。
ノリノリ。
踊る。
ソファーに移動する。
クッションを肘掛けに置く。
横になる。
買ってきたデジカメの本で研究・調査する。
読み終わる。
暇。
掃除始める。
いつものように、いつもの場所だけ手が付けられない。
怖い。
掃除やめる。
ダラダラする。
ウダウダする。
夕方まで粘る。

夕方。
時計、5時をさす。
クーフーリンさんにメール。
「6時に渋谷に集合でいいですか?」
返事こない。
「まぁ、読んだら返事来るだろう・・」
電車乗る。
渋谷着く。
携帯見る。
返事待つ。
返事来ない。
TSUTAYAでCD探す。
Natalia LafourcadeのCD。
「casa」。
見つからない。
検索する。
ない。
つまり、ない。
レンタルない。
買うしかない?
HMV行く。
時計6時20分をさす。
HMVでCD探す。
売り場がかわってて迷う。
5階じゃない。
2階。
Worldコーナー。
ふと思い出す。
Natalia、何人?何ミュージック?
メキシコ?
アルゼンチン?
まさかスペイン?
徘徊する。
まずスペイン見る。
Ojos de Brujo発見。
へぇ〜。
Joaquin Sabinaが何故かない。
が、Juanesはスペインにある。
次、Europa見る。
ない。
どこにもない。
ブラジル。
そんな馬鹿な!
でも、探す。
やっぱない。
そうだよ、Latin。
ここにもない。
HMVにもない?
調べてからまた来る?
いやいやいや。
今、暇。
探せ。
それにしても電話ない。
なんでない?
どうしてない?
もしやあえない?
ありえな〜い。(c)ペコ
まぁ、いいや。
店員に聞こう。
店員電話中。
2分経過。
終わらない。
長くねぇ〜。
1分経過。
長すぎねぇ?
ようやく終わった。
聞いてみる。
「Natalia Lafourcadeどこ?」
「Natalia・・・」
言い終わらないうちに歩き出す。
聞いてから15秒後に渡される。
Latinにあった。
LatinのPOPにあった。
持たされたので、持ち歩く。
時計6時50分さす。
もう帰る?
どうする?
残る?
粘る?
ふと思い出す。
クリシュナ君の電話番号知ってる。
「クーフーリンさんの電話番号知ってる?」
「知ってる」
「教えて」
「これ」
「ありがと」
クーフーリンさんに電話。
すぐつながる。
「今どこですか?」
「渋谷です。」
「え?渋谷?」
「ハチ公のそばです」
「待ちました?」
「いえ、いまさっき着いたところです」
「メール読みました?」
「いや、読んでません」
「石積み場に送りました」
「石積み場に送ったんですか〜」
「ええ。」
「見れなかったんですよ」
「(なぜ?)まぁ、とりあえず良かった」
「じゃ、井の頭線のエスカレーターで」
「渋谷詳しくないんです」
「何見えます?」
「電車」
「電車?」
「模型みたいなの?」
「模型???」
「ええ。模型」
「あ〜〜!模型!じゃそこ行きます。」

CD手に持ってる。
どうしよう。
買っていこうか?
ダメだ。行列だ。
戻そう。
でも、あと一枚しかないよ?
誰か買っちゃったらどうする?
誰もかわないよ。
多分マイナーだよ。
そうだよね。
戻そう。
走る。
走る。
電話する。
焼鳥屋。
席空いてる。
とっておいて〜!
電車着く。
電車結構でかい。
どこにいる。
クーフーリンさん、どこにいる。
裏にいた。

夜。
結局7時に始まる。
とりあえず、いつもの。
ビール、
ボンボチ。
砂肝。
皮。
カシラ。
とり皮ポン酢。
豆腐サラダ。
乾杯!!

まずは様子見る。
様子を見る。
たまに探る。
また様子見る。
ピッチを上げよう。
おいらは純米酒。
クーフーリンはビール。
呑もう呑もう!
呑もう呑もう!
呑もう呑もう!
クーフーリンできあがる。
凰ちゃん、また注文間違える。
「これ頼んでない?」
「あれ?」
「これさっききたよ〜」
「あれ?きてた?じゃ〜これサービスね」
「しっ〜!」
そして、はにかむ。
かわいい子だ。

クーフーリンは高・大男子校。
おいらは中・高男子校。
男子校トークで盛り上がる。
クーフーリン全開。
いろいろ聞きまくる。
先代社長のこと。
石積み場の歴史。
今の環境について。
そして、人物評。
徐々に謎が解ける。
合間にクーフーリン、自分の話。
とても楽しい経験をしている。
男子寮か。
5年間か。
千葉か。
血祭りか。
パシリか。
一年芸か。
坊主か。
一年は虫けらか。
五年は神様か。
なるほど。
そこ出身か。
すべて納得。
こりゃ、正石積み職人大変だ。
我慢強すぎる。
そりゃ、ツンデレ気にならないわ。

まだまだ話す。
何故か女の話が多い気がする。
「スペイン人とつきあったことある?」
「他に何人?」
「どこの子がよかった?」
「どこがかわいい?」
気がするじゃないな。
確実に多い。
「どうして、そんなに女の子の事聞くの?」
「そう?」
「女好き?」
「いやいやいや〜!」
「女好きでしょ?」
「女好きかな?もしかしたらかなりの。」
「意外ですな。」
「そう?」
「嫁も子供もいるのに・・・」
「今はないよ〜」
「じゃないと困るよ」

突然、石積みの話をされる。
「前に話した話だけど・・・どう?」
「前?」
「バイトの話」
「あ〜バイト」
「週二回とかでいいんで」
「う〜ん・・・まだ旧バイト先から返事が・・・」
「そっか〜」
「うちの石積み、週2じゃ意味ないんでは?」
「入ってくれる日は多ければ多いほどいいけど・・・」
「2月の末にはでるので、実質入れても6日とかですよ?」
「それでも助かる」
「う〜ん」
「派遣遠さなければ、時給もあげれるし・・・」
「時給はそのままでいいですけど・・・とにかく、旧バイト先にきいてみないことには」
「いつわかる?」
「いつわかるかわからんのですよ。変な会社なんで。とりあえず電話してみます」
「よろしく」

ちょっと酔い冷める。

メリハリない。
好きくない。
でも、今の物欲。
一眼レフデジカメ。
24インチディスプレイ。
スペイン行きのチケット。
お金かかる。
6日も働けば。
チケット買える。
一眼レフカメラ買える。
ディスプレイ買える。
悩む。

河岸変える。
いつものコース。
立ち飲み屋。
Vino注文。
Queso注文。
クーフーリン、完全に酔っぱらい。
かなり足ふらふら。
「帰れるの?」
「帰れると思う」
「本当に帰れる?」
「あまり自信ない」
でも呑む。
まだ呑む。
話盛り上がる。
何故かつっこみが「蹴り」。
さすが男子校。
分かるぞ、分かる。

時計12時をさす。
そろそろ帰ろう。
そうしよう。
終電ある?
たぶんある。
帰れる?
たぶん帰れる?
明日石積み場?
うん。明日も石積み場。
そっか〜頑張って。
うん、頑張る。

今日もおいらは大人呑み。
帰りの電車で読書する。
大人読書。
乗り過ごすことなく帰る。
無事に帰る。

メールのチェック。
金魚に餌やる。
力つきる。
ベッドに倒れ込む。

「賽の河原」の謎に迫る
2007年01月26日 (金)
※初の石積み場からの更新か?

のっけから、しょうもない話。

「こうだくみ?こうだみく?どっちかわすれたけど、なぜ人気があるのさっぱりかわからん・・・」

電車の吊り広告とか、雑誌の表紙とか、渋谷とかの巨大モニターとかに、彼女が写っているのを見るたびにそういっていた。

苗字の「倖田」はいいとして、「來」が先だか「未」がさきだか、いつも忘れるのだ。漢字が似てるからというのもあるが、そもそも覚えるつもりがないというのが一番の原因。このまま覚えないでいてやる・・・と思っていたのだが・・・今日・・・うっかり覚えてしまった。

吊り広告に「くぅちゃん」と書かれているのを読んでしまったのだ。

・・・・「來」が先やん。


朝。

クーフーリンさんにしつこく再確認。なんてったって、「30分後に打ち合わせお願いします」といってくるのに、4時間とか連絡ない人だから・・・。石積みの技術やセンスはピカイチだし、よく言えばで豪放磊落な人物なのだが、同時に茫洋ともいえるし、いい加減ともいえる。おいらはこの手の人とは合うのだが、約束するとなると、ちゃんと考える。

ヨ「で、今日どします?大丈夫なんですか?」
ク「大丈夫だと思います。うん大丈夫。明日(土曜日)も石積みば来ますから、今日は早くあがりますよ」
ヨ「OKです。じゃ〜たぶん僕は先にあがるので、神保町でまってますよ」
ク「8時前にはあがるようにします。」
ヨ「あいあい。店は、僕が好きな店(ひばりちゃんのお店)があるので、そこにしましょう。電話番号知ってるので、早めに席とっておいてもらいますよ」
ク「おお!お願いします」

ここまでしつこく言えばさすがに大丈夫だろう。


昼。
今日も朝からたいした石もなく、干され生活気味。それでもなんとか昼飯まではと、ちびちび石を見つけては、それを積んで時間をつぶす。

切りがよくなった2時・・・ちょっと遅い昼飯。たちあがるおいら。そして、ホント偶然に、同じタイミングで立ち上がったゴブリン君。

ゴ「昼飯ですか?」
ヨ「ええ。ちょっと遅くなっちゃいましたけど・・・」
ゴ「行きますか・・・」
ヨ「えっ・・・えぇ(え"え"え"え"え"え"え"っ!)」

エレベーターに乗りながら考える。「たぶん一緒に出よう」ってことだけでしょう。そのあと、ゴブリン君はきっと「じゃ、僕は弁当買ってくるんで・・・」とか、おいらが行く方向を確認してから、「じゃ、ぼくはあっちに・・・」とかいって別れるんだろう。うん、そうに違いない。

うちの石積み場で、もっとも一緒に昼飯食べる可能性やチャンスがあったのはゴブリン君である。だのに、14ヶ月一度も食べたことはない。昼飯食べおわったゴブリン君と擦れ違ったら、偶然「すき家」で食べ終わりかけのゴブリン君と一緒になったこととかはあるが、文字通り「一緒にご飯を食べる」ということはただの一度さえなかった。

エレベーターを降りつつ、カマをかける。

ヨ「2時って、ちょうどランチタイム終わっちゃうから、店がないんですよね〜。僕はこの時間だと、うどん→Cafeコースです。ゴブリンさんは?」
ゴ「Cafeでまったりというのもいいですね〜。」
ヨ「え?」
ゴ「あの最近出来たCafeにしましょう。」
ヨ「(え"え"え"え"え"え"え"え"!!)」

あの「行きますか・・・」はやっぱ厳密な意味での「一緒に出る」じゃなくって、言い回しの「(一緒に出て)一緒にご飯を食べよう」という意味だったのか!!!

たかが同じ石積み場の社員とご飯を食べにいくだけのことなのだが、おいらにとっては「初めていったにもかかわらず霧がない摩周湖」を見ってしまったというか、映画館で席についたら隣が木村カエラだったというか・・・それくらいびっくりすることなのだ。

おそらく最初で最後であろうゴブリン君との昼飯を楽しむことにする。

例のごとく、ここぞとばかりにいろいろ聞く。ゴブリン君がいつ遊んでいるのかとか、いつから石積んでるとか、うちの『賽の河原』の石積み状況をどう思っているとか、ゴブリン君の人物評(これは遠回しに聞き出す)とか、たまにスペインの話とか、ゴブリン君の庭らしい吉祥寺の話とか・・・徹子の部屋以上に濃い一時間を過ごす。

「今のうちの石積み場がどのようにして形成されたか」という考察のいい判断材料になりそうな情報を入手。なんでも、おいらがここに入る半年前くらいに、社員が5人ほどごっそりまとめてやめたらしい。1人が辞めたら連鎖反応でどどどどど〜んと。現在、おいらなど派遣いれても15人いない石積み場なので、5人の割合は本気で大きい。デザイナーもごっそり辞めたが、ゴブリン君をいれて3人いたライターのうち2人もやめてしまって、今のゴブリン君の鬼忙しい環境ができあがってしまったとのこと。さらに、そのやめた5人は「うちの環境に不満をいだいていた」という5人らしい。その不満の中には、有給がないとか、代休がとれないとか、会話がないとか、土曜日出社とか、そういうのがいろいろあるらしい。

ごっそりあいた穴を埋めるために、そのあたりから派遣を探し始めたらしいが、その派遣も環境のためか、はたまた「派遣」であるためか、なかなか定着しないまま、おいらがここにやってきたということになるらしい。

おいらが入ってからも派遣はかなりの数いれかわったが、おいらの前にも結構いれかわっているらしい。

うちの場合は、「即戦力」を重視して人を捜しているが、それよりもある程度の期間「定住」してくれる人を捜さないとだめなんじゃないだろうか・・・たとえ、育てなくてはいけないとしても・・・。

まぁいいか。

ゴブリン君との会話中、とても気になったのが、しょっちゅう時計を見ることだ。話がつまらないのかな〜と心配するといよりは、早く帰りたさそうな感じなのだ。2回や3回ならわかるが、おそらく1時間の間に20回はみてると思う。自分では気付いてないと思うが・・・。飯食ってる最中はいいのだが、食べてまったりコーヒーを呑んでるあたりがすごかった。2分おきくらいに時計をみていた。
まだ休憩が15分も残っているというのに・・・こちらが落ち着かない。

もちろんおいらは一時間きっかり休みを取るつもりなので、あと5分とかでもタバコに火を付ける。でも、ゴブリン君は会話しながらもそわそわそわそわ。

帰りのエレベータの中・・・ゴブリン君がつぶやく。

ゴ「いや〜1時間フルに休んだの初めてですよ・・・」
ヨ「忙しくても休みはとらないと効率悪くなりますよ〜」
ゴ「わかってるんですが、飯食べるとおちつかなくって。なんか罪悪感を感じるというか・・・」
ヨ「・・・・」
ゴ「こういうとこがせっかちなんですよね。映画とか30分前に入らないと気がすまないし・・・」
ヨ「だから、いちも休憩20分とかで帰ってくるんですね・・・」
ゴ「そうなんですよ」

勝手なイメージなのだが東北はA森県出身だからか、彼はとても我慢強い。文句一ついっているのを石積み場内ではきいたことがないが、今日はおいらもそろそろいなくなるからなのか、いろいろ愚痴っぽいことをいっていた。ひかえめではあったが・・・。この『賽の河原』にきた2年でいろいろかわったらしい。そして、最近は「逆ギレとまでは行かない」が、「もう開き直ってる」とのこと。

夕方。

17時半・・・今日はあとちょっとで神保町 con クーフーリンで、いろいろ聞きまくり企画ではないか・・・とドキドキしていると、メールの音。

件名:ごめんなさい!!

・・・やっぱりね。

なにやら、急な石がやってきたらしく、下手すると帰れないとかなんとか・・・。

返信する。

「了解です。なんとなくそんな気がしてましたから・・・」

その返信。

「うっ、それ友達にもよく言われるセリフです。」

続けて。

「明日はどうですか?明日(土曜日)も出社しなくちゃいけないんですが、明日なら確実です。」

返信。

「是非」


本当は土曜日に都心にでるのは避けたいんだけど、クーフーリンさんと呑むなんてこれで最初で最後だと思うし、おいらがこの石積み場に持っている「謎」を解明したいので、とりあえず約束しておいて、もし気分が乗らなかったら当日断ることにする。

すでに呑みモードになっていたおいら。しかも金曜日。定時と同時に石積み場を出て、今日が初出社らしい"むん"を呼び出す。田町。茶水の沖縄料理屋に行くことになる。康雄も誘うが、すでに家。康雄がりのにチクチクいじめられるのは、おいらには耐えられないのであきらめる。のび〜は残業でダメ。おぐりと吉野はスキー。お嬢はお茶。ってことで、マリちゃんも含めた3人で呑むことに。

茶水にいくために、総武線方面に歩いているとむんから電話。

「渋谷でもいいよ〜!」
「え???むん、渋谷でいいの?」
「うん。」
「どして?茶水の方が近いだろ?家。」
「終電読みやすいんだよね〜」
「そんなもんか・・・」

30秒前にマリちゃんに「渋谷から茶水に変更!」とメールを送ったばかりなのに、その10秒後に「茶水から渋谷にまた変更。すまん」というメールを送る羽目になる。

今になって考えると・・・終電の読みやすさだけが理由じゃなかった気がする。いや、それは大義名分な気がする。

さすがに土曜日ということでどこも混んでいた。行きつけの安居酒屋もどこもいっぱいだった。「坐・和民」(確か)とかいう
店は一組待ち。ただ、時間制限がないため、いつ空くか分からない。でも、小雨も降ってきたし・・・ととりあえず、名前を記入して待つ。待っている間にむんを派遣し。

「すぐそばにある東方見聞録のビルにある店が結構空いてる。葡萄屋て方じゃない。黒豚がメニューに多いところ。いけばわかる。」

我ながらむちゃくちゃな注文であったが、とりあえず派遣。

3分もしないうちにむんから電話。

む「とれたよ〜」
フ「おお!すばらしい!」
む「葡萄屋〜」
フ「なに〜!!まぁ、いいや。すぐはいれるなら」

葡萄屋ははいったことないのだが、名前がいまいちなので(Vinoはおいてそうが、まずいVinoだらけな気がして)あまり行きたくなかったのだが、マリちゃんが腹減りすぎて暴動おこしそうなので、とりあえず飯を与えて黙らせることにする。

さんざん文句いってた(心の中でだが)ここ葡萄屋で、スペインVinoを発見。しかも、Valdepen~asのVino。Valdepen~asといったら、「Mercadonaの宝剣」であるAlbari(5euros以下のreserva)の産地。2200円と絶対値としては高いが、店売りと考えると安い。早速注文。

「う〜ん、Valdepen~asだ〜〜!」

すでにAlbariを呑めなくなって一年以上たち、あくまで気分的なものだし、なにがどうっていわれると困るのだが、スペイン臭いVino。懐かしい味がする。葡萄屋・・・結構気に入る。

つまみは何故か「生ぬるい」ものや少量のものが多かった気がするが、Valdepen~asのおかげで満足する。

途中、お茶を終えたお嬢が参加。電話越しにぶつくさいっていたようだが、むんが強制に近い形で招集。

お嬢がきたということで、イタリアのVinoを注文。一番安い1700円のVino。が、よくみたら(白)となっていたので、あわてて「やっぱりスペインの、さっきのやつにしてください」と注文しなおす。

すると、2分後くらいにさっきの店員の子が戻ってきて

「メニューにはないんですが、先ほどのイタリアのワイン、赤もございますがいかがしますか?」

メニューにないなら黙っておけば500円高いVino売れたのに・・・たとえバイトで「別に売上げなんかかんけ〜ね〜」ということで、伝えに来たとしても、わざわざ戻ってきたことに、ちょっとした感動を覚える。

また葡萄屋きてもいいと思った。

欲しいときが買い時?
2007年01月25日 (木)
今日も一日干されてカビカビ。

ヨ「ゴブリンさ〜ん、石くださいよ〜Give me 石!」
ゴ「今ないんですよ。探しておきます」

ヨ「ゴブリンさ〜ん、石でてきました〜?」
ゴ「う〜ん、ないですね〜」

ク「ヨモツシコメさん、これ修正お願いします!」
ヨ「あいよっ!」

10分後

ヨ「終わりましたっ!」
ク「どうもありがとう」
ヨ「・・・・Give me 石〜〜!」

ヨ「ゴブリンさ〜ん、待ってますよ〜」
ゴ「いや〜○○○が終わって今落ち着いちゃってるんですよ〜」

(※サ=サキュバスさん:引き継ぎ相手)
サ「ヨモツシコメさん・・・このデータのアップ場所なんですが・・・」
ヨ「はいはいはいっ!え〜っとですね〜これとこれだけは○○なんですよ〜」
サ「あ〜わかりました」
ヨ「ほかにわからないところとかあります?」
サ「大丈夫です。だいぶつかんできました」
ヨ「そ、そうですか・・・」

ヨ「ゴ、ゴブリ・・・」
ゴ「ないです。あ、そうそう。この前終わった××・・・月曜日にアップされます」
ヨ「もう修正ないんですか?」
ゴ「OKでましたよ」
ヨ「そ、そうですか・・・」

こんなんで一日終わった。

あまりにやることないので、今日もEl Paisとにらめっこしたり、あと4日でやめるというのに、Googleをカスタマイズして遊ぶ。

やっぱりもう大人だから、天気予報くらいみないとな・・・と天気予報をとりあえずいれて、明日の天気でも調べてみる。

「明日は晴れか〜よかったよかった・・・おお!!!日、月と雪が降るではないかっ!なんか雨まじりの雪っぽいな〜」

全然つまらん。

「ん??なんだこれ・・・コンコン指数?なになに・・・風邪に注意 室内は加湿器も有効!・・・?」


「コ、コンコン指数なんてこんな公的な情報で書いていいのか?ジメジメ指数とかっていうけど、あれって不快指数のことでしょ?コンコン指数って正式名称なによ。コンコン指数なのか?」

暇なので、コンコン指数という表記についてあれこれ考える。

まず、これ・・・スペイン人・・・つまり外国人がみたときどうするんだろ?日本に長くいるスペイン人ならいいけど、日本に観光客として、日本の天気を調べたとする。なにも、日本語のサイトで調べなくても・・・と嫌なつっこみを入れる人もいそうだが、おいらだってスペインにいるとき、スペインの天気をわざわざ日本のサイトで調べんかった。たとえ、4つの天気予報サイトみたら、4つとも違う天気が表示されていたとしても、意地でも見た。郷に入りてはだ・・・。

で、スペイン人が見たとき・・・このコンコン指数で頭を悩ませるに違いない。「コンコン」って何だ?と。

よく笑い話としてあげられるが、動物の鳴き声なんかは国によって見事に違う。学校の授業中に各国の動物の鳴き声表現・・・つまり擬音語を言い合うようなことをするのだが、なぜかものすごい爆笑される。当然「コケコッコー」が一番笑われる。こっちはこっちで、相手国の擬音語を笑うのだが、ヨーロッパはヨーロッパで、違うものはあるが、結構共通だったりなんかして、見方が多いのだ。あまりに悔しいので、「キスの時の音は「ズキュ〜〜〜ン!」だ。」といったら、周りにもっと笑われた(実話)。こんちくしょう。

おいらがスペインの擬音語で好きなのが「クラッ(ク)」だ。マウスをクリックする音ではない。何かを折るときの音だ。はっきりした発音で「クラック」というのではなく、最後の「ク」は聞こえるか聞こえないかくらいの発音で、下をうまいこと使って発音する。あひるの「クワックワッ」の「ワ」を「ラ」に変えたような感じ。

日本だと「ポキッ」とか、太そうなものだと「ボキッ」というが、うちらの耳にどちらが近いかというともちろん「ポキッ」「ボキッ」なのだが、音の響きに関しては「クラッ(ク)!」の方が好き。

あっちでは結構、気をつけて会話の節々にかっこよくいれるように練習したものだ。この音、何かが折れるときだけじゃなくって、壊れたりするときにも使えたりする。使えるというか、日本のように擬音語が発達(?)していないのかもしれない。車がぶつかった時も、軽く言う「クラッ(ク)!」ではなく、大きな声での「クラッ(ク)!」でいうのを聞いたことがある。日本だと「ドガシャ〜ン」とか「ガン!」とか、まぁ多種多様だ。

で、なんだっけ・・・そうだ、コンコン指数。

だから、絶対、コンコン指数はわからないに違いない。妄想はさらに広がり、もしこの「コンコン指数」を説明しろとかいわれたら、なんて説明しようかと、本気で考える。もちろんスペイン語で説明だ。

フ「コンコンっていうのはね、咳の時の音だよ。コンコンッ!っていうでしょ?」
ス「コンコン?コンコン?意味がわからんよ」
フ「だ〜か〜ら〜日本では「コンコン」って聞こえるの」
ス「聞こえないって。「○○○」だよ(スペインでの咳の擬音語がわからん)」
フ「日本では「コンコン」なんだ、このやろ〜!」
ス「まぁ、いいや。百歩譲ってコンコンだったとして、どういう意味なんだ?」
フ「空気が乾燥するってことだと思うよ」
ス「空気が乾燥すると、咳でてコンコンなのか・・・へんなの」

で、たぶんその後、マスクをした日本人とかみて、スペイン人は「なんなんだ!エンフェルマ デ チナ(SARSのこと)か!!!あはははは」と笑うに違いない。彼らは風邪引いてもマスクをする習慣がないから・・・当時、なんでマスクしている人の写真をみて笑っているのかまったく意味がわからなかった。

ということで、「コンコン指数」はスペイン人に見せない方がいい。

そして、おいらはそれくらい暇であった。

時は金なりなので、今欲しいものについていろいろ調べる。

その前に、おいらの買い物の仕方について書いておこう。

おいらはとにかく買うまで考える。衝動買いなんぞほとんどしない。考えて考えて考え抜いて、それが本当に必要なのかどうか決まらないと絶対に手を出さない。優柔不断といえばそうともいえるし、慎重といえばそうもいえる。だから、おいらの部屋にはくだらないものはむちゃくちゃ多いが、無駄なものはない。でもって、一つ買うと、それが壊れて使えなくなってしまうか、「超年代物」にならない限り買い換えないもんだから、中途半端に年代物が多い。靴も履けなくなるまではくし、服も破れない限り着る。つい最近のネタでいえば、ポータブルMP3プレイヤー(Rio500)がそうだろう。iPodをプレゼントしてもらったから強制的に世代交代が起きたが、そうじゃなかったら、しばらく使っていたかもれしれない。

たまにこの性格に困る・・・というか、適度にしとかないとな〜と思うこともあるのだが、考えてる間に時代がかわったりして、進歩の早いPC関連の世界での買い物では無駄金を使わなくて済むというメリットもある。

将来、旅行ではなく物にしか金を使えない状況になったら、この性格も変わるかもしれない。

貧乏時代が長いからというのもあるんだろうけど、これって性格だと思う。ただ、これは物に対してだけ適応される性格で、消え物・・・具体的にいえば、Vinoとか日本酒とか酒や食いもんは大丈夫だったりする。特に酒は悩まず「これ買う!」とすぐ決まる。経験値というか、経験しないとだめなものだと大丈夫らしい。ようは代わりになる物がない物ということなんだろう。うん、書いてて今わかった。なるほど。そっか〜だからCDとか映画はOKなのか〜。旅にはいくら金かけても何ともなかったもんな〜。バイト代全部、旅にしか使ってないし・・・う〜ん、自分発見。

で、そんなおいらが今欲しいものは

・24インチディスプレイ
・一眼レフデジカメ

の2つ。

両方とも現時点では代わりがある。今使ってる17インチディスプレイ(かれこれ9年くらい使ってる?)と、SANYOのデジカメ(これは3年前くらい)、キヤノンの一眼レフ(4、5年前くらい)。

さっきのルール(?)に適応させると、普段なら買わないものなのだけど、かなり欲しいのだ。欲しくて欲しくてたまらないのだが、おいらの性格が邪魔してるわけだ。で、一生懸命調べてる間に時代がかわってしまうのだ。

なぜ欲しいかというと、本格的に今の石積みの勉強をするなら24インチとまではいかなくても、もう少し大きい作業スペースが欲しい。今の石積み場で22インチのディスプレイを使ってるもんだから、家に帰ると不便に感じてしかたがないのだ。普通にネットみたり音楽聞いたりする分には困らないのだが、何か作ろうと思うと、「狭い!!!」となってしまう。昔はそう思わなかったのに・・・。スペインでは11インチくらいのノートで3年間過ごしてきたから、逆に帰国後は「これでちゃんとサイト作れるやん。リニューアルできるやん」と思ってたのに、そのまま一年たってしまった。

一眼レフデジカメが欲しいのは、スペインの写真をとりたいから。今のカメラよりも綺麗に撮りたいから。これは好きな子をかわいく撮りたいと思うのと一緒だろう。おいらは変な顔した写真をほしがるが、その変な顔も変な顔らしくとりたいのだ。

同じ理由で、スペインに留学する前に一眼レフカメラを買った。もちろんたくさん写真は撮った。かなりいい写真が撮れた。ただ、旅行にいったときすごい不便なのだ。おいらは風景はサイト用にデジカメで、Fiestaとかみなで遊びに行ったときには一眼レフを・・・と使い分けていたのだが、旅行中に2台のカメラを使うのはかなり大変だし、田舎町にいってまで彼らのイメージする「典型的ハポネス」に自分がなりたくないというのもある。日本人なのだが、

「あれみて。カメラ二台よ!二台!ほら、カルロス・・・みなさい・・・あれが典型的な日本人よ!滅多にこの村には日本人がこないからしっかり目にやきつけておきなさい!二台のカメラよ!」

とか後ろ指さされたくないのだ。

さらに、うちの学校(コスタ・デ・バレンシア)の校長が一眼レフデジカメをもっていて、学校イベントなどのときにたくさん撮っている。バレンシアにいたときは、そのデータを今やってる「コスタ・デ・バレンシア紹介サイト」用の素材として、DVDに焼いてくれるのだが、その写真の綺麗なこと、綺麗なこと!!

フ「欲しい!!アンドレアス(校長の名前)、そのカメラくれ!」
ア「フェルミンは日本人だろ!日本で安く買え!これも日本製だぞ」
フ「うぐむ・・・でも、今はスペイン人だから買えない。くれ!」

というようなやりとりを飽きるほどやるくらい欲しくなったのだ。


スペイン旅行を控えて、同時に2つ買うのはかなり厳しい。スペインを重視するなら一眼レフカメラだろう。ただ、先を考えると24インチディスプレイなのだ。

そのもの自体、買うか買うまいか迷っているのに、そこを何とか気合いで通り抜けても、またそういう問題がでてきて悩まされる。

こういうとき、何も考えないで買える性格が欲しい!と思うだ。


石がないのは周知の事実なので、どうどうと、価格comを熟読。

24インチディスプレイを買うとなると、グラボを買わないといけない。いいグラボを買うと、電源もかわなくてはいけない。いったいどれくらいの出費になるのだろう?ディスプレイが7万円くらいで、グラボが2万円弱、電源が1万円くらいとすると・・・10万か・・・。うむ〜。

一眼レフは・・・買うメーカーは決まっている。ペンタックス。なんで?って聞かれると困るが、おいらは「二番目」が好きなのだ。カメラに詳しいわけではないので、ペンタックスが二番目かどうかわからないが、キヤノンやニコンとかが「一番目」な気がするから。CMとかよくやってるし。ソニーはまだ新参ものらしいのだが、今の機種はなかなか人気があるとのことだが、ソニーなので怖くて買えない。富士フイルムのは、一人周りにアンチ富士フイルムがいて、その影響を受けて買えない。なので、ペンタックス。これも欲しいのだと11万くらいする。11万。

おいらの買えない病は、料金に関係なく発病する。2000円のものでも、しっかり悩むというのに、11万じゃ悩まないはずがない。

とにかく、スペインにいくまでに、どちらか一つ買いたい。

Patatas Bravas(パタタス・ブラバス:スペインのポテトフライ)とか、Boquerones(ボケロネス:鰯の酢漬け)とかを、一眼レフですげ〜綺麗に撮りたいから、やっぱ一眼レフかな〜。
(※今「え?Patatas Bravasを?Boqueronesを?」と思った人はスペイン好きを自称してはいけません。)


追記
今日も当然定時あがりだったので、帰宅後、でかけたかったのだが、車が出せず。駐車場いっぱいすぎ・・・。なので、Google Earthでスペインにいって遊んだ。

追記2
明日は予定通りならクーフーリンさんと呑むことになるのだが、本当に大丈夫なんだろうか?毎日終電で帰っている様な人が、8時前にあがれるのだろうか?あまり期待しないで、なんか代替えの予定を考えておかなくては・・・帰って映画みるってのでもいいか・・・。

追記3
昼飯にカレー食べたら、晩飯もカレーだった。

追記4
帰りにデジカメの本と、「黒鷺死体宅配便」の6巻を買ってきた。



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