おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め 日本出稼ぎ日記

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初呑み
2007年07月20日 (金)
予定では、おぐりとその友人のチエちゃんと呑む予定であったのだが、急な石積みが入ったとのことでぽしゃる。チエちゃんとは、スペイン行く前に何度か遊んだこともあり、さらにはバレンシアには来ていないが、おぐりと一緒にバルセロナにきてガイドもしたことがある。おいらの帰国直前か直後あたりに結婚をしたため、以前のように遊び歩くわけにもいかなくなったのか、最後にあってから3年以上はたっていた。

だもんで、がっかり。まぁ、8月にリスケするとかなんとかっていってたからいいんだけど。

おいらが大事にとっていたバビロニア就石積み初の「呑み」ということもあって、そのままつぶすのも忍びなく、バルデミへメールを流すも、強制連行のおぐりをのぞいて、釣れたのはマリカルメンだけであった。

3人でも別にいいのだが、やはり記念すべき第一回は派手にいきたい・・・と退石積み後に思い直し、もしかして休みかもしれない朋美嬢と、「一日14時間働いている」と帰国後にメールをもらった寅さんの両人をダメもとで誘ってみる。

すると・・・二人とも快い返事をくれたばかりではなく、寅さんに至っては石積みの同僚を連れてくるという。さらには直前になっておかむんも参加することになり、あれよあれよと7人となった。

フットワークの軽い人・・・素敵です。

寅さんとコマさんは仕事場から直接きたため、頭にタオルを巻いたままやってきた。二人ともでかいので5人席はぎゅ〜ぎゅ〜となったが、その分、会話はもりあがった。

泡盛をしこたま呑んだため、途中からいい感じで酔っぱらう。おぐりなんぞはさらに酔っぱらっていて、さらにはコマさんに「ドナルド」と自慢のあひる口を大絶賛され、調子づいていた。まぁ、来年には結婚するから浮かれてるのもあるんだろうけど・・・。

帰って鞄をあけると、見覚えのある物体が入っていた。ピザ切りのように回らないが、柄の先に円盤がついている。

「いかのわた焼き」かなんかを頼んだ時に一緒についてきた、丸くて小さい固形燃料を消すための道具だ。

そういえば、専門危惧好きのおいらは、この固形燃料専用消火器具(正式名称は知らず)に心をときめかせて、酔いの勢いもあり、専門器具のすばらしさについて大いに語ったっけ・・・。
(最近だと、なぜか女性の服屋で「ミートハンマー」が500円という値段で売られていて、心をときめかせた。金がないから買えなかったが)

酔っぱらって盗んでしまったのか、床においていた石積み用鞄にたまたま入ってしまったのかは謎だが、結果的には盗んでしまった。ハンガリーではできなかったのに・・・。

家においてあっても使い道がまるでないのだが、返しにいくのも変だし、せっかく手にいれた専門器具なので、飾っておくことにしよう。いつか出番があるかもしれない。

追記
今日のキーワードは「無機質」と「鎖骨」であった。

気づいてしまったこと。
2007年07月19日 (木)
くだらないけど、気づいてしまったことを数点。

今日もいつも通りクールビズ。ここ数日寒いので長袖をきていきたいのだが、唯一の一枚は昨日着てしまった。朝から悩んでいると、パパンのがあるという。腕の長さがツンツルテンではあったが、まくってしまえば関係ないとそれを着ていくことにしたのだが・・・。

駅でふと自分の姿を見て気づく。

「うぬ・・・しまった・・・黒のズボンはいてきてしまった・・・母親に「黒」はダメよ・・・って言われたのに。なんたるっちゃ!」

ネクタイをしてないせいか、弔問客と結婚式参加者の狭間という中途半端な格好。

さらに、もう一つ気づいてしまった。

「うぬ・・・しまった・・・やっぱりウサギが見える!!てるてる坊主も・・・」

喫茶店が寒いので、試しに初めてTシャツをきていくことにしたのだが、おいらは白いTシャツをもっていない。なくもないが、真ん中に「Danger mine」(地雷危険)とドクロが書かれたカンボジアのTシャツとか、同じく菅野よう子のライブで買った(?)、同じくドクロのTシャツとか・・・そんなんしかない。

そんななか見つけたのが、数ヶ月前に福岡から遊びにきたママ(ミズホさん)が作ったTシャツ。(彼女のサイトに写真があったので貼っておく。はっていいかきいてないけど、まぁいいでしょう。goodsのところ)

ウサギはこなき爺のようにおぶさっているのか、テルテル坊主をもっているかは不明だが、とてもかわいくて気に入っている。

これなら透けないだろう・・・・ときてきたのだが・・・しっかり透けて「ぴょん吉」状態。カエルじゃなくって、ウサギのぴょん吉。

おかげで今日は、一日中人の目を気にしてしまった。個人的には全く問題がないのだが、社会人的にはどうだかわからないから・・・。


東京メトロのポスターが最近気になる。宮崎あおいがでているやつ。たいてい女の子の好みはイエスかノーかすぐに判別つき、ハンブンはないタイプなのだが、彼女に関しては見るたびに唸ってしまう。

「かわいいのか?かわいくないのか?」

が、今日意を決して決断した。

「かわいい!」ということに。面白い顔しているが、こういう顔を褒め言葉での「個性的」というのだろう。たぶん本物みたらすげ〜んだろうな〜と。

明日からのおいらは「宮崎あおい好き?」と聞かれたら「う〜ん・・・」じゃなくて、「好き。かわいい」ということにした。

石積み。やっぱ、この環境で石積みするのは厳しいんじゃないか・・・と気づいてしまった。忙しいとか石の内容が大変とかではなく、環境的に厳しい。徐々に慣れてきたのと、打ち合わせ(?)的なものが増えたため、にわかに石が増えてはじめる。あちら側も前だったらそのままにしておいたところも、あ〜だこ〜だ説明すると、「じゃ〜やっぱそうしましょうか・・・」ってことになる。おいらとしては、そうした方がいいと思って説明するのだが、そうなってくると今のPCではつらくなってくる。Photoshopは5.5だし、イラレはいってないし・・・。

今までの画像関係の石は、新規ではなく、修正だったりすることが多い。Photoshopのデータはあるにはあるのだがバージョン違いでデータが使えないため(どっかの部署とか一台のPCにはCSが入ってるため)、GIF画像をそのまま利用して、それの文字を原始的な方法で消して上から書き直す・・・みたいな使い回し作戦でしのいできたのだが、新規となるとそうもいかない。Photoshopはまだあるからいいが、ないイラレの石はもうどうしようもない。まぁ、CSなんかが入っているPCを使うことになりそうだが、知らない部署とか、知らない席とかにいって石積みなんぞしと〜ない・・・というのが本音。

ついでに気づいたのが、おいらは完全に専門でWEBを作っているが、おいらのクライアント(身内の会社の人ではあるが、別会社)は別にそれを専門にやっているわけではなく、たぶん「たまたま」その担当になっただけで、彼自身は他にいくらでも石はあるようだ。

最初のころは、大量の修正・掃除必須のデータばかりだったので、メールのやりとりさえなく、とりあえず先に進めるだけ進めてしまえ〜と、勝手気ままにやっていたのだが、それも終わりかけてしまい、残りは原稿待ちとか、おいらが勝手にいじってはいけないところだけとなってしまい、何をするにも一度お伺いをたてないといけなくなってきてしまった。

今日は朝から、まとめて超長い「お伺いメール」を送ったのだが、返事が返ってこない。「まぁ〜やっちゃえばあとからOKでるでしょ〜」と、引き続き勝手気ままにやっていたのだが、途中からちょっと心配になってきたので内線電話するも、相手は素人なので、おいらが説明することにいちいちうなずいてくれるのだが、彼には決定権がないために、どうしようもない。

一番のネックはサイトのトップデザイン。手直ししたいところがいっぱいなのだが、いじれない。周りもそう思っているようなので「じゃ〜そうしましょうよ!かえちゃいましょう!」とおいらが言うと、みな口ごもる。そんなに一度決定したことを覆すのって大変なのか・・・やっぱ大きい会社は違うな〜。前だったら「ここんところは、こうじゃなくって、こっちの方がいいんでは?」とかいうと、YESでもNOでもすぐにすぐに返事が返ってきた。その分、締め切りがエラク厳しいのだが・・・。

このネタ・・・おわりが見えなさそうなので、もうやめる。

おぐりからのメールで「8月にリスケしてほしいって・・・」という文章があった。夜中のこと。

一人悩む。リスケ・・・リスケ・・・リスケ???

PC立ち上げて調べればすぐにわかりそうだが、3分前にPCを消して布団にはいったばかりだったので、ひたすら考える。

リスケ・・・ネスケの仲間?いやいや、文章的に意味が通らない。雰囲気的に「リ・スケ」だろう。「リ」は「Re」だろう。「再度」のReだろう。じゃ〜スケは?再度・・・なにする?「8月に再度、なにするのだ〜〜〜!!」。呑むことがスケ?何語?

もう一度メールを見直す・・・なんだよ、フル単語が書いてあるやんか・・・呑みがつぶれたメールだったので、がっかりして最後まで読まなかったよ・・・。

リスケジュールね。略してリスケね。へぇ〜〜〜。9月末をクマツということ自体にもびっくりして日記に書いた記憶があるが、社会には知らない言葉がいっぱいだ。

悔しいのでマリカルメンに知ってるかどうか訪ねたら、ヤツも知らなかった。だから自慢げにいってやってやった。「使いたかったら使っていいよ・・・」と。おいらは恥ずかしいから使わないけどね。


水滸伝とドイツの音楽がなぜか合うことに気づいてしまった。とくに楊志のストーリーの時。心のふるえが倍増だ。


あいかわらずドトールで昼飯。コーヒーとミラノサンドBで580円(日替わりでミラノサンドCも注文する。Aは興味がない)。賽の河原時代から考えると、半分の値段だ。貧乏なのであと一ヶ月はこれで行く。

店の形態上、数人で来ておしゃべりというよりは、おいらみたいな一人客が多い。ミラノサンドBをかじりながら、店内の一人客を観察する。実際に目についた10人を数えてみたが・・・10人のうち、読書をしている人が3人。そのうち一人はフリーペーパー。他の二人は文庫。で、一人はうつろな目でどこみるとなく、ぼ〜っとしていた。残りの6人はというと携帯をいじくっていた。ゲームしてるのか、メールうってるのかはしらないが・・・。一時間も携帯いじってられるってすごいことだと思う。おいらの携帯にはメールがこない。携帯は出ない、返事しない・・・ってことが多いため、みなにあきれられてしまったようだ・・・。無念。でも、携帯苦手やねん。スペインの時はすげ〜重宝したけど・・・。


この日記・・・諸事情により隠語を使っているが、人の名前なんかは個人情報を勝手に使えない・・・という関係で隠語にしているが、石積み場のある地名なんかはどちらかというと実名を使ってしまいたいくらいなのだが・・・それを使うと、どこからどうおいらがばれるかが怖くて使えないでいる。特においらの場合、スペインにいっていたという奇特なプロフィールがあるため・・・スペインと会社名とか、地名とかで検索されたときうっかり見つかったりするなんてことを考えると、書きたいことも書けなくなる。できれば、記録なので具体的に書きたいのだが・・・。

まぁ、それはいい。結局は一見さんで見つかるのがイヤなだけで、リピーターの人にはわかっていると思って書いているのだが、面白いことに結構間違えていることが多い。これまで少なくとも4人は間違えている。おいらの日記がクソ長いから斜め読みしているということもあるのだが、今回のバビロニアについては一度日記に実名をかいてしまってるから、もうバレバレだと思っていたのだが・・・いや〜面白い。中には「横浜」だと思ってる人もいて、ちょっと笑えた・・・って、そうとう斜め読みだな・・・。なのに、メールをくれるって不思議でしょうがない。ちなみに、六本木でもない。


帰りの電車。中年カップルが乗り込んできた。マリカルメン風にいうなら「ハゲちらかってる」男性と、外国人の中年女性。仲良く手をつないではいってきた。外国人の方は明らかにロシア人という顔で、ロシア人と日本人か〜と二人のなれそめなんかを勝手に想像して楽しんでいると、おいらの心を読んだのか、そのおばさん「ニエット!ニエット!」と連呼する。ロシア人だ!!!

が、別にオヤジと会話している様子もない。ただ意味もなく連呼しただけであった。しかも、酒臭い。入ってくる時点でフラフラしていたのでおかしいな・・・と思っていたのだが・・・なるほどウォッカか!!!ウォッカに決定!

ロシア人というとおいらの中では超絶な美人というイメージがあるのだが、そのオバハンは、綺麗か綺麗じゃないかでいうと、断然綺麗じゃない。

読んでいた本から目を離し、チラチラと観察していると、どうも酔っぱらってるのはオバハンだけで、男の方は呑んでいるかもしれないが酔っぱらっていない模様。で、話している風ではないと思っていたが、男性はかなりの小声で話していた。だから、傍目にはオバハンだけが独り言をいっているように見えた。

ロシア人だと思っていたのに、突然「ハラジュク・・・ノ〜!シブヤネ!シブヤ!」と叫び始める。さっき「ニエット!」っていってたやんか・・・っていうか、その日本人が話すみたいな英語はなによ・・・。

彼女、カタコトなのか、カタコトのフリしてるのか、はたまた、おいらに「ロシア人」を演じてみせたいのかしらないが、英語と日本語とロシア語(わからない単語はロシア語と判定)をごちゃまぜにした話し方をする。

英語と日本語の部分は、本当にベタベタな話し方。日本人が中国人の話し方を真似るときに、最後に「〜アルネ」というような感じだ。

「キョウカエッタラ・・・ウォッチングティービィーネ!ジャパニーズネ!」
「オ〜!アナタ、カバンヒトリデモテル・・・エライネ」
「オ〜!アナタ、カバンヒトリデモテル・・・エライネ」(同じこと二度言った)
「ウォッチングティビィーノマエニメイキングラブネ」

とても恥ずかしがりながら、おいらには聞こえないくらいの小声でオヤジがなんかいっている。いうたびに、オバハンは大声で何かを返す。そして、また恥ずかしがるオヤジ。あたりは酒くさい。酒気帯びどころの話じゃない。

もう楽しすぎて、勇気をだして声をかけ、そのまま3人で呑みにいきたい衝動に駆られた。

「モウシゴトオワタネ。ワタシヒマネ。イッショニドリンキングドウネ?イロイロクニノコトキキタイネ。ウォッチングティビィーハトゥモローデイイネ。メイキングラブハドリンキングノアトネ。ドウネ?」

喉まででかかってやめた。

ショウシンモノネ。


追記
ロハスな生活はお休み。冒険を志すガキンチョ「ティム」にオムレツ攻撃をしかけている最中。ヤスオに乗れるようになった。マリカルメンが村中を一緒に回ってくれる技があることが判明。卵にハーブor薬草で具だくさんオムレツができる不思議。フルーツだとフルーツオムレツができることも判明。食べたことなし。オーブンにミルク、タマゴ、チーズをいれたらチーズケーキができると思ったのに、エイリアンが生まれた。おいらがおかしいのか?

ジャムおじさん
2007年07月18日 (水)
たぶん、他の人もそうなんだろうけど、同じ三連休でも「金土日」よりも「土日月」の方が気分的に嬉しい。連休の後、通常通り5日働かなきゃいけない・・・ということもあるんだろうけど、感覚的なモノが大きい気がする。金曜日は週末で遊ぶというイメージができているから休みになるとなんか損した気分になる。が、本来なら週の初めの月曜日が休みだと同じ一日なのにかなりでかい。

って、わざわざ分析するほどのことでもないのだが、1000連休な生活していたおいらは分析したくなってしまう。

石積み。

毎日5時半にあがれるのはとても喜ばしいことなのだろうが、とにかく金が必要なおいらにとっては、もしや時期尚早な状態な気がしてきた。月給も完全に計算できてしまい、月末に「今月は残業どれくらいやったかな〜」みたいな楽しみがない。でもって、年収・・・って、おいらがいうのも変なのだが・・・は格段に落ちる。

残業ががっつりある会社だと金は貯まるが、自分の時間がなくストレスがたまる。その結果、放浪したくなる時間が短くなったり、放浪期間が増えたり、距離が伸びたりする。だが、今の状態ならしばらく放浪欲求もでてこなさそうだし、仮にでたとしても放浪期間三日間で奈良とかお手軽なところで住む。

今回の石積み期間はできるだけ長くしたい。だから、この感じの石積み場でいいのかもしれない。次もそんな感じのところにしようか、どうしようかかなり迷っている。

ロハスな生活。

あいかわらず鯖の味噌煮は作れない。代わりに謎の物体が次から次へと生み出される。そのたびに、満足いく作品が焼けなかった時の陶芸家みたいに皿をがっちゃ〜んとわらないといけない。おいらの想像力がないからちゃんとした料理ができないのか、はたまたこのゲームを作った人、またはこのゲームがおかしいのか・・・せっかくクルミを拾ってきたのだから、クルミパンとか「くるみゆべし」とか作りたいのに、どんなレシピでやっても失敗する。まだ一度もクルミを使った料理ができたためしがない。クルミを3ついれて鍋で煮込んでクルミバターとかできるのかね?

あまりに失敗作ばかり作っているとストレスがたまるので、いとも簡単にできる(操作的にも同じもの3つなので楽)ジャムばかり作っており、おいらのリュックはジャムだらけだ。いうたら、ジャムおじさんだ。

ジャムおじさんはその丹精込めて作ったジャムをもって、いろんな人にプレゼントしまくった。おいら個人はジャムがあまり得意ではないので(手作りジャムはうまいと思う)、ゲームとはいえジャムを口にすることはないからだ。

ジャムをあげまくっていたら、RPGの戦士みたいなサラという子がエラク気に入ってくれたので(ハートマークみたいのが出る)、ジャムを作ってはそのサラにプレゼントしまくっていたら(好きだというので連続で二度あげたら「そんなにいいよ〜」っていわれてしまった。なんなんだ?)、今度はおいらをエラク気に入ってしまい、じいちゃんに「孫娘はおぬしを気に入っておるようだ。嫁にせんか?」みたいなことを言われる。

恋愛シミュレーションじゃないとはいえ、ジャムだけで結婚まで話がすすむとは・・・ジャムおじさん、恐るべし。今度ジャムの詰め合わせでも買って、誰かにプレゼントしてみよう。

ちなみに、サラはツンデレらしい。というか、なぜかこのゲーム・・・ツンデレみたいなのが3人くらいいる。製作者の趣味か?男でも一人ツンデレみたいなのがいるし・・。

そういえば、サラが「男の子はおとなしかったり、かわいらしい女の子が好きなのかな?」とかくだらない質問をしてくるので「人それぞれ」と大人の意見をいったら「役に立たない情報をありがとう」とかいいやがった。だから、次に似たような質問がきたときに「そうだ」と答えたら心なしかがっかりされた。なんなんだ・・・。

それでも甲斐甲斐しくジャムを届ける・・・なぜなら、おいらはジャムおじさん。

牧場。

マリカルメンがたて笛をふくと芸をするようになった。「で、何の役にたつの?」と思っていたが、その中の一つが牛なんかを小屋に戻してくれる、まさに牧羊犬みたいな技があり、これがとてつもなく便利だったりする。今まで単なる大飯喰らいだったが、これで遊び方がわかった。

おじょうを死なせてしまったときに怒られた顔のでかい牧場のオヤジに馬をもらう。「やすお」と命名。心の友だから。しかし、来たばかりだからか基本的に機嫌が悪い。「やすお」なのに・・・。

おぐりに種付けをし、よしのを産ます。さらに、エリゾウも産ます。牛3匹。次の牛はあらぽんにする予定だが、あらぽんは牛っぽくないので悩み中。今になってマリカルメンを犬ではなく、牛につければ良かった・・・と後悔。

おぐりがLサイズの牛乳を出すようになり、懐が温かくなる。ついでにチーズの作り方も覚えた。おぐりは現実同様、いつもご機嫌だ。そして、愚鈍だ・・・。そこがかわいらしかったりもする。

6匹になった鶏・・・雨が降るたびに小屋に戻すのがエライ億劫。だが、数少ない作れる料理の一つであるオムレツには卵が必要なので、毎日忘れず卵は収穫している。

ジャムおじさんの働きによって、サラとの仲は急激に深まり(?)、とんとん拍子にエンディング。サラとできてしまった(結婚まではゲームはすすまない模様)。

サラが「シロ」と名付けたテン(イタチみたいなやつ)が天然記念物ということになり、村は救われた。最後までサラは「これでよかったのかな?」と、天然記念物ということで、観光客が押し寄せることによってシロがいやがるのではないか・・・と心配していた。現実ならわかるが、ゲームなので「さっさと決断しやがれ〜!」と、内心うざかった。

このゲーム・・・エンディングが9つある。つまり、村を救う方法が9個あるということだ。で、2週目に突入したのだが・・・・資産(犬とか牛とか鶏とか金とか道具とか収穫した野菜とか)は全部残っているのだが、さっきまですげ〜なかよかった村人が、二週目に突入した途端、「はじめまして」になってしまい、意気消沈。ジャムおじさん効果で仲良くなったサラまで「おっす、おら悟空!」みたいな感じになっている。

仕様上、いたしかたないのもわかるが、「はじめまして」を9回やらされる方にもなってくれ・・・。

思ったより早くドラクエVIIIにうつることになりそうだ・・・・。とりあえず、おぐりとマリカルメンとやすおがマックス成長してからにしよう。あとスーパーひとし君みたいなガキンチョ、ティムとの宝探しはそこそこ面白そうだ。そんでもって、まだやっていない釣り・・・なんだかんだで、やることあるか・・・・。

普段、危険だからあまりやらないゲーム・・・やりはじめるとやっぱり危険だ。本当は先日からドイツのことを何度か思い出しては、今日こそは日記に書こう、明日こそは日記に書こう・・・と帰宅途中に思うのだが、未だ書けず。

明日は早くも木曜日。でもって、水滸伝も3巻目に突入。そして、サブウェイの「バジルポテト」はしょっぱすぎ。あ〜会話したい。

ロハスな生活
2007年07月17日 (火)
ロハス・・・Lifestyles Of Health And Sustainabilityの頭文字をとった言葉。OFやANDまで入れてるところが「なんだかな〜」って感じではあるが、その辺はうっちゃっておく。

「ロハス」という単語は、もっと前からあったのかもしれないが、おいらがスペインから帰ってきたら流行っていた単語のイメージ。なにやら雑誌があったり、BOOK1stでも平積みされてたり、J-WAVEでも「ロハス、ロハス」と騒いでいた。

で、「結局、ロハスって何よ?」って思っていたら、なんのことはない・・・スペインでの生活みたいなことなのね。バレンシアだと「え〜っ!!」とかロハスマニアに言われそうだが、文句があるなら、ガリシアとかエクストレマドゥーラにいきなさい。あそこはロハスそのものだ。ってことで、ロハスな人はスペインにいきましょう。

と、そんなことが書きたいわけではなく・・・。

昨日、フットサル合宿の帰り(台風が来るというので午前中には解散した)、康雄の家により牧場物語というゲームを奪ってきた。せっかく数ヶ月前、拓也がPS2を実家にもってきたというのに、全然ゲームがないからだ(PS2自体ほとんど触ったことがないのだが・・・)

この牧場物語・・・なにやら最初の「1」がでたのは、だいぶ前(1997年とか?)みたいだが、今回借りてきたのは「牧場物語3〜ハートに火をつけて〜」とかいうやつ。サブタイトルの「ハートに火をつけて」というところに惹かれた。どうやったら、牧場生活とハートに火をつけることが結びつくのかとても興味があったからだ。

ゲームのストーリーはいたってシンプル。

じいちゃんが亡くなった。父親から「荷物の整理やら近所の人に挨拶してまわってこい・・・」とおいらは頼まれる。荷物を整理していると、普通は人に見えないコロボックルを発見。ついでに、女神までやってくる。彼ら曰く、その村は近々レジャーランドが建設される計画があるらしく、それを阻止してくれと頼まれる。断ったらゲームにならないし・・・。

とりあえず、牧場らしくするために、畑にトマトやトウモロコシやジャガイモやパンの実などのタネをまいて水をやる。それらを売って金にし、鶏を飼ったり、牛を飼ったり、野良犬に餌をやりつづけて気を許してもらい飼ったり、収穫した野菜や卵や牛乳を近所にお裾分け(賄賂)して、心を開いてもらったり・・・そうこうしながら、村人から「レジャーランド阻止」のアイディアを聞き出していく。

おいらはレジャーランド阻止自体は、どちらかというとどうでもよく・・・牧場の仕事にはまる。動物はそれぞれおいらの友達の名前にする。牛には「おぐり」や「よしの」、鶏には「おじょう」、「おかむん」、「のびすけ」、「ともみじょう」、「ゆうこ」、犬は「マリカルメン」、まだ手に入れていない馬には「やすお」とつける予定。「よ〜し、今日もおぐりの乳しぼるか〜」と、牛小屋に向かうときは、妙なリアリティーを感じて良い。説明書をきちんと読まずにやったため、おじょうが病気なのに気づかず、ある朝起きたら死んでいたときはかなりショックであった。もう一つの牧場のオヤジにむちゃくちゃ怒られた。「肝にめいじておけ!!」って。その後、いろんな人に話しかけたら「くよくよするな・・・」とか「次は気をつけろよ」とかいわれ、これが「小さい村の恐怖ってやつか・・・」と驚かされた。

畑はマスにして80マスくらいある。つまり80個のタネを蒔くことができるのだが・・・60マスくらいタネ蒔いてしまうと、収穫と水やりだけで一日が終わってしまうという厳しさ。

朝6時に起きて、マリカルメンに餌をやる。寝ている鶏をもちあげ、毎日必ず産んでくれる卵を収穫。それを6匹分繰り返したら、次はおぐりのところに行きブラッシングし、乳を搾る。それが終わったらおぐりに飼い葉をあげ、60マス分の作物に水をやる。そうするとすでに夕方の4時を過ぎていたりする。

馬をもらうには、もう一つの牧場でアルバイトをし、そこのオヤジ(おじょうが死んだ時に怒られたオヤジ)に気に入られるともらえるらしいが、バイトしている暇が全くない。水をやらないと作物は枯れるというので、怖くてさぼれない。釣り座をもらったから釣りもしたいというのに、それすらやる時間もなく、毎日毎日同じ作業を繰り返す。

1000%当たる天気予報で明日が雨とわかれば、放牧しているおじょうたちやおぐりなどを小屋に戻さないといけない。おじょうたちは持ち上げられるから楽だが、おぐりはケツを押して戻さないといけないので結構コツがいたりもする。

さきほど10000Gで台所を作ったので、収穫した野菜で料理をしているのだが、たまにエイリアンみたいな失敗作ができあがったりしてがっかりもする。いろいろ種類はあるようだが、今のところジャムとオムレツとホットケーキしかつくれん。いつになったら鯖の味噌煮が作れるようになるんだか・・・・味噌なんてアイテムないから、間違いなく作れないと思われるが・・・。

そんな作業の合間に、女の子を口説かなくてはいけない。別に女の子ではなくて男でもいいのだが、何も好きこのんで男をくどきたくないので、どうしても女の子になってしまうが、なんか結構濃いいキャラが多いため、イマイチ萌えない。いや、キャラ云々よりも、やはり2次元に感情移入はできない。そのため、会う人会う人プレゼントしていたら、全員に気に入られてしまい、進めているイベントが複数になってしまいてんやわんや。ロハスな生活から離れてしまったため、「これじゃ〜いかん」と牧場生活のみのひきこもりに突入。最近の楽しみは料理とおぐりのブラッシングのみとなってしまった。

説明書によるとエンディングは9つあるようだ。金もないことだし、石積み後のMi Vidaはしばらくロハスになりそうだ。

そういや、「ドラクエVIII」も奪ってきたのだが・・・イマイチやり始める根気がない。

石積みについては一つだけ。

帰りのエレベータで社長と一緒になり、声をかけられる。「へぇ〜覚えてたんだ〜」とちょっと意外に思いつつ会話を続けていると、さらに驚くことに、おいらがやっている石積みと、その目的までしっており、さらにはプレッシャーまでかけられた。「Google検索で一位にしてください」ですって。おほほほほほほほほほ。

無理に決まってるだろ〜ぼけ〜!だったら、やりかけじゃなくって、最初から作らせろ〜〜〜!!そこまで責任もてんわ〜!

せめて1ページ目にしてください・・・・お願いします。

ってことで、明日からSEO対策中心でいく。が・・・なんかリニューアルが裏目裏目にでてるんだよね〜。見た目重視で重要な単語の部分も画像にしちゃってるし。っていうか、テキストがない。まずは、画像をテキストにしなくちゃいけないんだけど、画像を使ったデザインで許可を受けてしまったため、そこはおいらが勝手に変更してはいけないことになっている。でも、今のままじゃ〜確実にリニューアル前よりも検索順位落ちるの明らかだし・・・じゃ〜どうする?まぁ〜無理だわな。

草津良いとこ一度はおいで
2007年07月13日 (金)
朝、ムクの散歩から帰ってきたパパンが手紙をもってきた。

パ「なんか手紙が来てるぞ・・・草津から」
お「草津?どっかの宿?」
パ「いや。封書・・・・」
お「あいあい!わかったわかった。」

一年ほど前に実家の草津に戻っていったよう子ちゃんからだ。先日、朋美嬢と「どうしてるかね〜草津いかんとね〜場末のストリップみないと〜〜!」と話していたところだったので、そのタイミングの良さにびっくりした。

よう子ちゃんとは、なんかの時に朋美嬢が連れてきた子なのだが、4回くらい遊んだあと、突然イタリアに行く!でもって、草津に戻る・・・っていって帰って行ってしまった。だもんで、実はあまり細かくは知らないのだが、朋美嬢の友達だけあって「おいらとは脳みその作りが違う子」であった。まったく読めないのだ。不思議ちゃんというわけではないのだが、発想が根本的に違うので、呑んでいても「肴」には事欠かない。

帰ったあともメールのやりとりは何度かしたが、手紙でわざわざ来るということは何か重要な話に違いない・・・「結婚します」とか・・・と思って封書を開けて読む。

で、なるほど納得。

おいらが旅先から絵はがきを書いたから、その代わりに手紙で送ってきたようだ。絵はがきの返事はたいていメールで、手紙でくるのはそれほどない。だが、彼女なら目には目を、手紙には手紙を・・・と考えそうだ。嬉しいね〜。

話は飛ぶが、今回の旅でおいらは総数60枚くらいの絵はがきを書いた。だから、誰に書いたか実はわからなくなっていたりする。でもって、帰国直前、暇だったので思わず計算してしまったのだが、絵はがきが60枚×40centimo(平均)で24euros。切手が1.2euros(平均)×60で72euros・・・合計約100euros。日本円にして当時のレートで1万6000円。書く人を考えて絵はがきを選んだり(絵はがきをみて、書く人を決める時もある)、Barでまったり書いている時は至福の時なのだが、値段をしってちょっとびっくりしたというか、気をつけようと思ってしまった。最初は書いた人にチェックをつけてダブらないようにしていたが、途中から忘れてしまったため、同じ人に2枚以上書いいてしまったり(わかってた書いた人もいるが)、逆に書いたか書いてないかあやふやのままの人もいる。帰国後「2枚届いた?」とか「絵はがき届いた?」と聞くのはそのためだ。絵はがきの返事がメールとかで届けば「よかった・・・ちゃんと送っていたか・・・」となるが、返事がない場合、藪をつつくのもなんなので、聞かないでいる。

で、なんだっけ・・・。

あ〜そうだ。で、手紙には「そろそろ一年たったので、どこにいくかしらないけど、東京に戻るかもしれない」と書かれていた。

すばらしい・・・呑んだくれ仲間の凱旋か・・・弱そうな顔して、かなり呑む(二人で焼酎のボトル2本空けたこともある)ので、強敵(「とも」と読む)が来る前に、おいらも準備しておかなければいかん・・・石積んでいるどころじゃない。


で、石積み。

昨日、今日といろいろあって、良い方向に風向きが変わってきたため、書くことはいっぱいあるのだが、長くなりそうなので後日にする。調子悪いし。

明日からは三連休。だいぶ前からの予定で那須へフットサル合宿に行く予定になっているのだが、最悪なことに三連休 Con Tormenta。久しぶりにのんびりできる休みだと思ったのに・・・フットサルできないんじゃ、行く意味半減だよ・・・わざわざ那須まで呑んだくれに行くくらいだったら、近場で、最近遊んでいない友達と呑んだくれ×3日の方がよかったかもしれない。でも、まぁ、合宿で久しぶりにあう後輩とか先輩もいるし、バルデミでも最近めっきり呑んでないのでよしとしよう。

那須の帰りに草津でも寄ろうかね〜。う〜ん・・・でも東北道と関越ってアクセスしづらいんだよな〜。

薬呑んでさっさと寝よ。

追記
体調不良とはいえ、2週連続金曜日に直帰だなんて・・・。

追記2
帰宅したら、いとこ(男)がうちにきていて久しぶりに話した。しらない間に子供がいて、1歳半だという。女の子とのことだったが、先日日記に書いた「スペイン洗脳子育て」をしてみてくれ・・・または、おいらにさせてくれ・・・試しに・・・っと具体的な内容を話したら、笑いながら「それ、意外と面白いかもね〜」と賛同はしてくれたが、「自分の子供でやれ」と遠回しに断られた。無念・・・。せめて、ほ乳瓶にVinoのラベルだけでも貼らせてくれても・・・。

慣れないことはするもんじゃない・・・
2007年07月12日 (木)
慣れないことはするもんじゃない。体調が崩した。

「慣れないこと」とは当然、「呑んだくれもせずモクモクと石を積むこと」だ。30歳を超えて、「慣れてない」というもも問題だが、慣れてないのでしょうがない。

でも、体調を崩したのは「慣れないこと」だけが原因ではない。まぁ、それが起因となっていることはたしかだが・・・問題なのは長袖のYシャツを一枚しかもっていないということだ。

部屋の温度は常に28度で設定。クールビズ。「28度は暑いよ〜」といろいろな人にいわれたので、半袖のYシャツを2枚購入したのだが・・・28度・・・全然暑くないよ。おいらには。梅雨の時期なので半袖の方が快適なのは確かだが、ドトールとか電車の中とか、どっかの店の中とかは冷房効き過ぎてて、半袖だと寒い。さすがにスーツきてたら暑いだろうけど、Yシャツ一枚だったら長袖買った方が良かった・・・と今になって思う。

先行投資したいが、おいらは来月の中旬までの一ヶ月間、3万円で過ごさないといけないことが判明してしまったので、とてもじゃないけど投資できない。その話を魯智深たちにしたら、大爆笑のあと「やっぱりうちらと同じでブルーカラーだね〜」とお褒めの言葉をいただいた。

いつものように熱は全くないが、鼻水がすごい。あ〜だるい。

今週末、実家に帰るマリカルメンがお土産を買いたいらしく「石積み後、買い物につきあえや」と脅される。「いやや〜いやや〜うち、買い物いきたくあらへん」と一度は断ったのだが、ふと今回の石積み生活を始めたからまだ一度も「寄り道」をしていないことを思い出して、考えを改めついていくことにする。ただ、「買い物はしらん。勝手にやってくれ。寄り道することに意義があるのだ!」と念を押しておいた。そして、予定通り買い物はつきあわず(タバコ吸ってた)、肉だけ食べて帰ってきた。

肉喰えば、体調が戻ると思ったけど、効果はなかった。残念。

正義とオフィスラブ
2007年07月11日 (水)
オフィスラブ・・・う〜ん、なんてチープで素敵な響きなんだ・・・。バベルの塔があるビルにはいったい何組のオフィスラブがいるんだろう。「オフィスラブ」か〜もう、どの角度から見ても和製英語だな。チープで素敵だ・・・。

そのこと書く前に・・・。

今日はなんか蒸し風呂みたいな一日であった。久しぶりの石積み期間が梅雨の時期になってしまったのは完全に失敗だ。やる気がなくなる。

今日も通石積み時間が余ったので、人間観察して過ごす。

エレベータ街をしていた女性。ヒールが恐ろしく高く、ヒョウ柄を来ていた。バベルの塔ビルヂングには似つかわしくない感じだったので、興味が出て1階にある「各階の会社一覧」をみてみたが、結局どれがそうなのかわからなかった。私服がそうなのだろうか?

女性の数がやたらと多いことは先日書いたが、改めてみてもやっぱり多い。そして、自分も含めて、似たり寄ったりな格好をしている男性とは違って、女性の服のなんとまぁ〜多様なことか・・・。隙だらけのおいらからしたら、隙がなさ過ぎるほど完璧な格好だ。きっと朝から「これでもない・・・あれでもない・・・」と服を選んででてきているのだろう。そうじゃない人もいそうだが。

で、思ったのは、やっぱり人間、自分の雰囲気に合った服装を選ぶようで、服を見てから顔をを見ると「あ〜〜なるほど〜」と頷けることが多い。たまに「はうっ!」ってなることもあるにはあるが、だいたいにおいて納得できる。みな、自分をつかんでいるってことなのだろう。すごいすごい。日本にはものすごい数の女性雑誌・・・しかも服の本・・・が存在するが、それにたいしても納得がいった。高校時代からの服を未だに着ているおいらには、どうでもいい話なのだが・・・。

前々からマリカルメンから「昼飯を一緒に食べよう」と誘われていたのだが、一週目はノルマルに過ごして様子をみたかったのでずっと断っていた。イレギュラーを入れると生活のリズムがつかみづらいから。が、1週間経って、なんとなくつかめたような気がしたので、今日一緒に昼飯を食べることにした。バビロニアまで電車ででてきてくれるというので・・・。

久しぶりの会話のある昼休みであったということもあるが、いや〜なんか妙にドキドキしたさ。相手がどうこうということではなく、たった一時間の昼休みをわざわざ待ち合わせて昼飯を食べる・・・というシチュエーションに。

そのドキドキ感が、石積み場の誰かに見られても全くもって困ることのない現実を、誰かに見られたら困る(困りたい)・・・という仮想にさせた。

も、もしや・・・オフィスラブってこんなんではないのか?

ノンストップ、ヨモツシコメ。妄想はじまる。

世のオフィスラブ者の人たちは、毎日こんな体験をしているのだろうか?いや、リアルだったら、ドキドキどころか、ビクビクなのかもしれない。けど、そのビクビクが案外楽しかったりするのかもしれない。

わざと時間ずらして一緒に返ったりするのかね〜。

「例の場所」を示す合図なんかあったりするのかね〜

気づかないうちに誰かに見られてしまって、給湯室とかでこっそり噂されてたりするのかね〜。

ばったり会社の人間にあってしまって「か、彼女とたまたまそこで会ってね・・・」なんていいわけしちゃったりするのかね〜。

なんか、ベタベタやん・・・。

それなりに楽しそうだが、やっぱ面倒くさいや。

皆でぐい〜〜〜っと呑んで、わ〜〜〜っと走って、おえ〜〜〜〜っってボミって・・・って方が楽でいいや。

いや、まて・・・それがもし不義だったら?ビクビクどころじゃないな。ヒリヒリだな・・・。でも、そこまで妄想できんや・・・。インディアンウソツカナイ。


都合により今日は世間一般の昼飯時間の12時くらいに飯を食べにいったのだが、もう最悪だ・・・今日はもうどこの店にも「入れない」、「入りたくない」くらい混んでいた。「行列ができる店」がいっぱいだ。味に関係なく。コンビニで弁当買ってその辺で食べてもよかったが、あいにくの雨。バビロニアのオフィス街はタバコを吸えない店が多すぎるし・・・。明日からはまたドトールだな。でも、週に一回くらいだったら、ちゃんとした店で食べるのもいいかもしれない。会話もあるし。

会話といえば、今日はいろいろ会話をしてみた。変に策を弄してもあまり意味がないことが判明したから。様子をみて、話しかけれそうなタイミングで、石積み場のこととか聞いてみた。周辺の状況とか。

話しかけたのは、おいらの部署の男性社員。たぶんおいらより年下だが、5年くらい、バベルの塔で石積んでいるだ。以前に石積み場では、最悪な時には残業200時間とかがあったとか。物理的に200時間って可能なのか?と思ったが、土日も出勤していたらしい。せっかくだからあだ名をつけておこう。まだあまり知らないのだが・・・「カワンチャ」に決定。

忘れないようにしないと・・・。上司は、いづれ機会があればつけよう。


今日の石積みでは、面白い体験をした。

デザインなんかをやるソフト・・・おいらの場合、主にPhotoshopやらIllustratorとかサイトを作るオーサリングソフトなんかになるのだが・・・には「ライセンス」というものが存在する。ライセンスの数はソフトにもよるのだが、普通は「一製品一つ」という感じである。簡単にいってしまえば、お金を出してそのソフトを買っても、一台のPCにしかそのソフトをいれてはいけないというものだ。高いソフトなどは、シリアル番号などがあってそれをいれないとインストールができないし、仮にコピーしたものを手にいれても、このシリアルがないとどうしようもないというわけだ。ただ、世の中にはいろんなものがあって、探すところを探せばそのシリアルが見つかったりする。まぁ、その辺のことは今回は関係ない。

パッケージと一緒に入っている利用許諾書なるものには、かならず「1つのCPU(パソコンのことと思っていい)に対してだけライセンスを認める」というような項目があるのだが、一つ買ってしまえば、物理的には何台ものPCにインストールできてしまう。ライセンスも同じものをいれれば動いてしまう。
(※最近のソフトはネットにつなげてライセンスを常時確認したりなどコピー防止を強化しているものもあるが、それをかいくぐる知識のある人間もたくさんおり、いたちごっこになっている)

で、何がいいたいかというと、最初に書いたライセンスの大原則というのは、その人の心持ちによっては簡単に破られてしまうものなのだ。もし厳密に守ろうとすると、10台パソコンがあったら、10個同じ製品を買わなくてはいけないが、守らなければ1個買っただけで10台をまかなえてしまう。そんな極端な世界なのだ。

具体的な数値でいうと、現時点での最新バーションでいえばPhotoshopは定価で10万円、Illustratorなら8万4千円。セットで買うと割引があるが、まぁ20万近くする。それを10台分買うとなると200万。がワンセットですませるとなると20万で済む。

で・・・大きい声でいってしまっていいのかわからないが、おいらがこれまで石を積んでいた石積み場では、そんな大原則なぞどこ吹く風であった。そして、それが世の中の「暗黙の了解」なのかと勝手に思っていた。都合のいい解釈だが、メーカー側もそんな「暗黙の了解」を考慮にいれて、開発し、値段を設定しているものだとばかり思っていた。彼らが駆逐したいのは「違法コピー」の方がメインなのだと・・・。

そして、今日の出来事。

お「すいませ〜ん・・・今回の変更で新しい項目ができて、その画像を作らないといけないんですけど、同じフォント(デザイン文字みたいなもん)がないんですけど、どうしましょ?とりあえず似ているゴシックフォントはあるんですけど、他の項目が10個もあるから、ちょっと違うだけで目立つと思うんですよね〜」

上「そっか〜どうしようかな〜。カワンチャく〜ん、前のデザインやってた人のPCにフォントって何かいれたっけ?」

カ「フォント・・・あ〜なんか入れた気もします。あ〜ありました、ありました・・・たぶんこれです。」

ダイナフォント100書体のCDがロッカーから出され手渡される

カ「その中にありそうですか?」
お「たぶんあります。そんなたいしたフォントじゃないですし。」
カ「で、どうしましょうかねぇ〜」
お「え?インストールしていいですよね?」
上「いや・・・それフリーなの?」
お「え?フリー・・・じゃないですかね?」
カ「でも、12800円という値段が・・・」
お「・・・ん?フォントも1台一つなんですか?このダイナフォントで?」
上「甘い、甘い・・・たぶんそうだよ・・・利用許諾書があるはずだから・・・」

利用許諾書を探して読むと、確かに「1CPUに対して1つのライセンス」と書かれていた。

上「これからも使うよな〜。買うってもんか・・・」
お「え、いや・・・たった数文字だけなんで、もしそんなに大変なら、似ているフォントでごまかしますよ。もしかして目立つかもしれませんが・・・」
上「でも、今後も使うかもしれないし・・・他に欲しいものとかある?」
お「あるにはありますが、今後どんな石積みするかにもよりますね〜。とりあえず、PhotoshopとIllustratorがあれば助かりますが・・・」
上「申請するときに、まとめて出すからさ〜。20万ってことは普通に買えば14万くらいか・・・」
お「いま、うちにはないんですか?」
上「最新のやつあるけど、たいして使いもしないのにあっちの会社(身内の会社)がいれちゃってるんだよね〜。もしそれいれるなら、あっちのやつ消さないといけないんだけど、それも面倒だし、そのせいでいろいろ要求されても困るしね〜」
お「そ、そうなんですか・・・いろいろ大変なんですね・・・でも、わざわざ買わなくてもいいですよ・・・」

おいら一人のために(もちろん後々も使えるが)20万の買い物をすると聞いて、ビクビクし始める。

上「ま、それは何とかするとして、とりあえず、フォントの件か・・・」
お「え、ええ・・・」
上「たしか隣の部署のPCに入ってるはずだから、そこでちゃちゃっとできる?」
お「ええ。たかだか数文字ですし・・・たいした作業ではないので・・・10分もあれば。」
上「じゃ〜カワンチャ君・・・PC使えるように頼んできてくれる?その前に、まず空いてるか確かめて」
カ「もう確認してきました。使えますよ」
上「じゃ、あっちの部署のPCで作ってくれる?」

たった8文字の文字を打つために、隣の部署に移る。そのPCのある席は、すでにやめていったデザイナー(?)の席で、今は誰も使ってないいらしく、椅子もなかった。なので、中腰のままで作業する。中腰での作業は思ったよりも面倒で20分くらいかかったが、画像を作り終え自分の席に戻る。

おいらの上司・・・というか、バベルの塔の言ってることは何も間違っちゃいない。間違ってないどころか、絶対的に正しい。どこからどうみても正しい。

正しいんだけど・・・正しいんだけど・・・・正しいよね。うん。

「赤信号、みんなで渡れば怖くない」でいくか、「赤信号をみんなで渡っているのを見て、『おまえら赤信号だぞ!』と注意する」でいくか・・・。

映画「セルピコ」を思い出す。

あちらは賭博犯罪を警察が賄賂で見過ごすというシステムに対してセルピコ(アルパチーノ)が正義を貫き糾弾する・・・というストーリ。史実を元にした映画。

賄賂を全く受け取らないセルピコを、他の警察官たちはビビりつつも、憎んでいく。「みなやってるじゃないか!」、「賭博行為は犯罪ではあるが重犯罪ではない!」、「退職金だと思えばいい」、「オレだって悪いことをしているとは思っているが・・・そんなこといいったら、皆になんていわれるか」・・・理由はそれぞれだ。

その映画をみながら、おいらは確実にセルピコにはなれない・・・と思った。無理。賄賂を受け取らないくらいの侠気はみせれるだろうが、それを糾弾するなんて無理。ものすごい嫌われ方だもん。多勢に無勢。いったいセルピコになれる人間が世の中にどれだけいるというのだ!いないから映画になったといってしまってもいいだろう。

そう思ってたのに、バベルの塔には「セルピコ」がいっぱい。すごいよ。

もしかしたら、おいらが知らないだけで、世の大きな石積み場って、みんなバベルの塔みたいな感じなのかもしれない。あらぽんとかにきいたら「そんなの普通だよ」と冷たくあしらわれそうだ。

「正義」ってすごいけど、面倒くさくもある。

願わくは、Photoshopやillastratorなんてまず使わないだろうと思われる上司とカワンチャ君の自宅のPCには、二つのソフトが両方とも入ってますように・・・。



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