おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め 日本出稼ぎ日記

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ひきこもりらしさ
2008年05月12日 (月)
GWがあけても一向に忙しくならない石積み。しかたがないので、「ひきこもりのためのスペイン語会話」(仮)を書き足して時間をつぶしていたのだが・・・。

「これは省けないでしょ・・・」って感じで書いていったら、なんか普通の会話集っぽくなってきて、興がそげてきた。これだったら、高い金払って市販の会話本買ったほうがいい気さえしてくる。面白くない。会話本にはない、得意のくどい説明をシコシコと書いたのだが、やっぱりくどい以上のなにものでもない。

呑んだ暮れシーンに特化させたいのだが、そこに「挨拶」からいれてしまうとなんか冗長だし、挨拶自体は、呑んだ暮れ意外でも使うものだから、印刷したときのこととか考えたら別にしたい。だから、基礎編。

まぁ、あれこれ考えずに一度作り上げるってもんなのだろうが・・・なんとな〜く、公開はしないような気がしてきた。メールで質問きた場合のみとか。でも、それじゃ〜不特定多数のスペインを伝道するのに役立たないしな・・・。

ひきこもりらしさって何だい?ゾロ目ズマップ♪

帰宅後、「ひゃっほ〜〜〜い!」。

時間あっという間。ゲームってやっぱ怖い。あと一枚・・・あと一枚・・・と中毒性がある。

まぁ、それでもスペインには勝てないけどね。


急に思い出した。


ここ1年、2年でスペインのサイトにも使用に耐えうる情報サイトが増えてきたおかげで、手元にあるメモを元に、詳細を調べることができるようになってきているのがとてもうれしい。

以前だと、メールとかで聞かれて教えたくても、自分が行けば「ココ」って断定できるが、そうじゃないと断定しづらい情報がいっぱいあった。それはメモの情報が不足しているというのもあるのだが、スペインのような町のつくり・・・特に旧市街なんかは、ここで右に折れてとか、どこどこにコンビにがあって・・・とか言いづらいし、そもそも、情報自体が何年も前のものだったりして、今その店自体があるのかどうかも怪しかったりする。

予断だが、日本だと目印にコンビニとか看板とか、チェーン店(マック、スタバ、吉野家など)を使うことができるが、これがスペインだと・・・たとえばだが・・・

「大通りをまっすぐ行くと左斜め前にバルがあるのね。あ、ちなみに、右角にもバルがあるから気をつけて、確か黄色い感じのお店・・・で、そこを右に曲がったら、4件目のバルを右。3件目のバルはかなり小さくてわかりづらいから気をつけて。え?名前?名前・・・Bar Manoloだったかな・・・え?中央市場のBar Manoloじゃないって・・・グランビアのBar Manoloだって・・・で、そこを曲がったら、通りを越えて、左にいって・・・で、また十字路にぶつかるんだけど、そにハモンがぶら下げてあるバルがあるのね。2つあるけど、そのうちでオヤジバルっぽいほう。そうそう、こぎれいじゃないほう。そこを斜め右に進むとバルが並んでるから、そこまできたら連絡して・・・」

まぁ、長く済んでたら絶対こんなことはない。なぜなら、どんなに細かくても通りには名前があり、出発前に地図で調べるから。よく使う通りなんかは自然と覚えてくるけど、たまにまったく知らない通りがでてきたりすることがあるから、必ず調べていく。

でも、たまに、まだきたばかりの留学生とかがいる場合は、上のようになる。ただ、途中で面倒くさくなって、「○○広場の噴水にきて。迎えに行く」となる。

町中というかスペイン中バルだし、大して目印になるものもないからホント大変だ。

閑話休題。

もっと前からサイト上に情報はあったのかもしれないが、適切な情報がひっかかりづらいかったり、ひとつにまとまってなかったりしてとても見づらかった。実際、今でも田舎の公式サイトなんかはえらく見づらいし、情報を探しづらいし・・・。

てなわけで、かつては、詳細を知りたかったら、メモ片手に、わざわざスペインのその町に行かなければ、追加情報が手にはいらなかったのだが、今では部屋にいながらして収集できる。とかく便利だ。スペイン版ぐるナビ(そこまではいかないが)みたいのも結構あり、地図や店舗の写真なんかも一緒に載せてくれてるので、おぼろげになってきている記憶とかつてのメモで、死にかけのゴミと化してきた情報が復活。ハレルヤ!

いけないキノコを食べました。
2008年05月11日 (日)
「ひゃっほ〜〜い!ひゃっほ〜〜い!!」


マリオ・・・楽しいわ。コレ。

いまさらだが、マリオのすごさを再認識したわ。

スーパーマリオブラザーズをはじめたやったときの感動が、いまここに再び!(タイム紙)


何がすごいって、サイトのレビューでも誰か書いてたけど、バランスが絶妙。難しすぎず、簡単すぎず。ゲームのボリュームもすごいし、Wiiリモコンを使った操作を余すことなく使ってる感じ(っていうか、Wii3日目だけどさ)がする。とにかく、作りこまれたゲームであった。

が、そのゲーム内容よりも感動したのが、あの世界観。

いったい誰が考えてるんだよ・・・あれ。次から次へと、まぁ、いろいろと思いつくもんだ。悔しいくらい子供心を持った人間に違いない。おいらは、何もできない体の大きな子供ということを思い知らされるよ・・ううう。

世界観も世界観なら、それを形にする技術も技術だ。あの手のゲームってどういう風に作られてるのかわからんけど、素人目でみると、気が遠くなるような時間が必要な気がするのだが・・・あれって作るの大変じゃないの?大変なんだろうけど、その大変さが想像できない。どれくらい熱いかわからなくて、太陽の熱さを想像してしまうくらいわからない。

あの技術を定価いくらかしらんが、たぶん6800円くらいなんだろう・・・そんな値段で売って、どうやって採算とってるのかが不思議。製作者が、その分泣いてるのだろうか。

もうひとつ。音楽。かなり良い。世界観にもあってるし、あのオーケストラな感じも◎。昔からのマリオのBGMも使われているのだが、なんと名曲なことか・・・。ギャラクシーというだけあって、宇宙を颯爽と飛び回るのだが、その爽快さと、この音楽で、あっというまに世界に引き込まれる。

で、何がいいたいかというと、マリオはやっぱり偉大だということだ。

ホント、あの昨日の迷いはなんだったのだ・・・。



今日は母の日なのだが、金がないから何もできない。三十路超えて肩たたき券もないだろう・・・。まぁ、給料日まで保留にしてもらうことにした。

最近母親は、「死ぬ準備」をいそいそと始めている。子供にとって両親が死ぬことなど考えたくもないというのに、その辺をあっさりいうあたりが、母親の破天荒っぷりがよく現れている。

なんでも、以前うちで働いていた職員さんのお父さんが亡くなったそうなのだが、その亡くなったお父さんが残したもの(遺品ということではなく、身の回りのもの)を処分するのに50万円ほどかかったとのことだった。

その元職員さんいわく、親が亡くなった悲しみとは別に、そういう作業はいろいろと大変らしいのだ。本人だったら捨てれそうなちょっとしたものも、子供にとっては思い出が詰まってて捨てれなかったり、逆に、「なんでこんなものが・・・・」といった感じの要処分なものとかが次から次へとでてくるらしいのだ。

そんな話をきいた母親は、彼女いわく、結構前から少しずつ準備してた・・・とはいうが、ここにきて、ご自慢の古伊万里や、骨董品の食器などをまとめて処分し始めた。昔の手紙や写真なんかも、シュレッダーにバリバリバリバリ〜!と突っ込んでるらしい。

女って、60超えても女だ・・・。怖ぇぇぇぇ!

おいらにはそんなことできんよ。女々しいといわれようが、なんだろうが・・・。特に、いらないと思っても手紙とか捨てれないよ。年賀状とかなら別にいいけど、個人宛にもらった手紙とか、パンドラの箱にはいってるような写真とか・・・。切った結果だろうが、切られた結果だろうが、おいらには無理。でも、その辺においとくと「デリカシーがない」といわれるから、パンドラの箱に。うらららら〜。

そうおいらがびびってると、鬼の目にも涙か・・・さすがに何通かの手紙と写真はシュレッダーにかけれなかったらしい。

よかったよかった。

ということで、この日、おいらが「母の日・・・」っていった途端、「モノはいらないわよ!モノは!もうモノは増やさないんだからっ!」と啖呵を切られた。

しばらくしたら、仏門に入るとかいいだしそうで、我がマドレながら、怖い・・・。

背に腹は代えられず
2008年05月10日 (土)
背に腹は代えられないので、Wiiのゲームを探しにTSUTAYAへ。マリカルメンと、DVDをレンタルしたいという母親も一緒。

今回のターゲットは、いろいろ調べた結果、Wiiらしくてとても面白いという「ゼルダ」のなんたらってゲーム。すでに昨日の金曜、深夜にも別のTSUTAYAやらGEOやらにも探しにいっていたのだが、残念なことに見つからず。

うろ覚えだが、たぶん今年の1月くらいに発売と書いてあったような気がするので、まだ中古は少ないのだろう。4ヶ月たってるからでそうなもんだが・・・まぁ、人気があるに違いない。

で、今回の地元(?)のTSUTAYAが最後の砦であったのだが、みつからじ!無念至極!

代わりにドラクエソードとやらが中古で2000円、ゼルダと同じくWiiらしいゲームでレビューでも評価がとても高いマリオギャラクシーを3000円で発見した。

その2つを前にして悩む。とても悩む。2000円でも本気で悩む

「時間は腐るほどある。悩め!」ともう一人のおいらがいう。そして、また別のおいらが「最近の呑み代を考えたら2つ買ってもお釣りがくるじゃないか・・・なぜ、呑みには払えて、ゲームが買えん!」と言う。脳内サミット。みんな価値の置き所が違うのだ・・・まとまるはずがない。

しかも、2択だったらまだしも、実は三択で「買わない」という選択肢もあったりするからややこしい。正確に数えたところ、現時点で、全財産は5500円ちょっと。

2000円のドラクエを買ったら残り3500円。給料日までギリギリなんとかなる。

3000円のマリオを買ったら、残り2500円。給料日まで爪に火をともすことになる。
何も買わない。残り5500円。鼻歌でStranger(Billy Joel)だ。

小学生でもできそうな計算だが、背に腹は代えられないのだ。どう代えられないか理解できない人にはさっぱりだろうが、代えられないものは代えられない。結果、もっとせっぱつまった「背に腹は代えられない状況」に陥ろうとも、そのときは、また別の何かを犠牲にして、「背に腹は代えられない状況」を作り出すのだろう。

ハードボイルドな男は

「いつもそんなに危ない橋を渡ってるの?」
「危ない橋があったときだけさ」

じゃないといかんのだ。


ということで、「買わない」という選択肢は消え、ドラクエvsマリオの対決となる。

それぞれの外部の評価・・・

ドラクエは評価がえらく低い。どうも実験的なソフトを抜け出していないらしく、不満が続出していた。そこには当然「ドラクエ」の名を冠していることへの期待からくるものもあるようだ。長所としては、リモコンを剣に見立ててWiiリモコンを振るという部分で、やはり楽しいらしい。また、レビューの中に数人、「10時間程度でクリアーができてしまうらしいので、定価で買ったらバカをみるが、2000円程度で買ったから、不満はあるが、まぁ、よしとした」的な発言も多くあった。鳴り物入りの名前負け。

一方、マリオ。こちらはレビューを見てもまったく隙が見当たらない。「Wiiかったらとりあえずこれをやれ。失敗しない。」、「ゲームバランスが絶妙!」、「お買い得!」、「任天堂すげ〜」といった感じの意見ばかり。そのサイト内のランキングで、評価Sなのは、このマリオギャラクシーとゼルダのみ。短所も当然あるにはあるのだが、64やらCubeのマリオをやっている人間がそれらと比較としてのいろいろと書いている感じで、短所というほどもない。完全な優等生である。


で、個人的な期待・・・。

ドラクエ・・・とにかく、剣を振り回してスカッとしたい。童心に返りたい。あと、RPG的な要素ができればほしい。だからこそのゼルダなのだが、ないし、あっても高そうで、現時点では買えそうもないし・・・。たぶん買ったら「はうわ!」と後悔するんだろうが、まぁ、それも一興。ドラクエを冠しているゲームのくせにどれくらいつまらないのか、体験してみたいという気持が強い。


マリオ・・・おいら・・・完全にマリオ世代なはずなんだけど・・・・実はマリオ3までしかやってない。それもギリギリ。思い切り遊んだのはマリオ2(ディスクシステム)で、タヌキがクルクルはいまいち盛り上がらなかった。その後、64やらcubeでいろいろ出ていたらしいが、64のときはすでに大学生とかで、違う遊びにはまってた気がするし、cubeについては、スペイン行く直前でスペイン病におかされていたときにし発売されたもんだから、まったくもって興味なし・・・コントローラーを持ったことさえないし、帰国したら世代がかわってしまっていた。

マリカルメンがDSのマリオ64(?)を買って遊んでいたが、3Dのマリオは、まるでいけないキノコを食べて、イッってしまったオヤジにしかみえなかった。

「ひゃっほ〜〜い!ひゃっほ〜〜い!」ってラリったオヤジ。


さらに、マリオの声というものを、そのDSマリオの「ひゃっほ〜〜〜い」で、初めて聞いたのだが・・・

なんかおいらがイメージしてたのとぜんぜん違ってた・・・。声高いし。

三十路を超えたとはいえ、いや、超えたからこそ、そんなマリオの声に、少なからずショックを受けたさ。


で。

バイオハザード的なアクションだったらやる気もおきるのだが、マリオ的な純粋なアクションは、いまいち気分が乗らなかった。やればはまりそうだが、やり始めるまでに、根気が必要なのだ・・・三十路の呪いにかかると。


と、まぁ、これが低評価と高評価がせめぎあっていた理由だ。


ちなみに、家族で遊べそうなWiiFitは残念ながら売り切れてた。もしあっても、Wii本体が自分のではないから、買ったかどうかは定かではないが・・・。そもそも、全財産超えてるから買えないしね。


まぁ、その後の迷いを書いてもしょうがないから、どちらを買ったのか結論を書こう。


とりあえず、面倒くさくなったので、マリカルメンに尋ねたところ、「マリオがいい!」というので、マリオにした。だったら最初から聞けばいいやん!・・・という話もあるが、迷ってから聞くのと、最初から聞くのとでは大違い。ちなみに、おいらは重要なことは、絶対に第三者に相談したりしないが(一度だけ相談したことあるが)、あるレベル以下のことなら、いとも簡単に聞ける。

他人任せで、あれよあれよと話が進み。しかも、マリカルメンと3000円を折半することになった。二人ともスーペルポブレ(激貧なのだが、一人1500円ならなんとかならないこともない。

マリオのパッケージを手にとって見ると、二人協力プレイができると書いてあった。ルイージか?と思ったが、そうではないらしい。協力というか、2Pの役割はあくまでも「補助的裏方」みたいな感じで書いてあった。

「そっか〜せっかくのWiiなわけだし、マリオが二人でやれるってなら、複数でやりたいよな〜。」

だが、うちにはコントローラーがひとつしかない。そこで、コントローラーがいくらか調べてみたところ・・・

3700円!!!

マリオより高いでやんの!!

1500円くらいなもんかと思ってた。

さらに、中古がないか調べてみたところ、「はじめてのWii」+リモコンセットで2900円とか言うのを発見。お得やん!と思うやいなや、パッケージに小さく「欠陥:リモコンなし」と書かれたラベルを発見。ぬか喜びさせるなよ。

ふと、昨夜、別のTSUTAYAいったときに、なにとはなしに見たショーウィンドウの中に、「はじめてのWii」+リモコンセットが3700円で売っていたことを思い出したが、どちらにせよ超予算オーバーになってしまうので二人プレイは諦めた。


マリオのパッケージを手にとったものの、いまだおいあrは迷いの中にあったりした。

ドラクエにしたら、1人1000円じゃないか・・・あ、でもドラクエだったら折半にならんか・・・しかし、マリオか・・・根気続くかね・・・・マリオねぇ〜。みなでできたほうがいいから、Wiiスポーツとか・・・そういうのがいいんじゃないか?しかし、サイトの評価も気になるしな・・・マリオ大絶賛だったもんな〜。ここで無駄金払うんだったら、ゼルダを探すほうに労力使ったほうがいいか?なんかそのほうがいいような気がしてきた・・・。

うろうろしているおいらに、DVDを選び終わったママンが話しかけてきた。

母「決まったの?」
お「決まった・・・今のところマリオ・・・なんだけどね〜」
母「じゃ、それ、ココ(※買い物カゴ)にいれていいわよ」
お「え?いや、それはいやだ!ゲームだし。柿ピーならともかく・・・それに、これママンにできるゲームじゃないって」
母「失礼ね・・・マリオでしょ?」
お「いやいやいや・・・・マリカルメンと折半だから」
母「いいわよ〜!」
お「さすがに・・・それは・・・」


結論からいうと、上記のやりとりを5度くらいやって、結局カゴに放り込んだ。

背に腹は代えられぬのだ!!

甘んじてmimadoの烙印を背中に捺されようではないかっ!


貧乏同志マリカルメンは終始無言で傍観していたくせに、入れた途端に「三十路すぎてるくせに〜!」と非難しやがった。絶対、「入れろ!入れろ!」と思っていたくせに。この小娘がっ!

まぁ、どんな言い訳しようが、おいらはゾロ目。マリカルメンは若人。その差はジブラルタル海峡ほど離れているのだ・・・。

さすがに、このままではハードボイルドを目指す男が廃るので、その後、ママンの注文でシュークリームを買いにいったあと、昨夜いったTSUTAYAへVAMOS。

浮いたお金で、"マリオよりも700円高い"初めてのWii+リモコンセット(3700円)を購入。


いろいろあったが、ようやく二人プレイの準備と、マリオ、そして、みなで遊べるゲームが手に入り、Wii生活が満喫できそうな環境が整った。


それにしても、たかだか7000円弱の買物に、ここまで苦悩するおいらって・・・いったい・・・。

あと5日の辛抱だ。



追記
はじめてのWii・・・すぐに飽きそうではあるが、やってみたら意外と盛り上がった。意表ついたことにパパンまで参戦。ゲームはギャラクシアン、ボンバーマン、テトリス、チャンピョンシップロードランナー以来だ。その勢いで、We love Golfにも手をだしたが・・・15分で「面白くない!」とリモコンを放り投げた。うまいことゲームを選べば、パパンとママンとも遊べるかもしれん。Miiという似顔絵キャラも、なかなか似ているの作れたし・・・。

マリオについては一段落したら書く。

ちょ、ちょ・・・ち、ち、違うのよ・・・
2008年05月09日 (金)
逢坂剛、短編集の「幻のマドリード通信」に続いて、長編「スペイン灼熱の午後」も読み終わる。

いや〜良くできてるわ。スペイン内戦あたりって、そこそこ調べて知ってるつもりだったんだけど、こう小説で読まされると「ほほう!」「ほほう!」と何度も頷かされる。流石!としかいいようがない。とてもわかりやすく勉強になる。特に小説の前半部分は、メインキャラの会話に乗せて、とてもうまく説明していると思うし、当時のイデオロギーの渦巻き方も、さくっと上手に解説されてる。すげ〜すげ〜。

ただ、小説としては「幻のマドリード通信」の方が面白かった。「スペイン灼熱の午後」も面白いか、面白くないかでいわれたら「面白かったよ」と即答できるんだけど・・・なんか、なんか・・・なんだろう・・・気持ち的に不完全燃焼に終わった。ハードボイルドっぽさも、「幻のマドリード通信」の方が強かった気がする。

今は「コルドバの女豹」を半分くらい読んだところ。これも短編集だった。彼の一番有名な作品は「カディスの赤い星」らしく、ねねちんから彼のことを教えてもらったときも、この作品を薦められた。が、古本屋ではまだ見つかってない。あることはあったのだが・・・105円じゃなかった。欲しかったが、生活厳しかったので、105円で買えた「イベリアの雷鳴」と「ハポン追跡」は買っておいた。

で・・・逢坂剛と関係あるけど、あまり関係ない話。

この前までず〜〜〜っと呑みが続いていたのだが、たいてい呑み相手を待っている間は、本を読んで待っていることになる。今だと勿論、逢坂剛の本だ。

とんとん・・・
お「お〜!お疲れ様」
相「お待たせ〜」
お「あいあい。じゃ〜いきますか!」
相「何読んでたの・・・」
お「ん?」
相(わしっ!)
お「・・・逢坂剛って人のですね・・・」
相(にやっ)
お「ち・・・ち・・・ちがっ・・・」
相「ふふ〜ん」

最近、何度も何度も、この「にやっ」をやられているのだ。その裏には「やっぱりね〜」があるのだ。実際にそう言った子もいたし・・・。うううう。

彼の本はもしかしたらすべてスペインが絡んでくるのかもしれないが、その中でも、おいらはタイトルからしてスペインとわかるやつばかり買ってきているのだが・・・それが徒となった。いや、徒じゃないんだけど・・・なんていうか・・・。

「ち、ち、ちがっ・・・」といっときながら、何を違うといいたいのか、自分でもよくわかってないんだけど、なんというか、相手のイメージというか、型というか、そういのに、ぴったりはまりたくないのだ。たぶん誰しもがあるだろう・・・こういう、そのイメージが良いイメージでも、悪いイメージでも、どうでもいいイメージでも、「かちっ!」とはめられると「むき〜〜〜!」ってなること。

おいらを知っている人間が、おいら=スペイン好きという式を頭に描くのは当然だ。当然すぎるほど当然だ。そのイメージ作ったの自分だもん。で、そのイメージに、いろいろ助けられてきてるから、喜ばしいことなのだが・・・。

なんでなんだろう?史学科もおいらが歴史小説読んでるのみられても、なんとも思わなかったのに、なぜ今回は「ち、ち、ちがっ!」なんだろ。

書いててよくわからなくなってきた。

わかった・・・たぶんあの「にやっ!」ってのが気になるんだ。「かちっ!」ってはまる音と同じ感じがするから。それとも、普段読まないハードボイルドなジャンルだからなのか?峰不二子みたいな女の登場を心のどこかで望んでいる自分を見透かされたような気がするからなのか?あと、おいらを狙う殺し屋とか・・・。

う〜ん、考えれば考えるほど、理由がわからなくなってきた。

でも、やっぱ「にやっ!」だな。4人にやられたから・・・なんか、「にやっ!」される何かが相手にあるんだ。それがわからないから、恥ずかしいんだ。

まぁ、いいや。

Wii・・・ゴルフ、すでにちょっと飽きてきた。子供向けというかファミリー向けに作ってるからか、恐ろしく簡単なのだ。トレーニングを少し積んでから、トーナメントにでたら、18ホール中、15ホールが「バーディー」、1ホールが「イーグル」、2ホールが「パー」のスコアーは「-17」でダントツ一位。ちなみに、2位は+19である。その差、36・・・。

ゴルフなめすぎじゃ〜!!

ちなみに、このゲームやって、一度たりともボギーを出していないし、ラフにさえはいっていない。フェアウェイキープ率が100%ときたもんだ・・・。

画面上には、ガイドをしてくれるリモコンタイプのロボットみたいなのがいて、ミスショットみたいなのをすると「あちゃ〜!」と言われてるのだが、全然フェアウェイど真ん中だったりする。

普通ミスショットしたら、ものすごい曲がってラフやらOBとか・・・そういや、OBが有ること自体忘れさせられてたよ。

comキャラもすごく弱い。OBとかはcomも出さないのだが、毎回毎回、距離が短いのだ。無駄なバックスピンかけるヤツとか、余裕で届くはずなのに、グリーン手前で泊まったりとか。

まぁ、こんなこと細かく書いてもしょうがない。

ちなみに、Wiiやる〜といって、昨夜、むりやり遊びにきたマリカルメンは、5分もしないうちに「ゲーム買わんと!ゲーム買わんと!」といって、飽きてしまった。「あたし、みんゴルうまいよ!」と豪語していたくせに・・・。

ということで、ネットでWiiのゲームを調べた結果、マリオギャラクシーというやつと、ゼルダがかなり面白いらし。バイオハザードも面白そうと思っていたのだが、どうもホラーゲームじゃなくって、ガンシューティングっぽいらしい。強制スクロールさせられるから、怖くないみたい。ほとんどゲーセンにある、ガンをバンバン打つタイプのアレみたいな感じらしい。

シンプルにドラクエソードとやらでもいいと思ったのだが、こちらもあまり評価がよくなかった。マリオカートとかは一人でやっても面白くなさそうだし・・・WiiFitとかだと、金かかりすぎるし・・・自分のWiiじゃないし。

とりあえず、なんかしらのゲームはかわないと、宝の持ち腐れ(宝かしらんが)になりそうなので、ここは思い切って、一つくらいゲームを買ってみることにする。終わったら売ればいいし・・・。

そういえば、ふと思ったことが・・・。おいらの場合、やって楽しむよりも、それをやってる女の子とかみてたほうが楽しめるかもしれない。こう、微笑ましく・・・アルカイックスマイルで・・・。できれば、こうゲームなれしてない、スペイン人のGuapaを連れてきてだな・・・どこにいるかしらんけどさ・・・。

それがかなうんだったら、テレビ買うたるわ!34インチくらいの!

妄想妄想。


ひきこもり経済。

現時点で、全財産5500円。予想以上に残っている。今日の昼飯を680円で抑えられたのはでかかった。

今週末はひきこもるとして、あと3日を5500円。いけるでしょ・・・これは。

第二弾なっちゃん呑みは15日で決まりそう。今回こそトゥ君もこれそう・・・と思っていたのだが、何でも、あのミャンマーのサイクロンで家が壊れたらしく、あっちにいかなくてはいけなくなりそうとのこと。普段はイギリスにいるオヤジさんも、たまたまミャンマーにいたとかいないとか・・・。なんとも災難な・・・。


追記
GWあけたら、人が減るどころか、増えてるのはなぜ??バビロニアのあの人の多さ、ホント尋常じゃない!Utielもすごいことになってるし・・・。これって、毎年普通のことなのか?それとも、もしかしたら、このままず〜っとこの人の多さが続くの?本気で怖いんだけど・・・。

ワイは猿や!
2008年05月07日 (水)
4日、うちでバルバコアをやったのだが、そのときマリカルメンといつのまにやらたまっていたヨドバシのポイント2万5千円分の使い道について話し合った。

ヨドバシだったら、真剣に考えれば欲しい物は沢山あるんだろうが、なんとなくあぶく銭みたいな気がして、金払ってまでかわないものにしよう!と決めてはいたのだが・・・。

で、候補にあがったのが、ほぼぴったりの値段で買えるNintendoのWii。

なんどか「買ってしまおう!」と思ったのだが、いかんせん懸念材料もたくさんあった。

Wiiのゲームはやり込み度合いが低いらしい。
1人でやるより、大人数で楽しむゲーム機なのでは?
大人数でやるにしても、うちまでWiiをやりに足を運ぶ輩がいるのか?
屋根裏部屋のおいらの部屋でWiiリモコン振り回して骨折とかしないか?
というか、そもそも、ゲームをやるのか?

CMとか見てると、「おおお〜面白そうやないか!」と童心に戻らされるのだが、一度やってみただけで「なるほど〜」で終わってしまうような気もしなくもない。ようは、ゾロ目になっても童心が持続しつづけられるかということだ。

そんなものに25000円払うんだったら、リアルすぎておもしろみもないが、くそ高いプログラムの本を買い込んだ方がいいような気もしてくる。

そんなことをバルバコアの最中、マリカルメンと侃々諤々とやっていると、隣にいた泪橋加藤さんの奥さんが突如口を挟んだ。

「Wiiもってるよ!」

「え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"!!」

これまで会う友達、会う友達、Wiiをもってないか聞いてきたのだが、持っているのは、結構遠くにいる閣下・あぐらん夫妻、いとこの子供(両親が買ってくれないので、自腹で購入。そのため、他人にはなかなかやらせてくれない感じだった)くらいで、家まで遊びにいくくらい仲の良い友達は誰一人としてもっていなかったのだ。

まさかの伏兵である。

なんでも、今年の正月、やることがなかったから試しに買ってみたらしいのだが、一回だけ遊んで、今日まで一度もやっていないというのだ。

旦那の泪橋加藤さんの「やらねぇ〜からあげちゃいなよ!」には、垂涎だったが、さすがに2万5千円のものをいただくのは気が引けるし、奥さんは無言だったので、とりあえず貸してくれ!と頼んだら、快く貸してくれた。

棚ぼた、棚ぼた。

で、さっそく今日、奥さんが持ってきてくれた。「We Love Golf」というゴルフゲームと共に。ゴルフゲームといっていたから、てっきりみんゴルかと思っていたら、なぜかCAPCOMののゲームだった。

一回しかやっていないので、当然、ほぼ新品状態。ここまで綺麗だと、汚しちゃいかん!とビクビクしてしまうが、なんとかセッティング。

半年前くらいに買ったおいらのPCにはHDMIというハイテクな接続端子がついているので、そやつにはめて大画面・・・といっても24インチだが・・・で楽しもうとしたのだが、付属のケーブルは、赤白黄の普通のAVケーブル。

「もしや、HDMIにつなげるにはケーブルは買わなくちゃいかんのか?」

と、ネットで調べてみたら・・・Wii、HDMI接続でないでやんの!しらなんだよ。

PS3はHDMI接続みただけど、Wiiはオプションでケーブル買ってもD端子までらしい。まぁ、それほど画質とかにこだわらないので、どっちでもいいんだけどさ。

とりあえず、付属の赤白黄ケーブルになると、10年前のSony17インチディスプレイにつなぐしかないので、そいつにつなぎ、さっそくWiiの実力を試してみることにする。

キャラは若い男と女の2キャラしかないので、男を選んでスタート。ゲームのメニューには「トーナメント」やら「キャラマッチ」やら「ストローク」やら「ニアピンコンテスト」やらいろいろあったが、マニュアルも何も読んでない状態なので、まずは「トレーニング」を選び、Wiiリモコンを使った素振りがどんなもんかを体感してみることに。

トレーニングを開始した途端、リモコンが話す。

「下に向けて!」

「ぬ、ぬおおおおお〜〜〜っ!!」

ドラえもんが机の引き出しからでてきたとき並にびっくりしたわいな。

今のご時世、リモコンが話すのね・・・。

ぼ〜っとしたまま、下に向けないでいると、何度も何度もかまびすしく叫ぶ。

「下に向けて!」
「下に向けて!」
「下に向けて!」

「どらぁぁぁぁぁぁ!うるせぇ〜!画面操作くらいさせろ!」

画面のキャラと同じ恰好でクラブを握る。キャラと同じ方向を向いているので、テレビは体の左側になる。

「AかBを押したまま!」
「どれがAで、どれがBだよ!」
「AかBを押したまま!」
「あ、これがAね・・・」
「ふりあげて〜!!」
「えええ〜〜〜!」
「ふりあげましたよ・・・」
「ストップ!」
「はいっ!」
「ショット!」
「えええええ!!!」
「あちゃ〜!」
「あ、あちゃ?」

ウルドゥ語話すよ・・・このリモコン・・・。

飛距離はたったの70ヤード。

納得いかないので、もっかいやる。

「下に向けて」
「うい」
「AかBを押したまま!」
「ほいっ!」
「ふりあげて〜!!」
「あげたよ」
「ストップ!」
「どこでストップだよ・・・」
「ショット!」
「カッキ〜〜ン!」
「あちゃ〜!」

今度は170ヤード。何がいかんのだ?

「下に向けて」
「うい」
「AかBを押したまま!」
「ほいっ!」
「ふりあげて〜!!」
「あげたよ」
「ストップ!」
「しらん!全速力だ!」
「ショット!」
「旗包み〜〜〜!」
「おしい!」

おお!ピンそばやん!

なんであのショットで、バーディとれるんだ?と苦々しく思いながらも、パットにチャレンジ。

一打目・・・パッと強すぎ。

っていうか、どこで強弱はかればいいんだ?

二打目・・・今度は弱すぎ。ほとんど動いてないやん。

三打目・・・ピンはじく。

四打目・・・カップイン!


さすがにマニュアルみないといかんと思い直し、なぜかよれよれになっているマニュアルを開く。

マニュアルによると、下に向けて、振り上げて、そのまま、少し待ち、ゲージがショットエリア?みたいなところに入ったら最初のクラブの場所まで戻せばいいらしい。

言われた通りにやってみる。

「下に向けて」
「あい」
「AかBを押したまま!」
「うん」
「ふりあげて〜!!」
「あげたました」
「ストップ!」
「とめたぞ・・・でも・・・う、腕が・・・」
「ショット!」
「ブイ〜〜ン!」
「おしい!」

ゲージのところには「はやい」の文字が。言われた通りにふったのに。その後、なんどやってみても「はやい」ばかり。

というか、ふとあることに気づく。

リモコンを右に思い切り振り上げたまま、モニターみるのきつくね?腕とは真逆になるわけだし・・・エクソシストみたいになるやん・・・かといって、足下みてたら、画面のヒットゲージ確認できないし・・・も、もしや、これこのリモコンの声だけでタイミングあわせんといかんの???

しばらく、ブツブツいいながらショットを打ち続けたが、やり方がわかればわかるほど、やりづりい気がしてくる。

で、またもやふと気づく。

あ・・・・別にゲーム内のキャラと同じ方向みなければいいんやん・・・。

自分の馬鹿さ加減にあきれかえる。

そっか・・・これなら、振り上げたままでも、真正面に画面あるやん!

10回もやらないうちに、だいたいのコツはつかんでしまう。トレーニングから脱出し、「ターゲットゴルフ」とやらに。これは点数のかかれた円のターゲットにボールをいれればいいというやつ。ど真ん中が50点で、以下30点、10点となる。

あっというまに、ハイレベルまで選択可能になる。

う〜ん、意外と才能あるか?たかがゲーム、されどゲーム。

ただ、トレーニングの時に思ったけど、スイングの強弱だけで、グリーンも芝目とかないっぽい。トレーニングだからなのか?なんか、簡単すぎる気がするんですが・・・このゲーム。

トーナメントをやればそこそこ難しいのだろうか?

土日あたりかけて、少し遊んでみよう。ひきこもり予定だったし・・・。

1時間もプレイしていないが、現時点で懸念材料の一つである「屋根裏部屋のおいらの部屋でWiiリモコン振り回して骨折とかしないか?」というのは大丈夫ということは判明した。

今からキャラマッチをやってみるつもり。

今日は違うこと書きたかったのだが・・・まぁ、いいや。

ケバビスタ再登場
2008年05月06日 (火)
振り替え休日は出石積み日なバベル。だもんで、みながGWの余韻に浸るなか、おいらは一足先に石積みへ。

これが正石積み職人なら「ふんぬ〜」と駄々こね、地団駄を踏んでいるところだが、日雇い石積み職人は、一日石積めば、大きな見返りがある。しかも、電車はガラガラ、バビロニアもガラガラ。

口笛でハードボイルドにThe Stranger(Billy Joel)な一日。

いや〜楽しい楽しい。いつもは人でいっぱいの階段したの喫煙所も貸し切り、ついでに朝のバビロニアも貸し切り。毎日これだったら、ホントおいら働き者になるとなると思う。

上司もいないし(上司が嫌いという意味ではなく、上司を通さないと基本的に石がこないバベルの仕様のため)、たまった石もないので、電車に乗りつつ今日は何してすごそうかあれこれ考える。

最近ず〜〜っとやっているPHPの独習をやろうかとも考えたが、近々、前石積み場「賽の河原」のサキュバスさん(つい先日の日記でラミアとかいたが、サキュバスの間違い)がスペインにいくので、前々から作りたかった「スペイン語会話集」を作成することにする。

もちろん、ただのスペイン語会話集ではない。ちゃんとしたもの作れるほど、正しい文法知らない。ただ、呑んだくれるのに役立つスペイン語、感覚と勢いだけで話すスペイン語は得意なので、それを作り上げることにする。

最初はすごい簡単なものにしようと思っていたが、考え始めると、あれもこれも・・・と凝り性なところがでてきまくる。「いや・・・これはいらないだろ〜」とか思って消しても、「やっぱあったほうがいいな〜」とか。「もったいないからとりあえずとっとこ」男には苦行に近い。

結局、情報の取捨選択、でもって、「文法はあえて無視してます」と宣言したとはいえ、あまりに「インディアン ウソ ツカナイ」的すぎると、それを使うかもしれない人かわいそうだし・・・という同情心もでてきてしまい、基本の挨拶やお礼や返答とかで、一日が終わってしまった。

呑んだくれ用語や、もう少しまともに使えるバルメニュー用語(常々思うのだが、ガイドなんかに出てくるスペインメニューは、いちおうtipicoな料理なども含めて、定番も乗せてあるが、無駄が多すぎるし、重要なものが抜けすぎているような気がしてならない。最新のガイドはみてないが・・・)とかにいきつくまでにはもうちょっと時間がかかってしまいそうだ。6月までになんとかなるだろうか?

かなりの集中力を発揮してしまい、カワンチャさんから「ヨモツシコメさん・・・帰らなくていいんですか?」と言われるまで、定時を過ぎていることに気づかず。時計をみたら17時45分・・・

「さっき昼飯食べ終わったばかりなのに!?」

と、今日はかなり優雅な一日だったのだが、反面、懐具合は後半のGW直前あたりから、かなりのっぴきならない状態に陥っている。

先日書いた扶養控除の書類の件も無事提出し終え、きちんとお金が戻ってくるという話になったのだが、その金・・・多めにとられた所得税、約25000円くらい?・・・は、なんと今年の年末調整まで戻ってこないことが判明。てなわけで、なんたるっちゃ!な気分だが、年末になったら「お〜臨時収入♪」となりそうなので、我慢することにする。これが激貧理由その一。

その二。

以前とちがって、ただでさえ、現在の公務員な生活の石積み代では、あまり派手な物見遊山ができないというのに、春になってから連発で呑みすぎた。誕生日の少し前あたりからがひぢ。3日に一回は呑んでしまった気がする。いや、それくらいならなんとかなりそうなもんだが、一回一回の呑み代が気づくと結構でかい。呑んでるから高いのは当然だが・・・なんか最近、呑み屋高くなってないか?一回8000円〜1万円くらいとんでる気がするのだが・・・。

湯水のごとくとはまさにこのこと・・・あっというまに金がなくなってしまった。

Te quiero〜♪ Te quiero〜♪Te quiero〜♪Rima con dinero〜♪
Dinero〜♪Dinero〜♪Dinero〜♪Dame mas te quiero〜♪
(Aloma X)

El dinero! No es nuestro dios!
(Fangoria)

一時は、「みんな春になって遊んでくれるようになった〜!」と大喜びしていたのだが、まさかこんな状態になってしまうとは・・・途中で気づかないおいらが悪い。ご利用は計画的にだ。すでに後の祭り感たっぷりだが、なんとか根性で、一昨日の高田馬場呑みは断ったし、まだ予定を決めていない調整中の呑みも、「清貧のため15日以降にしてください」とメールで先にお詫びしておいた。

そういうわけで、残り全財産8000円で15日まで生活しなくてはいけない。一日1000円いったらとぶ。サブウェイのチーズローストチキン(だっけか?)と、CAMEL一箱でオーバーじゃないか!あ、でも、土日を一回挟むから・・・その週末、ひきこもればなんとかなるか?あとは・・・そうだな・・・・選択肢ないやん・・・。

朗報もあった。

先週の金曜日になっちゃんと呑んだときの話。

なんと、かつての盟友"ケバビスタヒロオキ"が最近上京したという情報を入手!!

話すとややこしいが、もともとなっちゃんとは大学の先輩後輩だったところに、おいらが別々につながりをもって、なっちゃんと同じ大学ということを伝えたら、「あ〜知ってる知ってる!」ってことになり、でもって、その後、彼らは某SNSでつながり続けていたとかなんとか・・・。

で、そのケバビスタ・ヒロオキから早速今日メールが入った。

Que bieeeeeeeeeeeeeeeeeeen!

坂本に続き、最近とても貴重な男友達だ〜!Mamiさんの旦那とも、この前のゾロ目Fiestaでさらにうち解けた気がするしのう。

で、てっきり東京近郊に住みはじめたとばかり思っていたら、我が町Utielからだと微妙かつ中途半端に遠い、埼玉のとある街に落ち着いていた。だが、幸いなことに、職場はバビロニアからそう遠くはない。近々、ねねちんから格安ワインを呑みにいこうというお誘いがあったので、そのときにでもさっそく誘う予定。いや、なっちゃんがバルセロナに行く前にも誘ってみるか・・・。

まぁ、どちらにせよ15日以降にならないと無理なのだが・・・。


追記
ケバビスタ・ヒロオキとは、去年くらいまでは関西方面いった時に「呑もう」と連絡していたのだが、結局会えず終いになってしまうことが多く、そのまま、おいらのピッチがぶっ壊れデータとんで、連絡をとらなくなってしまい(アドレス帳を見ればアドレスはあったのだが・・・)、なんだかんだと2年以上経ってしまっている。

Moros y Cristianos de Alcoy / ハードボイルドについての妄想
2008年04月22日 (火)
ハードボイルドな漢になりたくなった。で、それについて書こうと思ったが、重要なFiestaがあったのを忘れていたので、先にそれ書く。

詳しいこと書いてる余裕がないので、3年前の日記を参照。

2005年04月24日(日)Alcoiのひきこもり方

2005年04月25日(月)!Trabajo!が空しく宙を舞う〜

バレンシアーノだった頃はAlcoiにこだわってた気がするが、別にAlcoyでも問題なし。

ということで、おいらにとってはいろいろ思い出深いAlcoyのMoros y Cristianos。明日が、San Jorgeの日。まだギリギリ間に合うといったとことろか。

行ったら、耳ふさぎながら市内を散策して、途中で発見すると思われるカラコレス(でんでん虫)いっぱ〜〜いの無料Paella堪能し、ハードボイルドな感じででんでん虫のカラを「ぺっ!」ととばし、おくびを一発。

その後、観光客目当てのMujeriego(Viejo verde)たちと写真を撮る。女の子だったら、ハードボイルドな感じで肩や腰に手が回ってくるはず。それを突き放さず耐えていれば、それぞれのFilaのマークやらコスチュームを身にまとったキャラクターが印刷されたライターやらキーホルダーが大量にもらえること間違いなし。

それらは男もがんばれば当然もらえるのだが、Mujeriegoたちに気に入られなくてはいけない。それはそれでいいが、それよりは街の中心広場からちょっと入ったところにあるプラサ・・・名前は忘れたが、そこに行けば仮装している人たちばかりではなく、Mentiraというcafeの入ったお酒が買える。それを購入したら、エロかっこいいアマゾネスな女の人たちを、ハードボイルドな感じで散策するのがよろし。かなり興奮できるはずだ。

先に「耳をふさぐ」と書いたが、この祭りが好きな地元の人(全員ではない)たちに見つかると「ケ・オンブレ!」と怒られるので注意が必要。どうしても耐えれなかった場合に備えて耳栓をもっていくのも良いが、そこまで用意周到だと、さすがに興ざめなので、ハードボイルドな感じで、鼓膜の角度を変えて散策するのがよろし。

バレンシアの火祭りのペタルドやマスクレタを体験して「あれほどうるさい祭りはない」といっている人ならば、是非とも行ってみることを勧めたい。

比にならない

できれば、行く前にこのSan Jorgeのフラッシュゲームをクリアしていってもらいたい。おいらは、辞書片手に、泣きながら、朝までかかって、ハードボイルドな感じでエンディングみたった。

おいらはこのFiestaに、2回半(一番最初の時は、交通の関係だったか、ほとんどみれてないのだ)ほどいっているが、マリカルメンと出会ったのが2004年のこのFiestaだし、CoraやChristinと仲良くなったのもこのFiesta。なにかと思い出深い。

バレンシアの伝道師としてのお仕事はここでおしまい。


さて、ハードボイルドだ。

「逢坂剛の小説はハードボイルドだよ」・・・とねねちんもいっていたが、いやはやいやはや、ハードボイルドだね〜。おいらが良く聞くハードボイルド小説というと、ぱっと北方健三が思いつくのだが、実は彼のハードボイルド小説はあまり好きではない。北方水滸伝はむちゃくちゃ好きで、「ハードボイルド」と銘打って出ている小説よりも、よっぽどハードボイルドな気がする。おいらが呼んだやつがたまたま面白くなかっただけかもしれないが、あまり相性が良くない。

けど、この逢坂剛の小説の方は、なんかぴったりだ。小学生のころに寺沢武一の「コブラ」がバイブルだった時代があったのだが、あの頃、猛烈に「ハードボイルド」に憧れた。もちろん、小学生の頃の話なので、「ハードボイルド」なんて単語は知らないが、何かしらの「漢」を感じさせてくれるキャラクターだったのだ。まぁ、彼の描くアメコミ調ともいえなくない、エロいがエロくない女性キャラクターに惹かれたというのもあるだろう。

最近だと「カウボーイ・ビバップ」のスパイクあたりがハードボイルドになるんだろうが、コブラと比べるとちょっと弱い感じだ。

ただ、調べたところ、ハードボイルドの定義がイマイチはっきりとしてない・・・というか、広がったというか、枝葉に別れたというか、そっちが今はメジャーになってしまったとかなんとか。

上に上げた北方も、今読んでいる逢坂剛も、雰囲気的には、後期ハードボイルド(?)の部類らしい。昔からハードボイルドというとパッと思いつく「君の瞳に乾杯」のハンフリーボガート(カサブランカ)が元になった記号化されたハードボイルドらしい。

まぁ、wikiを斜め読みしただけなのだが・・・

帰りの電車で、ぼ〜っと考える。

「無口な男になる!」といった5秒後に諦めたおいらとしては、記号化されたハードボイルドでもいいので頑張りたいところだし、イロニコなら多少得意だし、天の邪鬼さも素質はあるかと。でもって、別におしゃべりでもいいっぽい。井戸端会議のおばちゃんみたいな会話じゃダメだろうが・・・。

まずはこの軽装浮薄なところを直さないといかんとは思うのだが、コブラはコブラでなんとなくそんな感じがするんだよね。ただ、あれは何らかのヒリツイタ危機に瀕しているからいいわけであって、今のこのぬるま湯半身浴生活でこの状態で

「お芝居はよせよ。本当に帰るつもりなら、ハンドバッグを忘れるはずがない」

とか

「これはごあいさつだね。きみはここに、空調器の具合を見に来たとでも言うのか」
(※共に逢坂剛『幻のマドリード通信』)

いってみたところで、笑われるだけだろう。

書いてて、いま色々気づいた。

まず、そのセリフだけ抜き出して描いたところで、チープきわまりない。小説読みすすめているから「いいセリフ」だったわけであって、これだけでは何の意味も持たない。

それはすなわち、環境をそろえないとダメってことやないか。どう考えても「ハンドバックおいて帰ろうとする女」がいるような状態になることはないと思われ・・・。

ここまで具体的なセリフを出したら、当然具体的な環境じゃないとそぐわないのはしょうがないが、どちらにしろ、ハードボイルドを演じるにはその相方(女でなければいかんだろう)、その環境作りを手助けしてくれる相棒(味方・敵含めて)がいなくてはいけない。

つまりなんだ・・・ハードボイルドって、やっぱお話の中だけのことなのか?

真実は小説より奇なり・・・ということで、百歩譲って、ハードボイルドなセリフがとりあえず使える状況が揃ったとしよう。

俺のことが気になって様子を見に来た女。
「やばい!」と思って身構える俺。
名前をいう女。
ほっとして女をいれる俺。
「今日は仕事は休みか?」
「ずる休みよ」
「それで退屈しのぎに馬鹿な日本人を見に来たっていうのか?」
「お互い汚い仕事をしていることは承知の上でしょ!いまさらののしりあったってしょうがないわ」
「君はやつのことを気づいたのか?」
「まぁ、うすうすね。口が堅い男だったから・・・」
「ベッドのなかでもかね」
唇をかみしめ帰ろうとするが、ノブには手を伸ばさず、足を止めたままの女
「お芝居はよせよ。帰るつもりなら、ハンドバッグを忘れるはずがない」

・・・・まだまだ続くが、すでにこの時点で無理があるだろう。

いや、世界は広い・・・今現在もこんなやりとりやってる人たちがもしかしたらいるかもしれない。アメリカ人とか。

この手の軽口って、日本人には似合わないのかね〜。言われた方も噴飯ものな気がしてしまうのだが・・・それ以前に、この会話につきあってくれる人がいるもんなのか?ハードボイルドな会話の醍醐味に、こんな感じの女とのやりとりにありそうだから例としてあげてしまったが、ハードボイルドレベルとしては、かなり高いのだろうか・・・まずは、男と練習だな。

ぬ・・・これも今思いついたが、場所がスペインだったり、スペイン人だったりしたら、いけるような気がしなくもない。アンダルシアの小汚い宿とか、ぴったりな気が・・・あ〜あのZamoraの一泊飯付き7euros宿とか完璧な気が。

しかも、言うのは日本語じゃなくって、スペイン語。

この感覚は、スペイン語を使うようになってから気づいたものだが、日本語でいうと恥ずかしい言葉でも、スペイン語でいうと、まったく恥ずかしくないってことは、多々ある。

もっともわかりやすい例でいえば、『愛してる』という単語は言うのに抵抗があっても、TE QUIEROなんて、ものすごい簡単にいえる。それは単に、おいらがその言葉に持っているイメージと重みが全然違うからなのだが、その分、キザな軽口もスラっといえてしまうかもしれない。

ちなみに、TE QUIEROは、日本と同じく・・・いや、日本よりも重いかもしれない。あのスペイン人が「重いよ〜〜!」っていうからには、さぞかし重いのだろう。日本語でいうところの「好きだよ」はMe gustas (tu)(メ グスタス トゥ)で、かなり幅広く使える。

もう少し煮詰めてからじゃないとダメだな・・・こりゃ。

スペインいったらManoloやSantiあたりと、ハードボイルドな会話の練習をしてだな・・・。

ぬるま湯妄想終了。

めでたしめでたし。



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