おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め 日本出稼ぎ日記

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寝させてくれ・・・
2004年08月08日 (日)
LauraとOscarが今日も遊びにきた。これで3日連続だ。Oscarは今日Barcelonaに帰るためお別れを言いにきたようだ。

昨夜はうまいVinoばかりを飲んでいたので二日酔いにはなっていないが、寝足りない。もっと寝たい。一日中寝ていたい。そんな状態だった。

が、せめてOscarが帰るまでは・・・と一緒に昼食をとったり、昨夜のFiestaの話をする。

去年の1年ではわからなかったが、今は大分スペイン事情や文化、習慣等にも慣れてきたため、彼らの話すいろいろな裏事情や人間関係等を興味津々で聞く。

日本では当然のことでも、こちらではたまにタブーになったり、それが良しとされることでも、あまり良くとられないということもあるので、おいらには少々今でも理解するのが難しいこともあるのだが、その差がまた面白かったりする。

つまり、昨夜のFiestaでも裏ではいろいろあったようだ(笑)

そんなことはつゆ知らず、おいらはノホホンとひたすら飲んで、踊って、つぶれただけだ。

OscarがBarcelonaに戻っていったあと、Lauraとその彼氏は家にいたが、自室に戻って寝ることに。7時くらいのこと。

ちょっとだけSiesta・・・と思っていたのだが、そのまま10時半まで爆睡。腹は減っていたが、料理する気力もないので、ご飯だけ炊いて、母親が以前送ってくれた「レトルト麻婆豆腐」で夕食。

でもって、たまっていた日記二日分をさくっと書き、今ようやく今日の日記までたどり着いたところだ。

明日からまた平日が始まる。

なんか、すでに予定が一杯入っているような、入ってないような・・・。ちょっと最近約束しすぎかも。

一時帰国の10月直前に友達や母親、弟が遊びにくるし、その前にはTomatinaがあるし、来週あたりにBeatrixとAlbufera湖に行く約束もしたし、勉強もちょっとしたいし、旅行記かかにゃあかんし、仕事の交渉もしたいし、小さな旅もまたしたいし、Valencia復興委員会の活動もあるし、なんかManoloがBenicasimのイベントに行こうともいってるし、tomokitoも飲みたがってるし、Segorbeにも行きたいし、本も読みたいし、一時帰国の準備もせにゃあかんし・・・

あっ!明日からようやくお金がおろせるようになる。長かった・・・貧乏生活。

マリちゃんに借金返して・・・Santiに家賃と食費の未納分払って・・・で、Vino買って・・・。

久しぶりに服でも買いにいこうかな。

Ven!正樹!!
2004年08月07日 (土)
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起きたのは1時ちょっと過ぎ。二日酔いではないが、まだ眠い・・・そんな状態のまま、今日のFiestaの準備を始める。

前回のMi KyungのFiestaでは警察がきたため、さすがに2週間しかたってないから、またきたらやばいだろう・・・ということになり、会場はPepeの家となった。大きなテラスのある家だし、playaのすぐ側ということもあり、Fiestaにはもってこいの場所だ。

Manoloの家族もお祝いを良いに家に遊びにきた。お母さんは、例の如く、家中を掃除しまくる。Manoloが「放っておいていいよ!」というのだが「見過ごすことはできないわ!」とばかりに、あっちこっちをひっかきだして本格的な掃除を始める。あまりにも本格的すぎて、うらら3人とも苦笑混じりで笑っていた。左手ではtortillaを作り、右手ではほうきを持ち・・・。お母さんは全国どこでも「お母さん」だ。

途中、ビュッフェ形式のレストランで昼食をとる。

小さいときからおいらは、バイキングやビュッフェ形式の時、食べられないのなら持ってくるな!と父親に強くいわれてきたため、基本的にご飯を残すことはしない(※オリーブ油の海につかったフライドポテトは別)、というか、嫌いなので、あれもこれも・・・と欲張ってとるこをはしない。

だが、Manoloは「タダだぞ!正樹!タダだ!」(とり放題の意だと思われる)とやたらと、おいらに食べろ食べろと勧めてくる。

どうもスペインでは「残す」こと自体は特に問題ないっぽい。まぁ、menu del diaも残すことが前提と言わんばかりに盛られてくるし・・・。

だから、最初にとってくる時点でものすごい量の食べ物を皿に盛り、「そんな食べられないだろう!」と思っていると、案の定平気な顔をして残し、また別の料理を取りに行くという感じだった。あと、とってきたものの、まずかったら、平気でまるまる残す(笑)。このレストラン・・・品数は豊富で、まずくはないのだが、おいしくもなかった。不思議なことに全部同じ味がした。

おいらはお母さんに「ピザをこっそり持って帰りましょう」と頼まれ、何故かピザを数枚とりにいくことに(笑)。4枚くらいのピザを持ってくると、さささっ!とピザをナプキンに来るんで、たまたまもっていた紙袋に、包むときと同様の素早さで閉まっていた。

流石にこれには周りも恥ずかしかったらしく、みな笑っていた。やはり、お母さんは全国どこでも「お母さん」だ。

家に戻ったあとも、ひたすら準備は続いた。手伝いにくることになっていたマリちゃんは風邪でダウンしてしまい、家で療養することとなった。


Fiestaはちょっと早めの9時半くらいから始まる。10時半くらいからちらほら人も集まり始め、Fiestaは徐々に盛り上がっていった。昨日のFiestaから始まり、ギリギリまで準備をしていたため、すでに会場についたときには疲れていて、さらに眠かった。車の中でぼ〜っと瞑想していると、Santiに「禅か?」と聞かれる。「そうだ・・・体力を今戻してるんだ・・」と答えて再び瞑そうにはいる。

Manoloの誕生日Fiestaに出席するのはこれで二度目ということや、日本人が多かったのもあり、9割方見知った顔という状態でとても楽しかったのだが・・・そのおかげか何度も名前を呼ばれる羽目に。

Ven!Masaki!(来い!正樹!)

どのFiestaもだいたい同じだが、スペイン人同士はどちらかというと各グループに分かれて話をする。外国人には話に行くが、あまりあっちこっちに移動するという感じではない。

Oscarに呼ばれては「日本人の女子はどうやってくどくんだ?」と囁かれ
Pepeに呼ばれては「カリブ海の女はいいぞ〜」と説得され
Pabloに呼ばれては「今回のVinoはどうだ?」と質問され
Elenaに呼ばれては「正樹〜〜!」と抱きつかれ
Germanに呼ばれては「今日はどの子だ?」とニヤニヤされ
tomokitoに呼ばれては「今日は飲も〜!」と注がれ
Salvaに呼ばれては「なんだこのtortillaの切り方は!なってない!」と怒られ
Juan Calrosに呼ばれては「三池崇史の映画をまた買ったぞ」と微笑まれ
Martinに呼ばれては「今日のMusicaは最高だ!」と褒められ
Margaに呼ばれては「この日本の曲CDに焼いて」と頼まれ
Eduに呼ばれては「あう〜あう〜」と酔っぱらい言葉で話され
Jasonに呼ばれては「今度旅行しよう」と誘われ

以下延々と続く・・・

気合いだけでなんとか持ちこたえたが・・・なんとも疲れた。

他の記録・・・

Vino会社で働いているPepeのいとこPabloが大量の美味いワインを持ってきてくれたため、そればかり飲む。おそらく1人で3本近く空けたと思われる。

CDは二枚作っていったが、Vol.1の完全夏仕様のCDよりも、やはり日本とかインドの音楽の人気が高かった。

マリちゃんが欠席したため、Beatrixとその弟の接待(?)を頑張る。

フランス人ですごい可愛い子を発見。びっくり。

裏ではGermanとOscarの両師匠同士の熾烈な戦いがあったようだ(笑)

Eduはとてもいつもニコニコしていて、またかっこいいのだが、ものすごい酔っぱらって何をいってるのか全然分からなかった。なのに1児のパパ・・・謎だ。

チラクは8のシャツを着てこなかった。

さおりさんはインド系の曲で跳びまくっていた。


tomokitoとJasonが帰り、Beatrixたちも帰ったあと、なんとなく一仕事終えたような気がして、一気に緊張感が抜ける。そして、一気に酔いも周り、1人ソファに倒れ込む。

ようやく寝れる・・・・

起きたら誰もおらず、1人床で寝ていた。

Manoloの弟Alexも寝ていったらしく、燦々と輝く太陽の中、車で家に帰る。

ManoloとSantiは家で寝ていた。

しばらく、Fiestaはいいや・・・・。

Manoloの誕生日
2004年08月06日 (金)
昼・・特になし。なので、一気に夜の部。

現在Barcelonaで働いているOscar(オスカル)が家に遊びにきた。Manoloへのお祝いも兼ねてこちらにきたのだと思う。

Oscarと知り合ったのは去年の今日。Manoloの家での誕生日Fiestaで。で、会うのは今日で二度目なので、一年ぶりの再会になるのだが、去年ろくすっぽスペイン語は話せなかったので、顔もイメージもまったく覚えてなかった(^_^;)

ただ、一つだけ覚えていることがあった。

おいらに「Tomillo」(トミージョ)というあだ名をつけたことだ。

Tomilloとは香草の一種で料理などに使われる。Manoloの実家でお母さんがみせてくれたことがあるが、オレガノみたいな感じの香草。今、辞書をみたところによると、タイム、タチジャコウソウと書いてあるが、そんなんしらん。

なんでTomilloとつけられたかは定かではないが、たくさん日本人がいたもんだから、名前を覚えられなくて「よし、おまえはTomilloだ!」ということになったらしい。ただ、MasakiとTomillo・・・なんの共通項目もない。なんでなんだ?と真剣に考えてみたところ、一つの仮説が浮かび上がった。

そのFiestaには、日本人はほんとたくさんいて、トータルで10人くらいいたと思われる。その中には、今は帰ってしまってもういないトモコちゃんもいた。

うちらからすると「トモコ」という名前は100%女の子の名前と分かる名前だが、彼らスペイン人からすると最後が「O」で終わるため、男の名前と勘違いすることが多い。

だから、留学希望の日本人が学校宛にメールを送ると、大抵「○○って名前は男か女か?」と聞かれる。カオルやヒトミみたいに、たまに迷う名前もあったりする。

で、前にSantiに質問された。

「日本人の名前はどうやって見分けるんだ?」と。

スペインの名前だったら、各聖人、聖女の名前になるもんだから、彼らは間違えることはまずありえない。逆においらにとっては、男か女か分からないこともたまにある。

日本の名前の場合・・・説明がかなり難しい。というか、おそらくローマ字を使い、漢字が読めない彼らには判別する方法はないと思われる。日本にでも住まないかぎり。うちらでいうと、そのスペイン単語が女性名詞か男性名詞かが辞書を引かないとわからないことがあるのと一緒だ。

前に「○○コ」は大抵女だと説明してしまったら、YOSIHIKO君という男の子が来たときに「なんでコなのに、男なんだ!」と言われてしまったことがある。

漢字で書くと「子」で・・・と説明もしたのだが、メールはローマ字で書かれるために彼らがそれを見ることはできるはずもなく・・・。とにかく、ややこしい問題だったりする。


話がそれすぎた・・・。

で、おそらく、Oscarはおいらの名前をトモコと思ったのではないだろうか?でも、ちゃんと覚えてなかったもんだから・・・トモ・・・トモ・・・みたいになって、

あ〜もういい!Tomilloだ!

となったんではないだろうか。かなり無理矢理な仮説だが、こう考えなければ、Tomilloが突然でてきた理由がわからない。だって、タダの香草で、主婦ならともかく、普通はあまり使うことがないものだし・・・。

それとも、おいらがTomilloの匂いでもしたのだろうか?


OscarとLaura(友達の方)の2人と夕食を一緒に食べに行き、その後3人のスペイン人の子たちとも合流して、Santiが幹事のplayaのFiestaに行った。

関係ないが、その3人の女の子たちの名前は、マルガ、マルタ、マリサとなり、そこにマリちゃんもいたもんだから、もうゴチャゴチャ。ちなみに、マリちゃんの名前はスペインにもあるもんだから、人にはすごい覚えてもらえる名前なのだが、たまに「日本にも同じ名前がある」ということを信じない人もいる。

playaのFiestaには60人くらいの人がいた。最初、初めて話すイギリス人と台湾人の子や、Beatrixとその弟とも少し話しが、Oscarに何度も呼ばれ、終盤はずっと彼らと話していた。だもんで、またもや友達は増やせなかった・・・。

朝の6時半頃、playaを去り、いつもよりいっそう怪しげな雰囲気を放っていたGulliverで軽く一杯やって、7時半頃家に到着。

そしてつぶれるようにして8時頃寝た。

天の邪鬼はお好き?
2004年08月05日 (木)
おいらは天の邪鬼な子が好きだ。

いじめたくなる

そして、春は天の邪鬼だ。

誰もいなくて寂しいからか、常に近くによってきては、見えるところに寝転がる。だが、決して近すぎない。すり寄ってもこない。2〜3mくらい離れたところで、こちらを伺うように寝そべる。

おいらがいくとこ、いくとこついてきては寝そべる。寝そべる。寝そべる。

そこへ近づいていくと、タバコの匂いが嫌いなのか、抱かれるのが嫌いなのか、それとも、おいらの存在自体まだ許してないのかわからないが、逃げる。逃げる。逃げる。

そんな春が愛おしくてたまらない

だから、いじめてやる。

今日は春にMarroqui攻撃(マロキー攻撃:おでこや頭、まぶたにキスをしまくる攻撃。Gulliverの謎のMarroqui(モロッコ人)がしてくるので、そう名付けて普段から使っている)をしてやろうと思って、寝そべる春に襲いかかる。

殺気を感じた春はそそくさ逃げる。

おいらは本気で追いかける。

春も本気で追いかける。

しかし、所詮は飼い猫・・・野生のような素早さはない。あえなく捕まる。


ところで、うちの廊下は広い。そして、大きな窓がある。その窓は内側に開くようになっている。夏場は暑いので、常に開けっ放しになっている。

春を廊下に追いつめて、捕まえて、そして、Marroqui攻撃をしようと立ち上げると・・・

激痛

思い切り、窓の角に背中を強打。

1人悶絶

春はその隙に逃げようとじたばたするが、そうは簡単にはいかない。

痛みを堪えて、ひたすらMarroqui攻撃。

おとなしく攻撃を受ける春。

彼女を床におろしたあと・・・もう一度悶絶。

すっげ〜痛かった。いいようのない苦しみだった。


今日はSantiがご機嫌だった。理由はわからないが、大声で歌を歌っていた。ここ最近、仕事で疲れていて元気がなく心配だったが、この調子なら大丈夫そうだ。

昨夜作った、「イカとエビの料理」(名前は知らない。冷蔵庫にあったものを適当に中華味に仕立てたもの)と「じゃがいもとツナの煮物」がSantiは相当気に入ったようで、作り方を聞かれる。

いつものように、動詞の原形と食材だけで説明する。

すると・・

「正樹!それでもまぁわからないでもないが・・・おまえも長いんだから、練習がてらちゃんと説明してみろ!」

と言われる。

自慢じゃないが、正しいスペイン語は苦手だ。ものすごい話す速度が遅くなるし、舌を噛みそうになる。ちゃんと話さないといけないのは分かっているが、通じてしまうから、すでにかなりおざなりな状態になっている。

動詞の原形と食材だけで話すというのは、日本語でいうとこんな感じである。

「じゃがいも 皮 むく」
「じゃがいも 鍋 いれる」
「オリーブ油 鍋 いれる」
「じゃがいも かきまぜる」
「ツナ 油 切る」

まぁ、せっかく聞いてくれるというので、ちゃんと話すことにする。

しかし、思いの外苦戦。特にHervir(沸騰する)の活用。もう、わけわからん。Hervirの接続法なんて使ったことなんてないよ!

泣きそうになりながら、ちゃんと説明する。スペイン語の文法的には「命令形」で説明することになる。なんか遠い昔にやったな〜くらいしか覚えてない。

「まず、ジャガイモの皮をむきます」
「そのジャガイモを八等分に切ります」(これは不可能だったので、ゼスチャー入り)
「でもって、水に10分さらします」
以下省略。

何度舌を噛みそうになったことか・・・。

昼間はマリちゃんと一緒にFnacにManoloの誕生日プレゼントを買いに行く。というのも、金がないから。マリちゃんからお金借りないとプレゼント買えないから。ついでに、10日までの生活費も借りないと生きていけないから。15eurosゲット!

プレゼントは日本のことを勉強するという意味も兼ねて、北野武の映画DVD3本セットと小津安二郎の映画DVD6本セットを購入。総額84euros。1人とだとつらいので、マリちゃんと半分ずつ出し合うことにする。武の映画は日本の勉強にはならないが、Manoloが好きなのでしょうがない。


夜は、土曜日のManoloの誕生日FiestaについてManoloと話し、おいらの電話分担が決まり、一斉に電話をかける。さおりさん、チラク、Jason、tomokito、マリちゃん、Beatrix、その弟、シュウジ君などなど・・・。

おいらのFiestaのときも30人近くの大きなFiestaとなったので、なんとなく予想はしていたが・・・ものすごい人数になりそうだ。最終的には40人を越えるのではないだろうか・・・。

日曜日はおそらく一日つぶれるだろうな。

献立も決めた。Manoloの奴隷であるおいら、Santi。そして、おいらの奴隷でるマリちゃんは土曜日一日かけて手伝わないといけない。これが、また恐ろしく大変だったりする・・・。

Fiestaは好きだけど、準備はホント気が重い。

今は、Manoloに頼まれた踊る用のCDを制作中。2枚組で系34曲を厳選して焼いている。

これは結構楽しかったりする。なぜなら、自分の好きな曲だけセレクションできるから・・・。

さ〜て、当日はFangoriaの曲で踊りまくるかな・・・。

策略?
2004年08月04日 (水)
昼飯の時。

「Valencia・・・日本で負けたらしね・・・知ってる?」
「バカ・・・それは時差ぼけで負けたんだ」
「時差ぼけね〜。前のおいらみたいな感じか・・・」
「それか、日本人の策略に引っかかったんだ」
「策略?」
「そうだ」
「どんなのよ」
「審判が日本人の顔は全員同じ顔にみえるのをいいことに、常に体力のあるやつを審判の見えないところで交換してたんだ。だから、日本は常に疲れてない状態でValenciaと戦えたんだ。だから、勝てたに違いない」
「・・・・」
「そうだって」
「だって、審判日本人だったりするんじゃないの?」
「うぐっ・・・・」

久しぶりにSantiに勝った気がする。

今日は一日中家にいた。タバコを買いに行ったときくらい。外にでるとお金使っちゃうから。

いかんせん10日まで10eurosくらいで生活せねばいかんもんで・・

こんな時に限って、水道やらガスやらPISOの管理費の明細が届きやがる。届き度に、Manolo、Santi、おいらの3人で悲鳴を上げている。

昨夜、BeatrixにTucanのsalsaに誘われた。

「明日Tucan行くでしょ?」
「え?なんで?」
「salsaよ!」
「あ〜・・・そうね〜」
「正樹も来なきゃだめだよ」
「なんで・・・」
「弟が来るから・・」

・・・意味わからじ

そのときは、「じゃ、行くよ」と答えておいたが、昼間、ban~oの大がかりな掃除と、夕食を作ったので、なんとな〜くくたびれて、急遽取りやめる。

ってことで、一日中、Manoloが「これ聞いておけ!」といってきたFlamencoのCDを聞いていた。

今度のFiestaでかけるから、今から予習して、踊れるようにしておけ・・・ということらしい。

今週末か・・・体力温存しておかないと・・・。あ、誕生日プレゼントも買わないと・・・金ねぇ〜。

スペインのカラオケ・・・
2004年08月03日 (火)
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最近、仕事からかってきたMi Kyungと一緒においらの部屋で一杯やることが多い。仕事は楽しいながらも、ストレスがたまっているようで、1時半頃へとへとになって帰ってくるのに、「正樹・・・Vino飲む?」と誘ってくる。

酒の誘いを断ることなんてできるはずもなく、一緒に飲むのだが・・・。昨夜はほとんど拉致に近かった(^_^;)

旅行の件でケニーとチャットしなければいけなかったというのに、

「正樹〜いつ一緒に飲むんだ〜」
「もう飲んでるやん!ちょっとまって・・・大事な話なんよ」
「ちょっとって・・・もう5回くらい聞いてるよ〜」
「あ〜わかった、わかった、ちょっとまってよ・・・」

ケニーに明日また話そうと謝る。

その傍らで

「あと5秒!5、4、3・・・」

とカウントダウンを始めるMi Kyung。

しかも、10秒以内にやめないと

「なぐるよ!」
「パソコン消すよ!」

と脅してくる。そんな彼女はすでに良い感じで酔っぱらってる。

あう〜〜もう完全にJefa(女上司)だ〜〜〜!

ちなみに、昨夜映画をみて、そのまま泊まっていくことになったマリちゃんも、寝ていたのに強制的にたたき起こされていた。

Jefa同席のもと、飲みは5時近くまで続いた・・・・。


19時半に授業が終わったマリちゃんと今日はお休みのMi Kyungと一緒に飲みに行くという話になったので、待ち合わせ場所の学校に向かう。

学校近くのLizarranというお店に入り、CervezaをJarraで注文。3人だと寂しいので、tomokitoとJasonも呼ぶ。すると・・・偶然、台湾人のビビアンと・・・その友達のアルジェリアの男性も店に入ってくる。

tomokitoとJasonもやってきて、一気にReunion de asiaticosになる。

アルジェリア人の彼を除けば、日本人3人、韓国人1人、台湾人1人、香港生まれのフランス人1人という何とも奇妙な組み合わせ。

ビビアンは最近仲良くなった子で、まだスペイン語は流暢とはいかないが、かなり面白い子だ。アルジェリア人の彼はもともとcostaにいっていたらしいが、おいらは初めて見る。そして、アルジェリアの人間と話すのも初めて。Jasonとはフランス語で話していて、なんか、お〜〜!って感じだった。

tomokitoやビビアンたちと別れて、3人で河岸を替えて、さらに飲み続ける。クソ暑く、また湿気もある日だったので、Vinoではなく、ひたすらCerveza。

なんか、夏が終わったらビール腹ならぬ、Cerveza腹になりそうで怖い。

23時半、学校に再び行く。昨夜同様、半分拉致な形でカラオケにいくことになったからだ。当然、Guia(ガイド)はManolo・・・(^_^;)

学校前には大量の生徒がいた。総勢40人近くはいたんじゃないだろうか。ぞろぞろ、Avenida de Aragonにあるカラオケに向かう。

スペインでもカラオケはカラオケで、看板には「KARAOKE」と書いてある。今や世界共通の単語だ。

ただ、システムは大きく異なる。完全にスペインにあわせた形だ。

日本のように個室に別れておらず、ちょっとしたDiscoteca(ディスコ)みたいに広いスペースがある。日本で言うなら、カラオケ・スナック(?)みたいなのを想像すればいい。つまり、知らない人の前で歌うのだ。友達同士で・・・なんてことはできない。もしかしたら個室で友達だけで・・・というカラオケも存在するのかもしれないが、今回行った場所もそうだし、以前いった場所も同じような形だ。スペイン人が「カラオケ」といったら、この手のカラオケを想像する。

店には普通のDiscotecaみたいに、飲み物を注文するカウンターがあり、スペースの周りにソファーやら椅子がおいてある。キャパは・・・200人くらいの広さだと思われる。それかもっとか・・・。

曲が載っている本は・・・・

恐ろしく薄い

レストランのメニュー並。

正確には数えてないが、各ページ33曲で24ページあったので、単純計算で792曲。ただ、ぎっちり埋まってないページなどもあったので、実際は700曲程度なのではないだろうか。日本みたいに「通信カラオケ」なんて高度なシステムはなく、新譜なんてものはおそらく存在しないだろう。おいらも知ってる曲がないかどうか調べてみたが、ほとんど知らない曲だった。いってしまえば、古い曲が多い。


歌は、スペイン語の歌がほとんどで、あとはイタリア語、フランス語の歌が各1ページから2ページくらいあって、4〜5ページくらい英語の曲だった。何故かドイツ語の曲はなかったし、ましてや日本の歌もなかった。カラオケは日本産なのに!

スペインのカラオケでは、歌のうまい、へたはほとんど関係なく、パフォーマンス(?)だけが重視されるようだ。つまり、歌ってる人はぶっちゃけ、音痴だったりする。日本みたいに、なりきったり、一生懸命上手に歌おうとすることは皆無。勢いだけで歌う。皆で盛り上がれればそれでいいのだ。

なんともスペインらしい・・・

今回はcostaの生徒で、実際に歌手(バンドかなんか?)をやってる子がいたが、彼女は歌がうまかった。というか、慣れている。日本と同じで、最初の一曲をいれるまでに結構時間がかかる。みな、なんだかんだで恥ずかしいみたいだ。正直ちょっと意外であった。スペイン人なんて、我先にと歌をいれると思ったのだが・・・。

おいらもSantiとEnriqueに拉致され、知らない曲を一緒に歌う羽目に。「おいら、この曲知らないよ!」といったら、「歌わなくていいから、腰振ってろ!」と言われた。

こ、腰ですか・・・(^_^;)


ただ、腰振ってるのもつまらんので、一緒に歌ってみたが・・・Corazon、Corazonの部分しかまともに歌えなかった。リズムは単調だったので、楽だったが。

正直、日本でもカラオケがあまり好きではないおいらにとっては、あまり楽しめる場所ではない。知ってる曲や日本の曲があれば、ネタとして歌ってみようとは思うが・・・かなり退屈

せめてFangoriaの最近の曲でもあったらよかったのに・・・・。

2時半か3時頃、退屈なのでManoloたちに別れをいっておうちに帰ってきた。

飲み足りないので部屋でRon con coka colaを飲んで寝た。

ないないづくし
2004年08月02日 (月)
どうも夏バテっぽい。

まさか〜!・・・と思いつつも、なんとなく気力がないし、寝ても疲れがとれないし、食欲もあまりないし、すぐ疲れるし・・・。症状的には夏バテっぽい。

元気だけがとりえなのに・・・。

昨夜、少々頑張り過ぎたせいということにしておこう。明日には元気になってるかもしれないし。


そういえば、先日測ったら体重が2.7kg減っていた。おそらく今は3kg以上痩せたように思われる。

マリちゃんにいろいろ聞かれる。

「いいな〜何で痩せるの〜」
「しらん」
「たばこ吸うと痩せるの?私も吸おうかな〜!」
「アホか!やめとけ!」
「タバコ吸ってる人に言われても説得力ないねん」
「アホ!吸ってるからわかるねん。いいことないよ」
「じゃ、Vinoの飲むと痩せるの?」
「しらん。別に痩せたくてVino飲んでるわけじゃない。好きだからだ」
「私もVino飲めば痩せるかな?」
「・・・ガキか!」
「モロッコでもいってお腹壊せば痩せるかな・・・」


マリちゃん・・なんでそんなに不健康な痩せ方ばかり選ぶの?


冗談はさておき、明らかにいや〜な痩せ方をしてきているので、もう体重計は怖いからのらん。まぁ、もともと太めだから、いいといえばいいのだが・・・。実際、あまり食べてないのは確か。朝喰わんし、昼は日によるし、夜は最近少なめだし・・・お菓子食べないし、チョコレート嫌いだし、水ばかり飲んでるし。

最近はないないづくしだ。

カードが使えないから、お金はおろせないので、欲しいものも買えないし、借金はおろか、下手すると家賃も払えない状態だし、電話のお金もないから友達にメッセージや電話返せないし、食欲ないから、太れないし、体力続かないし、たかし君いないから、酒飲んで憂さはらしもできないし、CDROM壊れてつかえないから、仕事もままならないし・・・・。

ないないづくしで、ええじゃないかでも踊りたい気分だ。

そういえば、嬉しいできごとがあった。

先日遊びにきた遙さんが、「日本の味詰め合わせセット はるかバージョン」を送ってくれた。酔いの席での話で、冗談半分でいっていたのだが・・・まさか、本当に送ってくれるとは思わなんだ。

そういえば、マリちゃんはあの時調子に乗って「とらやの羊羹!」とかいっていたっけ。さすがにそれは即座に却下されていた(笑)

夕方、マリちゃんにcarrefourに買い物に付き合ってというわれたので、金はないが散歩がてら付き合う。

先日マリちゃんはPISOが見つかったため、今は引っ越しやら、その準備で忙しい。シーツを買ったり、枕を買ったり、画鋲を買ったり、世界地図を買ったり(うちのbon~oを見て欲しくなったらしい(笑))などなど。

おいらは、よくわからないがついてきてもらったお礼にとCervezaをおごってもらった。buena suerte!!

・・・あとは何があったっけかな・・・。

あ〜、そうだ。近々Reunionでも作ろうかと考えている。電話だと高いから、MLでも作って連絡する形で。結構Valenciaに住んでいる日本人は多いことが判明したので、うまくいけばあつまるのではないだろうか。まだ未定中の未定だが。

まず周りの人間、1人か2人誘って始めてみようと思う。誰か入ってくれる人がいればいいけど・・・。

夜、テレビで「雨月物語」を見た。スペイン語のタイトルで「Cuentos de la luna pálida de agosto」。な・・・ながっ・・・。

どうも上田秋成の「雨月物語」の物語のいくつかをくっつけた映画っぽい。雨月物語自体読んだのは大分前なので、あまり覚えてないのだが・・。

白黒だったので、黒沢明だと思ったのだが・・・全然違ってた(笑)監督は溝口なんとかって人だった。1953年の映画。

日本の映画をみてるときに面白いのが、その訳。白黒映画で、時代はかなり古いにもかかわらず、「パパ〜ママ〜」といってると笑える。

やはり、映画はその国のオリジナルの言語でみないと駄目ということを実感。スペイン語の映画も、あの雰囲気を味わうにはやはり字幕でも厳しい。吹き替えなんてもってのほかな気がする。

まぁ、意味分からないと元も子もないんだけど。

さ〜て、明日はカラオケに強制連行される。Manoloが勝手に学校の張り紙においらの名前を書いたらしい。

う〜ん、あまりいく気分ではないんだけどな〜。



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