スペインひきこもり日記

おいらの　おいらによる　おいらのための
スペインひきこもり日記！！
改め日本出稼ぎ日記

Masaki...muy guapo!te quiero...

2004年09月16日（木）

今日は半日独房生活となり、未曾有のストレスがたまる。

もう疲れて疲れて言葉も出せないくらい。だから今日は飯を食べずに早めに寝ようと思ったら、Mi Kyungが一緒に夕食を食べようという。SantiとManoloは学校の企画で今日は家でご飯を食べない。

最初は食べる気分でも無かったので断ったのだが、豆腐を使うというので、胃にも優しそうなので食べることにした。

夕食の準備をしていると、うっとりとした目でSanti。

「正樹～～！かっこいいな～！正樹は！」
「？」
「愛してるよ～」
「・・・Santi・・・何が言いたい！」
「かっこいいな～本当に！かっこよすぎる！」
「だから、なんやねん！！！言いたいことがあるなら家」

「Cerveza一本頂戴」

「ど、どうぞ・・・勝手に好きなだけ飲んでください・・・＿|￣|○ 」
「Gracias！」

いつもおいらが買ってきたCervezaは勝手に飲んで良いって言ってるのに・・・何故今日は・・・。

すんごい気持ち悪かった。

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再びLabrador・・・

2004年09月15日（水）

今日はおいらが久しぶりに企画（？）したFiesta en Labradorの日。企画っていうか、呼び集めただけだけど・・・。

目的は、姐御たちに友達を紹介することだったのだが、何故か本人達はおいらのDespedida（お別れパーティー）だと思ってたっぽい。タカシ君のおかえりなさいFiestaも兼ねていたので、途中から3つ合わせたFiestaということにした。

メンバーは、姐御、旦那（スペイン人）、さおりさん、チラク（インド人）、tomokito、ルチアーノ（イタリア人）、マリちゃん、タカシ君、おいらという微妙な多国籍軍となった。

Fiestaは8時から始まり、閉店まで続いた。

早朝から仕事があるという旦那と姐御。そして昨夜も飲んで疲れたマリちゃんは家に帰り、他のメンバーだけで二次会へ。近くのBarだが、名前は覚えてない。

大分酒がはいっていたうちらは、周りの目も気にせずゲームに興じる。

せんだみつおゲーム
たこはちゲーム

uno！
dos！
tres！
・・・（言っちゃ駄目）
cinco！
seis！
siete！
タコ八！！！（日本語）
nueve
イカ十！！！（日本語）

酒がはいってるもんだから、もう大爆笑の中ゲームは続いた。

しかし、数字をスペイン語でいわなくちゃいけないのは結構つらい。このゲーム、良く飲み会でやり、滅多に負けることはないのだが、もう間違えすぎなくらい間違えた。

その後チラクの教えてくれたゲーム（勝手に「あさってゲーム」と命名）も面白かった。1人かならず質問する人がいて、彼はゲームに参加しない。彼が質問した人の左隣の人が全く関係ないあさっての返事をする。質問された人は答えてはいけない。そのあさっての返事をした人が、次は質問される。そうしたら、同じようにその左隣の人が同様にあさっての返事をする。それが延々と続くのだが、わかっていても質問された人はついつい答えてしまうから面白い。

酔っぱらったおいらは、自転車のバランスを保つことができず、二度程横転。酔っぱらってるから痛くないのだが、2年間も愛用していた安サンダルの緒が同時に両方とも切れた。

大爆笑しまくる周りのメンバー。

涙まで出して笑っていた輩もいた。

とてもじゃないけど、歩ける状態ではなかったのだが、運良くゴミ箱に同じように緒が消えたサンダルを発見。ただ、こちらはスリッパみたいなタイプで、おいらの壊れたサンダルみたいにヒモじゃなかったので、緒が切れていて不便ではあったが歩くことはできた。

まわりの笑いが混じった「病気が移るよ～！！」（スペインにも水虫ってあるんだろうか？あるよな・・・）という発言は無視して、サンダルを交換することにした。もう酔っぱらってるから何でも良くなっていた。

ちょうど夏も終わりで、サンダルの季節じゃなくなってきたので、不幸中の幸いではあるのだが、いかんせん、昨夏、今夏、ず～っと愛用してきたので、なんか切ない気持ちで一杯になった。

備忘録に移ろう。

昼はず～～～～～～っと部屋に缶詰状態で、今後のプランニングをする。知恵熱でた。40000ピースのジグソーパズル
より難しい。

帰る前に母親が送ってくれたレトルトカレーを食べないと・・・と思って、ちょっと遅めの昼飯で食べた。こっちにきてから、カップラーメン（中国製）は食べたが、日本のレトルトはレトルトのくせに食べてる暇が何故かなく（自炊してるからと思われる）、送ってもらったまま手つかずだった。

さぞかし懐かしい味がするんだろう・・・と鼻歌交じりで作ったのだが・・・

全然おいしくない

「ごはんですよ」は美味しいのに、レトルトカレーは美味しくないのは何故なんだろう・・・。

結局、お腹は一杯になったが、舌は満足しなかった。

黙示録最後の日までもう時間がない。

何度思ったか分からないが、ごちゃごちゃ言わずに頑張ろう。

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スペインの洗濯事情？

2004年09月14日（火）

朝起きて2秒後。

寝ぼけ眼の寝ぼけ頭のまま洗濯物を抱えてダッシュで洗濯機に向かう。

前夜、今日の朝はでかけるといっていたMi Kyungに

「もしできたら、でもって乾いてたら、でかけるまえに洗濯物取り込んでもらってもいい？もうパンツが残って無くって、やばいのよ・・・por favor！　　正樹」

という置き手紙をわざわざ残しておいたのだ。

洗濯機にたどり着いて「いざ！洗わん！」と扉を開けようとすると・・・

！！！！！

Santiに先を越されてた・・・・＿|￣|○

やはり一番寝ぼすけなおいらが最後になるわけか・・・。

早起きは三文の得と言うが今よく分かったよ。今。

Santiが仕事から帰ってくるまでにはまだ4時間以上もあった。

そして、

パンツはもう一枚も残ってなかった。

考えた末、同じく台風のせいでたまりにたまって大量にあったSantiの洗濯物を干して、自分の洗濯物を洗うことにした。

「Santiの洗濯物・・・靴下がいつも多くて干すのがちょっと面倒なんだよな～」とブツブツいいながら。

スペインの洗濯はとても時間がかかる。初めて来たとき、まだちゃんと設定のしかたも知らなかった時代、タイマー（なんかいろいろ設定がある）セットを間違えて一日中洗濯機が回っていたことがある。

だが、ちゃんと設定しても、だいたい2時間以上はかかる。

長すぎな気がする・・・。

日本とこっちの洗濯機の時間の差って・・・・

スペイン人ってきれい好きだからなのだろうか？

それとも

日本の洗濯機がすぐれているんだろうか？

謎だ。

Valenciaは他の都市に比べて湿気が異常にあるくせに、洗濯物がかわくのが異常に早い。というか、干した瞬間に乾いてるような気さえする。日本の家では中干ししてたからわからないだけで、外に干せばこっち同様簡単に乾くのだろうか？

合計14枚のおいらのパンツが彩り良く艶やかに洗濯かけに干された姿はとても壮観であった。

やっぱおいら洗濯好きだ。

パンツ君たちは3時間後くらいには完全に乾いていた。その前に干したSantiの洗濯物もすでに乾いていた。

パンツショック脱出！

夕方、マリちゃんが遊びにやってきて、デジカメ画像をみていると・・・仕事がなくなって退屈しているMi KyungにLabradorに「飲みに行こう」と誘われる。Labradorは明日も行く予定になっている・・・・それにちょっと片づけ仕事もないこともなかったし、正直あまり乗り気はしなかった。

が、特に先約や重要な仕事がないかぎり、酒の誘いを断るのはおいらがおいらで無くなる気がしてなんとなくできない。それにMi Kyungの「今日は飲みたいの！」という理由もわからなくもなかったので、2日連続になるが行くことにした。

せっかく飲むなら・・・と飲み友達のtomokitoとタカシ君にも連絡。

さすがは、Alchorico（のんべぇ）！！

2人ともおいら同様、明日も飲むというのに、二つ返事で返事が返ってきた。頼もしい限りだ。

たぶん、2人ともおいらと同じ理由なんじゃないかと思う。

酒の誘いは断れない

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夏も終わり！？

2004年09月13日（月）

朝起きると、やっぱりタカシ邸。間違いなくタカシ邸

あ～やっちまった・・・と1人反省する。

ふと手をみると、なにやら筆ペンで落書きがしてある。

手

・・・？？？

体を見回すと他にも・・・

ひざには「ひざ」
ひじには「ひじ」
足の甲には「足の甲」
うでには「うで」

・・・・そしてくるぶしには・・・

う、うめぼし？？？

くるぶしを奈良では「うめぼし」というんだろうか？

消すのも面倒くさいし、スペイン人からしたら漢字のTatooにみえなくもないだろう・・・ってことで、消さずに街中をKristin号で疾走して帰ってきた。1時頃。

ただ、落書きだらけのおいらをみてMi Kyungが驚いていた。

「何があったの？！」って

旅行後、にわかに環境が変わりつつある。

今日はまたクソ暑い日だったが、なんとな～く夏が終わりかけている感じする。

日も以前より短くなったし、夜は裸で寝るには少々寒いくらいの涼しさだし、vacacionesを終えたレストランやBar、お店などが一斉に店開きをし始めてきている。

あ～夏も終わりか～！と1人感慨に耽る。

Mi Kyungの仕事が昨日で最後を迎えた。今は旅欲求が強いらしく来週あたりピレネーの方に旅行にいくとかいっていた。今日は韓国人の友達がくるってことで、cenaを作ってくれるらしい。なんかまた以前のような生活が戻ってきて嬉しくもある。

タカシ君が帰ってきた。数少ない飲み友達。1人で飲む酒も悪くないが、やはり誰かと飲む酒の方が断然美味い。そして、早く酔っぱらえるの。とりあえず帰国まで数少ない日々だが、飲んで飲んで飲みまくるつもり。

Madridに住むメグミさんに電話をかけチケットを手配してもらう。母親が「とにかく混んでいてチケットがとれない！」とぼやいていたので、少々心配していたのだが、ルフトハンザの5日で決定しそうな雰囲気。結婚式まで3日あるから、なんとかなるだろう。

諸事情で片道のチケットしか買えないのだが・・・高い！。昔ならどう思ったかしらないが、今のおいらには500euros強の出費はでかすぎる。タンスの角に小指をぶつけるより痛すぎる。けど、ウダウダ言ってもしょうがないので、日本での出稼ぎでなんとかカバーするしかない。

あとはパッキングと日本に持って替える自分へのお土産。今回は友達にはお土産は買わないことにした。時間もないし、予定外の一時帰国だし・・・。うちでPaellaパーティーでもしてごまかすとする。

日本に買って帰りたいものはたくさんある。特に調味料関係。あとは専用器具。おそらく日本でも売っているんだろうけど・・・どこに売ってるか知らないし、スペインよりも高そうだから、荷物が重くなるだろうけど何とか空輸しようと思う。

旅行の直後でたまりにたまった汚れ物を今日こそ洗おう！と洗濯物を抱えてCocinaに行くと・・・Mi Kyungが洗濯するところだった。昨日はManoloに先を越され、今日はMi Kyung・・・明日はSantiに先を越されないようにしないと・・・替えのパンツがない。すべては先週やってきて何日も続いた台風のせい。明日、雨が降らないことを祈ろう。

夕方Mi Kyungと一緒にMercadonaに買い物に行く。今日のcenaはMi Kyungが作ってくれた。「キンパ」という日本の海苔巻きみたいなの（っていうか海苔巻き）とタイ風スープ。トムヤムクンほど辛くはないけど激ウマだった。これは是非とも習いたいものだ。

Mi Kyungの友達は韓国人なのだが、こっちで生まれて20年以上スペインで生活しているため、顔はアジア人なのだが、仕草から間の取り方、イントネーション、しゃべり方まですべて完璧スペイン人。でも顔が顔だけになんとも違和感を感じつつも、そのスペイン人っぷりがとても羨ましく思えた。

おいらがどれだけこちらで生活しても身に付くことがないだろうと思われるオーラが漂っている。無駄がないというか、隙がないというか、自然というか・・・。まぁ、それで苦労しているといっていたから、悩みも多かったことだろう。

食後、Salonで日本のアニメの話で盛り上がる。

ドラえもんから始まり、クレヨンしんちゃん、ドラゴンボール、聖闘士星矢、ダッシュかっぺい、キャプテン翼、らんま1/2、セーラームーン、ドクタースランプ、北斗の拳、ドッジ弾平、幽々白書、きまぐれオレンジロード・・・と次から次へとでてきてビックリ。

こっちのアニメはものによってはものすごいタイトルの変更がある。聞くところによると、イタリアとかから買ったアニメはタイトルだけでなく、キャラクターの名前も変わってしまうからビックリさせられる。

たとえば、「キャプテン翼」・・・スペイン版タイトルだと「Oliver y Benji」となってしまう。

Oliver（オリベル）が翼でBenji（ベンジ）が若林源三・・・そして、日向小次郎はマーク（スペルわからじ）で、キーパーの島津？だっけ？がエドワルドとかになるらしい。もう・・・なんのアニメかわからん。

ダッシュかっぺいもスペインタイトルだと「Chicho Terremoto」になる。Chichoはかっぺいの名前らしい。でもって、terremotoはスペイン語で「地震」の意

チチョ・・・地震？

これが今まで聞いた日本のアニメの中で、名前から想像できずに一番困らさせられたやつだ。Catalunyaの方では日本のアニメをよくやっているらしく、Barcelonaの子供とかにもものすごい言われた記憶がある。

聖闘士聖矢は「Caballero de zodiaco」。直訳で「十二宮の紳士」。まぁ、わからくもないが・・・なんとも・・・まぁ。

アニメではないが、かなり昔らしいが「風雲たけし城」もやっていたらしい。スペインタイトルで「Humor amarillo」。直訳で「黄色いユーモア」

黄色は当然・・・黄色人種から来ていることは間違いないだろう（笑）

この番組・・・字幕もなにもなしで、ひたすらスペイン人のコメンテターが映像をみて馬鹿笑いしながら「バカだ～バカだ～！」と叫んでいるだけの番組だったらしい。当然、見ている方は言っていることの意味は全くわからないが、映像からそのバカっぷりは良く伝わったらしく、結構人気があったとのこと。

ちなみに、以前ManoloとSantiとこの番組の話をしたときに、あの殿様は「北野武」だといったら、本気で驚いていた。映画監督としての北野武しかしらない彼らが驚くのも無理はないだろう。

たった一つだけ名前が思い出せないアニメがあって、今夜は眠れそうもない。

なんだったけかな～。マニアックすぎるよ・・・。

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ただいま　そして　おかえりなさい

2004年09月12日（日）

諸々の事情から旅から帰ってきたのは朝の7時半。

本当だったらTarragonaかPeniscolaあたりの宿でぐっすり眠っていたはずなのだが・・・。

静まりかえったPISOに戻ってきて、とりあえずPCに電源をつけメールのチェック。旅から帰ってきたあとは怖すぎて眠れなくなるから。今回は旅の期間が短かったのもあって、量も少なく、重要なのは何通かしかなかった。

とりあえず、確認だけして布団に入る。朝の8時。

12時くらいに起きるとすぐさま駅にレンタカーを返しに行く。前回は苦労したが、今回はなんと出発して10分もしないうちに無事車を返すことができた。余裕綽々。

駅で目覚ましのcafeと朝食のbocadilloを食べ、2時頃帰宅。

まだ何となく疲れていたのだが、なにやらPISOでManoloとSantiが大掃除をしていたので、流石にそれを無視して寝ることはできず、おいらも大掃除に突入。Cocinaをひたすら掃除した。

2時半頃、Manoloの家族がいつものようにやってくる。で、昼食は例の如く、「中華の出前」。何故か彼女たちがきたときはこうなる。中華好きなんだろうか？

Manoloママ～が大事に鞄にしまっているManoloたちの小さいときの写真などを見せてもらって盛り上がる。Manoloは変わりすぎ。

6時。昨日帰ってきたタカシ君に会いに行く。2ヶ月ぶりの再会なのだが・・・全然2ヶ月ぶりっぽくない再会だった。

これまた諸々の事情（鍵事件）でマリちゃんがゴミ箱と化したタカシ邸を掃除している間に、タカシ君と一緒に近くのBarでCerveza。一応バイト。タカシ君を連れ出してくっちゃべってるだけでCerveza代が入る。美味しすぎるバイト。

それにしてもよくもまぁ、人から借りた部屋をここまで自分の部屋みたいに使えるもんだ・・・と呆れるを通り越して、ちょっとマリちゃんを尊敬した。それくらいあっちこっちにマリちゃんの私物が散乱していた。ゴミ箱。

PISO代の一部としてマリちゃんがタカシ君に献上したVino de Toros（かなり高い）を早速空けることになる。困ったことにとても美味すぎてあっというまに一本無くなる。

Vinoを飲みつつ、奈良に遊びに来たという日本にいるtomokitoと貴子ちゃんの写真を見せてもらう。すでに懐かしい顔ぶれになっていた。そして、日本（奈良）の街並みも日本を思い出させて懐かしかった。おまけに、タカシ君が「カンパチ喰った」とか「ししゃも喰った」とかいうもんだから、急に日本が恋しくなった。まぁ、3週間後には帰るんだけどさ・・・。

ぷりぷりのカンパチ喰いてぇ～！！

と叫んだところでどうしようもないので、「おかえりなさい」のミニFiestaもかねてcarmenにあるMejillones屋（店の名前は覚えてない）で、うんまいMejillones（ムール貝）を食べつつ、Vinoで乾杯。VinoはRiojaだったと思う。Emperador（カジキ）、Calamares（イカ）、野菜なども注文。お腹一杯になる。

酒飲み友達が帰ってきたおかげか、Vinoが進む進む。結局家に帰るまでの間に、Vino5杯、Cerveza3杯を飲み干した。

酔っぱらったとは違う感じの良い気分で・・・たぶん、疲れと眠気のせいだと思うが・・・タカシ邸に帰ってソファーにゴロン。なにやら2人からのブ～イングが聞こえたが、無視して横になりつづけていたら、そのまま寝てしまったようだ。

夜中に一度目が覚めた時

「え？ここどこ？」

天井が違うのにビビらされた。

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スケジュール表

2004年09月06日（月）

自分を戒めるために「スケジュール表」を作った。

蛍光ペンと赤ペン、黒ペンを握って下記夏期火気賈逵牡蠣。

「うれしさ」と「おそろしさ」が綺麗に混じり合った。

なんとなくわかってはいたのだが、どうやら体が完全に自由になるのは13日～18日の約1週間だけらしい。あとは10月9日の結婚式まであっちこっちに奔走することになるみたい。

へぇ～

なんか他人事に見えて笑える。あはははは。

作ったばかりのスケジュール表を見ていても仕方がないので、目の前のことから始めるために、パッキングやら小旅行のプランニングを始める。

スペインの天気予報はWEBも含めてあまりアテにならない。というのも、調べるサイト、サイトによって天気が異なっていることが多いから、一体どれを信じて良いのかよくわからないのだ。

以前旅行にいったときは「Yahoo」（スペイン版）の天気予報が結構正確だったのもあって、昨日調べたときは、そのYahooで調べた。

日曜：雲がかった晴れ
月曜：台風
火曜：曇り（小雨つき）
水曜：晴れ
木曜：晴れ
金曜：晴れ

ということで、出発を今日の夜中出発のバスに変更したのだが・・・今さっきもう一度見てみたら・・・

月曜：雲がかった晴れ
火曜：台風
水曜：雲がかった晴れ
木曜：雲がかった晴れ
金曜：雲がかった晴れ

になっていた。

台風・・・明日かよ！

もう、なんかどうでもよくなってきたが、はずれることに期待しよう。

カタルーニャ地方のことを色々調べていると、面白そうな街が春のトイレのう○ちみたいにゴロゴロゴロゴロでてきた。もうロマネスクだらけ。

バスは昨日発見した「Teisa」というバス会社（イタリア語だと思ったが、よく見たらカタラン（カタルーニャ語）だった）がBarcelona近郊の小さな街を回るには良さそうなので、それを使おうと思っていたが、行きたいところが増えすぎたため、今回もレンタカーを借りることに決定。大して走行距離もなさそうだし、田舎町巡りだし、値段も4日間で90eurosくらいと、いろいろ熟考したところ、そっちのほうがラクチンだし、安く済みそうだし。

現段階では暫定でしかないが、候補地はGirona、Banyoles、Pals、Roses、Olot、Ripoll、Cardona、Boi、Taull、Lleida、Montblanc、Tarragonaになっている。小さな街ばかりだが、全部回るのは当然無理なので、雰囲気をみて適当に削る。レンタカーの旅はそれができるからいい。

Olotくらいまでいくと、ANDORRA（ピレネーにある小国家）も近いので足を伸ばしていってみる予定。話によると「タバコ」が安いらしい(笑)

ただ、予定していた「まったり」は無理そう。どう考えても、見事な観光旅行になるだろう。読書用の本を持っていくか迷うところだ。

ごちゃごちゃ考えないで出発しよう。

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案の定というか・・・

2004年09月05日（日）

パンパカパ～ン！

現実逃避決定！！

すべてのしがらみを捨て、旅に逃げることにした。

もう、かなぐり捨てまくり。あとは野となれ山となれ～♪

明日の昼から逃げ出そうと思ったが、さきほどサイトで天気を調べたら、どうも天気が大荒れっぽいので、明日の夜中の出発になりそう。

なんか前途多難。

場所はたぶんGirona近辺。数ヶ月前に1人旅でいったばかりだが、かなり気に入ったのと、周りにまだ見ていないユダヤ関係の建築物があるので、それをまったり見に行くことにした。目的はそのまんま”現実逃避”。おいらの生活自体が夢うつつみたいなもんなので、現実逃避の中の現実逃避といったところか。

ただ、急遽決めたので、何のプランも立てていないし、Girona以外どうやっていいのかあまりよくわかっていない。今泣きながら必死で調べているが、眠いし、疲れているし・・・とスペイン語を読むための集中力は0。目的地へ行くバスはどうもある感じ。たぶん。イタリアのサイトだったから、ちゃんと読めてないし。

なんとな～く、行き当たりばったりになりそうな予感がする。

候補地はなんとなく決めてみた。Girona、Banyoles、Olot、Ripoll、Vicあたり。おそらく5日程度の小旅行じゃ全部回れるはずもないし、ましてやまったりすることなんてできないので、3カ所くらいに絞ると思われる。

旅先では何もしないで、いつもと同じように「Barな生活」になるだろう。あと、Sinagoga巡り～。ちょっとウキウキだ。ロマネスク建築が多いので、それも楽しみ。Zamoraにいったおかげで、前よりちょっとだけロマネスクに詳しくなったし。

今日は話のしすぎで疲労困憊。半日以上話し続けていた気がする。

4時半時くらいから9時まで姐御とマリちゃんと一緒（旦那は仕事）にBarでノンストップでくっちゃべり、姐御と入れ替わりできたtomokitoとその後2時間ぐらいくっちゃべり・・・。Pan de Azucarでクレープ（甘くないクレープ？）で夕食をすませ、その後、また軽く一杯Cervezaを飲み・・・1時頃家に帰ってきた。

本当はやることいっぱいあるのに、やる気がNada de nada（全くなし）なので、「時間大丈夫？」と聞かれても

「うん、全然大丈夫！」

何もしてないのに、なんとかなると思ってる自分が怖い。

いや、なんとかするんだけどさ・・・。

追記
トキコちゃんのDespedidaは無事終了。だが、酒を飲んでどうも舌がピリピリすると思ったら・・・

いたずら好きのアルベルトが、おいらの酒にワサビをしつこく入れ続けたため、なんか飲んだような飲んでないようなそんな感じ。

あと、今回もまたチラクとさおりさんの会話がツボにはまって大爆笑。もう涙が止まらなかった。前回の「8」に引き続き、「Yo tambien!!」がしばらくおいらの中でmodaになりそうだ。

男はいつも「おれたち」じゃなくって「おれ（だけ）」というから、女の子は疎外感を感じるらしい。

Despedidaの最後は、La boda del monzonの曲で大暴れ。さすがはインド人チラク・・・気に入ったらしい。CDを頼んで買ってきてもらったらしい。おいらが必死で見つけ出してきた曲なのに・・・（;´Д⊂ちなみにチラクは「どっこいしょ」が言えるインド人。くるりの「Go back to china」が欲しいらしい。

あ、あと何故か家に犬がいた。Leonの友達から預かってるらしい。その日はおいらの愛人となった。

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