おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め 日本出稼ぎ日記

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スペインの小津安二郎
2005年03月13日 (日)
ちょっとソファーで小一時間ほど・・・と体を倒しただけなのに・・・

目が覚めたのは13時ちょっと前。

「あ、もうだめじゃん・・・Toroいけないやん・・・接待失敗ヤン・・・でも、眠いからまぁいいか・・・」

もっかい寝た。

この日も、路上のあちらこちらでペタルドの音が戦場さながらけたたましくなっていて、なんどが無意識の膜は破られたが、無視して寝続けた。

次に目が覚めたのは何時か不明だが、タカシ君の電話の声で目が覚めた。日本語はなしていたから日本人っぽい。

さらに寝続けた。

で、次起きたら夕方の6時。

おしりのポケットに小銭いれをいれたまんまで寝ていたから臀部というか腰が痛い。

「さ〜てどうしよう・・・タカシ君起こして軽く食べに(飲みに?)いくか・・・あ〜でもぐっすり寝てるしな〜。」

とりあえず、昨夜のFiestaの後始末をする。タバコ吸いすぎて灰皿一杯になってたし。ついでにコップとかも台所に移す。もしかしたら、その音でタカシ君が目が覚めるかな〜とちょっと期待して。

けど、起きなかった(^_^;)

で7時頃、テクテクおうちに帰ってきた。

家に帰ってくると、3人ともSalonにいた。

「どうだったよ?Toroは!」とManolo
「う〜ん・・・いってない・・・」
「え???いってない?」
「いけなかったの・・・」
「Que va!いけなかっただって・・・・二日酔いだろ、どうせ!」
「いや、そんな二日酔いになるほど飲んでないよ・・・」
「じゃなんでだ」
「う〜ん、観光したり、朝まで話してたからね〜」
(微妙に嘘)
「Andreasは?」
「・・・明日・・・明日ということで・・・」
「・・・・」

ということで、昨夜の説明をするのが面倒くさかったので、適当にごまかして逃げた。

普段、二日酔いには絶対ならないと自慢気にはいっているが、酒を飲み過ぎた次の日に体の調子がなんとな〜くおかしいというのは当然ある。それはたいていベッドじゃないところで寝たり、ベッドでも他人のベッドだったり、あとは寝るタイミングがずれたとき・・・酒飲んで眠くなった瞬間寝れば問題ない。頭が痛くなったり、食べれなかったりというのではなく、ただ、なんか疲れてるってそんな症状。

Manoloたちが映画を見るという。正直そんな気分ではなかった・・・。

が、何でもスペインでも有名な監督で、「El VERDUGO」(死刑執行人)というタイトルとそのストーリを聞いてしまったら興味がそそられてしまい、見ることにした。


【El VERDUGO】2.8点(5点満点)スペイン語わかりやすさ度 3(10段階評価)
監督:Luis Garcia Berlanga 1964年 白黒

スペイン映画に詳しい人ならかなり有名な監督らしい。「黒沢明?みたいな感じ?」ってきいたら、「いや、コメディーに近い・・・小津安二郎だな・・・」との返事が。

見終わってなるほど納得・・・なんてことのないリアルな日常風景などが多い。スペインの当時の文化や習慣を忠実に再現しているらしい。台詞等なども。ちなみに、彼はValenciano(バレンシア人)。

この映画・・・もしかしたら日本にあるかもしれない。たぶん「死刑執行人」というタイトルで。もうそのまんま。

現在、スペインには死刑の制度はない。だから、良くスペイン人から「なんで、まだ死刑があるんだ!日本は!アメリカと一緒か!」といわれることがある。スペインに死刑があったのはフランコの時代。思想弾圧や共産党員の弾圧のためだったという。そのための刑務所もたまにあったりする。目的はともかく、歴史を感じさせるかっこいい建物が多い。

で、内容なのだが・・・。

ぶっちゃけ、スペイン語難しすぎて4割以下しかわかっていないと思う。先ほども書いたが当時の雰囲気を忠実に再現しているから、単語なども・・・たとえば、外人に対する別称なども、Manoloたちに説明してもらわらないとわからないし、当時の時代背景がわからないととても難しい。ファッションもしかりだ。

小津安二郎の時代を今の中学生やら高校生がどこまで理解できるか・・・というのと同じことだと思う。

ただ、ストーリー自体はとてもシンプルなので、台詞がわからずManoloやSantiと一緒に笑えなくても(そういうスペイン映画はいっぱいある)、ちゃんと映画としてみることはできる。

ある若い男が、死刑執行人の仕事をしているおじいさんの娘と恋に落ちる(?)。恋に落ちたというよりは、関係をもち、そのまま結婚まで話しが進んだという感じに近い。そのおじいさんは近々PISO(家)を持つことになっていたのだが、結婚して彼の義理の息子になるにもかかわらず、その若い男では職業的に?身分的に?(この辺よくわかってない)家を持てないという。

そのために・・・自分の嫁と子供のために家を持つために・・・何度も何度もためらにながらも、ついに彼は義父の後をついで死刑執行人(公務員の身分になる)になることに。

そして、彼にとっては初めての仕事(死刑執行)の手紙が届く。そのために家族全員でマヨルカ島へいき・・・そこで・・・。

という感じのストーリー。ここら辺は結構あってると思う。

前半のドタバタ劇は映像によってでしか判断が難しく、細かい笑いどころが理解できないのだが、マヨルカにいってからはとても面白く、食い入るようにみてしまった。かわいそうなんだけど、他人事なのでみていて面白い。

スペイン語の勉強にみるというとなると微妙なところ。このDVDがそうだったのか、字幕がないやつだったので、完全にヒアリングだけが頼り。あの当時のスペインの雰囲気を楽しみたいという人にはお勧め。もっと理解できていたら、点数も高かったであろう映画だった。

一番驚いたのが、嫁さん役の綺麗な女性が、今こっちでやっているテレビドラマ(aqui no hay quien viva)に出演していて、いつも文句たれてるおばあさんと同じだということ。若いときは十分美しいのに・・・スペイン人って年とると結構かわるのね〜。美しいセニョリータもやっぱママンの卵なのか・・・って思わされた。


夕食後、もう一本映画を見ることに。単純なホラー「Tesis」を見ようといったのだが、またもや同じ監督の映画。EL PAISで特集をやっていたみたいで、Manoloが実家から大量に持ち帰ってきたからだ。

「必死にみないといけない映画はホント疲れるんだよな〜」と思いながらも、また映画の簡単なストーリを聞いて、興味津々。「それみよう!」って自分でいってしまった。


【Bienvenido.Mister Marshall!】2.8点(5点満点)スペイン語わかりやすさ度 2(10段階評価)
監督:Luis Garcia Berlanga 1953年 白黒

この映画・・・歴史的な部分は専門なのでわかったのだが・・・台詞がまったくもってわからない。「El VERDUGO」はまだ対話形式だったのだが・・・意外と聞き取れないナレーションタイプであったのと、演説やヤジ、白熱した議論のシーンが多く、もうえぐいのなんのって・・・。テーマは1つなので、議論の目的はわかるので、ほとんど表情をみての憶測となってしまった。

タイトルの意味は「ようこそ、ミスター・マーシャル!」って感じ。日本にあるかどうかはこれもわからない。

ストーリーは・・・

完全に眠りこけたような小さな小さな田舎町にアメリカ人(アメリカ)がやってくることになった。目的はマーシャル・プランのため。マーシャル・プランは戦後・・・たしか1950年前後の数年にアメリカのマーシャル(当時の国務長官)が提案したヨーロッパ復興計画のこと。日本の世界史の授業でも必ずでてくる有名な制作。ソ連や東欧をのぞくほとんどのヨーロッパの国が参加した。

まぁ、そのマーシャル・プランのおかげで、寂れた自分たちの村にアメリカ人がやってくるってもんだから、村(Villar de Rio)は大騒ぎに。村長と偶然やってきた踊り子のマネージャー(?)と共に、歓迎パーティーや、援助して欲しいもののリストなどを制作したりなど・・・いろいろと準備をする。

アメリカの歴史を学んだり・・・村はMadrid周辺にもかかわらず、張りぼてなどを使ってアンダルシア風の町並みにしたり、服装もベタなフラメンコの衣装などにしたり、アメリカの国旗を掲揚したりなどなど・・・。

広場では、1人1人に何が欲しいかを聞くのだが・・・トラクターやら洗濯機やら、冷蔵庫やら、料理器具やら・・・もうそれはそれは現金な意見が飛び交う。

彼らはアメリカ人が来た後の村の様子を夢見る。

ある農夫は東方三賢者(スペインのサンタみたいなもの)の格好をしたアメリカ人がミサイルを投下するように、空からトラクターを落としてくれた夢を見る。

村長は、みながカードに興じる西部劇のような酒場に警官として登場し、おたずねものとの銃撃戦と、踊り子との恋。

様々な夢でありながら、みながみな一様にべたなアメリカのイメージをもっていることがよくわかる。対象が日本人だったら、刀をさした侍が村を闊歩し、ハラキリをして、芸者がでてきて・・・という感じだ。

こちらもなんてことのないストーリーなのだが、とても当時の様子がよくわかる映像に、スペインの小津安二郎ということを確信する。

台詞はたぶんいっこうにわかる気がしないが、映像をみるためだけにでも今後もみてみたい監督だ。次はManoloたちが進めてくれた「Moros y Cristianos」をみようと思う。以前、Alcoiのそのイベントに参加したことがあるから、少しは理解できるだろう・・・。



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遠慮のない火祭り始動開始!
2005年03月12日 (土)
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最近、Manoloが春のことを

「春巻き〜!」

と呼ぶ。

そのたびに苦笑しながら、「違〜う!!」とつっこんでいる。

たまに「春巻き〜!Guapa!(かわいいね〜)」とかいってたりもして、もう・・・日本人のおいらは・・・複雑な気分にさせれる。

彼の言い分としては

「春」と「春巻き」の春は同じ漢字だから

ということらしい。

春巻き〜っていわれて、「にゃ〜」といってる春を思うとちょっと不憫。


先日、試しに日記に書いてみたVino日記をちゃんとした形でやることにする。なにやらメールをもらい、楽しみにしてくれている人の存在を知ったので。といっても3人だけだが。

自分でいちから作るのは面倒なので、既存のブログサイトを利用。まだ調整中なので公開はしてないが、これから飲むたびにちゃんとつけていこうと思う。

Vinoを飲むのはほぼ日課。金がないから最近は減ってはいるが、夜中はだいたい飲んでいる。なので、わざわざVinoを買ってきて、飲む・・・なんてことではないので、おいらにとってのVino日記は結構ラクチン。天職(?)といってもいい。

Vinoの空瓶100本集めるぞ計画も先日タカシ君が数えたらゴールも近いとのこと。

日記にかこつけて、ラストスパートをかけよう。


Mi KyungにEl Salerに誘われる。自転車を買いたいんだけど下見につきあってくれという。おいらも自転車のチューブを買いたかったし、火祭り博物館やEl Salerの写真もマパ用に撮りたかったので、今日もついていくことにする。

自転車の下見を終えたあと、Vinoでも買って帰ろうとVino売り場に。

デジカメをもっていたので、素材用にでも・・・とカメラを構えたら、運悪く警備員が・・・(^_^;)

「お兄ちゃん、ここカメラだめよ」

Fnacに続いて、また注意された。

おいらが悪いから何もいえないけど・・・

「また日本人が写真撮ってるよ!ホント、写真、写真、写真だな〜!日本人は」

とか思われてるんだろうな〜って考えると・・・言い訳したくなる。

いやね、おいらね、サイトもっててね・・・でもってね、Valencia復興委員会の会長でね・・・あとね、Radioにもでちゃうからね・・・Valenciaの紹介とかしなくちゃいけなくてね・・・だからね、あのね・・・。

「ごめんなさい」だけいって逃げてきた。


Vino売り場の正面にOferta(特売)のVinoが陳列されていた。

よく見ると「Enterizo Reserva」!!

Utiel-RequenaのVinoで、おいらもタカシ君も大好きなのだが、結構値がはるのでなかなか買えないVino。値がはるっていっても、4eurosくらいなのだが・・・。

それが、3×2のOfertaで売られていた。3×2というのは、良くこちらでみる特売の形で、「3つで2つの値段ですよ!」って意味。

一本3.9eurosのEnterizoを3本買うと、本来なら12euros弱になるのだが、7.8eurosで3本帰るというわけだ。

そのOfertaを見つけるやいなや、おいらの手には3本のEnterizoが。

本能って怖い。考えるより早く手が動いていた。

それをみてMi Kyungは大爆笑しつつ、「alcoholico!」(飲兵衛!)。


ホント考えるより早く手にしてしまったのだが・・・冷静に考えた。

確かに、EnterizoのReservaはうまい。しかし、これまで何度も飲んでいる。せっかくVino日記始めるわけだから・・・やはりここはMercadonaとかでかえない珍しいVino・・・飲んだことのないVinoを買うってもんだろう・・・

おずおずと手にしていたVinoを棚に戻し、物色を始める。

前回はRibera del dueroだったから・・・今回は別の産地にし、まずはNavarraを選択、ついで・・・先日タカシ君と盛り上がったCastilla y Leon、そして、Valencia優勝記念で作ったらしい企画物のVinoっぽいUtiel-Requenaの3本を購入。総額約8euros(1200円くらい?)。やっぱお安い。

無事、買い物も、マパ用写真も撮り終え、おうちに帰宅。

早速買ってきたチューブをkristin号につけることにする。

サイズは正確にインチで調べなかった(消えててわからず)が、ちゃんとメジャーで直径を測ったきたから、見事にぴったり!

kristin号が本格的に復活か!!!!

と意気揚々自転車を解体してチューブを取り付けようとしたのだが・・・・

空気穴(管)の大きさがホイールの穴と合わない!

最近の自転車に合わせて売られているのかもしれないが、おいらのkristin号は古いタイプなのかもしれない。

とにかく、空気穴の管がホイールの穴に入らない!

悩む・・・さて、どうするか?

ちょっと幅広のマイナスドライバーと金槌で幅を広げるも厳しい。

結局ドリルをもちだしてきて、ホイールを削るように穴を広げる。

気分は虫歯を治す歯医者さん。

ドリルといっても壁に穴を開けるためのものだから、刃(?)はそれほどしっかりしてるわけでもなく、本当に少しずつ削るようにして穴を広げる。

広がってるようにはみえなかったが、広がっていると信じて削った。

1時間後・・・ようやく穴が空気管のサイズとあい(ギリギリだが)、なんとか穴から管がでる形に。

そして空気をいれ、Nueva kristin号が完成した。

今までと違ってなんか頼もしい空気の入り具合。

火祭りに間に合って良かった・・・。使うかわからんけど・・・・。


日記はまだまだ続く。書くことありすぎ。

今週末は他力本願の人決めていた。

誰かから連絡あればいくけど、こなければいかない・・・そういう週末。別にどっちでもよかったから。遊びにいっても、そうでなくても。

Vinoで乾杯したい気分でもあったが、家で仕事(?)をしたい気分でもあった。

だから他力本願

今のおいらだと、タカシ君かCちゃんくらい。その二人から連絡がきたらでかけようと思っていた。

Vino日記を作っていると・・・タカシ君から連絡がきた。

「観光客の人間とたまたま知り合ってんけど・・・Mejillonesでも喰わん?」

とのことだった。

連絡が来たので、予定通り即答ででかけることにした。


もしも・・・もしも・・・スペイン人に遠慮とか集団心理というものがあるのだったら理解できるのだが・・・

火祭りは突然始まった。

火祭り自体は先月末・・・28日くらい?から一応始まっているのだが・・・どうやら本気モードで始まったようだ。

街は・・・もう、ペタルドの嵐。昨日は11-Mだったから自粛していたのかもしれない。

うるさいなんてもんじゃない。テロリストと放火魔の卵が街には氾濫する。

いろいろ検証した結果、年齢に比例して、ペタルドの大きさは大きくなる。10代後半の男の子の投げるペタルドは半端ない。

どれくらい半端ないかというと・・・投げて爆発させるだけで、3台くらいの車が音による振動で防犯装置が働き、ピヨピヨピヨピヨなるくらい

ホント、ダイナマイト。

小さい子供はまぁ、かわいいっちゃ〜かわいいのだが、勝手に良いように解釈して油断して歩いてると、小さい子供でも、かなり地響きがするくらいのペタルドを投げる。


こ、このガキ〜〜〜!!!一昨日くらいにハイハイから抜け出したみたいな顔して・・・そんなペタルド、笑顔で投げるんじゃねぇ〜〜〜!!!!!

と怒りたくもなるのも間違ってないと思う。

負けじと投げてやりたいが、おいらは来週から投げる。投げて投げて投げまくってやる。復習や。リベンジや。ジェノサイドや。バレンシアオレンジや!

火祭り中の散歩は常に・・・常に・・・注意を払ってないといけない。

どこから音がするかわからないし、たまに、バカといってもいいくらいの若者がスクーターに乗りながら手持ち花火を打ち上げていたりするからだ。

うちから駅まで15分くらいなのだが、もうビクビクしながら。

もう、文字通り老若男女、ペタルドにトリコロール赤の愛だ。

たまに、彼らの感性を信じられなくなる。

ちょっとした広場で、すでにペタルドの空き箱やら、その辺のゴミでCrema(火祭りの最終日にFalla(張りぼて)を燃やすイベント。ぶっちゃけキャンプファイヤー)をやっている子供たちを眺めては、「こいつら将来放火魔や・・・」と思いつつ、駅に向かう。

約束は9時だったが、15分前についてしまい途方に暮れ、駅構内のベンチでぼ〜っとする。

すると、地○の歩き方を持った日本人の女の子がテクテク歩いている。

「あ〜ホントに観光客増えてるわ〜」

と声をかけることもせずぼ〜っと眺める。

タカシ君も結構約束時間前に来る人間なので、10分前に構内からでて駅正面でタバコを吸って待っていると、しばらくしてタカシ君登場

近況報告?をする。

「はじまったね〜」
「はじまったよ〜」
「すごいね〜」
「すごいよ〜」
「突然だね〜」
「突然だよ〜」

そんな感じの会話。

それから数分後・・・・女の子が登場。さっき駅構内で見た子。

実は、おいらの勝手な勘違いというか、憶測で、タカシ君が声をかけたのは男の子だと完全に信じ切っていた。別に理由はないのだが・・・直感で。

だから女の子と聞いてびっくりした。

彼女をつれて、いきつけになりつつあるMejillones屋にいく。Mejillonesはムール貝。こっちのは実も大きくてうまい!!スペインにきたら是非食べて欲しい味だ。

Mejillones屋では、これからBarcelonaにいくという彼女に対してのアドバイスで、タカシ君とおいらで競うように話す。

あそこがいい!ここはいってほしい!飯はここ!ここからの景色は最高!!!!

もう、二人ともスペインの自慢をしたいんだと思う。スペインを好きになって欲しいんだと思う。明らかに、そんなにいっぺんに言われても消化不良になることは確実なのだが、「いけたらここもいって!」とか「ここはいくべき!」とか「これは気をつけて!」とか・・・もう、それはそれはいっぱいいっぱいの情報量。

おいらはちゃっかり自分のサイトの宣伝もしておいた。彼女のガイドに、サイト名とアドレスをしっかりかかせてもらった。もちろんValenciaのページに。

うちらはVinoを勧めまくったのだが・・・・実は彼女未成年だった。

「ここなら大丈夫!」

っておっしゃるとおりなのだが、10代の子とは思ってなくて、二人とも愕然とする。タカシ君なんていうにことかいて

「正樹君より10歳も違うやん!!!」

そんなこといわなくてもわかるちゅ〜の!!!

年齢聞いたらちょっとビビり初めて扱いが丁寧になった気がしないでもない。

汚しちゃいかんからね・・・これからの若者を・・・うちらはもうダメだからね・・・ダメじゃないけど・・・厳しいからね・・・。

ここのMejillones屋はうちらのお気に入りでたまに食べに来る。

Vinoを2Bottelaほど開けたおいらは、彼女に

「タカシ君に捕まってラッキーだったね〜。ここの料理はうまいし、スペインBarのtipico(名産?)がいっぱいあるしね〜」と自分の功績のように自慢気に話す。

12時で閉店したMejillones屋を出て観光へと繰り出す。

目的地は、火祭りのでもっとも有名(?)なイルミネーションがある通り。

観光地からは少々はなれているのだが、スペイン人なら必ず見に行くだろう場所。

案の定、1時くらいだというのに、恐ろしいほどの人がいた。

そこでたまたま日本人のクミコさんと、相方のセルヒオにあう。

日本にいるものとばかり思っていたからびっくり。

しかも、セルヒオがもしかしておいらに仕事を紹介できるかもしれないというから、さらにびっくり。

ぶっちゃけ、あまり期待はしていないのだが(話してる感じで)、コネクションがつながるのはいいことなので、期待しないで待つことにする。

やっぱ占い当たってる。

イルミネーションを見た後、例のごとくタカシ邸で飲んだくれる。今日のために2本Vinoをかっておいてくれたとのことなので。おいらも、それを見越して明日のチケットはしっかりもってきておいたし、なおしたばかりの自転車でもこなかった。

ツーカーやね。

なんとなく追い風が吹いてきたので、ここぞとばかりにタカシ君のとっておきの出世男(日本酒)を開けて飲む。

Bastante、出世しそうな気分になる。

っていうか、よっぱらって寝そうになったが、タカシ君に叱咤されてなんとか思いとどまる。

後半は酔っぱらってきたおいらとタカシ君で勝手に盛り上がり、彼女(Sちゃん)は聞くばかり。もうしわけないな〜と思いつつも、二人であ〜でもない、こ〜でもない、盛り上がる。

つまらないだろうな〜と思いつつも、彼女もちゃんと聞いていてくれたらしく、女の子ならではのアドバイスをくれた。

朝の8時までミニFiestaは続いた。途中Cafe休憩をいれつつも・・・。

もう日は昇っている。彼女は明日・・・いや、すでに今日の朝10時にBarcelonaに向けて立たなければいかなかった。

酔い覚ましを兼ねて、タカシ君の家からそれほど遠くない彼女の宿まで送っていく。火祭り名物チュロスを彼女におごってもらって、それをたべつつ・・・

タカシ君の家に戻ってきたあと、もう一杯Cafeを飲む。

あと2時間後には、接待?もかねてPlz de Toroにいかねばならない。闘牛を見に。

でも、眠くて眠くてしょうがない。

時計は9時半を指していた。

1時間くらいは寝れるかな・・・とソファに横になった。

寝る前に心の中でふと思った。

彼女・・・・「タカシ君に捕まったおかげで・・・徹夜でBarcelonaか・・・・」

今度はタカシ君のせいにしつつ、そうつぶやき、目を閉じた。



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11-M 〜消えた100euros〜
2005年03月11日 (金)
日記の更新作業が滞っているいると、「早く書け〜」と怒られる・・・いや、催促される。きっと喜んでいいことなんだろうけど、なんか複雑な気分になりもする。

今日は11-M。11-Marzo・・・つまり、3月11日

去年のこの日はちょうど、日本からやってくるという知り合いをガイドするためにBarcelonaにいて、彼女たちがカサ・ミラかなんかを見ている間の暇つぶしにBarでいっぱいやろうと思い、適当なBarを探していた。

時間はあまり覚えてない。おいらがいつも案内する観光コースでカサ・ミラってことは、たぶん昼前だが・・・10時とかそれくらいだった気がする。

なにやらBarの中が慌ただしい雰囲気。オヤジたちだけでなく、Barのduen~oや店員もテレビに釘付けになっていた。

「サッカーでもやってるのか?」

と中に入って、おいらもテレビをのぞく。

テレビには電車が脱線・・・というか、爆破されたあとの様な映像が映し出されていた

隣のおじさんに話しかける。

お「え?どこ?」
男「Madridだ。爆弾だ!」
お「爆弾??ホント??ETAのしわざ?」
男「たぶんな・・・その可能性が高いらしい」
お「うげ〜」

先日、ETAはBarcelonaを含むカタルーニャ州に対して今後一切のテロをすることはないという声明をテレビで放送しており、おいらは不謹慎ながらも「Barcelonaにいてよかった・・・」と安堵した。

次の日の新聞には死傷者の名前が見開きで載せられていた。流石に大事件だっただけに、日本でもETAのしわざとして報道されたようだが、数日後に、それがアル・カイーダの犯行であったことがロンドンかどこかで発表された。

9月11日のアメリカのテロからちょうど半年の3月11日・・・。

スペインにとっても忘れがたい日になり、ちょうど一年経った今日・・・日本の終戦記念日のように12時から1分間黙祷が行われ、駅などにも人々がおいていったと思われる教会などでよく使われる蝋燭が並べられていた。

火祭りのまっただ中のValenciaもその日だけは、毎日行われている市庁舎前のマスクレタ(Valencia名物の巨大爆竹)は中止され、心なしかペタルド(小型爆竹)の音もしなかった気がする。

ということで、今日は一日中テレビでは、11-Mの話題で持ちきりであった。

何度見ても壮絶な瞬間で・・・・改めてテロの恐ろしさを実感。

日本でもないとはいえないが、この手の緊張感はこっちに住んでいるからこそのものな気がする。

そんな11-Mに、おいらの部屋でも衝撃的な事件が起こった。

なければいけなはずの、100eurosが忽然と消えた・・・

財布の中のお金がなくなったので補充しようと思って気づいた。

100eurosがない!

100eurosといっても、5eurosと10eurosと20eurosがごちゃ混ぜで約100euros。

記憶の糸を辿る・・・。

えっと・・・このまえ、300eurosを銀行からおろしたよね?

いつだっけ・・・・

日記みよう・・・。

あ〜この日だ!確かに8日だ!土日はおろせないから月曜日に急いでいったんだ・・・。

で・・・3月の家賃と食料代をSantiに払って・・・

半分の約150eurosが残ったと。

ん?もしかして、Santiに間違って多く払ったか?

いや、それはない。

確実に50euros2枚を最初に渡して、そのあと部屋に戻って数えながら渡した。

間違いない。

細かいからつかっちまったか?

え〜でもこの生活で3日で100eurosはつかわんだろ!

ありえない。ありえなさすぎる!

週末タカシ君とレンチャンで遊び飲んだのは金おろすまえでしょ?

Vinoだって・・・いっても10euros。タバコもそうだ。

Cちゃんと夕食したときも15eurosくらいでしょ?

え〜〜〜どんなに多めに計算しても約100eurosは残るはず!

おかしい!おかしい!

散乱してるメモ用紙の中に埋もれた?

ゴミと一緒に捨てた?

うそ〜〜〜!!!

100eurosっていったら、毎日タカシ君とbodegaで飲んでも1週間は持つ金額だよ〜〜〜!

まて、落ち着け。

ポケットをさぐれ。

コートもジーンズも、パジャマもだ・・・。

最近きた服・・・全部だ!

意外なところに隠れてるかもしれん。

探せ探すんだ〜!

汚い部屋を掃除しつつ、丁寧に至る所を探すがでてこない。

なんで・・・なんで・・・。

もう半泣き。

もしかして、引き出しの後ろとかあっちゃったりする?

このCDの間とかにあっちゃったりする?

覚えてないだけで、どこかに保管しちゃってたりする?

春がじゃれていっちゃったりする?

春が友達の手袋の中に詰めちゃったりした?

あらゆる可能性を考えるんだ!

おっ!春説を考えると、ベッドの下か!

ありうる!

ないか・・・。

掃除しよう。完璧に。

そしたらでてくるかも。

おっ・・・通帳発見。

通帳見ればおろした日がわかるじゃん。

え〜っと・・・08-03-05・・・確かに8日だ!

やっぱそうだ。

・・・・

・・・・

・・・・

・・・・

引き出した金額・・・・

200euros

300eurosー200eurosは?

100euros?

消えた金額は?

100euros?

人騒がせなことするな!!!

ごめんなさい。

でも・・・300eurosって確かに銀行のおじいちゃんにいったよ。

いったはずだよ。

おいらの発音のせいか?

でも、ドスシエントスとトレスシエントス間違えるか?

トレスの発音が難しいから?

何にせよ・・・

やり場のない怒りというか悲しみがこみ上げてきて、ふてくされてVino飲みまくってやった。



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ブラジル人だと思ったら・・・
2005年03月10日 (木)
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落としたせいで時計が少しいかれてしまったのか、きちんと目覚ましが働かず。

ピピピピ ピピピピ ピピピピ

といくはずが

ジ・・・ジジ・・・ジジジ・・・ジ・ジ・・・ジジジ

と情けない音と共に目が覚める。

しかも、セットした11時半だと思ったら、そのまま針は止まってしまったらしく、実際の時間は1時ちょっとすぎ。

昨夜も寝るのが朝方だったから、まぁ許すことにした。

考え事のせいで滞っていたメールの返事を少しすませ、そのまま、いつも通り日記に移ろうと思ったが、メールで疲れ果てて断念。

Andreasからメールが来ていた。

Muy bien!(意訳:素晴らしい!)

と。

それって・・・仕事OKってこと・・・じゃないよな・・・まだ何も打ち合わせしてないし・・・。

火祭り期間と20日〜24日には彼はいないというので、打ち合わせは14日となった。姐御に家で昼食を食べようと招待されていたのだが・・・できれば早くプランを決定したかったので、先約の姐御のほうは謝ることにして、OKの返事をだす。

今考えなきゃ行けないことは・・・話すことはテーマは決まったとはいえ、ラジオでどんなこを話すか・・・そして、Andreasとの打ち合わせでいかにうまく持って行くか・・・だ。

そして、その前に仮面ライダー集結

Fiestaで毎日が過ぎそうな予感がする。

一昨日くらいに貴子ちゃんの友人Cちゃんが留学しに来たが、7時過ぎ・・その子から連絡が入る。貴子ちゃんからもヘルプを頼まれていたので、一度会わんといかんな〜とは思っていた。

で、自分でも恐ろしく急な気もしたが、来週になったらおそらく仮面ライダーたちとのFiesta等で会ってる暇もなくなるだろうし、そのときに呼ぶにしても、「初めまして」がFiestaだといろいろ彼女も大変だろうと思ったので、1時間後にMestalla側で落ち合うことになった。

おいらがちゃんとメールを読んでいなかっただけなのかもしれないが(今更また読み返す気力もなく・・・)、どこかとのハーフで、日本語しか話せない・・・ような感じで介錯していたのだが・・・。

日系ブラジル人ではあるが、血は完全に日本人で、日本語だけでなく、ポルトガル語が完璧(母国語として)に話せる子だった。

彼女・・・全然年下なのだが・・・修羅場をくぐっているというか、ラテンの血というのか・・・おいらよりなんかしっかりしている気がする。

「まだ、こういうBarは1人で入るのは無理ですね〜」

とか言われても

「あなたなら大丈夫でしょっ!」

って返してしまうくらい。

さらに、彼女はポルトガル語が話せる。ついたばかりの今はゴチャゴチャで統一できないかもしれないが、以前ポルトガルに2、3時間ほどいたことがあり、そのとき、Barのおば〜さんに「ポルトガル語教えて!」と図々しくも「ポルトガル語教室」を頼んだことがあるが、ものすごい似ていたので「卑怯だ〜〜!!」って思ったことがある。単語の入れ替えさえすれば文法的には全く問題ないし、多少発音が違うのだが、はっきり発音するか、流れるように話すかの違いで、おそらく彼女はしばらくしたらおいらより話せるようになると思われる。

だから、ヘルプを頼まれたけど・・・「大丈夫、大丈夫・・・あなたなら・・」の一点張り(笑)。店の場所というは多少教えたが、日本で数年スペイン語習ってきた人間よりも安心できる気がする・・・・。

気のせいだろうか?

なんとなく馬が合ったのでいろんな話をする。初対面だけど両親のことを聞いたり、おいらが興味のあるブラジルのことも、いずれ長期で南米旅行をしたいと思っているので様々なことを質問した。ついでに料理のことも聞いた。今度教えてくれるらしい。豆料理で・・・Feija~o(フェイジャオ)とかいう料理。必ず食卓に上る伝統料理らしい。

今年中にポルトガルに、たぶん最後の中旅行にいく予定なので、ポルトガル語をおしえてくれるようにも頼んでおいた。Valencia情報とのIntercambio。

かつては庭だったBlasco Iban~ez側の広場のBarで軽くCervecitaを飲み、その後、Pan de Azucarでクレープを食べる。クレープといっても、食事になるクレープ。フランス北部(?)のGalette(ガレット)みたいな感じ。そば粉じゃないとは思うが・・・。

一応、日本人らしく彼女の寮まで送り、テクテク歩いて帰ってきた。2時半くらいだった気がする。

帰ると、ノートPCの上に、闘牛のチケットが・・・。日曜日に開催される闘牛のものだった。闘牛といっても、刺さない・・・つまり殺さないタイプで、闘牛学校の生徒(?)の練習舞台(仮本番っていうのか?)といった感じか?そのため無料なのだが・・・あまり質はよくないらしい・・・。

見に行くか見に行くまいか迷っていたが、Andreasがわざわざくれたものだし、仕事の打ち合わせ前に合っておいた方がいいとSantiがいうので、あまり行く気はないのだが、いってみることにする。

11時半・・・起きれるのか?おいら・・・。

ほんの少し残っていた昨夜のVinoを飲み、何故かうちにあった三島由紀夫の「美徳のよろめき」を読んで寝た。



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スペインで何やってるの?
2005年03月09日 (水)
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ラジオの件の話が少し進む。

1日の予定が2日連続になったということ。

もしよければ定期的に出て欲しいということ。

話す内容。

などなど。

おいらにしては、もう願ったり叶ったりの申し出で、悩むことなくPorque no!!

話す内容も、おいらのサイトのコラムやValencia復興委員会のページをしっかり呼んでくれたらしく、そこがメイン。

つまり・・・Valenciaのことについて話せてしまうわけだ。火祭りから、ご飯の食べ方から、Paellaやら・・・スペインと言うよりもValenciaメインだ!

Viva!復興委員会・・・。

現在会員・・・3名(うち1人派遣社員)+ドイツ支部・・・。

少数精鋭。

でも、会員募集中・・・。

しかも、Zip-FMにもリンクを張ってくれるらしいし、ラジオ放送中もおいらのサイトの宣伝をしっかりしてくれるらしい。

「スペインひきこもり生活」が全国・・・あ、違った・・・名古屋デビューだ!!!

この勢いで世を席巻してやる!

天下布武じゃ。

メールのやりとりしていてふと思った。

「スペインでは何してるんですか?」

って聞かれなくよかった〜。

返答に困るっていうか・・・いいんだけど、そんなことで名古屋デビューしたくない。

まぁ、もし聞かれたら「花婿修行」っていうつもり。

だって、半分そんな感じだし(^_^;)


それとは別に仕事のネゴシオを開始。

ちょっとずつ、追い風吹きつつある。

気分はもう大航海時代

「船長!!陸地です!陸地が見えました!!!」

「よし、ついたらVinoで乾杯だ〜!」

てなもんだ。

Santiに言われたとおり、まずはe-mailで交渉する。

ただでさえ、スペイン語で文章を書くのは苦手なのに、格式張ったというか、ちゃんとした文面の手紙を書くのは至難の業。至難というか、日本で言うところの「拝啓」とか「前略」とかに近いスペイン単語を知らないと不可能。

なんか遙か昔・・・太古の昔・・・三葉虫とかがいたころ・・・学校で学んだ記憶がないわけでもないが・・・。

ホテルとかに予約メールしたこともあるので、すこしはわかるのだが、粗相のない文面にしたいので、書く前に大いに悩み、Santiに聞く。

お「Santi、Santi!やっぱさ〜最初はEstimado・・・だよね〜」
(Estimadoはたぶん「親愛なる」みたいな意味)
S「Que va!!Que va!」(なにいってるんだ、こんにゃろめ!)
お「え?だって・・・仕事のネゴシオだよ・・・」
S「Que va!!Que va!」(なにいってるんだ、こんにゃろめ!)
お「え〜じゃ〜Ustedくらいでいいの?」
(Ustedは訳的には「あなた」。二人称ではなく、三人称。)
S「Que va!!Que va!」(なにいってるんだ、こんにゃろめ!)
お「え〜〜・・・じゃ・・・まさか・・・Tu?」
(Tuは訳的には「君」とか「おまえ」見たいに書かれているが、TuはYouって範囲が広い。あまり日本語訳で考えると痛い目に遭う)
S「そうだ!」
お「でも〜〜仕事だってば・・・」

「もしな・・・おれが正樹からそんなEstimadoとかUstedが使ったメールが仕事でもきたら、こっちも事務的に仕事するぞ。そんなメール仕事だとしても、貰っても嬉しくない。正樹はもうAndreas(校長)と友達なわけだから、Amigo(友達)として書いた方がいい。そっちの方が目を引くし、交渉がうまくいく」

お「なるほどね〜じゃ、ラクチンやね」
S「正樹・・・日本は知らんが、ここはスペインだぞ・・・」
お「あいあいさ〜〜!じゃ、Santiが帰ってくるまでに書いておくからさ、夜添削してよ〜お願い。一応さ・・・おいら「接続法」使えないし・・・」
S「大丈夫だ・・・Andreasも長いが、やつも接続法使えんから・・・」
お「そっか・・・そうだったね。じゃ、適当にかくわ・・・」

ってことで、格式なんてものからは、かな〜り縁遠い手紙になる。

普通に、友達に書くみたいに

Hola!Que tal?から始まる手紙。

なのに、仕事の交渉。

う〜ん・・・やっぱ面白い。

スペインは、日本と同様・・・いやそれ以上にコネクションが生きる国。それが日本みたいに隠れたり、裏にあったりするものではなく、当然のこととして存在する。

おそらくそれは就職の仕方の差によるものと思う。こっちは大学卒業したらすぐに就職をするというわけではない。そういう人ももちろんいるが、その前にみな「プラクティカス」と呼ばれる一種のアルバイトをする。日本で言うと、医学生のやる「インターン」みたいなものだ。

このプラクティカスをやりながら、自分にあった職業やら業種を探す。中には卒業前に他の国に留学して他言語を勉強して就職に役立てようとする人もたくさんいる。

このときに、当然コネクションもできるわけだし、友達がいれば「うちの会社で人探してるとか」、「こんな話があるんだけど、やってみない?」ということが、コネクションの中で行われる。

おいらはこのシステムがかなり気に入っている。この年になったからってわけではないが、もともと今までのバイトも仕事もコネクションでやってきている。その間にPCの知識やらMacの知識なんかもついたし、サイトを作る技術も覚えた。

ちなみに、ちゃんとした就職活動(?)もある。履歴書送ったり、面接したりという類の・・・。だが、その場合、その仕事にたいしてある程度の経験がある人間であることがおおい。経験もないのに、何するかわからないのに・・・会社に面接にいって・・・とかってことはまずありえないようだ。あくまでおいらが見たり聞いたりした感じだが・・・。

ということで、おいらもコネクションを使う。使いまくってやる。


夜、Santiに添削してもらう・・・。

お「大丈夫?これで・・・。」
S「完璧だ!!特にこのオプション・・・最高だ!」
お「おお〜そう?そう?」
S「ただここは・・Espan~aでなく、Valenciaにしたほうがいい。」
お「なるほど・・・」
S「ここもだな・・・」
お「単語とか文法的におかしいのは?たとえば、この・・・長所の部分」
S「う〜ん、これでいいと思う。」
お「OK・・・あとはない?」
S「あ、これ・・・」
お「え?」
S「サイトを作るって・・・これいいのか・・・」
お「うん・・・だって小さいサイトだし・・・」
S「タダ?」
お「うん・・・そのつもりだけど・・・」
S「アホ!こっちはまだ十分サイトで稼げるぞ!しかも、日本語で作るんだろ?」
お「そりゃ・・・もちろん・・・日本語」
S「アホ!かなり稼げるぞ・・・」
お「う〜ん、おいらは別にどっちでもいいんだよね・・・それほど時間かからないし・・・」
S「Hostia〜!」
お「わかったわかった・・・じゃ、そこは別途交渉するよ・・・」
S「いや、書き直そう・・・Si quieres・・・(もし必要ならば・・・)」
お「なるほど」
S「よし、これでOK」
お「ありがと〜〜!じゃ、早速送るよ!」

ってことで、ネゴシオメール完了。

あとは返事を待つのみ。

なんかちょっとドキドキ。

今日の夕食はSantiが作るというので、それを見ている。

今日の料理は・・・名前はわからないが・・・たぶん「スペイン料理」とのこと。

これが簡単かつ激ウマかつ肉も使わないということで、我が家の定番になりそうな料理。レセタを載せておく。

■男の手抜き料理・・・(毎回タイトルが違う気がする・・・)

【Champin~on con Revuelto】(名前は勝手に付けた・・・)
01.Champin~on(マッシュルーム)のへたを包丁で切る。
02.数は食べたい量だけ。今回は1人3つで9つ使った。
03.へたは底の汚れた部分を同じく包丁で切り取り、とっておく。
04.Champin~onは切らずに丸ごと油で軽く揚げる。
05.揚げるといっても、油は普通より少し多めという程度。
06.両面しっかりと揚げる。
07.その間に、ニンニクの芽をみじん切りにする。
08.わからないが、中ったら万能葱とすったニンニクでOKな気がする。
09.たぶん、同じ感じじゃなかと(^_^;)
10.先ほどのへたを細かく切る。みじん切りの一歩手前くらい?
11.ニンニクの芽とへたを炒める。
12.塩少々、黒こしょう少々、Pimenton(粉パプリカ)少々で味付け
13.味付けは適当。好みで・・・
14.炒め終わったら、卵を投入。
15.今回は1人1つで計3つ。人数によって変える。
16.ぐちゃぐちゃにかき混ぜる。
17.Revuelto・・・つまり、スクランブルエッグ。
18.Revueltoはこっちのタパスでもよくあり、かなりうまい!
19.後でオーブンを使うので、ここではあまり堅くしないほうがよい。
20.卵が適度に固まったら火を消す。
21.耐熱皿に先ほど揚げたChampin~onを綺麗に並べる。
22.上に作ったRevueltoを載せる。
23.お好みでとろけるチーズ(?)を振りかける。
24.オーブンに投入。
25.様子を見ながら適当にできたと思ったらできあがり。
26.オーブンが中ったら、フライパンに蓋をして蒸す?感じでやってもいいかと。
27.アルミホイル強いたりとか・・・オーブントースターとか?
28.まぁ、適当に・・・。
29.トップ写真はオーブン投入前の写真。

以上!


それにしても、なんかゴチャゴチャ忙しい。

他にいっぱい書くことあった気がするが・・・全部忘れた。



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スペインのモリゾウ・・・名古屋デビュー!!
2005年03月08日 (火)
おいらは、愛・地球博のキャラクターモリゾウに似ていると数人から言われている。

まぁ、そんなことはどうでも良く。

おいらは、これから占いを信じようと思う。

日本の占いではなく、血液型占いでもなく・・・スペインの星座占いを。


今日もいつも通り、朝起きてメールのチェック。

昨夜は眠れなくて、いろんな人にメールしたもんだから、たくさん返事が来ていた。

その中に・・・・「インタビュー依頼」という件名のメールが。

「ん?」

と思いつつ開く。

なんと・・・なんと・・・なんと・・・!

名古屋のZIP-FM77.8からの依頼!!

先日みた・・・「仕事が有名になる・・・」が頭の中でリフレイン。

ぬお〜〜〜〜っ!

ビバ!エスパーニャ!

ビバ!バレンシア!

ビバ!名古屋!

ビバ!愛・地球博!

ビバ!ひきこもり!


とりあえず、誰もいなかったので、寝ていた春を抱きかかえて

「ラジオにでるの!ねぇ、ラジオにでるの!!わかってる?聞いてる?おいっ!」

と日本語で喜びを分かち合う(?)。


で考える。

実際、おいらは名古屋の住人じゃないから、このZIP-FMがどれくらいの規模で、どれくらいのリスナーがいて、どれくらい有名なのかは全くもって、NI PUTA IDEA。

サイトの宣伝をしていいもんなのかもわからん。

とりあえず、わかってることは、「何故スペインに住もうと思ったか?」ということと「スペインのおもしろ話」の二本立てを、電話で生出演ということだけ。

おいらはこのサイトを作ったきっかけは、スペインの草の根広報部として。大好きなスペイン(Valencia)を日本人にもっとしってもらいたいから。

なので、サイトの宣伝も当然したいのだが、全国・・・いや名古屋近辺か・・・にむけて、スペインのことを・・・Valenciaのことを話せるというはでかい!でかすぎる!サイトも含めて金にはまったく結びつかないが、これほど大きな喜びはない。

う〜ん、もう一度叫ぼう。

Viva!HIKIKOMORI!

口惜しいのが・・・おいらがカビラJみたいに素敵な声をしていないということ。

今から発声練習でもしようかの〜。


というわけで、今日は朝から瞬時にご機嫌となる。ご機嫌というか、興奮状態。買えてきたSantiやManoloやMi Kyungにもしっかり自慢した。

今日は仕事のネゴシオをしようと思っていたのだが、まずはメールというSantiの意見を聞いてそちらに変更。

Mi Kyungがデジカメのケーブルを買いに行くのだが、わからないので一緒にいって見て欲しいというので、それにつきあうことに。おいらもついでに携帯のバッテリーをエルコルテに見に行くことに。

そのまえに、うちの近所で突然崩れたという建物をみにいくことに。野次馬は好きじゃないけど・・・あまりに近所なもんで・・・みにいってしまった。

Mi Kyung曰く、建物全体が爆破したみたいに崩れた・・・ということだったが、そうではなく、PISOの3階あたりの床ががそのまま全部抜けたらしい。

それだけでも十分衝撃的だ。

原因は不明。

もしかして、外壁等を改装したてっぽかったから、それでひびとかでもはいったのだろうか?

死傷者はも不明。ただ、周りの面持ちをみていると・・・真剣なのもあって、あるいは誰かいるのかもしれない。

ある日突然、上のPISOが・・・天井が抜けて落ちてくる・・・。

一見、ドリフ的なのだが・・・現実に想像すると・・・恐ろしいものがある。

Mi Kyungの買い物も無事済み・・・おいらのバッテリーはFnacより高くて断念・・・、うちの側のお気に入りのBarでCervezaを飲む。

で、飲みながら、いろんなことを相談される。

Mi Kyungとの会話はお互いのスペイン語が9割方わかるから・・・楽ちんだ。同じアジア人だし・・・。

Barをでたあと、目の前のBodegaでお祝いのVinoを。

このBodega・・・おいらの聖地で・・・おそらくこことPISOと金があれば一年以上は軽く楽しくいきていけるよな素敵な場所だ。家の近くにあって、何かと重宝している。




で、今日買ったのは、3.95のRIBERA DEL DUEROのVino。

ってことで、今日から、Vino日記をつけためることにする。

■Vino日記

【CVSTODIA】Tinto 『RIBERA DEL DUERO COSECHA 2000』3.95euros
Utiel-Requenaについでよく飲むRIBERA DEL DUEROのVino。名前は忘れたが、良く飲むRiojaのVinoほど甘くはないが、ちょっと甘め。渋さはなし。飲みやすい。でもってうまい。値段が4euros近いので、頻繁には飲めない。もっと安いやつとの味の差は・・・はっきりいってよくわからない。


・・・

・・・

やっぱソムリエじゃないし、そんなにVino知ってるわけじゃないからいざとなったら書くことがない。「海を飛び跳ねているトビウオが鯨を発見して、びっくりして急カーブしたときの様な味」とか素敵なことをいってみたいもんだ。

ついでに、タバコ代が最近かかってる気がしたので、Que vaおばさんのEstancoにいって「手巻きタバコ」(?)を買うことにした。が、今日は娘さん(もうおばさんだが)が店番。

「え〜っと・・・タバコじゃなくって・・・これちょうだい・・・」

とたまたま隣にいたおじさんが買っていた、手巻きタバコを指さす。

「あ〜はいはい・・・で、何がいいの?」
「なにがあるの?」
「いっぱいあるわよ・・・」
「ブラブラブラブラブラブラブラブラ・・・」

銘柄をいくつもあげてくれるが、なにいってるのか聞き取れず。

隣のおじさんに方向転換。

「ねぇ、どれがお勧め?」
「普通のでいいのか?」
「うん。普通のでいい。1つしか種類しらないから・・・」
「じゃ、これだ・・・DOMINGOのAZULだな・・・」
「じゃ、これ!あと、紙もちょうだいな」
「はいはい・・・」

ってことで、買ってきた。



夜は、Santiと買い出し。al campoだと思っていったらcarrefourだったらしく、

「それだったら、家の側(ElSalerの)にいけばよかったじゃないか!」

「Hostia!Mierda!Con~o!Hijo de puta!」

魅惑のpalabras、怒濤の4連発(笑)

買い物あと、Manoloを迎えにいって、おうちにかえって、ピザをたべて・・・寝ようとおもったが・・・

興奮して寝れなかった。6時くらいまで・・・。


追記
携帯問題が解決した。以前Manoloがもっていた携帯をおいらが盛っていたことをすっかりわすれていた。それにSIMさしたら動いた。電話番号もかわらず、しかも、金もかからなかった。よかった・・・これで半年持たせよう。



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スペイン人も梅干しがお好き?
2005年03月07日 (月)
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昨夜のReal対Valenciaの試合は引き分けに終わったらしい。おいらが見に行った頃は故障していてなかなかみることのできなかった、アイマールがゴールを決めたようだ。

今年はBarcelonaが圧倒的に強く、ついでMadrid・・・そして、なぜか4位あたりにVillareal!!!!もうびっくり仰天。でも、Manoloはまったく興味なし(^_^;)。我らがValencia(別にサッカー興味ないんだけど)は現在、たぶんSevillaと足らんで5位か6位あたり。

去年、優勝してくれて良かった〜ってしみじみ思う。

サッカーよりネタ。ネタより酒で参加したけど。

Real対Valenciaということで、たくさんの?日本人がいたっぽい。昨日あった日本人観光客もサッカーだけを・・・火祭りはどうでもいいらしく・・・みにきたらしい。このあとイタリアにサッカーを見に行くといっていた。

サッカーファンって・・・ホントすごいな〜って思う。

たしかに、おいらもうんまいVinoのためならどこへでもいく!って思うもんな。

そういうこったろうな。

Valenciaだけではないけど、アンチRealは多い。日本で言うとアンチ巨人?・・・Madridにとっては勝たなければヤバイ試合だっただけに、今年はイマイチのValenciaが引き分けたということで、スポーツ新聞の一面は今回の試合がどでかく(毎回かもしれんけど)載っていた。そして、人々の口から漏れる言葉も「引き分けだけど、よくやった!」ってなもん。

そして、Manoloはつぶやく・・・

「なんで・・・なんで・・・日本人はそんなにサッカーが好きなんだ?なんで、こっちまでわざわざ高い金払って見にくるんだ・・・なんで、サッカーの試合のテレビ中継には必ず日本人がいるんだ・・・なんで・・・なんで・・・」

しりまへんがな・・・。


Manoloのママンからミサンガ(?)が届いた。

以前、Manoloに半強制的につけさせられたことがある。去年の話。もらったときは

「なんか普通の毛糸でじゃん・・・」

って思ったのだが、はずしたら怒られるので(笑)、ず〜っとつけていた。緑の毛糸。

ミサンガと書いたが、正式名称は違った名前だった気がする。Manoloに聞かないと思い出せない。このミサンガ・・・切ったりするとヤバイらしい。死んじゃう・・・じゃなくって、死んだ時に誰か(?)が迎えにくるらしい。それか、切らずにそのまま死ぬまでつけていると、天国(?)につれていってもらえるとか・・・はっきりいってよく理解できてない。これもちゃんと聞かないと。

指輪とかと同様で、つけはじめは「う〜ん、なんか邪魔・・・」と違和感を感じるが、慣れてくると体の一部となってきて気にならなくなってきて、ついには「愛着」までわいてきて、なくなると寂しくなる。装飾品ってなんか不思議。

おいらが今つけている首輪は・・・もうかれこれ9年以上つけてるし、指輪も8年以上。たまに見失うと大あわてで探すくらい愛着がわいている。

で、先日Manoloのママンが来たときに

「また、あのミサンガちょうだいな・・・」

って頼んだ。すると、

「え?あんなものが欲しいの??」

っといいつつも、顔はすごいニコニコ顔で嬉しそうにそういってくれた。

それで、わざわざManoloの妹が、ほかの用事もあったみたいだが、わざわざもってきてくれたというわけだ。

しかし・・・おいらの分だけでよかったのに・・・・10本も届けられた。

Manoloはいらないという。妹のLauraはもう大量につけている。SantiもMi Kyungもいらないらしい。

全部おいらが引き取ることに(^_^;)

せっかく作ってくれたわけだし、今回は前回よりもいい「毛糸」(?)で作られているし、色もおいら好みだったので3本つけることにした。

残りは・・・マリちゃんにでもあげよう。

白とピンクは・・・どうしようか悩むところ・・・。おいらの色じゃない(^_^;)

ということで、今日記を書いているおいらの手首には毛糸が3本巻き付いている(笑)


夕食はナスのパスタを作った。以前tomokitoの家でたべたやつを少しアレンジしたもの。今回は米を切らしてしまったのでパスタにしたが、米のほうがたぶん日本人にはあう。ManoloもSantiも大絶賛の味なので、たまに作ることにしている逸品。

■男の適当料理
【ナスの・・・なんだ?】
1.ナスを角切り・・・大きさは適当。
02.ちょっと多めの油で揚げるように炒める。空揚げっていうの?
03.揚げるといっても、本当に揚げるわけではない。
04.茄子がなんか良い感じに揚がったら
05.酒適当、醤油適当、塩適当、ショウガ適当、みりん適当、砂糖適当、塩適当
06.とにかく適当にいれる。味みればわかる。
07.味が濃い方がスペイン人には喜ばれるし、おかずになるので醤油は多め?
08.でもって、ぐつぐついってきたら、鰹節投入。
09.一袋(小さいやつ)?を全部いれてさらにぐつぐつ煮る。
10.途中で水をたしてもいい。
11.今日は腹が減っていたので、Atun祭りだ〜!とツナも入れてみた。
12.あ、そうだ。鰹だしの小さいヤツを一袋いれるの忘れてた。
13.調味料いれたときにいれる。主婦の友。
14.茄子に味がしみこみ、水分が減ってきたら片栗を少しいれる
15.とろみをつけてはいおしまい。
16.ご飯だったら茄子丼?みたいにして食べる。
17.パスタだったら、鍋につっこんでかき混ぜてから食べる。
18.マジでうまい。やみつきになる。


夕食後、二人の好物だったのもあり、日本食・・・というかアジア料理の話になった。

「この茄子はまじでうまいな!」
「ありがと。」
「cojonudoだ」
「ありがと。」
「これも好きだけど、キムチも好きだな・・・」
「キムチね・・・知らない間に食べられるようになってたよね・・・」
「でも、一番好きなのは・・・」
「なに?」
「米と梅干しだな」
「一番!!???」
「あれはうまい」
「だって、Santi・・・梅干しあれだけダメだったのに・・・」
「でも、今は好きだ。」

Manoloは明日昼飯を食べに家に帰ってこないので弁当をもっていくという。なので、せっかく弁当箱も日本で買ってきてあげたことだし、「のり弁」を教えることに。前に一度作ってかなりきにいっていたからだ。

今回は、「ゆかり」なんていう贅沢なものまで使用。あとは、鰹のふりかけと、醤油をあえた鰹節とノリ。

作り方をレクチャー・・・っていうほどでもないが。

プラス、弁当用にとっておいた今日の茄子。

その傍らでSanti・・・

なにやらごそごそやっている。

のぞいてみると・・・

冷蔵庫から韓国ノリと梅干しをだしてきて・・・

韓国ノリの上に余ったご飯を載せて、梅干しをつぶして食べていた。

おいらも真似して、韓国ノリをつかった、梅ぼしのミニおにぎりを作って食べる。一口サイズの・・・

「お〜〜〜!!おにぎりだ!」

Santi、何故か大喜び。

そして、まだ少し残っているご飯をみて。

「食べていいか?ホントに食べていいか?」
「いいよ」
「おれはもう2つくったけど、正樹1つだろ?」
「いいって・・・もう十分腹一杯だよ・・・」

ニコニコしながら、韓国ノリの上にご飯を載せるSanti。

そして、それを一口で平らげた。

慣れってすごい・・・ホントそう思う。

この直後・・・日本にやってくるという友達に梅干しを頼んだことはいうまでもない。



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