おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め 日本出稼ぎ日記

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マリちゃんがが仕事でドイツ、イギリス、スウェーデンに旅立つ。
2006年10月25日 (水)
■10月25日(水)
マリちゃんがが仕事でドイツ、イギリス、スウェーデンに旅立つ。
預かった金魚に勝手に名前をつける。アリとザーラ。

ここ・・・どこですか?
2006年10月25日 (水)
「すいません・・・ここどこですか?」
「三浦海岸です」
「み、三浦海岸???」
「ええ。三浦海岸」
「三浦海岸って、あの三浦にある三浦海岸ですよね?」
「ええ。その三浦海岸です。」
「これって何線ですか?」
「京急です」
「京急?」
「ええ」
「ちなみに戻る電車は?」
「もう全線終了しております。」
「ですよね。」

改札をで、1分後

「えええええ!!!なんで!!!!」
「なんでなんでなんでなんでなんで?」
「なんで京急に乗ってるの?」
「っていうか、浅草橋にいたのに、何故三浦?」
「ペリー来航やん。浦賀近いやん。」
「っていうか、これって物理的にありうるのか?」
「もしや夢遊病のように電車乗り間違えた?」
「ええ〜〜!三浦海岸?」
「どうするの、俺?」

もう頭の中「?」でいっぱい。
全く持って意味わからじ。
事の経過が読めない。
しばしパニック。

駅前のだだっ広い広場をとりあえずウロウロウロウログルグルグルグルグルして同じことを小声で復唱。

とりあえず落ち着くことにする。

「まて、落ち着け。トランキーロ、トランキーロ」
「まず、今何時?」
「よし、まだ12時半」
「で、どこまで覚えてる?」
「浅草橋お店を出たのは11時くらい」
「あまり呑んでないから酔っぱらってはなかった。うん」
「長尾に仙台のこときこうと思って電話したら何故か女の子の声。自分で電話かけたのに『すいません・・・どちらさま?』って聞く羽目になった。真央ちゃんだった。「な行」で押し間違えたことが判明。覚えてる。うん。」
「で、ちゃんと都営浅草線にのったよね。うん。」
「で、本をカバンから出した。風の影」
「で、読んでるうちに降りるはずの日本橋過ぎた。」
「で、路線図みたら、昔出勤で良く使った「中延」を発見。」
「で、そこで降りて大井町線使って帰ることにした。うん」
「で、途中から座れたから座ったと」
「で、寝て起きたら三浦海岸・・・と」
「!!!!!!!!」
「やっぱ全然わかんな〜い!」

路線図には全くもって詳しくないので、都営浅草線と京急がつながってるなんて夢にも思わず。とにかく「三浦海岸」・・・そう、おいらが良くデートやドライブで使う観音崎のある・・・っていう響きがすげ〜恐ろしい。ものすごく遠いところにきてしまった気がする。

再び、周章狼狽。

向こうから人影が近づいてくる。

「どこまで?タクシー乗る?」
「いえ・・・いいです。ホテルとか探します」
「この辺、ホテルとかないよ。」
「そうなんですか・・・」
「お客さんみたいな人、ここ多いんだよね〜」
「そ、そうなんですか?」
「まぁ、じゃ、がんばってね」
「・・・・(がんばってねって・・・)」

また一人ぽつね〜んと取り残される。

選べるカードはいくつもない。

「ホテル」
「長尾」
「パパン」

まず最後のパパンは最終手段。自業自得で迷惑はかけたくない。となると、やはり長尾。ここは持ちつ持たれつ。三浦海岸まで来てくれたら、すべてをチャラにしてあげよう。

電話をかけながら、とりあえず駅の周辺を歩いてみる。

長尾・・・でない。
三浦海岸・・・なにもない。

シクシクシク。

なんとしてでも連絡が取りたいので、せっぱ詰まったメールを送る。

「マジで助けて・・・ヤバイ」

シンプルでいて、なおかつ現況を表現するのに最高の一言。暗闇の中で一人自画自賛。

ウロウロしていると、おいらの横にタクシーが止まり、ドアが自動的に開いた。

「安くするからさ〜のっていきなよ〜」

さっき声をかけられたタクシーの運ちゃんであった。

「いや、ものすごく遠いんですよ」
「どこ?」
「『UTIEL』ってとこです」
(※「UTIEL」日記用語。おいらのすむ街のこと)
「う〜ん」
「ちなみに、いくらくらいなんですか?」
「えっとね〜金沢文庫までで一万円かな」
「・・・論外です」(アホか!)
「そっか〜。でも、この辺ホント何もないよ?まぁ、じゃ、がんばってね〜。」
「・・・・」


しばらくふらついてみたが、タクシーの運ちゃんが言ったとおり、三浦海岸には見事なほどなにもなかった。そして、長尾からも返事はない。タクシーに乗る金もない。

「も、申し訳ない」

そう、つぶやき自宅に電話。

「もしもし・・・おいら」
「どしたの?」
「いや、寝過ごしてしまいまして・・・」
「どこにいるの〜。あんたまた〜」
「み、三浦海岸・・・」
「えええっ!三浦海岸??なんでそんなとこに」
「いやわからないの。浅草でスペイン料理食べてたはずなんだけど・・・三浦海岸」
「ちょっとあたしじゃ場所わかんないから、お父さんおこしてみるからちょっと待ってなさい」
「いや、おこすんだったらいいよ」
「「いい」って、あんたどうすんのよ、そんな何もないところで・・・」
「何もないって知ってるんだ・・・」
「知らないけど、予想つくわよ。」
「タクシーで帰れる距離でもないし・・・金沢文庫まで一万円とかっていってたからね〜」
「まぁ、いいから、今聞いてくるから待ってなさい」

ブチッ

「え?切れた?切られた?待ってなさいっていったよね・・・」

かけ直す。

「もしもし、切れちゃったの?」
「なにいってんのよ。切ったの。いいから、ちょっと待ってなさいって!」

ブチッ

「・・・・」


ぼ〜っと待っていると電話が鳴る。

「お、もしや帰れるのか・・・おいら・・・」

と思ったら、長尾だった。

「よ〜どうしたよ?」
「今ね、三浦海岸なの。浅草にいたはずなのに」
「あ〜はいはい。それよくあるらしいからね」
「そうなのか・・・」
「その辺なんもないだろ?」
「うん。見事にない」
「俺もいま帰ってきたところでさ〜。酒のんじゃってるんだよ。わりぃ。」
「そっか・・・でも、まぁ、なんとかするさ」
「おお」
「で、仙台なんだけど・・・どうするよ?」

(以下、省略)

携帯をバイブから着信音にし、駅のベンチに横たわる。

寝ちゃいかん・・・寝たら死ぬぞ・・・と思いつつも、いい感じで眠くなってくる。

最悪、朝までベンチもありか・・・。終電まであと4時間くらいだしな〜。でも、凍えて死ぬかな・・・こんなところで寝たら・・・。

まどろみ始めると、ママンから電話。

「お父さんいってくれるらしいから、そこで待ってなさい。ついたら電話するから」
「申し訳なし。すまんね〜」

・・・・・

ユサユサユサッ

「!!??」
「あんたこんなところにいたの?10分くらい探しまわっちゃったわよ。電話でないし」
「!!??」

ベンチで爆睡してしまいました。

うつむき加減で車に乗りこむ。

ママンがいたのにもびっくりしたが、何故かムクも一緒に車でつれられてきていた。そのムクの「どうしたの?ねぇ、どうしたの?」という純粋なまなざしが痛かった。

「ごめんね〜遠かった?」
「バカ、「遠かった?」じゃね〜よ。」
「・・・す、すんません」
「城ヶ島のそばだよ、城ヶ島!」


浅草から1時間半で三浦海岸。思いもよらなかったよ・・・。


まどろみつつ、物思いに耽るおいらの後ろで見つめ続けるムク。

「ねぇ、どうしたの?ねぇねぇどうしたの?」

「話すと長いんだよ・・・」


追記
悔しいので、ナットク行くまでいろいろ調べてやった。

三浦海岸の位置
地図でみてもホント何もないのがよく分かる。

都営浅草線の時刻表
おいらが乗ったのは、23時12分の三浦海岸行きの特急。なんか、ロシアンルーレットで一発で死亡・・・みたいな感じだ。他のだったら、馬込とかで済んでいたのに・・・。

京浜急行の路線図
いや〜こんなに駅通り過ぎたのか〜。これで1時間半か。ちょとした小旅行や。

しかし、都営浅草線が京急とつながっているとは・・・やっとナットク。

ジェンガ Ultimate
2006年10月24日 (火)
おいらみたいな末端石積み職人には知るよしもないが、なぜか今日はカーリーがものすごいご機嫌だったようで、石積み場に彼女の高らかな笑い声が一日こだましていた。
お〜〜〜ほっほっほっ!
あ〜〜〜はっはっはっ!

おいらとしては、誰かがボリュームあげてもすぐにカーリーによって知らない間に下げられてしまっているラジオの音を石積み場にこだまさせて欲しいのだが。

末端のおいらに石がなく暇なくらいだから、こちらも知るよしもないが、今うちの石積み場は安定期にあるんだろう。それでカーリーもご機嫌なんだろな〜と勝手に推測する。

社長がお亡くなりになったのをきっかけに部屋の模様替えに着手したようで、床にはところどころ段ボールが広げられていた。中には蓋が全開になった段ボールも。

帰り際、コーヒーの空き缶を捨てる時にその段ボールに足を思い切りぶつけてしまったおいら。

ヨ「痛てっ・・・」
カ「みましたよ〜〜〜!ヨモツシコメさん!お〜ほっほっほっ!」

もう箸が転げてもおかしい年頃になってしまったらしい。見られちゃいかんもんを見られたわけではないが、カーリーにいわれると、イザナミに追われるイザナミになった気分になる。

カ「明日から毎日あんたの国の人間を千人ずつ殺してやる!」
ヨ「ならばおいらは一日一万人生ませよう!」

なんてこと想像したが、おいらが殺されそうなので心の中だけにしておいた。

そんなことよりも、彼女に見つかったってことはきっと明日からおいらがカーリーになってしまうんだろう。明日さりげなくゴブリン君に「みましたよ〜」っていって逃げよう。

お〜〜〜ほっほっほっ!
あ〜〜〜はっはっはっ!

みましたよ〜♪


カーリーじゃないかおいらも今日はすこぶるご機嫌。なぜなら部屋が恐ろしく綺麗だから。しつこいようだが・・・。あまりにモノがなくなったため、スペイン留学前夜を思い起こさせるのだ。

そういえば、帰り際、おいらの派遣元に電話をする。

本来なら更新一ヶ月前には確認の電話がかかってくるというルールになっているのだが、担当が変わってからというもの前々回から連絡がこなくなって、更新が済んだという書類だけが届く・・・いうたら、「当選は発想をもって」方式になってしまった。まぁ、おいらとしては積む石があればなんでもいいで放っておいたのだが、おいらが退職するまでに残すところ3ヶ月くらいとなったので、早めに言っておいた方がいいと思って電話をかけたわけだ。

ヨ「すいませ〜ん、次回で更新打ち切りたいんですけど〜」
担「ええええ〜〜〜!」
ヨ「え??早めにいっておいた方がいいと思って」
担「え、あ、う・・・どのような理由で?」
ヨ「スペイン行くんです」
担「旅行ですか?」
ヨ「まぁ、半々です」
担「お知り合いでもいるんですか?」
ヨ「え?今回紹介してもらった仕事に就くまでスペインにいたってしってますよね?」
担「え、あ、う・・・あ〜そうでした・・・ね」
ヨ「・・・・といいますか、派遣の仕事って普通は切られるまで続くものなんですか?」
担「え、あ、う・・・「切られる」っていうのも・・・」
ヨ「あ、そうですよね。ただ、そろそろ一年たちますし、いろいろなことやってみたいのもあって」
担「そ、そうですよね〜」
ヨ「じゃ、よろしくおねがいしま〜す」
担「では、一度会社の方に伺います。日時は追って連絡いたします」
ヨ「は〜い」

なんか明らかに動揺していたんだけどなんでなんだ?ルール的には「更新一ヶ月前」に電話がかかってきて「更新OKだけどどうします?続けます?」という打診がされて、こちらがOKならOKするという方式で、向こうから電話かかってこないから、こちらからかけたらあの動揺。どちらにしろ、まだ辞めるまではしばらくあるのに・・・。3ヶ月あれば引き継ぎも十分できるでしょうに。う〜ん、謎だ。

食後、今日も部屋の掃除をする。徐々に徐々に部屋からモノをなくしていくのだ。こうなってくると、耳掃除みたいなもんでやみつきになってくる。節約主婦の気持ちが少しだけわかるというものだ。もう、部屋からどれだけモノをなくすかに命をかけそうだ。まぁ、細々したものが多いし、天上低いからどうあがいてもモノは多く見えてしまうのだが。

今日は収納の奥の枯山水セットの箱の中から「鳥獣戯画」のフィギュアを発見。なんかの雑誌についていたのを、「鳥獣戯画」好きなのを覚えてくれた誰かがプレゼントしてくれたものだ。「スペインに持って行って・・・」といわれて渡されたのだが、それをいれた枯山水セット(これもスペインにもっていって・・・とプレゼントされたのだが、4kgくらいあってさすがに無理だった)の箱にいれたまんま、今日まで忘れてしまっていた。

明日はそれを飾る場所を考えようと思う。

ご機嫌だったので、BELLEVILLE RENDEZ-VOUS(ベルビルランデヴー)のサントラをかけて部屋で踊りまくる。もうノリノリさ。スペインでも昼間かっら一人Vino呑みながら良くこのCDをかけて踊りまくったものだ。

「ヴゥ〜」の音がフランスフランスしていてなんとも気持ちが良い。

ヴで思い出したが、ってまったく関係ないが「モルディブ」

知らない間に「モルジブ」が「モルディブ」とお洒落いっぱいな雰囲気になってしまっている。

そういえば、一時帰国した時に、誰かが「モルディブ行くの〜♪」といっているのをきいて「モルディブ???モルジブのこと?」と不思議がっていたのをきいて、長尾が「そうなんだよ!最近はモルジブじゃなくってモルディブっていうんだよ!どっかのアホが・・・」云々叫んでいたっけ。

これって、ある日突然「シーデー」が「シーディー」になってしまったオヤジの気持ちと同じなんだろう。今ようやく「Dはディーじゃなくってデーと習ったんじゃぼけ〜!」と言い訳するオヤジたちの気持ちがよくわかる。

おいらも死ぬまで「モルジブ」を貫いてやる。

でもまてよ・・・モルジブってmaldivesって書くわけでしょ。普通ならdiはジじゃなくてディと読む感じがするわけで・・・それをあえてジということは、正式名称は「ジ」の方だったりするんじゃないか?いや、そのまえに最後の「S」が気になる。Parisの「s」みたいじゃないか。

気になるので調べてみたらぴったりのがあったが、あまり参考にはならなかった。
モルディブ、モルジブどっち?


以前のおいらの部屋がそうだったように、最近徐々に物置化し始めている拓也の部屋に人生には必要だが、おいらの部屋にはいまのところ必要ないものをどんどん運び出す。

あ〜日に日に貧乏っぽくなっていくおいらの部屋・・・やっぱ貧乏くさいのいいわ〜ゾクゾクするわ。

ゾクゾクしてると、拓也の部屋であるモノを発見。

「ジェ・・・ジェンガ!!!」
「・・・Ultimate??」(横に小さく)

まぁいい。とにかく一度やってみたかったジェンガがあったのだ。

ワクワクしながら自分の部屋にもってきて、一人積み重ねる。

一人でやるのにUltimateってところが哀愁漂わせるが、とりあえず積み終わり、「Let's Jenga!」

う〜ん・・・なんの緊迫感も感じないが、結構ドキドキはした。

でも、やっぱりドキドキして見る人が欲しいので、すぐそばにあったムンク人形(浪人したときに、Niftyの映画フォーラムの先輩たちが「これ今のおまえの気持ち」ってくれた人形。かれこれ12年前の一品)をおいて記念撮影。

ひたすら崩さないようにとってとってとりまくったのだが・・・あまりに真剣にやりすぎたためか、最後はどう考えてもとったら崩れる状況になってしまう。

「というか、これ取り方によっては意外とこうなる(袋小路)こと多いんじゃないの?ダメじゃん、このゲーム・・・」

と期待していたJengaにがっかりしつつ、箱の裏の説明書を良く読んでみると・・

プレイヤーはサイコロをふり・・・

サ、サイコロ?そんなもんはいってなかったぞ!拓也なくしやがったな・・・

出た色のブロックを一番上以外から一本抜き取り、

ふふふ・・・さすがに一番上からはとらなかったよ。一瞬「これ上からとっていったらつまらんやん」って大人げない手法を考えちゃったけどさ・・・

一番上に下のブロックと同じようにたがいちがいになるように乗せます。

!!!!!

取ったら、乗せるのか・・・これ。

今日の教訓。
ゲームの説明書はちゃんと読みましょう。

あと、やっぱりこれは誰かとやりたい。これは来月頭の仙台旅行に持って行こう。そんで、崩した人Vino一杯。

呑み後半はもう一本で崩れまくり。楽しすぎる。
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ヘイジツノメグスタ病
2006年10月23日 (月)
今日は見事に石がなかった。10時から19時までいて1分も石積んでない。普段から「今日の午後まで石」とか「明日の午前中まで石」とか無理な石を渡してくるので、こういうときは思う存分さぼらせてもらう。以前だったらビクビクして自分から「石ください」というところだが、もうそこまで甘くない。

ということで、近況パターンで行く。

■ヘイジツノメグスタ病
先々週くらいから重度の「ヘイジツノメグスタ病」。な〜んもやる気せん。だけど、「シュウマツメエンカンタ病」も同時に併発しているため、週末になったとたん、墓穴から這い出るゾンビよろしく、ムクムクと元気になる。でも、たいていは呑みすぎてリビングデッド。ここ最近、ず〜っとその繰り返し。そして、それは来月中旬まで続く模様。どこかで自制しないと、本当にやばいと思いつつ、石積み場やめるまで止まらないのだろう。ロマンティックが止まらない。


■パスポート
先日、真央ちゃんから「パスポートの更新」についての話をきいた。パスポートの「更新」なんていう表現はこれまで一度もきいたことがなかったため、なんのことか意味が分からず、質問してみると、パスポートには「新規」と「更新」の2つがあるらしい。更新でも新規でも石積み場を休まないといけないらしいが、「更新」の方は必要となる書類が少ない上に、パスポートができあがるまでの時間が短いらしい。でも、「新規」だとそのまったく逆で、書類も大量に必要なら、期間もたっぷりいるらしい。

し、しらなんだよ・・・

おいらがパスポート作ったの10年前。そのころからそんな制度だったのか?たとえそうだったとしても、そんなん忘れてるわ。はげ〜。
たしかおいらのパスポートが切れるのは今年の8月だったはず・・・いや、もしかして来年だったか!?
あわててパスポートを見ると・・・有効期間満了日:15 AUG 2006の文字が。

うぐわぁぁぁぁぁ!!!

覚悟はしてたけど、結構ショックだ。

まぁ、いたしかたなし。

有給とる大義名分になるからよしとしよう。

帰宅後、母親に「自分は悪くない」的にその話をしたら「あんたあんだけ旅しててそんなこともしらなかったの?ホント馬鹿ね」と思い切り一蹴された。これにより、更新制度は昔からあったことが判明。

この歳になって、「帰省」を「きしょう」と読んでしまった気分に陥った。


■カーリーの咳
カーリーはタバコを吸う。別にそれは個人の問題なので別にいいのだが、そのためかどうかは別として、彼女は普段からものすごい咳をする。労咳なんじゃないだろう?と思わせるようなすごい咳なのだ。表現的には「イヤな咳」といわれるあれだ。
擬音語で表すならば「コホン」でも「ゴホッ」、「ゲホッ」でもなく、「ヒャァ〜〜〜ッ」という擬音なのだ。おそらく咳の擬音としては全く想像つかないかもしれないが、どこからか空気がもれていそうなそんな感じ。もうカーリーにピッタリすぎてで日記を書いている今(珍しく石積み場で書いている)も笑いをかみ殺すのに必死だ。ゴブリン君に見つかりそう。

で、今日の彼女の咳はマックスすごかった。「ヒャァ〜〜〜ッ」と「グエホッ!!グニエホッ!グロエホッ!」のハーモニー。不謹慎なのをわかって書くが、おじいちゃんがもちをのどに詰まらせて、思い切り破棄だそうとしているという感じ。いうたら、男の咳。

そんな咳するなら煙草やめればいいのに・・・。

それでも今日も彼女は喫煙所に向かう。明日も明後日もその次の日も。


■のだめカンタービレ
先日掃除をしている最中にたまたま見たドラマ。普段テレビを見ないため、食事中に数分みる番宣がごっちゃになって「のだめうぉ〜か〜ず」と何度もいってしまい、何度も訂正された。

テレビをみないから、当然ドラマも滅多にみないのだが・・・さりげなくはまる。ドラマ自体もくだらなくて面白いのだが、上野樹里とやらにはまった。巷では有名らしく「のだめカンタービレ」といっただけで、調べるまでもなく彼女の名前がでてきた。

どうもおいらは、「はにゃ」とか「ふにゃ」とかいう音を台詞として発する、なんともユルい子に弱いらしい。他でたとえると「恋のチカラ」かなんかの深津絵里にもはまった。文字で書くとハニ丸君を連想してしまうのが難なのだが・・・。エラのはり方も輪郭も深津っぽく、しばらく見てしまいそうだ。帰ってこられたらの話だが。ビデオもテレビも部屋から出してしまったので、録画する方法もないし・・・。


■一生に一度の大掃除
ここ最近の日記さぼりの原因の一つに大掃除があげられる。もっと大きな割合を占める理由に「呑んだくれてる」というのがあるが、いつものことなのでよしとする。

ここまで本格的な大掃除は、中学校3年生の時に家が全焼するという強制的大掃除以来だ。いうたら16年分を一気に掃除するというんだから、もうそれはすごいことに。さらに最悪なことに、スペインに行っている間に部屋が物置かしていたのもあり、自分のものではないものや、しまったはずはないものがしまわれていたりする。だもんだから「あ〜〜〜!!これここにあったんだ!!!」と宝探しみたいな楽しみもあったりする。

大掃除ではまりがちな罠である「アルバムのぞき」はぐっと堪え、そしてパンドラの箱もあけることなく、黙々と大掃除。

普段、ちゃんとした掃除なんてしないもんだから気づかないが、大掃除というのは、かたづけているはずなのに、部屋は一日一日あれていく。もう足の踏み場がないくらいものが散乱する。はっきりいって、掃除してるんじゃなくって暴れているような気がしてきて、なんどか途中であきらめて・・・つまり、もとあった場所にそのまま戻して、平穏な日々に帰ってしまうかと何度思ったことか。

掃除をしようと思った発端は、マリちゃんが引っ越して、ものすごいシンプルな部屋をみて、シワが三本しか刻まれていない脳みそをもつおいらはすぐにうらやましくなってしまったのだ。そこから、ごちゃごちゃしたくだらないものは多かったがとてもシンプルであったスペインの我が部屋を思い出し、掃除までいきついたわけだ。あと憧れのソファーをくれるというので、それを置く場所を確保するという意味もあった。

おいらの部屋は屋根裏部屋のため収納というものはないのだが、一応、ものを収納していた場所からまずは一気にものを部屋に運び出す。すると出るわ出るわ・・・空き箱が。

部屋の収納のほとんどを占拠していたものが空き箱と知ってしばし愕然とする。

PCに関するパーツやら機器を買ってくると、「もしかして初期不良だったりして返品や修理に出すことになるかも・・・」と石橋を叩いてそれらをとりあえずとっておくおいら。それらの箱は、その後結局忘れられ、1年たち、2年たち、5年たち、10年たち・・・・。

空き箱捨てたら、部屋はガランとしてしまい、今度は収納するための棚やら箱が一気にあまりだす始末。

ご、ごみに囲まれて暮らしていたのか・・・。

2週間前くらいに開始して、石積みや呑みの合間にチビチビチビチビと亀の歩みですすめてきた大掃除は、昨夜、とりあえず形になるところまでもってこれた。あとは細々したものを整理し、捨てることになったものをきちんと分別すれば終わり。まぁ、その分別が一番大変そうなのだが。

ここまで掃除すると、今度は壁紙の汚れが気になり始めてきた。煙草のヤニやら日焼けの跡だ。やるときは思い切りやりたくなるおいらとしては、この勢いで壁紙全取っ替えしたいところだが、高そうなので我慢することにする。ハンズとかロフトいけば、壁紙クリーナーみたいなのありそうだし。

いや〜それにしても片付いた部屋っていうのはいいね〜。

部屋自体は汚いけど。


■運動靴と赤い金魚
どこかの愚か者が、2週間以上出張行くのわかっているというのに「物欲」と「引っ越し悦」に溺れすぎ金魚を買って来やがった。あまりのことに思い切り説教くれてやったが、金魚に罪はないので出張の間預かることにした。

といわけで金魚が我が家にやって来た。

綺麗に掃除した金魚を金魚鉢に移すとムラムラムラムラ。

う、運動靴おいて写真とらなければ!

デジカメデジカメ!あっ!さっき金魚と引き替えに貸してきてしまったんだ!!うぬわっ〜〜〜!

任務失敗。

105円ということで名前もつけてもらえない金魚たちに、勝手においらが命名することにした。

つけた名前はもちろんアリザーラ

餌を食いまくる大きい方が兄のアリで、小さい方が妹のザーラ。映画とは違って、とても兄妹とも思えないほどアリの横暴ぶりが目立つが、たまに仲良くしているのでよしとしよう。ただ餌食べるときに、ザーラにヘッドバッドするの辞めようや、アリよ。

初日は餌の分量がわからなくて、「5分くらいで食べられる量を様子をみてあげてください」と書いてあるのに、目測謝って30分かけても餌はなくならず。餌がふにゃふにゃし、さらには巨大化してきたため、夜中にしくしく泣きながらおタマですくっては窓から外に捨てることを繰り返した。

イラン映画で急に思い出したが、おいらの生涯みた映画の中でベストオブ救えない映画もイラン映画。しかも、金魚と同じ監督。太陽は僕の瞳

感想は当然人によるが、あれほど切なくなった映画は初めて。落ち込んでいるときにみてもいけないし、元気がいいときも見てはいけない。脈拍も精神も平常なときにみることをおすすめする。人間にはもって生まれた運命ってものがあることがよくわかる。

福島からチカちゃんが呑みに来るということで召集される。
2006年10月21日 (土)
■10月21日(土)
福島からチカちゃんが呑みに来るということで召集される。新宿。
むんとお嬢も誘い、カズエ姉さんとその友達の計6名。
スペイン料理を企画していたのだが、予約がうまくいかず結局韓国料理に。
森田剛を見る。
ただ、年齢層が高すぎたためか、気づいたおいらも「あ〜なんだけ・・・ジャニーズの人・・・来たよ・・・」。そして周りの反応も「なんだっけ・・・え〜っと・・・あ〜森田剛」。これが若ければもっと黄色い声が漏れたに違いない。あまり興味なし。おいらの方がオーラがあるらしい。ふ〜ん。
サッカー好きの3人(コオリヤマーナスたち)に「レコバ」に似てると言われる。
おいらは誰だかわからないが、すごいプレーヤーらしく、彼女たちのうち2人は好きらしいのだが、むんの話を聞くとあまり褒められていないらしい。個人的にはまた「似ている」という人が増えてうれしいのだが・・・写真は調べずにおこう。ネタにできるし。
二次会の前にホストクラブの前の写真一覧で男選びに興じる。女子たちは「え〜〜」とかいっていたが、おいらやむんにしてみれば、どれもこれも「え〜〜!」だ。でもちょっと楽しかった。
二次会はたまたま捕まった歌舞伎町の居酒屋。客引きは基本的に「NO」なのだが、おばさんがえらいすすめるのでとりあえず中に入る。日本酒もそこそこあったので。
しかし、ここが大ヒット。ぎんなんと豚の角煮が激うまで、女子たち二回注文。おいらの中では「女子=豚の角煮は嫌い」というイメージがあったので、少々びっくりする。
3次会はチカちゃんが泊まることになっていた蔵前のゲストハウス。カズエ姉さんとお友達は帰る。うちに泊まることになっていたむん、ついでに誘ってみたらお嬢もきたため4人で大江戸線に乗る。生涯二度目。
コンビニでVinoを買いまくり、ゲストハウスのSalonで我が物顔で呑む。
むんもお嬢もうとうとしはじめた早朝・・・これから鎌倉に行くという中国人顔のカナダ人(人種はアジア人)と知り合う。
鎌倉好きなおいらはここぞとばかりに鎌倉の魅力について力説するが、早朝だが酔っぱらっていたためスペイン語しかでてこず。チカちゃんに通訳を頼む。「海蔵寺」をかなり押したのだが、きっと行ってくれないだろうな〜。「コンビニでおにぎりかって、海蔵寺で喰え!」と何度もいったのだが・・・。
朝9時過ぎ・・・なんとか家にたどり着いたが、鞄の中に身に覚えのないVinoとお〜いお茶2Lが・・・「鞄が重い・・・重い・・・」と思っていたが、まさかこんなもんが入ってるとは。むんが言うには自分で入れたらしい。覚えてないよ。

真央ちゃんと呑む。
2006年10月20日 (金)
■10月20日(金)
真央ちゃんと呑む。渋谷。
終電には間に合ったが、寝過ごしたようでタクシーを使うことになった模様。
とっくに帰っていたおいらは、一人布団で反省。申し訳なし・・・。

SOPHIAのメンバーで呑む。
2006年10月14日 (土)
■10月14日(土)
SOPHIAのメンバーで呑む。ミヤケの赤子祝い。ナベ以外の全員来る。町田。
ヨドバシの店員に包装を頼んだらむちゃくちゃへたくそだったため「もういいです」といったら「こちらはどっちでもいいんですけどね〜」とかあり得ない返事がかえってきて4人で唖然。しかもいいわけしやがった。だめだめ君。
コ〜ちゃんにねだられガチャガチャ購入。仮面ライダー。
100円懐柔作戦の楽しみを覚える。子供っておもしろいしかわいい。
二次会。もっちゃん、さち、長尾、おいらの4人でその辺の居酒屋。
おいらが「女心がわからない」ということで話は落ち着く。



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