おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め 日本出稼ぎ日記

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ちかっぱい
2007年08月15日 (水)
福岡のかぶり物のウサギTシャツをくれた瑞穂さん(通称:ママ)が上京。朋美嬢の企画で3人で呑む。渋谷。

瑞穂さんのサイト

先日のエリゾウの時も九州弁を習おうと必死であったが、今日はさらに必死。もう九州弁でしか話さない。朋美嬢は「なんか違うんよ〜今日はずっとこの感じなの??」とげんなり気味だったが、わがままなおいらはそんなことじゃ〜めげない。そうやってスペイン語だって覚えたんだから・・・。

朋美嬢はあっちこっちに住んだことがあるから方言をもっているのだが、自分でもどこの言葉で話しているのかわかっていないらしい。まぁ、メスクラな状態なのだが、九州弁もいけるので、瑞穂さんと合わせてご教授願う。

とりあえず、「たい」と「ばい」と「けん」と「と」あたりを実際に使ってみて間違えていたらつっこんでもらうという形式で会話をすすめ、「けん」あたりは少し使い方を覚える。あと「たい」もどちらかというと「○○ったい」という感じで小さな「つ」が入っていることもわかった。

習っているうちに九州弁(博多弁といったほうがいいのだろうか?)とスペイン語には意外な共通点があることが判明する。博多弁での第一人称を教えてもらおうと思ったら「ない」というのだ。「うち」とか「わし」とか「おい」とか・・・そういうの。スペイン語のように「動詞の活用」で人称を表現するのではなく、語尾の感じとか、そのときの状態で相手に話しているか、自分の話をしているのかを見極めないといけないらしい。そこがどうにもおいらには難しくて、最後まで「え?それ私に聞いてるの?」と何度か聞かれるシーンもあった。

今回習った博多弁でもっとも気に入ったのがちかっぱい。東京でいうと「超」にあたるもののようだ。

ちかっぱいうまか〜!

ちかっぱいかわいか〜!

そんな感じ。

ふと語源を知りたくなり聞いてみたら。「ちからいっぱい」から来てるんじゃないの?ってことであった。

いや〜素敵すぎるぞ、九州弁!ちからいっぱいうまいのだ。ちからいっぱいだ。猫も杓子も「ちかっぱい」。もし九州のラーメン屋とかいったら、店でるときに絶対使ってやる。

「ちかっぱいうまか!!」

違う・・・・食べ終わったあとだから過去形だ・・・だから

「ちかっぱいうまかった〜!」

ん?なんかこれも違う。違う。なんだ?

「ちかっぱいうまかっと〜!」

ええ〜〜〜〜違うだろ、これも。

「ちかっぱいうまかっとよ!」

これだ・・これっぽい。微妙だが・・・。


あと「げな」も習った。「そうげな、そうげな」と使うらしい。意味は「あ〜そう、そう!」(「そうだった!そうだった!」的な感じ?)らしい。忘れていた過去を思い出したときとかに使うのか?

これも使い所さえ抑えれば、すぐにマスターできそうだ。

いつものように「スペインは無理っぽいから九州に住みたい!」ということを伝えると、今はなかなか良い時期らしいという色よい返事が返ってきた。

なんでも石積みが増えてきているとかなんとか。しかも、おいら向きの石。つまりWEB系。ただ、他の石積みはあまりないらしい。屋台もいっぱいあるらしいし、飯はどれもうまいらしい。二人してうっとりした顔で教えてくれた。

さらには、「独身のかわいい子」がゴロゴロいるとも教えてくれた。なんでも、九州男児は仕事を求めて九州から出てしまうかららしい。

って、そんな情報もらってもおいらにはどうしようもないのだが、確かに心はときめく。
(どうでもいいが、最近「独身」という単語を良く聞く。再石積み生活に突入して以来、「失礼ですが独身ですか?」とか聞かれることが多いのだ。もう、笑わずにはいられない。「あ〜ははははっ!おいらが???」とある意味自虐的な笑いだ。まぁ、石積み中とか、うち(自営業の方の)のお客さんなんかは、おいらがどうやって生きてきたなんか知るよしもないので致し方ないのだが・・・。これも三十路の呪いの一環なのだろう。なんか、素敵な返し言葉でもないか探しているのだが、今のところ「いや、独身ですよ」と普通に答えている。普通の人より7年くらい「進み」が遅いおいらだが、その質問に対して笑えなくなるのって何時なんだろう?あと10年くらいか?

閑話休題。話を戻そう。

彼女たち曰く、九州は男が漢漢しているため、東京の人間にとっては普通の行為が「やさしい」ととられることもあるらしい。だから、よそ者の東京人でも可能性はあるらしい。まぁ、人によりけりだろうし、個人的にはどっちもどっちな気もするが、たとえば、九州の漢は酒を呑んでいるような時、自分のおちょこが空になったら、または「なる前」にお酒をつがないと怒るらしい。今回の2人はある意味「かわりもん」だからその情報も半分半分で聞いていたが、もし実際そうならすごいことだ・・・。「なぜ酒つがんと〜!」とかいうんだろうか?

家に帰ってきてPCを立ち上げると、熊本のカジート(これをスペインで呼ぶとかわいそうなことになる)からメールが来ていた。仕事がみつかったらしく、もしかしたら東京に遊びにこれるかもしれないとのことだった。

う〜ん、九州づいてるな〜最近・・・この分だと「スペインひきこもり生活」だけじゃなく「九州ひきこもり生活」も作れてしまうんじゃないだろうか・・・。そう八百万の神が告げているのではないだろうか・・・そんな気さえしてくる。

まぁ、物理的な面で、あと数年は無理だろうけど。とりあえず、下見もかねて今年中か来年頭には九州に上陸する。絶対する。

分刻み
2007年08月14日 (火)
佐世保だと思っていたら、広島だった・・・。

中高時代の同級生と呑む。自由が丘。今日はそこに辿りつくまでがえらい大変だった。分刻みのスケジュールとはまさにこのこと。

昨日の日記の最後にもかいた気がするが・・・a ver・・・

朝6時半に起きるやいなやムクの散歩。帰って来ておまけとムクにえさをやり、おいらも朝エサを喰らふ。立川の交通センター(?)が8時半からだが、わざわざラッシュにあわせていくのも馬鹿らしいので、それを避けて9時半くらいをめどに出発することにする。石積みには当然遅刻だが、お盆休みモードなのと、とりあえず、おいらが今の石積み場に入る目的だった石については、戦後処理レベルになってきていて暇なので特に問題なし。

問題は理由を何にしようかということだった。「寝坊」だったら「寝坊」と、「電車で寝過ごした」なら「寝過ごした!」とこれまで素直にいってきたのだが「警察に捕まって、違反金の納付期限過ぎて・・・でもって、立川の交通センターに・・・」というのも恥ずかしいというか、あほらしいというか・・・。

悩みに悩んで、「眼科」ということにした。うそはうそだが、半分ホントで、その日の退石積み後に本当に行く予定だし、メガネ出石積みなので、リアリティーもある。急な遅刻の言い訳としてはナイスな理由だ。

立川まではうちから片道500円以上かかり、やり場のない怒りがこみ上げてきたが、単調な通石積みが続いているところに、理由がどうであれ、寄り道(?)できるのは、なんとなく楽しい気分がした。おにぎりもってたら、そのまま昭和記念公園にでもいってしまおうかというくらい。実際、交通センターはその公園のすぐそばであったし。

昭和記念公園といえば・・・プールに何度かいったことがあるが、やはり「この〜木なんの木気になる木〜♪みたことも〜〜〜ない木ですから〜」だろう。これは後日「違う」ってことが判明したのだが、小学生ならではのデマ情報というか、あるいは実際、かつてはそうだったのかわからんが、ある程度大人になってから、あの木はハワイだかグァムだかどこだか忘れたが、外国の木であることを知った。

子供のころ、あの木をみて「でけぇ〜〜〜!」と感動したものだが、大学生になってから見たら、確かにでかいはでかいがあのCMのとは違う・・・と思ってしまい、切なくなったことがある。

中途半端はやめて調べよう。

あった・・・これ


ハワイだ。オアフ島だ。

ちなみに、「この木なんの木」と「昭和記念公園」で検索すると500件以上、「この木なんの木」と「立川」で検索すると450件以上ヒットする。おいら以外にも二つを結び付けている人はいるようだ。しかし、出自はどこなのだろう・・・このうわさというかデマの・・・。

話がそれすぎた。

立川北口駅から交通センターまでは歩いて20分とあった。でも、バスにのる金なんぞない。表記が20分なら、おいらの足でなら15分かからないはず・・・とテクテク歩き始めたのだが・・・暑い・・・暑すぎる・・・「暑いっていったら100円ね!」と約束してたとしても、10回くらい連呼したくなる暑さだ。5分たたないうちにスダりはじめた。((西)Sudar:スダール:汗をかく)

夏の営業さんって大変だな〜と思いながら昭和記念公園の方向へ歩く。

立川には電車できたことは一度くらいしかなく、残りはほとんど車。立川ではないが、その近くの花火大会にきたときは電車であったが、プールとか、ひ〜すけの家にいくときなどは車であった。だもんで、立川の駅が思ってた以上に大きく、都会なのに少々面食らった。駅はにぎわっていたが、公園方面への道は人通りはとても少ない。バビロニアのあの人の多さから考えると天国のような場所に思える。

10分ちょっとで交通センターに到着。暇そうな守衛さんがわざわざ話しかけてきて場所を教えてくれた。お礼をいい、入り口すぐそばにあった交通センターの扉をくぐる。

以前、免許を紛失したときに「なんでこんなに免許をなくした人間がいるんだ!」と驚かされていたので、今回もおいら同様「納付期限切れ」な人間はたくさんいて、まだ午前中だけど行列できちゃったりしてるんだろう・・・あ〜あ〜めんどうくせぇ〜な〜って思っていたのだが・・・多いとか少ないの問題じゃなかった・・・おいらしかいなかった。

なんか実はすんげ〜おいら馬鹿なのか?って気がしてちょっとへこむ。

「ちょっとまっててくださいね〜」といわれたので、傍らにあったソファーにすわり、目の前に張られたポスターやら張り紙をぼ〜っと順に眺めていると、とある張り紙に目が行く。

「この交通センターで納付はできません。納付は銀行または郵便局でお願いします・・・」

みたいなことが書かれている。

はい?意味わからんとですよ。わざわざここまで来て納付できんとはどぎゃんことですたい?

結局、ここ交通センターでもらえるのは、新しい納付期限が刻印された「納付書」を新たにもらうだけであった。違反者には2回チャンスがあり、一回目の納付期限内に銀行なり郵便局で支払えば、それでYa esta!となる。それをうっかりでも、故意にでも過ぎさせてしまったら、多摩地区なら立川、23区なら池袋の交通センターにいって、新しい納付書をもらい、一回目同様、銀行・郵便局で支払う。ここでも過ぎさせてしまうと、家庭裁判所からなんか送られてきて、あ〜たらどうたら・・・となるようだ。

つまり・・・というか、わかりきっていたことだが、おいらはたった・・・たった3分の遅刻が原因で、500円以上払って、スダりながら10分以上炎天下を歩き、5分ほどで納付書をもらい、その足でそのまま銀行にいき、書類を2枚書き、7000円払い・・・ってことなのか。余計なことを考えてしまうならば、石積み場に2時間遅刻すれば、入る予定だった金も入らない。2時間分。ある意味マイナスといってもいいだろう。

ふ〜ん。へぇ〜。

考えるのやめよ。

石積み場に到着したのは11時。さすがはバビロニア・・・というべきだろうか・・・どこからでもアクセスがよい。立川からでも電車であっというまだった。特快とかいうやつで。

そこから5時半まで石を積む。といっても、たいした石がなかったので、上司と打ち合わせ。今後の話をする。これによって、おいらの、バベルの塔での石積みは延長が確実となった。3ヶ月更新だかになるっぽいので、うまくいけば、有給が発生するころにもバベルの塔にいられるかもしれない。途中で「もう石なくなったからいらない・・・」っていわれたらそれまでだが、ありえそうで、一度も今までないので、たぶん切られることはそうないのだろう。わからんが。

今回の延長を気に、いままで謎が多かったバベルの塔についていろいろ質問してみた。

とりあえず、1時間程度の残業をしたいことは伝えた。すると、やらざるを得ない状況だったら好きにしていいけど、たぶん残業はないよ・・・って言われた。おいらが日雇いってことだからではなく、正石積み職人もない。あっても月20時間程度。実際、おいらが帰る5時半・・・エレベーターではたくさんの正石積み職人と出会う。すげ〜よ・・・。

「もっと石をくれ!」というのもいってみた。「ヒリつきたい!」とも。でも、それも難しいらしい。石はたくさんあるんだけども、下りてくるまで時間がかかるらしい。そもそも、そういうあわただしい感じの石積み場ではないとのこと。稼動できないのに、石を営業が持ってくる・・・ということもないそうだ。

本来の開始時間である8時半から5時半ならば簡単に変更できるといわれ、正直なやんだが、せっかく9時出石積みにもなれたので、しばらく9時がいい。たとえ、毎日8時半にはバベルの塔の喫煙所で一服しているとしてもだ。

そういえば、逆に質問もされた。「本当にちゃんと働いたことがないの?」と。

「ええ。見事にないです。時給以外ないですからね。でも、なんでですか?」「ビジネスマナーやビジネストーク、電話応対がちゃんとしているんだけど、どっかで習ったの?」
「え”え”え”え”え”え”!!本気でいってます?マナーとかトークってのがよくわからないのですけど・・・電話対応は昔のバイトとかで覚えましたけど」
「う〜ん・・・それだけで覚えるかね〜」
「う〜ん・・・もうさすがに30歳超えてますしね〜」

ようは、大変ほめられたわけだが・・・上司は納得いっていない様子。

おいら自身も、どちらかというと「敬語」が話せなくて、苦手で苦労しているというのに、そんなこといわれるとは思わなかった。結構、その上司との会話でも「あ、」やばいやばい・・・素がでてる・・・」と思うことがたまにある。

外だったらちょっとくらい年上なら、ぜんぜんタメ語で口を利く。「こいつはやばいな・・・」って思った人には丁寧語でいくが・・・。

なにやら気難しい顔をしているので、「いや・・・私はぜんぜんできてないと思いますけど・・・」と謙遜でもなんでもなく、本気でそう答え、話を変えようと思ったのだが、なんか最後まで納得してくれてないようだった。

っていうか、「できてない」ってなら、そういう顔してもいいけど、「できてる」なら放っておいてくれてもいいやんか。問題ないやん。

話を変える。

上「夏休み、ほんととらなくていいの?1日、2日だけでいいの?」
お「ええ。有給ないですしね。ずっと働いてませんでしたから、働けるときに働こうかと・・・」
上「まぁ、ヨモツシコメ君がよければこっちはいいんだけど・・・好きなだけとっていいよ・・・」
お「好きなだけとったら、生きていけないんですよ・・・死活問題なんです」上「うち、有給100%消化できる会社だからね。さすがに僕はちょっと残しちゃうけど、1週間まとめてとって旅行とかも可能だよ」
お「ほ、ほほう・・・」

考え方を変えたのし。

バビロニアでもいい。ぬるま湯でもいい。ヒリつかなくてもいい。石あまりなくてもいい・・・石積み場をやめずして、スペインにいくことができるんだったら、おいらがんばるわ。平日5日休みとれば9日。スケジュール的な問題でいえば、2週間とまではいかなくても、10日、11日くらいまでいけるかもしれない。石積み場をやめることなく・・・だ。

「これって、結構でかいことなんじゃないの?」ってい気がすごいしてきた。とても健全な感じがする。うん、健全だ。

今までだと、石積み→旅したくなる→石積み場辞める→旅→しばらく余韻に浸る→石積み場探す→石積み→旅したくなる→石積み場やめる・・・だったわけだ。旅の期間はえらく短くなり、満足度的にはなんともいえないのだが、やはり健全な気がする。そう思えるようになったことで、普通の石積み職人になれた気がする・・・。

これで目標はできた。有給が発生したくらいにスペインにいって、戻ってきて、また同じ石積み場で石積む・・・これを試してみよう。どんなもんなんだろう。

予定では来年の7月、9月とかNavidadあたりを予定。最短で一年か・・・それまで石積ませてくれるんだろうか?ちょっと自信ないな・・。

また話がそれた。強制的に戻す。

5時半に退石積み場し、急いで電車に。中で悩む。目医者行くべきか・・・今日はやめておくべきか・・・行くと、このあと待っている予定が押し捲って、呑みに参加できる時間が9時を過ぎてしまいそうだ。

ふと保険証を忘れたことを思い出す・・・いや、それ以上に、おいらいま健康保険入ってない気さえしてきた。だって、4ヶ月分くらい払った記憶ないもん。旅してる間は当然だし・・・。すぐに働きはじめるから、扶養家族入りするの面倒だしいいや・・・とそのままほったらかしだった。うん。そうだ。

ってことで、目医者とコンタクトはあきらめ、おうちに帰ることにする。6時半に自宅到着。すぐさま着替えてムクの散歩。両親たちは8時か9時にならないと帰ってこないという。ムクには悪いが30分ほどだけで散歩は切り上げる。あとでパパンかママンにつれていってもらえと・・・。

おまけとムクにエサをやり、ベランダに水撒き、シャワーを浴び・・・・7時45分の電車で自由が丘に向かう。さっき通って帰ってきた道をまた戻るってのは、どうもおいらは好きじゃなく、最悪「今日はやめておくわ〜」となることもあるのだが(家に一度帰ったあとの呑みの誘いは断ってもよい)、今回は久しぶりなメンバーが多かったのと、同窓メンバーなので当然全員男。いかんわけにはいかん。

最近、男友達が急激に減ってきているという危機感がある。スペイン時代の再来で、本気で怖いものがある。スペインのときは物理的に日本人の男がいなかったのでどうしようもなかったが、今回の場合は「生活環境の変化」によるところが大きい。女性に関しては「そういうものだ・・・残念だけどしかたながない・・・」と納得できりようになったのだが、最近では男も結婚すると付き合いが悪くなる・・・というか、自由に動けなるなることが判明し、危険な気がしてきたのだ。子供ができればなおさらだ・・・。

最近できあがった「フェルミン包囲網」で完全に四面楚歌になるまえに手を打たねば・・・備えあれば憂いなしだ・・・と行動を起こすことにする。

新しい人を探すのは大変なので、そうなってくるとスペイン時代をはさんだせいで、近況報告や共に呑むことが少なくなってしまった友達をメインに連絡をいれる。今回は、おいらが企画じゃなくって、現在広島で働いている「おじちゃん」が帰省にあわせて自分自身で企画したものだ。

最後にあったのはバイト先「出雲」のMさんとコミケ見学にいったときだから、かれこれ3年以上前になる。おいらは二次元のほうのオタクになれなかったので、その手のイベントには参加していないが、おじちゃん自体中学校1年からの付き合いだから、かれこれ20年近くになるわけだ・・・。なげぇ〜な〜。

今回の呑みは、あらぽん、にっじ〜、おじちゃん、せいちゃん、おいらの男5人。せいちゃんだけは同級生ではなく、あらぽんの大学時代の友達。おいらも何度かあっているので、顔は良く知っている。当然、全員未婚。一番可能性がありそうなのはおじちゃんだと思って、そういうと本人は照れていた。照れた勢いで「6万五千円のお風呂」について説明してくれた。風俗には一度もいったことがないというか、ぶっちゃけ理解不能なのだが、いろいろと楽しい話を聞かせてもらった。おいらのすぐ近くには風俗にはまってる人間が一人もいないため、そういう話が聞けるのはかなり貴重だったりする。

せいちゃんはせいちゃんで「中国での接待」について、まじめな顔つきで語ってくれた。それはそれで想像はついたが、今読んでる900年近く前の中国とかわらんやん・・・とも思った。まぁ、需要と供給のバランスなんだけど、日本側の「需要」が戦時中の恥ずかしい遺産な気がしてならん。あれだけ騒いでいるのに、日本も中国もたくましいわ。いや、庶民がたくましんだよな。

厳然たる事実だ。

終電がなくなるということで、11時ちょっとすぎにはお開きになる。なかなか密度の濃い3時間であった。

追記
せいちゃんとは、おじちゃんのことでかなり意気投合した。

あらぽんは仕事で疲れていたのか、いつもよりさらに元気がなかった。ただでさえクールすぎるあらぽんが、疲れてしまったら・・・御通夜みたいな顔してた。

にっじ〜はなにやら2から3へと戻ろうとしてきているようだ。本人の意思というよりも自然的な流れで。2好きでも、好みがあえば3でもいいということがわかったらしい。すごい成長だ。しかも、最近転職したその先がスポーツ系。スキューバーダイビング。にわかには信じられん・・・。何かが変わろうとしている。

おじちゃんは結局終電に間に合わず、横浜から3時間以上かけて歩いて自宅に帰ったらしい。すげ〜呑んだのに3000円だけだった。きっとおじちゃんがかなり負担してると思われる・・・酔っ払っててどうでもよくなってた感じもあったが・・・何はともあれ、ありがたし。


「平日だから・・・」って最近おいらも日和始めていってしまうことがあるが、平日の呑みはやはり楽しい。週明けに近ければ近いほど、Especialな気がしてくる。金曜日だと、誰でも「次の日休み」ってのが頭にあって盛り上がってくれるけど、平日に盛り上がってくれる人はそうはいないと思う。

おいら・・・なんかした?
2007年08月13日 (月)
八百万の神が怒っている。きっとバビロニアで働いているからだ。ソドムとゴモラだ。

ついてない。なんかついていない。運の良さだけは自信があるのに、こう小さい運のなさでも続くとへこむわ。

【八百万の神の怒り 其一】
コンタクトを無くした。散歩中、人気(ひとけ)のない広場でムクとじゃれ合っていたら、自分の右手が目に当たった。瞬間に視界がぼやける。「あっ!コンタクトずれた・・・」と思ったが、コンタクトがずれたときのようなイヤな不快感がない。「こりゃとれたか・・・」とすげ〜イヤな感覚にとらわれる。散歩中で鏡なんぞもっていない。とりあえず、片目の状態で足下を探したが、下は雑草と大小の石が混ざった誰も手入れをしていない広場。当然見つからず。もしかして、感覚だけで目に入っているかも・・・と家に帰って鏡を使ってみたが、やはり見つからない。

・・・やっぱ飛んでいったよ・・・。

この前の違反金もそうだけど・・・このなんというか、得たいのしれない力による搾取は何よ・・・。

前回コンタクトを無くしたのは・・・そう忘れもしない去年の帰国直後の1月。車の中でノリノリになっていたらコンタクトが飛んだ。その理由は「双子」。たしか日記を書いたはず。参照:2005年1月22日、1月23日の日記

双子と会話できるという興奮のせいで、Fiona Appleを踊りまくり・・・撃沈。今回は、そういう興奮状態によるものではなく、ムクと遊んでいただけ・・・なにかが狂い始めている気がする。

コンタクトをなくすたびに書いは憤慨しているのだが・・・おいらは目医者から「日本人の規格外」といわれた人間。つまり、コンタクトは特注で、普通なら即日は無理だとしても、2日程度あれば出来るコンタクトが、おいらの場合10日〜2週間かかる。目がでかいのか、眼球がでかいのかしらんが、とりあえず、店には常備していないらしい。最初いわれたときは、その言い方・・・規格外という表現にちょっとムッとしたが、いまはもう慣れた。ネタにしてやっている。

前日にむんと一緒に歯を磨きながら、コンタクトなくすとショックなんだよね〜と話していた次の日のことだったので、もう笑うしかなかった。

コンタクトがなくなったら当然メガネになるのだが・・・メガネに関しても1年間くらい騒ぐだけ騒いで未だ買っていない。帰国したら、メガネブームになっていたからだ。しかし、いま家でかけているメガネは、外出に耐えられるメガネではない。もうレンズに傷が入りまくりなのだ。どうにもこうにも汚らしいのだ。

これを機にメガネも絶対買ってやる・・・と心に誓うが、コンタクト代とメガネ代、診察代・・・もろもろあわすと3万近く飛ぶんではないだろうか。

なんか生きていく自信なくしたわ・・・。


【八百万の神の怒り 其二】
タカシ君の一時帰国がどうやらなくなったっぽい。タカシ君のせいというよりは、スペインのせいっぽい。詳しいことはわからんが、「漢語りの夕べ」はなくなった模様。これによって、奈良に行くことは完全に決定したのだが・・・なんか切ない。今年こそは、タカシ君の来日に合わせて夏休みをとろうと思っていたくらいだし。うぐむ

【八百万の神の怒り 其三】
今日はムクの散歩もあったので早起きした。まぁ、マリカルメンとむんに起こしてもらったのだが・・・。7時半にはムクの散歩にきちんと行き、そこでコンタクトを無くし、失意のままおうちに帰って朝食。で、ムクと一緒にテレビを見ながらウトウト・・・。何とも素敵な「欠勤日」を堪能していた。

ベランダに水やったり、台所の掃除したり、部屋の掃除をしたりと主夫業にいそしんでいたら、ふと重要なことを思い出す。

「あ・・・違反金の納付締め切り今日までやん・・・」

時計の針はまだ3時半をさしていた。まだ余裕やん・・・と、キリのいいところまで主夫業をやってでかけたのだが・・・。

お「すいません・・・違反金を払いたいんですけど・・・」
郵「すいませ〜ん。受付4時までなんですよ・・・」
お「え???」

時計を見ると4時を3分ほど回ったところ。

お「なんとかなりませんかね?」
郵「もうしわけありません。4時までなんですよ・・・」

民営化どうこう関係なく、公的機関のこの手のルールに刃向かって時間を無駄につぶすことは、本当に愚かなことをと理解しているので、ダメもとで一回いってみただけですぐに諦めておうちに帰る。

「3分か・・・3分ね・・・テーブル拭かないででかけたら・・・3分か〜」

納付期限が過ぎてしまったため、どこに払えばいいかもらった青い切符や納付書を調べる。

ふ〜ん・・・郵便局での受付は4時までね・・・ここに書いてあったのね・・・へぇ〜でも、こんなんわざわざ見るはずもないから、おいらは悪くない。見るかぼけ〜!で、なに・・・納付金締め切りが過ぎた場合は・・・へぇ〜そうなんだ〜立川に
出頭ね。出頭か〜なんか一気に悪者になった気分ね。前科一犯ね。出頭か〜。頭出すのか〜。でもって、立川っすか・・・歩いて3分の郵便局で済むはずだったのに、立川っすか。ほほう・・・平日じゃないとダメなのね。土日はやってないのね。ってことはなにかい?おいら石積みに遅刻してかなくちゃダメってことだよね。そっか〜2時間とか3時間無駄にするんだ〜。3分のつけがこれか・・・今日できることは明日にしちゃダメってことね。そういいたいのね。まぁ、世の中そんなもんだよね。ふ〜ん。へぇ〜。


やってられるか、ぼけ〜〜〜!と思いつつ、悪いのは全部おいらなのもわかってる。わかってるけど、やっぱりやってられるか、ぼけ^〜〜!だよ。

明日は5時半くらいには起きて、ムクの散歩いって、立川いって、出頭して、石積み場に遅刻の電話して、石積んで、目医者行って、コンタクト屋行って、家帰って、ムクの散歩して、餌あげて、植木に水やって、とんぼ返りで自由が丘いって、佐世保?あたりから帰省してくる高校の時のメンバー(含むあらぽん)たちと呑んで・・・。

まぁ、無理だろうな・・・。

ナイトズーラシア
2007年08月12日 (日)
今日こそは・・・とコレに行ってきた。ナイトズーラシア。動物に癒されるのだ。癒されるったら癒されるのだ。

メンバーは、マリカルメン、むん、お嬢の4人。

動物の愛らしさを言葉で表現するのは無理なので、写真を載せるが・・・おいら・・・動物の写真撮るの下手だわ。動物相手に「動くな〜!」と理不尽なことをいってしまうくらい下手だ。途中で「スポーツモード」みたいなやつで撮ることを思い出したけど、なんか気に入らず。人が多すぎたってのもあるのだが・・・。

まぁ、とりあえず・・・。

花子

花子って名前をつけてみる。本当は違う名前なのだが・・・それだけで泣ける。


マレーバク

「貘」と書きたいところだが、妖怪好きとしてはカタカナで「バク」。シンプル イズ ベストを見事に表現してくれてる感じがして好き。なんか喰うのおせ〜んだ。バク。もしゃもしゃもしゃもしゃ・・・口だけ動いてワラ減らず


マレーバク

「もうオレの仕事時間終わりだろ〜なぁ〜なぁ〜」とうちらに背を向けてにこりともしないシロクマ。気持ちはわかる・・・わかるけど、顔みせてくれよ・・・。頭が良い感じの動物は、だいたいこの時間、扉の前でウロウロしている。


アザラシ

こやつも完全にやる気なしモード。これはこれでかわいいのだが・・・。水槽の下はガラス張りになっていて、彼が優雅に泳ぐ姿が本来だったらみられるのだが・・・まぁ、この猛暑じゃ、だれるわな。


レッサーパンダ1

足が太くてかわいいよ〜。しっぽが太くてかわいいよ〜。なんだかんだで人気のあるレッサーパンダ。後ろを弟分みたいなのがついてまわっているのだが、アニキがたまに「しゃっし〜たい!」と一撃喰らわす。それでもついて回る弟分。


レッサーパンダ2

パンダよりも先に発見されたのに、「パンダ」の名を奪われレッサーパンダ。まぁ、おいらならぐれてるね。


オカピー

かわいいのか、かわいくないのかよくわからないオカピー。ただ、人形はかなりデフォルメ化されていてかわいい。がっつり稼いでくれてるんだろうな〜と下世話なことを想像してしまう。顔はほとんどキリン。舌もかなり長い。でも、確かに体は不思議な感じで綺麗。珍獣ってのも、まぁ〜納得だけど、最近ではなく、かなり昔に発見されていたらキリンの方が珍獣に思える気がする。人間そんなもん。


ナイトズーラシアは、本来なら4時半までの開演時間を、闇と光の織りなす夜の同粒園というコンセプトをもとに8時半まで延長しよう!という企画。

なのだが・・・正直「暗い動物園」という感じで終わってしまった。子供たちがズーラシアをテーマに手作りした燈篭が散策ルート脇に並べ照れてたり、多少ライトアップ的なものがあったりはしたのだが、動物たちにとってはそんなことはどうでもよく、上のシロクマみたいに「早く休ませろ〜」、「オレ・・・もう寝るよ・・・」とぐでんとなってしまっている動物が多く、「夜は夜でまたいいね〜」となるまではいかなかった。これなら、普通に昼間きて、餌あげたり、活動的に動いている動物たちをみてるほうが心癒される。

でもって、夏休みということもあって、人のなんとまぁ〜多いことか!!動物園だし、子供が多いのは当然なのだが、多すぎて何度か膝で蹴りそうになってしまうこと数度。やんちゃくれな彼らは隙間があれば、そこに進入してくるので、気づかないうちに足下にいるのだ。気配がしないから、足にあたって初めて気づく。「あ〜ごめんね〜」と謝るが、やんちゃくれたちは膝蹴り一つくらいじゃ動じない。だから、おいらも動じないことにして、心大きなく踏みつぶさせてもらった。

オカピーのそばで、「これぞ迷子!!!」と嬉しくなってしまうくらい下手な男の子を発見。手には入り口で配っていたうちわを持っているが、泣きまくった状態で、辺りをキョロキョロキョロキョロ。もう、今にもへたり込みそうな男の子。

お「どうしたの?お父さんいないの??」
男「(うん)」(言葉ではなく、首を縦に振るだけ)
お「どこで離れたの?この辺?」
男「(うん)」(言葉ではなく、首を縦に振るだけ)
お「じゃ〜探そうか〜」
男「(うん)ぎゅっ!!!」(言葉ではなく、首を縦に振り、手をぎゅ〜!と握られる)

彼ももう必死である。たぶん今のこのご時世だから「知らない人には絶対についていくな!」って言われているとは思うが、そんなことはお構いなしで手を握られる。そして、その手はおそらくふりほどくのに相当苦労するだろうと思われるくらい力強い。

とりあえず、係の人が側にいたからそこにつれていけば、何らかの対策をしてくれると思い、手を引っ張っていくが、すぐに名前を叫んでいる男性を発見。

父「かおる〜〜〜!!!」

か、かおる???え?この子男の子だよな?かおる?井上馨がいるから、かおるでもありか?でも・・・かおるぅぅぅ???

そんなことを頭に巡らせつつ、その男性の方向へと歩いていくと、果たしてその子のお父さんであった。

迷子救助は1分も経たずに終了したが、手をぎゅっと握られたとき、「あ、おいらお父さんなれるわ・・・」とちょっと思った。良かった・・・人並みで。

四面楚歌
2007年08月11日 (土)
特に何もせず。予定では、昨日のゲゲゲ同様、車内の吊り広告で見つけた「夜ズーラシア」みたいなやつにいこうと思っていたのだが、フラフラしていたらタイミングを逃してしまった。

ってことで、TSUTAYAで「Prison Break」(8、9,10巻)を借りてきて鑑賞。両親が旅立ってしまったため、夜は留守番。ここ最近、冷戦状態にあるムクとおまけの内戦が勃発しないように滅多にいることのないサロンでぼ〜っとテレビをみていると、家の電話がなる。

お「あ〜い、もしもし・・・」

家電なんぞまずとらないから、うっかり携帯電話のように受話器を取ってしまい一人同様。

?「○○ですけど・・・」
お「はい・・・」
?「え?○○ですけど・・・」
お「どちらの○○さん?」
?「え???○○です」
お「えっ!むん?」
む「そう」
お「すまん・・・声が女の人に聞こえた・・・」
む「やっと出たよ・・・」

普段から携帯電話にはあまりでないことで定評があるおいら。携帯を身近に置く習慣がない。メールのチェックも朝と石積み後と夜寝る前くらいだったりする。今日も、その例に漏れずサロンに携帯をもってきていなかったため気づかなかった。

む「今日これから泊まりにいっていい?」
お「え?今から??別にいいけど・・・いつくるの?」
む「今渋谷だから40分後くらい?」
お「はぇ〜な〜。もう少し遅い方がいいけど・・・あ〜まぁ、いいや」

1時間後、Prison Breakを見ているとむんがお茶を持って登場。

夜の4時過ぎくらいまで焼酎を呑みつつトーク。今月頭からむんが石積み始めたことを聞きびっくり。喜ばしいことではあるが、これによってバルデミ内フェルミン包囲網がほぼ完成しつつあるといっていい。先日も四面楚歌だったが、今後よりいっそう四面楚歌が強化されるに違いない。今年、来年と出費が多そうだ・・・。またスペインに逃げるってもんかね〜。

はぁぁぁ・・・なんてこったい。

ゲゲゲ
2007年08月10日 (金)
せっかくの金曜日。当然のように「寄り道気分」に包まれる。ってことで、先日車内広告でみつけたこれに行ってきた。妖怪博士 水木しげるの妖怪大冒険。入場料600円。クーポンもっていくと500円。安い!これなら貧乏なおいらにも行ける!!

値段が値段だからお子様用かな〜って思ってはいたのだが、想像以上にお子様用だった。基本中の基本のネタが多くて、勉強になる・・・というほどではなかったのだが、おいらが子供の頃に持っていた「妖怪大辞典」だったか「鬼太郎辞典」だったか忘れたが、それの図説が使用されているのがなんとも懐かしかった。世のお子様が「妖怪好き」になってくれることは、おいらとしても望むべくことなので、おいらが満足しようがしまいが、企画的には素晴らしいことだと思う。

展示場には若者(カップル)もいなくはなかったが、やはり圧倒的に多いのは子供。彼らは文章よりは、展示されていた仕掛けの方に夢中で走り回っている。彼らのお母さんたちは、おいら同様懐かしさを感じているようで「ほら〜たっくん・・・一反木綿よ〜」、「ほら〜えりちゃん、こなき爺よ〜!砂かけ婆もいるわよ〜」と息子、娘を必死に呼ぶが、お子様たちはそんなことお構いなしで走り回る。「すげ〜〜〜!すげ〜〜〜!こっちになんかいる〜〜〜!!!」と。ほほえましい。

基本中の基本といえども、改めて読む妖怪の説明は心ときめきくので、結構必死で説明書きに食い入っていると、後ろから小さい女の子が、「いぎゃ〜〜〜!いぎゃ〜〜〜!!!おうちにかえう〜〜〜〜!いぎゃ〜〜〜!!!」と手をばたつかせながら猛ダッシュしてきた。どうも、側に近づくと空気が噴出する「大かむろ」が本気で怖かったもよう。大かむろは「ははは〜すげ〜な〜」とほほえましく通り過ぎたがおいらだったが、その子には「びくっ!」とされられた。

3時間くらいがっつり見学してこようと思ったが、かなり真剣に読んでも1時間かからなかった・・・時間が余ったし、腹も減ったので冷製カレーそば喰って帰ってきた。

あ、そういえば、物販コーナーで素敵な物を発見。かなり愛らしい妖怪花札にも心奪われ買ってしまいそうになったが、貧乏なので目玉のオヤジランプにした。957円(税抜き)。

思ったよりも雰囲気があって、結構気に入った。
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おじゃる丸
2007年08月09日 (木)
今日も書くことがない。寂しいのし。

さすがに一ヶ月たったのもあり、今の石積み場にも慣れてきた。石積み場の人もわざわざ話しかけにはこないが、エレベーターとか、喫煙所とかで一緒になると気を遣って話しかけてきてくれたりもする。ただ、話しかけてくるのって9割以上女性だ。男性の場合話しかければ全然話をしてくれるが、エレベーターで一緒になっても話しかけてくることはない。まぁ、男性の人数の割合がうちの石積み場は少ないのもあるが・・・こういう気の利かせ方って女性ならではなのだろうか?

最近確信したことなのだが・・・やはり環境が違いすぎる。良い意味でも悪い意味でも。紙一重な感じで。

上司に「石、たくさんあるから!」っていわれても、次の日もらっても全く多いとは思えない石の量であることがしばしばある。「ちょっと大変かもしれませんが・・・」というのが、石積み職人としての枕詞だとしても、「大変」とは微塵も感じない石だったりもするし、「これ明日中にできます?」とわざわざ聞かれた石は1時間もあれば出来る石だったり・・・。

たぶん、他の人は他の石もあるから手をつけられないため時間がかかるのかもしれないが、おいらは完全に一つの石しかない。以前、おいらと一緒に入った女性が、うちの部署にきてたまたま側にいたおいらに質問してきたことがある。

「すいません・・・ヨモツシコメさん・・・これカラーに設定したいんですけど・・・」

たまには違う石も積みたいし(石呼ばわりするほどの作業でもないが)、コピーだろうが、ファックスだろうが、プリンタだろうが、適当にいじってりゃそれくらいのことできるので手伝おうと思ったら、そのやりとりを聞いていた上司が、あわてるように「あ〜それヨモツシコメ君の石じゃないから・・・」と上司が手伝いにいった。

日雇い石積み職人というのは、それを派遣する側と派遣される側の契約(?)みたいなのがあって、契約にない石をやらせることは基本避けるのが普通らしい。つまり、WEBのコーディング、レイアウトデザインで入ったのに、漫画かかせたり、イラストかかせたり・・・ってのは契約外になる。

でも、少ないながらもこれまで石積んできた石積み場は、そんなことはお構いなし。デザイン事務所とか広告代理店なんてそんなもんだし、良くとればいろいろな石を積めるので経験になったりもする。まぁ、たまに「え〜〜〜!」って思うこともあるが・・・。

しかし、今の石積み場は見事にそれを遵守する。というか、契約した時にあった石の種類より少ない気がする。もう少しあった気がする・・・。うちの石積み場はこれまで素人の方が手作り感たっぷりのサイトを頭を悩ませて作っていたのもあって、おいらはえらくチヤホヤされている。おそらく、今おいらがやっている石なぞ、それを生業としている人なら同じようにチャチャチャ〜とできる作業なのだが、今まで居たことがないため、そこがわからないようだ。今日なども「リニューアルするのが悲願だったんですよ〜〜!」とか言っていたし、石積み場の本国からもわざわざメールが届いた。

で、何がいいたいかというと・・・よくわからない。よくわからないけど、えらい不安だったりする。ぬるま湯に浸かり続けて体の皮がふやけるくらいだったらいいが、おいらのあずかり知らぬ処で、変な変化が起こっていたらどうしよう・・・と思ってしまう。もしかしてこれが普通で、おいらの今までが普通じゃなかったのかもしれない。それどころか、そちらの方があり得るかもしれない。

聞いた話では、現在かなり巨大な石が一つあって、それをおいらがやるらしい。それで延長することになっているっぽい(話がどう進んでるのかは不明)のだが、先日軽く聞かれたとき、おいらもやったことのない楽しそうな石なので、かなり期待していたりもする。モクモクとカタカタとやるのがおいらの性に合っていることは、賽の河原での石積みで証明されたので、あっという間に時間が過ぎそうだ。問題は、そこにたどりつくまでが、うちの石積み場は長いということ・・・上からハンコ押された石が落ちてくるまでかなりの時を要するのだ。その前に、奇病にかからなければいいが・・・。

どちらにせよ、日雇い石積み職人もそろそろ潮時かな・・・と思う今日この頃である。

で、タイトル・・・「おじゃる丸」だっけか・・・どうしよう。書くことないから、おじゃる丸のことにしようと思っていたが・・・後日にしよう。

でも、これじゃ〜なんか寂しいから、おまけの写真を今からとってきて載せよう。

エライ大変だった・・・。Salonにいったらママン曰く「夜の散歩」にいったというから、駐車場にいったら車の上ですぐ見つかったのだが・・・光が足りなくて、50枚くらい撮ったが、ほとんどまともにとれていない。

おまけ
ちょっとかわいい。


おまけ
夜はだいたいいつも車の上


ちょっとかっこいい
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