おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め 日本出稼ぎ日記

日記.用語集 日記一覧 画像タイプ カレンダータイプ 画像カレンダータイプ 日記検索

海にいってみた
2004年08月17日 (火)
普段は、家から1分のRioにゴザと水を持っていって昼寝ということが多いのだが、今日は治郎ちゃんが海にいきたいっぽいので一緒に行ってきた。

気温は30度は超えていたが、湿度は70%以下といつもよりも低い。家にひきこもっていても、何ら問題ない環境ではあったが、今のPISOに住んでからは意外と海に行くのが億劫になってしまったのもあり、治郎ちゃんがいるついでにいく・・・といった感じだった。

海に入るつもりはもともとなかった。ひたすらtomar el sol!そんでもって、guapo!!って目論み。

もっていった本は「冷静と情熱のあいだ」の青。ジンセイ君の本。赤よりはマシなではあるが・・・・・なんかどうでもいい感じ。とりあえず・・・という感じで、ページをめくっている感じだ。

なんとなく環境に合わなかったのもあり、一章分くらい読んだところで本を閉じ、昼寝に入る。治郎ちゃんは海に入ったり、考え事をして過ごしたようだ。寝てたので当然知らない。

海にはだいたい3時間くらいいたと思われる。日焼け止めは塗らなかったが、もうすでに微妙に黒くなってきているので、痛いと言うことはない。これを繰り返せば、いづれはおいらもguapoになれるに違いない。うん・・・guapo・・・一度でいいから言われてみたい。

costaに向かいつつ、途中のBarでJarra de Cervezaを注文。喉がかわききっていたから、格別だった。

costa側で授業が終わったばかりのマリちゃんと待ち合わせをして、3人でBarでCervezaを飲み続ける。

これが最後のビール!・・・というのが3回くらいつづいたあと、家に帰り、再び3人で部屋でおしゃべり。


Manoloは疲れていてイマイチ元気がない。Santiは何故か満面の笑み。Mi Kyungは今日はお休みだったらしく活動的に動いていた。

春は・・・・いつも通り寂しがって、家中をウロウロウロウロ。

スペインで猫を飼うのって・・・やっぱかわいそうかも。


よろしかったら投票してください。
コメント
Name   Message   

albufera y el palmar
2004年08月16日 (月)
grp0817123659.jpg 320×240 24K
Albuferaにいって、うんまいPaellaを食べてきた。

詳細はコラムの旅絵巻「Albufera y El Palmar」に書いたのでここでは省く。



あとは・・・・

今日からMadridから来た治郎ちゃんが金曜日まで滞在する。
マリちゃんが風邪引いた。

それくらい。


あ〜、もう6時だ〜〜〜!!早く寝ないと(;´Д⊂


よろしかったら投票してください。
コメント
Name   Message   

buenos dias
2004年08月15日 (日)
今日は何もしていない一日。

普段から何もしてないが、さらに何もしてないので特筆すべきことは特になし。

先日Manoloから聞いた夏のValenciaの現状について書こうと思ったが、明日は朝から動かんといかんので、後日に回す。

一応メモ程度は残しておくとしよう。

日曜日ということで、スペイン人らしく昼過ぎまで家でまったりする。
5時過ぎ、Javiたちに軽く会い、パンカニにおしゃべりする。
帰ってきて、水槽の掃除をする。
小津安二郎の映画「お早よう」を鑑賞。

Manoloたちに日本のことを学ばせるにはとても良い映画だった。そして、おいらにとっても素敵な映画だった。なんともほのぼのする。

昭和初期のおひつややかん、火鉢、こたつなどなどに喜ぶManoloたちがなんともかわいらしかった。

あ・・・急に思い出した。

昼間、テレビでオリンピックをぼ〜っとみた。スペイン対ブルガリアの柔道の試合。

画面の下の方に両選手の名前があり、その横に「W」「Y」「K」とあった。

なんだ?W?Y?K?

・・・あ〜技あり・・・有効・・・・警告??か?

また、実況もとても面白かった。

「Ay!!casi!casi!IPPON!!!ahhhh!que pena!!」

「Uf・・・Uchimata・・・perfecto・・・」

ところどころに、技などの柔道用語がでてくるのだが、それがそのままの単語で使われているとは知らなんだ。まぁ、冷静に考えると訳しようがないのだが・・・。もちろん、発音はスペイン人の日本語。

一本も、なぜか「いっぽ」に聞こえたし、内股も「ま」にアクセントがある感じ。

今だスペインは金はおろか、銅も銀もとっていたいようだ。お家芸はサッカーだけなのだろうか?バスケもスペインではそこそこメジャーなんだけど・・・。

どんな結果に終わるんだろう。

まぁ、忙しくて、見てる暇もなさそうなんだけど。



よろしかったら投票してください。
コメント
Name   Message   

スペインの掃除機事情?
2004年08月14日 (土)
grp0815102628.jpg 240×320 10K
Valenciaだけかもしれないし、おいらのまわりだけかもしれないが、スペインの家庭には、日本ではまず必需品と思われる掃除機がない

クーラーがないのは何となく納得できるが、掃除機がないのは来た当時から謎で謎でしかたがなかった。土足で家の中を歩くからなのか・・・と思ったが、オーストリアに行ったときには普通にあった。

もちろん掃除機は売ってるし、日本のようにゴミパックを使用するようなやつも売っている。

なんだけど、これまでの1年半・・・どこかの家庭で使っているのをみたことがないし、使ったこともない。「持ってる」というのは聞いたことがある。

スペインの掃除は、まずほうきとちりとりを使って、学校の掃除みたいにはく。そして、その後、モップがけをするというのが基本。これまで住んだどの家でもそのやり方だ。


そんなスペインで、貧乏生活をしているうちらの家に、なんと超高級家電(?)の掃除機が導入された。

すでにスペインの掃除の仕方になれてしまって、特に必要性は感じてなかったのだが、夏がやってきて春の毛の抜け替わり時期になってしまい、掃き掃除だけではとてもじゃないけどおっつかなくなってしまったのだ。もう、部屋という部屋、春の毛だらけ。さらに、うちは普通のPISOよりも大分広い。廊下の掃除だけでも一仕事だったりする。だから、少々贅沢な品なのだが、思い切って購入しようという次第になった。

買いに行ったのはManoloとSantiで、場所はcarrefour。値段は約90eurosだったとのこと。メーカーはパナソニックで、一応日本製品なので、「お〜!日本製じゃないか!」と驚いてみせる。スペインでも機械関係に関する盲目なまでの日本崇拝はあったりする。スペイン産のものよりも、日本製のものの方が質がいいと思っている。まぁ、実際そうかもしれないが、Sonyだけはやめておけといつも言っている。


そろそろ一時帰国するので、復習も兼ねて昼にPaellaをマリちゃんと一緒に作ろうと思ったのだが、Manoloに「今日は俺が作る!作りたい気分なんだ!」とヘラを奪われる。まぁ、おいらが作るよりも全然美味しいので、黙って場所を譲る。

手持ちぶさたなので、PorronでClara(クララ:ビールのガス割り)も飲もうと思って作る。

CocinaにはManolo、おいら、マリちゃん、そのお友達の4人がいた。

ん?Santiがいない・・・

「Santi〜〜!Porronの準備したよ!Paellaができるまで一杯やろうよ」
と大声を出しながら、Santiを呼びに部屋に向かう。


すると・・・買ってきたばかりの掃除機で一生懸命掃除をしている。

「Santi・・・飲もうよ・・・」
「ま、待て!!!いま、俺は掃除機を楽しんでいるんだ!」
「・・・・?」
「すごいぞ!掃除機!!!ちょう面白い!」
「・・・・Santi・・・」
「Masaki!ほら!すごいだろ・・・超便利だ!」
「・・・Santi・・・ごめんね・・・おいら掃除機なんてもう慣れっこなんだよ・・」
「うるせ〜〜!!気持ち悪いヤツだ!!!あとで飲みに行くから放っておいてくれ!!!」
「(笑)・・・はいはい・・・じゃ、十分掃除を楽しんでね・・・」

相変わらず、愛らしいというか、アホというか・・・・。この手の機械ものがSantiは大好きだ。


なんかもう眠いから後は適当に書く。

マリちゃんの友達に友人のやっているplayaの側の宿を紹介する。

carrefourに椅子を四脚買いにいく。terraza用。一つ7.5euros。今までのやつより全然座り心地がよくて、しばらくはterrazaを頻繁に使いそうだ。

Mercadonaで買ってきたBerbercho(ザル貝というらしいが知らん)は半分死んでいて、料理したら異臭騒ぎになる。買ってきたときになんとも変な匂いがしていたので不思議だったのだが・・・。もう、最悪。

Paellaは激ウマだった。メルルーサのダシでも問題ないことが判明。ただ、Pimiento Rojo(パプリカ?)を忘れたらしく、Manoloが「あ〜忘れた〜忘れた〜」といつまでも悲しがっていた。完璧に近い旨さだっただけに、一つの欠陥がくやまれたようだ。

Manoloは今日は衝動買いの日だったらしく、時計・温度計・湿度計の3つが入ったSalonようの計器(?)を買ってきた。Decoracionの為と、いつでも温度や湿度がわかって便利だから・・・とのことだが、おいらからみたら、温度や湿度なんかわかってしまったら、暑さをさらに感じてしまって、余計仕事にいきたくなくなるんじゃないかと思う。

「今日は暑い〜〜〜!何度なんだいったい・・・げ〜〜〜42度!あ〜〜暑い!!暑い〜〜。仕事いきたくね〜」

となるに違いない。湿気のあるValenciaでは、湿度計なんてホント欲しくない。さっきみたら湿度が81%もあったし・・・。余計暑くなったよ。ホント。


今日は何故か疲れた・・・


よろしかったら投票してください。

Masaquitoは、宝箱を空けた・・・
2004年08月13日 (金)
grp0814040940.jpg 240×320 8K
ようやく、遙さんの送ってくれた荷物をとりにいくことができた。

自転車はパンク中なので、暑い中、テクテクPlz de Ayuntamientoにある郵便局に行く。この郵便局は最近まで改修工事をしていて、できたてのホヤホヤ。

デジカメを忘れたので写真はとれなかったが・・・

こ、これが郵便局ですかい!

って作り。とても綺麗なんだけど、派手なクーポラあるし・・・。郵便局にいるのに、妙に厳かな気分にさせられる。カテドラルもどきみたい。

郵便局員に「これここじゃないわよ」と最初にいわれびびったが、ちゃんと訳を説明し、荷物を持ってきてもらう。

ようやく、宝箱をゲット!

腹も減っていたので、Centroにあるケバブ屋で、ケバブを頬張りながら、宝箱を空けると・・・・日本の匂い。おじいさんにはならなかったが、あっといまに日本人に逆戻り。

ワクワクしながら宝箱の中をほじくる。

練り辛子・・・あ〜これで、冷やし中華がまた作れる・・・
鰹節・・・あ〜これでManoloにノリ弁を作ってあげられる・・・
ゆかり・・・ぐぬ〜〜〜!ご飯が止まらなくなる!
わさび・・・お〜最近ワサビの味を覚えたSantiが喜ぶ!
バーモントカレー・・・パパ、大盛りにしちゃうぞ!
青のり・・・たこ焼きFiestaだ〜!!
お茶・・・中国産じゃないやつだ〜!
しば漬け・・・あ〜危険だ〜危険だ〜!(意味不明)
梅干し・・・切れかかってたところなんだよね〜。白米〜♪
ととろそば・・・し、渋いとこついてきすぎ〜!
日本のガム・・・マリちゃん大喜びだ〜(笑)


といわけで、他にもたくさんの宝物が入っていて、一気にかなりのレアアイテムゲット!友達に800kアデナくらいで売れそうだ。売らないけど。あげないけど。食べさせないけど(笑)

とりあえず、Manoloには秘密にしておこう。じゃないと、すぐに「デコラシオ〜〜〜ン」(飾り・装飾の意)といって、盗んで部屋に飾ってしまうから。使わないと意味がないのに・・・。

そういえば、Decoracionで思い出したが、Manoloが妙な物を拾ってきた。

マネキンの体

「Manolo・・・なんにつかうのこんなもん?」
「Decoracionだ・・・Decoracion!」
「え??Decoracion?う〜ん・・・どこにおくのよ・・・こんなもん。Manoloの部屋でしょ?もちろん」
「いや、違う・・・玄関だ」
「え〜〜〜〜!!!う〜〜〜〜ん・・・・(苦笑い)」
「とりあえず、胸さわれ・・・胸」
「もみもみ・・・」
「どうだ?」
「うん・・・小さいね。Pezon(乳首)がないし。」
「なにいってるんだ・・・十分いい胸じゃなか!」
「はいはい・・・まぁ、好きにしてくれ・・・」

ホントManoloって変なもんが好きだ。

郵便局から帰ってきて荷物を置くとすぐさまJuan Calrosの家に車を見に行く。家からはバスで20分〜30分のところにあり、少々遠い。さらに、昼間、太陽の光を浴びすぎたせいか、心なしか熱射病。頭が少し痛い。

姐御は学校でいなかったので、Juan Calrosと一緒に車を見て、試乗運転もする。

車自体は13年前くらいのものと聞いていたとおり、十分に古いが、全く問題なく使えそうな車だった。あと、車好きの人間が乗っていたからか、内部等いろいろなところ金がかかっていた。問題はとにかく古いというところだけ。

おいらにしては乗れれば問題ないので、是非とも欲しいところなのだが・・・重要なことを忘れていた。

保険・・・そして、名義変更・・・役所への登録・・・等々。どれも金がかかる。後者の二つはたいしたことないが、保険は痛い。痛すぎる。さらに、おいらの運転免許所(日本のと一年間の国際免許所)では、名義変更ができるかどうか微妙なところ。Santiあたりに頼むことも可能だが、変なところで迷惑かけれないし、保険もいろいろと日本人だと面倒だろう。これが、ずっと住むということだったら、まぁ入るのも手なのだが、たかだか短期滞在者のおいらが入るにはいろいろと煩雑な仕事すぎる気がする。お金も当然かかるし・・・。

車は300eurosだとしても、諸手続諸々をいれると、1000eurosを越えるっぽい。さらに当然だけど維持費等もかかるので、今現在持っている残金では少々厳しいのが現状だ。

ほんと、こんなチャンス滅多にないから、是非とも欲しいのだが・・・おいらの今の状態じゃ、あまりにも問題が多すぎる。おいらには不可能な手続きもありそうだし・・・。やはり諦めるしかないのか・・・(;´Д⊂

Juan Calrosと別れ、学校に向かう。Manoloたちの授業がちょうどpausaにあたる時間だったから。バスに乗るのも面倒だったので、歩くことにしたのだが・・・

思った以上に遠かった・・・

超高速で歩くおいらの足で40分かかった。もう汗だくだく。ついてそうそう、汗でT-シャツが湿ったおいらを見てManoloが開口一番「que asco!」(うわ〜気持ち悪い!)と一言。うるせ〜、こちとら長い間歩いてきたんだ!汗ぐらいはかくわい!といいたかったが、そんな元気もないくらいヘトヘトだった。

ちょっと今日歩きすぎ。

pausaのあと、最近costaに新しく来たTちゃん(確認してないので、名前は伏せる)とBarでCervezaを飲むことに。なにやら、辛い思いをしているようなので、costaのヌシ&Jefeとして、スペインに住むための精神面でのコツを伝授する。

「まだ、その域まで到達できません」

といわれたが、ある意味、達観しないとスペインでの生活は厳しい。だから、日本人の女の子は来たばかりの頃はだいたいnerviosaになってしまうようだ。日本人て良い意味でも悪い意味でも、控えめ過ぎるから。

おいらは来た時点である程度勉強してきている他の留学生と比べて、完全にスペイン語0で、さらに英語もろくすっぽ話せずという状態だったが、ここまでなんとかやってこれたのは、その「達観」のおかげだったと自信を持って言える。

いつもいうことだが・・・

バカになれ・・・バカに・・・バカはいいぞ〜!バカは人生を楽しくさせる。

Tちゃんにもそう言っておいた。


一通り話したあと、再びテクテク歩いておうちに帰る。

帰り道、昨夜のミニFiestaで、ストックしておいたVinoを全部献上してしまったため、近くのbodegaに買いに行く。

いや〜お金があるって素晴らしい。何故ってVinoが買える。美味いVinoが飲める。そして気持ちよく酔える。

やっぱ、お金って大事だ。

今回はMercadonaではなく、bodegaで買う。MercadonaのVino博士といえるくらい、買える値段のVinoは全部制覇してしまったので、お金も入ったことだし、たまには違うの・・・とValenciaのVinoを中心に3本購入。そのうち2本はまだ飲んだことがないやつ。

今日の夜あたり、楽しみながら飲むことにする。


今夜は10時半から学校のTapasに参加することにする。マリちゃんの友達が来ているということで、SantiとManoloも誘って久しぶりに参加することに。Tちゃんも最初は悩んでいたが、結局来ることにしたようだ。


友達できるといいな。


よろしかったら投票してください。
コメント
Name   Message   

ピスタチオ
2004年08月12日 (木)
今日は朝からえらい目にあった。

昨夜、家に帰ったときには十分酔っぱらっており、そのままベッドに。落ちるように眠ってしまった。

朝起きると、コンタクトがずれていた。両目とも。だもんで、直そうと思って鏡をのぞき込む。

右目・・・

あ、あったあった・・・上だ、上だ。

左目・・・

・・・・ん?どこだ?あれ?また前みたいに上の奥にはいっちゃったか?

5分くらい鏡にうつった自分とにらめっこ。

な、ない!!!

どう考えても、異物が目に入っている感覚もない。

まさか、寝ている間に落とした?そんなバカな・・・。確かに目がでかいから、落ちやすいのは知ってるけど・・・。

四つんばいになり、泣きながら部屋中を徘徊する羽目に。寝ぼけ頭は一気に吹き飛んだ。

今日こそ郵便局に荷物をとりにいこうと思っていたのに、もうそれどころではなく、万が一、まだコンタクトが無事で、それを踏んづけて壊さないように、ゲリラのほふく前進のように、ゆっくりゆっくり探す。

ベッドの上もゆっくり慎重に探すが見つからない。割れた破片も見つからない。

埒があかないので、小さな灰色の脳細胞を駆使して、シミュレーションしてみる。

たぶん、こうやって寝てたから・・・で、いつもおいらは左向いて寝るでしょ・・・壁にくっつくの好きだから・・・こうなって、ここできっと瞬きして・・・その時に・・・こう飛ぶから・・・あるとしたら・・・。

ベッドの下だ!

ということで、ベッドをずずずと移動し、上からのぞき込む・・・

画鋲が二つ・・・変な小さい緑の物体が一つ・・・・そして・・・

あ、あった!

無事だった・・・無事だった・・・・泣いて喜ぶおいら。

それを口にいれ、舐めて・・・装着。

Muy bien!ようやく目が見えるようになった。

ただ、1時間くらい探していたので、郵便局に行く時間はなくなる。明日・・・明日・・・明日にしよう。うん、そうしよう。仕方がない。


今日は他にも災難があった。

自転車に乗って学校側のBarに行くことにする。自転車にまたがり・・・こぐ・・・

ぬ?空回りする・・・。

チェーンはずれてるし。

2秒で直せたが、手は思い切り汚れた。


災難はまだ続く。

自転車を酷使しすぎたせいか、中古すぎるからか、後輪がパンクした。おそらくチューブがもう駄目っぽいのだが、駄目もとでガソリンスタンドに空気を入れに行く。けど・・・車用の口だったため、全く空気入らず。近くに自転車屋があったかなんて覚えてないので、明日あたり自転車屋を探すために、街を徘徊せねばならない。

う〜ん、余計な仕事ばかり増えていく・・・忙しいというのに・・・・。


さて、どこから日記を書こう。まずは昨夜からかな。

9時半にAyuntamientoで待ち合わせてナツさんと旦那さんのJuan Calrosに会う。そこから5分くらいあるき、いつも行くEL KIOSCOへ。Vacasionesで閉まってるのではないかと心配だったが、開いていてホッとする。

まず、ナツさんは姐御っぽかったので、姐御と呼ばせてもらうことに決定。姉御ではなく、姐御の漢字の方がしっくりする感じだ。

姐御はこっちに来て2年半とのこと。それまでは日本にいたので、スペイン人の知り合いなどが日本に多い。おいらは日本にいる間にスペイン人なんて知り合ったことがないので、帰国後いろいろ紹介してもらうつもり。東京が地元ということもあり、レストランの経営者等とも知り合いらしく、なんとも頼もしい。

Juan CalrosはMuy simpaticoであった。日本語で全然会話ができるので、昨夜はほとんど日本語だった。たま〜にスペイン語も混じっていたが。

姐御はこっちで全然日本人に会わないというので、「たくさんいるよ・・・」と言うと、驚いていた。まぁ、学生じゃないから仕方がないのかもしれない。もう、ほとんど地元民みたいなもんだし・・・。

姐御はArroz Horno(アロス・オルノ:Paelleraを使った料理で、Hornoはオーブンのこと)が得意らしいので、それを教えてもらいに来週あたりお宅にお邪魔することが決定。さらに、中古車を300eurosで売ってくれるというので、それもついでに見させてもらう。おいらもついに車持ちになれるかもしれない。う〜ん・・・素晴らしい。こっちは車庫証明もいらないし、300eurosだったら前回借りたレンタカー(11日間)より安いし。

なんか、ワクワクしてきた。

EL KIOSCOが閉店したので、河岸を替えてイギリス系Barでもう一杯。なんかいろいろ話した気がするが、とりとめのない話ばかりだったので、特に書くことはしない。とりあえず、三重のパルケ・エスパーニャにはいかなくてはいけないらしい。

姐御と別れたあと、なんとなく飲み足りなかったので、マリちゃんも連行して、そのままEL ASESINOでCervezaを一杯だけ飲むことにする。

EL ASESINOではいつものように、スペイン人に突然話しかけられる。今回は男3人、女2人の5人のグループ。

その中の1人はもう恐ろしくだみ声(おそらくつぶれてる)で、何をいっているのかさっぱりわからなかった。かなりべろんべろんな感じだったし。

女の子の1人も酔っぱらっていたのか、「バスでね、中国人がいたいんだけどね・・・もうなにいってるのかわからなくてね・・・」と中国語を話すマネをしながら話してきた。

おいらだけでもその話を3回聞かされたが、逃げ遅れたマリちゃんは7回くらいその話を聞かされていた。

最初においらに話しかけてきた男の子はとてもいいヤツだった。なにやら、なんかのロックのコンサートに誘われたが、その辺はあまり聞き取れなかったので、適当にお茶を濁しておいた。

彼はおいらとマリちゃんに一杯ずつCervezaをおごってくれたので、おいらもおごることにする。

「次はおれがおごるよ!何飲む?いま飲んでるのは・・・Ron con cola?」

「あ〜ありがとう・・・でも、いいよ。おれはCervezaしかおごってない。Cervezaは安いけど、Ronは高いから・・・また次回おごってくれよ。良くここに来るんだろ?」
「うん・・・たまにくるよ」
「じゃ、そのときにな」

意外と律儀だ・・・スペイン人・・・。

その間もマリちゃんは・・・中国人話を聞かされていた。彼女の物まねが耳に入り思わず苦笑。「私たちからみるとね・・・中国人も日本人も韓国人も全員同じ顔にみえるのよ〜」だと。まぁ、うちらもスペイン人もイタリア人もドイツ人もフランス人も全員同じに見えるよ(笑)。前よりマシだけど・・・。

何時か分からないけど、おごってくれたCervezaを飲み干し、おうちに帰った。


今日はとてつもなく暑い一日だった。ただ、湿気はなく、からっとした暑さ。なんか「Masaki a la plancha」(Masakiの鉄板焼き?)になりそうな、ジリジリジリジリジリジリとした暑さ。

あまりに気持ちがいいので自転車でCentroまで散歩に行く。マリちゃんは、なにやら、自己嫌悪に陥るくらいのへまをしたらしく、授業に行く気がしなくなったようで、「パズルを買いに行こう!」というので、一緒について行く。

場所は前に散歩中に見つけたタカシ邸の側のおもちゃ屋。おいらもアンティークの地図のパズルを探しているので、楽しみに行く。

その店で以前Gironaで見つけた12世紀あたりの古地図のパズルを発見。4000ピースなのだが、恐ろしく横に長いやつで、確実に額は特注になると思われる。なので、すごい欲しいのだが、やはり悩む。

関係ないが、何故かこっちはジグソーパズルが安い。日本では久しく買ってないので、相場は知らないのだが、おそらくスペインの方が全然安いのではないだろうか。3000ピースでも21eurosくらいで、4000ピースので49euros。円にすると、そう安くもないのかな?まぁ、日本で古地図やダリのパズルを見つけるのは大変なので、帰る前にいくつか買って帰りたいと思っている。

結局、見学だけで、パズルは買わなかった。


おもちゃ屋へ行く途中に、あまりの暑さにアイスを食べることにする。おいらがアイスを食べたいと思うのは珍しいことなのだが、ダイエットは明日からのマリちゃんが食べるというので、Plz de la reinaにあるHeladeria(アイス屋)へ。

そこで、久しぶりにピスタチオのアイスを発見。おいらの大好物なので、迷うことなくそれを注文。

おいらとピスタチオアイスの歴史は長い。

最初に知り合ったのは6年前のフランス旅行の時で、そのとき何となく食べたそれがあまりに美味しく感動し、その後イタリアに行ったときもピスタチオアイスを食べまくる。フィレンツェでは、どのアイス屋のピスタチオアイスが一番美味しいか?というあまりに無意味なことに夢中になり、一日で5個も6個もピスタチオアイスを食べた。それ以来、おいらはピスタチオがあれば必ずそれを注文するようになった。日本でもいろいろ探してみたのだが・・・結局見つからず。今はあるかもしれないが・・・。あ〜あの味わい深さにはホント脱帽だ。侘び寂びがある。

Plz Redondaでまったり噴水を見ながらアイスを食べたが、コーンのおしりからアイスが漏れてきて泣きそうになる。足に落ちてべとべと(;´Д⊂。


夜、マリちゃんの友達が日本からこっちに遊びにくるということで、うちのcenaに招待することにする。もともとそんな予定ではなかったが、スペイン人と知り合いたいということなので、ManoloとSantiを紹介することに。彼らなら日本人にもなれているし、発音もしっかりしているので問題ない。

急に忙しくなる。さて・・・何を作ろう。

おいらがGaspachoを飲みたかったので、まずそれから作り始めるが、メインの料理が思いつかない。あるのはいつものようにエビとイカ。じゃ、人数も多いことだし、簡単なシーフードパスタを作るか・・・と思ったが、同じトマト味になってしまう。悩んだあげく、くっちゃえば一緒か・・ってことで、結局そのシーフードパスタを作ることに。が、帰ってきたManoloに「Masaki!Gaspachoとパスタは普通一緒に食べないよ〜(笑)」といわれ、Gaspachoは明日にすることにして、結局パスタだけとなる。

その後、テラスで語り合い、3時頃お開き。マリちゃんの友達は流石同じ大学だけあって、スペイン語を十分話せる。エリートってすごいわ、ホント。おいらなんて・・・もうnada de nadaできてるからな〜。

重要なのは過去よりも今だから、全く持ってどうでもいいことなんだけど(笑)


よろしかったら投票してください。

太陽
2004年08月11日 (水)
grp0812032614.jpg 320×240 22K
こっちにきてから、部屋に観賞用植物を置いて育てるようになった。

日本ではサボテンを買ったことあるくらいで、部屋で植物を育てようなんてことは考えてみたこともないのだが・・・どういう心境の変化だか自分でもよくわからない。

たぶん、部屋のベースを緑に決定し、壁の一面を塗り替えたからというのが大きな理由ではないかと思われる。薄目の緑なので、植物の緑が良く映える。

あ〜、嘘だ・・・そんなオシャレな理由じゃないや。今思い出した。

Manoloが植物好きで、一緒に何度か植物をみに連行させられたから、ついでに買ったというのが本当だ。それ以来、たまに店に売られている植物をチェックする習慣がついて、何度か買ったという感じだ。そうだった・・・。今納得。

Valenciaでは・・・というか、うちらは植物を「中国雑貨店」で良く買う。ちゃんとした植物店(?)で買うと高いのだが、中国雑貨店は恐ろしく安い。小さな鉢植え(写真)だったら1euros〜3eurosくらいの間で買える。そこそこ大きくて、見栄えがするヤツでも10euros〜15eurosと安い。

だから、うちのテラスや廊下などは植物だらけだ。

今は、半年前くらいに買った小さな鉢植え2つと中くらいの鉢植え1つを大事に育てているのだが・・・・小さい方の1つが最近恐ろしく成長している。

よく分からないが、植物には太陽にあまりあててはいけないもの、水をあげ過ぎちゃ駄目なもの・・・と種類があるらしい。おいらにとっては、植物に太陽は必要不可欠なものという印象があるので、なんとも納得できないのだが、そういうものらしい。なので、中国雑貨店で小さな鉢植えを2つ買ったときに、お店の人に聞いてみた。

「この2つは太陽の光にあてたほうがいい?」

と。

すると、その中国人は

「いや、日陰でいい。あまり太陽をあてすぎちゃ駄目だ」

と答えた。

おいらはそう教えられたので、数ヶ月ず〜っとあまり日の当たらないところにおいて育てた。昼間は多少あたるが、基本的には日陰・・・そんな場所だ。

あたりまえのことだが、植物は水をちゃんと揚げないとすぐにしおれるし、枯れる。葉っぱはドンドン茶に代わり、ボトボトと落ちていく。2日くらいうっかり水をあげ忘れると、茎も葉もふにゃ〜となってしまって、思わず「すまん!」と謝って水をあげたりすることもある。

今まで知らなかったが、何ともかわいいやつらだ。

植物好きな母親の気持ちが少し分かった気がする。

写真の小さな鉢植えはおいらがかなり気に入っている鉢植えで、毎日毎日ちゃんと世話をしていたのだが、1ヶ月まえくらいから元気がなくなった。葉っぱは枯れまくり、水をあげてもふにゃ〜としてしまい、葉っぱの数も買ったときよりも大分減ってしまって、何とも貧相になってしまった。

太陽は当てすぎてない。水もちゃんとあげている。タバコの煙とかのせいなのだろうか?それとも暑さのせいなのだろうか・・・。

理由がわからないだけに心配でしかたがない。

そんなとき、Salonにおいてあった植物が「春」のいたずらのせいで葉っぱが一枚もなくなってしまった。ただ、まだ生きていたので、テラスの太陽の当たる場所に持っていった。この植物も「太陽にあてては駄目」というタイプだったらしいので、Manoloはそれを信じてSalonでもずっと日の当たらない場所においておいたのだが・・・太陽があたる場所に持っていって数日・・・恐るべき回復力でツタはのび、これまでつけたことのないような大きな葉をつけた。

Manolo・・・・中国人に憤慨(笑)

なんか、おいらの方もいや〜な予感がしたので、とりあえず、いろいろ試してみようと、中国人には「駄目」といわれたが、太陽がものすごいあたるところにしばらくおいてみることにした。それが約1ヶ月前のことだ。

すると・・・。

なんてこった!

案の定、みるみるうちに成長し、葉っぱの数も増え、茎もしっかりしてくるではないか!

ちくしょ〜〜〜!!

おいらも、もう憤りまくり(笑)

まぁ、専門家に聞かず、ある意味知らなくても当然な中国雑貨店の店員を信じてしまった自分にも非はあるので、怒るのはやめることにする。


問題はもう一つの鉢植え。太陽を当てても、水をあげても、葉っぱが増えない。残っている葉っぱはしっかり育っているのだが、なんとも心許ないというか、貧相なまんま・・・。

買ったときにすでに土が少なかったから養分が足りないのだろうか?テラスの植木鉢に植え替えてみようか・・・・。


今日は寝坊してしまって、郵便局は諦める。明日、明日。

机の上に地層ができつつあったので、部屋の大掃除を始めることにする。Santiも今日は午後からの仕事はお休みをもらったので、一緒に掃除をする。

当然、Cervezaをのみながら。

天気が良い日の洗濯は好きなので、しばらくあらってなかったシーツの下に敷いていたベッドカバー(本来は上に引くもの)を洗う。

結構でかいので、洗濯機がパンパンになってしまう。明らかに洗えなさそうな感じがしたが、汗とか汚れが取れればいいので、無理矢理洗うことにしたのだが・・・

やっぱり、洗剤が残りまくった

回っている間に何度か見に行ったのだが、洗濯機は回るものの、ベッドカバー自体は微動だにしない状態。

二度洗いしてみたが、それでも微妙に洗剤は残った。Santiが洗濯機を待っていたので、もう諦めて干すことにする。細かく残っているところは、濡れ布巾で拭き取った。


・・・・なんか今日もどうでもいいことばかり書いてる気がする。

それだけ平和ってことだろう。


今日はこれから、サイトを見て連絡をくれた日本人のNさんと初の顔合わせ。旦那さんも来るとのこと。彼はスペイン人だが、日本語を話すので、今日はおそらく日本語での会話になるだろう。


それにしても、このサイトを作ってから、結構たくさんの人と知り合えたり、仲良くなった気がする。Valenciaにはこんなに日本人が住んでいるとは思っていなかったので、「嬉しい予想外」といった感じ。

さて・・・出発前に、Vino一本空けるとするか・・・。


よろしかったら投票してください。
コメント
Name   Message   



一覧 / 検索